iVDRとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > iVDRの意味・解説 

iVDR

フルスペル:Information Versatile Disk for Removable usage
読み方アイブイディアール

iVDRとは、iVDRコンソーシアムによって規格の策定が行われている、リムーバブル着脱可能なハードディスクドライブ規格のことである。

iVDRは、ハードディスク低価格かつ大容量であるという特徴活かして小型ながら大容量の、手軽に持ち歩け記録媒体として策定された。2004年4月初め製品化されている。

iVDRは利用シーンなどによって主に2つのタイプ開発されている。ひとつは、家庭車載モバイルなどへのコンテンツ移動可能にするカートリッジ型、そしてもうひとつは、大容量化の実現メンテナンス性の向上を実現するビルトイン型である。カートリッジ型は車載端末などで採用されており、ビルトイン型は情報家電などに採用されている。

iVDRの規格一種で、著作権保護可能なセキュリティ技術であるSAFIA(Security Architecture For Intelligent Attachment)を搭載した規格は、iVDR-Secureと呼ばれる


参照リンク
iVDRについて - (iVDRハードディスクドライブ・コンソーシアム)

iVDR

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/01 08:26 UTC 版)

iVDR(アイブイディーアール)は、Information Versatile Disk for Removable usage[1]の略であり、一般社団法人iVDRコンソーシアムによって策定されているリムーバブルハードディスクの一種。2009年10月25日、ISO/IEC にて iVDR (Standard) が国際標準規格として承認された。


  1. ^ よくある質問(一般社団法人 iVDR コンソーシアム)
  2. ^ iVDR-Sカセットハードディスク販売終了!今のうちに買っておきたい!?” (日本語). sol740.com. 2022年8月8日閲覧。
  3. ^ 内蔵されるハードドライブはHGST製である
  4. ^ iVDRの規格/仕様
  5. ^ 日立マクセル 業務用製品の例
  6. ^ iVDRコンソーシアム 国内のiVDR製品 コンテンツ 2009年7月31日
    コロムビアミュージックエンタテインメント、クリエイティヴ・コアより、世界初!カセットハードディスク「iV(アイヴィ)」専用ソフト“オーパス・アルテ ハイビジョンオペラ プレミアムセレクション Vol.1”を8/19に発売!~大容量&小型軽量の次世代記録メディア「iV」で楽しむ珠玉の名オペラ集~ (PDF)
  7. ^ iVDRコンソーシアム iVDRの特徴 - どこのメーカーの機器でも再生可能
  8. ^ a b “「iVDR EXPO 2012」開催。USB接続のiVDRも参考展示”. AV Watch. (2012年5月31日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/536807.html 2012年6月14日閲覧。 
  9. ^ ナタリー - 世界初!桃井はるこが高画質ライブ映像をiVDRでリリース
  10. ^ アイ・オー、iVDRのHDコンテンツ販売に参入 -AV Watch
  11. ^ 桃井はるこ 「しょうわ」歌謡ショー(限定版) | ポータブルハードディスク | IODATA アイ・オー・データ機器 2014年6月確認
  12. ^ GP1シリーズより、日立のテレビ事業は従前の日立コンシューマ・マーケティングからその完全子会社である日立リビングサプライ(日立LS)に移管された。既に日立LSへの移管が完了しているWoooブランドのBDレコーダー(パナソニックのOEM製品)を含め、今後WoooブランドのAV機器関連事業はすべて日立LSが担当する。
  13. ^ ITmedia マクセル、リムーバブルカセットHDD「iV」の販売を終了
  14. ^ 別売の USB-iVDR アダプターと組み合わせてパソコンでの読み書きに使用したり、USB-HDD 録画機能つきデジタルテレビ(東芝〈レグザ〉、シャープ〈アクオス〉等)や、外部 HDD を増設できるPVRに接続して放送録画用途に使用したりすることが可能
  15. ^ 上記アイ・オー・データ機器製 iVDR-S80/160シリーズの後継/容量アップ品。
  16. ^ 日立GST (HITACHI) からHGSTジャパン (HGST) への社名・ブランド名切り替えに伴う措置
  17. ^ “クリエイティヴ・コア、世界初の「iVDR」パッケージソフト”. AV Watch. (2009年7月31日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/306289.html 2012年6月14日閲覧。 
  18. ^ “アイ・オー、iVDRのHDコンテンツ販売に参入”. AV Watch. (2012年5月31日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/536753.html 2012年6月14日閲覧。 
  19. ^ 一方は TS モードで録画される。2番組同時録画中はチャンネル切替不可(視聴用チューナー非搭載のため)
  20. ^ VDR-R2000.G50との比較において。
  21. ^ DTCP-IP 対応機器から本機にダビング・ムーブした映像を、LANに接続されたコンピューターを経由して「RHDM-US/EX」に装着したフォーマット済 iVDR-S へムーブ後、日立 Wooo 等の機器で再生することもできる。
  22. ^ DLPA NAS Levelの規定についてはDLPA NASとは|一般社団法人 デジタルライフ推進協会を参照
  23. ^ 従来機 (HVL-AVR) であっても、あらかじめアイ・オー・データ機器のサポートライブラリで配布されているアップデーターを用意し、ファームウェアを更新することにより、REC-iN スロットに iVDR-S を差し込んで利用できる。その他、内蔵HDD容量以外の仕様が HVL-AVS 相当のものに変更される
  24. ^ USB マスストレージクラスに対応。コンピューターでファイルの読み書きを行うにはiVDRが適切な形式(NTFS, FAT32 等)で初期化されていることが条件となる
  25. ^ ハイビジョンテレビ Wooo で TSX24 モードにて録画されたタイトルは本機で再生できない。
  26. ^ かつて日立 GST から発売されていた「iS500AD」に同梱されているアダプターと同一仕様品。
  27. ^ HVL-AVR との組み合わせ時、ネットワークムーブイン機能を利用するには、あらかじめアイ・オー・データ機器のサポートライブラリから最新の「I-O DATA iVDR-S Media Server」を入手し、Windows Vista/7搭載コンピューターにインストールしておく必要がある。
  28. ^ 「iVポケット」と2.5型 1TB HDD(iVDR-S Built-in には非対応)を搭載し、iVDR-S による録画番組の持ち出しと、1TB HDD への長時間録画を両立。
  29. ^ Wooo S08/V09/K09シリーズに搭載されるUSBポートに、iVDR-Sメディアを接続した本製品をケーブル接続すると、本製品は Wooo 側から iV ポケットとして認識されるため、iVDR-S規格に準拠した方式(iVDR/TV-Recordingフォーマット)でデジタル放送を録画することが可能。
  30. ^ “シャープ、独自HDD「SHDD」搭載のBDレコーダ上位機”. AV Watch. (2012年4月17日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/526914.html 2012年6月14日閲覧。 
  31. ^ SeeQVault対応のUSB-HDDを除く。


「iVDR」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「iVDR」の関連用語

iVDRのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



iVDRのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリiVDRの記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのiVDR (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS