かな漢字変換とは? わかりやすく解説

かなかんじ‐へんかん〔‐ヘンクワン〕【仮名漢字変換】

読み方:かなかんじへんかん

Kana-Kanji conversionコンピューター漢字入力する方法の一。漢字読み入力し複数漢字候補から入力した漢字選択する


日本語入力システム

(かな漢字変換 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 04:16 UTC 版)

日本語入力システム(にほんごにゅうりょくシステム)は、日本語処理システムのひとつ。インプットメソッドのうち、特にパソコンワープロ携帯電話などに日本語入力するためのものを指す。キー入力をソフトウェアで制御して実現するものが一般的であるが、ポインティングデバイスを利用して手書き入力した漢字混じりの文を変換するものも存在する。特にキーボードでかなを入力した後に漢字交じり文へ変換するものをかな漢字変換と呼ぶ。


  1. ^ 渡辺定久「特集:漢字情報の処理_漢字入力装置の操作性」『オペレーションズ・リサーチ』Vol.23_06、日本オペレーションズ・リサーチ学会、1978年、p.344 - 345。 


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かな漢字変換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 02:36 UTC 版)

JW-10」の記事における「かな漢字変換」の解説

JW-10のかな漢字変換部は2層になっている基本的には、ごくオーソドックス現代日本語文法ベースである学校文法橋本文法)が規定しているような、「自立語 + 付属語の0個以上の繰返し」という文節のつらなったものとして入力扱おうとするわけであるが(入力途中では文の全体があるわけではないから、通常の文から構文木構築するいわゆる構文解析は、かな漢字変換では不可能である)、それだけでは「第32回情報処理学会全国大会で」のような、特に固有名詞の場合に深刻であるが、「語」として辞書登録するのは非現実的な自立語現実文章には続出する。そこで、その下の第1層考えられる部分として、そのような語(言語学では複合語呼んでいる)の合成を扱うことで実用的な、かな漢字変換を実現した。以上の手法基本的な部分その後多くかな漢字変換システム踏襲したところであるが、JW-10第1層では「局所味処理」と呼んでいる手法考案実装精度上げている。 漢字変換における最大課題同音異義語選択であった。この解決には文章前後関係利用して変換文字決定する方法と、使用頻度元に判定する方法がとられた。使用頻度判定には、全体使用頻度と、最も直前使用され漢字頻度分布2種類使用したは「この着想得られなかったら日本語ワードプロセッサ実用にならなかったかも知れない」とまで後に語っている。 かな漢字変換で使用する辞書には、当時にしては大容量10メガバイトハードディスク搭載した最大で8語まで単語の登録が可能であり、頻度情報使用者別に管理行っていた。辞書登録されていた普通単語5万4千語、固有名詞が8千語であった。またこの標準登録語以外にも、ユーザ自分単語登録することができた。 JW-10変換方法は、現在[いつ?]のような文章から文節自動判別する方法ではなく文節手動入力する方法である。JW-10 のかな漢字変換には2種類方式があり、一つは「文節指定入力もう一つは「漢字指定入力」である。このモードキーボード右上にあるトグルスイッチで切り替えることが可能である。 文節指定入力は、各文節ごとにユーザー文節ボタンを押すことで、日本語文節決定する方法である。一方漢字指定入力は、漢字変換したい部分前に漢字キー押し漢字変換しない部分直前にかなキー押して変換箇所選択する方法である。例として「今日良い天気です」という文章変換する場合文節指定入力): キョウハ [文節] ヨイ [文節] テンキデス (漢字指定入力): [漢字] キョウ [かな] ハ [漢字] ヨ [かな] イ [漢字] テンキ [かな] デス というふうに入力する変換方式にも2種類あり、文節入力あるいは漢字入力ごとに逐次変換する逐次選択モードと、文章打ち終わってから一気変換する一括選択モードがあった。また同音異義語等で機械では確定できないような場合は、その箇所点滅し正しい文字選択決定するという方法がとられた。

※この「かな漢字変換」の解説は、「JW-10」の解説の一部です。
「かな漢字変換」を含む「JW-10」の記事については、「JW-10」の概要を参照ください。

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