ユーザー辞書
別名:ユーザ辞書,ユーザー定義辞書,ユーザ定義辞書
【英】user dictionary, user's dictionary, user-defined dictionary
ユーザー辞書とは、日本語入力ソフトにおける特殊な変換例がユーザー独自に登録されたファイルのことである。
人名や固有名詞、専門用語などは、たいていの場合、一般的なかな漢字変換機能で変換することができない。変換後の文字列をあらかじめユーザー辞書に登録しておけば、他の一般的な変換候補よりも優先的に変換候補に挙がるようになり、入力作業を素早くかつ正確に行うことができるようになる。
なお、ユーザー辞書に自分の変換情報を追加登録することを、辞書登録と呼ぶ。
参照リンク
ユーザー辞書の保存方法 - (MB-Supportエムビーサポート)
ユーザー辞書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/21 14:27 UTC 版)
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ユーザー辞書(ユーザーじしょ)とは、ユーザーが作成した辞書形式のデータを指す。翻訳ソフト、インプットメソッドなどに使用される。アプリケーションに標準で付属するシステム辞書と対比される。
翻訳ソフトのユーザー辞書
翻訳ソフトが本来の性能を発揮できないのは、ユーザー辞書の有効性が知られていないからだと言われる。翻訳ソフト製品に付属する辞書は、自然言語処理的な調整がされている。これに対して、ユーザー辞書はユーザーが作成するのでバランス調整よりは、きめ細やかさ、語彙の豊富さ、特定分野への対応などに重点がある。ユーザー辞書を共有する方法としては、AAMTが策定したUPFがある。ユーザー辞書は、翻訳作業中の辞書登録と、一括登録により作成される。一括登録の場合には、既存の用語集から変換するか、用語抽出ツールが使用される。一般的な語はシステム辞書に含まれることが多いため、ユーザー辞書の項目は広義の専門用語が大半を占める。この場合の専門用語とは学術的に定義された用語もあるが、それに限定されず、特定分野で使用される用語である。
ユーザー辞書と同じ種類の言葉
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