iWnn
iWnnとは、オムロンソフトウェアが開発している日本語入力システム「Wnn」の組み込み向けバージョンである。主に携帯電話などに搭載されている。
iWnnは2008年に発表された。予測候補表示機能に特徴があり、季節や時節・時候といった状況から挨拶文の予測変換を調整したり、電話帳等などの情報から宛先を判断し、変換予測候補の言葉づかいを調整したり、といった機能が搭載されている。機種変更する前の端末からユーザー辞書を引き継ぐことも可能となっている。
なお、携帯電話やPDA向けに提供されているWnnシリーズの製品としては、他にも「モバイルWnn」や「advanced Wnn」、iWnnのオープンソース版として提供され、フリック入力もサポートされている「OpenWnn」などがある。
参照リンク
毎日のケータイメール作成が劇的に変わる!新しい組込み向け日本語入力システムを開発 - (オムロンソフトウェア株式会社)
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Wnn
(iWnn から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/10 05:09 UTC 版)
Wnn(うんぬ、ウーンヌ)は、日本語のかな漢字変換による日本語入力システムの一つである。元来はワークステーション向けに開発され、後に組込機器向けが主要な用途となった。
- ^ a b “人に寄り添い、気遣いのできる文字入力技術で、より豊かなコミュニケーションを可能にスマホから医療現場まで、活用が広がるオムロンの文字入力システム”. 2021年10月6日閲覧。
- ^ “「私の名前は中野です」を一発で変換して欲しいと主張…… - Wnn開発の思い出”. 2011年5月28日閲覧。
- ^ 三浦 一則 『MacBSD X Window System & 日本語環境活用ガイド』広文社、1998年7月1日、158頁。ISBN 4-905999-80-4。
- ^ オムロンソフトウェア、Netscape Navigatorやメールソフトに"インライン"で日本語入力可能な「Wnn6 for Linux/BSD Ver2」を発売
- ^ オムロンソフトウェア、Linux対応 日本語入力システム「Wnn7 Personal」7月7日発売開始!
- ^ FreeWnn
- ^ a b c d e f 岩城俊介 (2008年5月15日). “最新日本語入力システム「iWnn」、2008年携帯夏モデルに搭載へ - その賢さを一足先に体験” (日本語). ITmedia +mobile. 2011年5月28日閲覧。
- ^ 太田純 (2005年2月18日). “「Advanced Wnn V2」の実力は - 「W22SA」の文字入力を試す” (日本語). 効率よいメール入力を考える. ITmedia +mobile. 2011年5月28日閲覧。
- ^ [git clone https://android.googlesource.com/platform/packages/inputmethods/OpenWnn android Git repositories]
- ^ “iWnn IME for Android” (日本語). オムロン ソフトウェア. 2022年2月12日閲覧。
- ^ “Wnn Keyboard Lab” (日本語). オムロン ソフトウェア. 2022年2月11日閲覧。
- ^ 後藤祥子 (2006年5月22日). “写真で解説する「W33SA II」” (日本語). ITmedia +mobile. 2011年5月28日閲覧。
- ^ “多彩な機能” (日本語). S006 機能. ソニー・エリクソン. 2011年6月13日閲覧。
iWnn
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