フォーマ【FOMA】
FOMA(ふぉーま)
W-CDMA方式の採用によって、電波の干渉やノイズに強く、高度な通信品質を実現する。また、世界中どこにいても利用することが可能な次世代携帯電話として、2001年10月からサービスが始まった。
FOMA(フォーマ)とは、「自由なモバイルマルチメディアへのアクセス」を意味する "Freedom Of Mobile multimedia Access" が語源となり名付けられた。固定電話網と同等の通話品質を実現するとともに、iモードをはじめ、TV電話や映像配信といったデータ通信にも力が入っている。
データの通信速度は、最大で384kbpsと、現在の携帯電話 (9.6kbps) の40倍になる。音楽や映像など大容量のマルチメディアにも対応し、新しいコンテンツの登場に期待がかかるところだ。
NTTドコモは、FOMAの本格的なサービスを今年10月から始めるとしているが、利用できる地域が全国主要都市に拡大するのは2002年春のことであり、普及するまでには、しばらく時間がかかりそうだ。
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(2001.04.28更新)
FOMA
読み方:フォーマ
FOMAとは、NTTドコモが提供している第3世代携帯電話(3G)サービスの名称である。あるいは、同サービスに対応する携帯電話の端末などを指すこともある。
FOMAは、PDC方式の第2世代携帯電話「mova」に替わる次世代方式として2001年10月に提供が開始された。通信方式にはW-CDMAが採用されており、3Gとしては世界で最初にサービスインしたことが知られる。movaに比べて数倍の速度向上を実現しており、高速データ通信や、動画を利用したテレビ電話の機能などが実現可能となっている。
2006年には、W-CDMAの上位互換規格であるHSDPAを採用した高速通信サービス「FOMAハイスピード」が提供され、W-CDMAの約6倍の速度での通信を実現している。
NTTドコモ: | Disney Mobile on docomo DM-02H Disney Mobile on docomo DM-01J ELUGA X P-02E FOMA F-04B FOMA ecoソーラーパネル 01 F-05C |
FOMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 10:00 UTC 版)
FOMA(フォーマ)は、NTTドコモのIMT-2000 (W-CDMA) サービス。英語: Freedom Of Mobile multimedia Access(マルチメディアへの移動体のアクセスの自由)の略。第3世代移動通信システム(3G)である。2026年3月31日にサービス終了が予定されており、新規で契約することはできない。
注釈
- ^ 後に下り100Mbps、112.5Mbps・上り37.5Mbpsに高速化
出典
- ^ “報道発表資料 : FOMAサービスの契約数が全国で5,000万契約を突破”. NTTドコモ (2009年6月15日). 2009年6月15日閲覧。
- ^ “報道発表資料 : 「FOMA」および「iモード」のサービス終了について | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ 新たな料金プランおよび割引サービスを提供開始|NTTドコモ報道発表 2014年4月10日
- ^ ドコモ、「iモード」と「FOMA」音声プランの新規受付を9月で終了 engadget 日本版 2019年4月15日
- ^ “報道発表資料 : FOMAハイスピードエリアの人口カバー率100%を達成”. NTTドコモ (2009年1月6日). 2009年6月15日閲覧。
- ^ NTT DoCoMo テクニカル・ジャーナル VOL.14 NO.1 P.10
- ^ “報道発表資料 : 新たなご購入方法および料金プランを提供”. NTTドコモ (2007年10月26日). 2007年10月27日閲覧。
- ^ “パケットパック60、パケットパック90の新規お申込み受付終了のお知らせ”. NTTドコモ (2009年1月27日). 2009年1月27日閲覧。
- ^ 入力中の文字をひとつ前に戻したい - NTTドコモ ケータイ120%活用情報 > その他の便利な使い方
Foma
FOMA (W-CDMA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 04:56 UTC 版)
「テレビ電話」の記事における「FOMA (W-CDMA)」の解説
NTTドコモでFOMAでは、W-CDMA共通規格の一環として、テレビ電話をサービスの柱に掲げることになった。FOMA第一弾のP2101Vからテレビ電話が可能であり、1秒間に15フレームとなった。 FOMAの普及に伴い、テレビ電話に対する発信者非通知によるワン切りという手口も生まれた。理由として、FOMAでは電話番号でメールが届くSMSが有り、そのメールを送るための情報収集が目的と言われる。 なお、同じ通信方式を使用するソフトバンクモバイルのSoftBank 3Gや、海外でW-CDMA (UMTS) を採用するキャリアにおいてもテレビ電話を提供しており、FOMAとの互換性もある(FOMA端末内でアバターデータのデコードを行って送信しているため、SoftBank 3Gでのキャラ電画像の受信も可能)。 FOMAを含む第3世代携帯電話は全て、テレビ電話の技術として、動画にMPEG-4ビジュアル、音声にAMRを用いる「3G-324M」規格を採用している。W-CDMAのテレビ電話は、64kbpsの回線交換データ通信で実現されている。 NTT(東西)のひかり電話の回線に接続したVP1000と、FOMAとの間でのテレビ電話サービスを開始。
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FOMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/29 07:11 UTC 版)
FOMAシリーズのうち、以下のモデルがVライブに対応する。 FOMA 90xシリーズ FOMA 70xシリーズ SIMPURE N1 (N601i) コンセプトモデルDOLCE(SH851i) prosolid II (P851i) Music Porter II (D701iWM) MUSIC PORTER X (D851iWM) P901iTV N701iECO SO902iWP+ DOLCE SL (SH902iSL) N902iX HIGH-SPEED らくらくホンシリーズFOMAらくらくホンIII (F882iES) FOMAらくらくホンII (F881iES) FOMAらくらくホン (F880iES) キッズケータイ (SA800i) FOMA 2102Vシリーズ
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FOMA(W-CDMA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 15:22 UTC 版)
FOMA(W-CDMA)の基地局はPDC基地局に併設されていることが多い。そのため、基地局配置はFOMAに適したものにはなっていないが、最近[いつ?]はFOMA専用の新設局も大幅に増加しており、movaではカバーされていない場所でも、利用できる場所も増えてきている。movaの利用者減少によりFOMAプラスエリアと呼ばれる800MHz帯の基地局が近年大幅に増え、現在では、FOMAプラスエリアの基地局だけでも、movaやauの基地局数を上回っている。山間部に於いては、山頂や尾根に置局されることはまれで、山の中腹や単に道路沿いに置局されるため、基地局のカバーエリアが狭く、数が多い割には不感地帯が見受けられたが、プラスエリアの基地局の増加により改善されている。 セクタ構成は、平野部は6セクタと3セクタが入り交じっている。山間部は1セクタである。平野部は送信ダイバーシティもおこなっており、6セクタの場合は送信機が12台あることになる。アンテナは、本体と制御装置が別になっているため、無数の同軸ケーブルがアンテナから飛び出しているのが特徴である。
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FOMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:35 UTC 版)
2001年に開始されたFOMAではmovaのiモードと仕様が異なり、メールサイズ10KBまでの添付ファイル(ファイル形式は問わない)や全角5000文字までの受信・100KBまでの送信に当初から対応している。2002年からはiモーションメールによる動画メールの送受信(添付ファイルではなくサーバーからダウンロードする形式)が開始された。 2004年のFOMA 900i/700iシリーズからはHTML形式のデコメールが登場。このシリーズから最大受信サイズが300KBに拡充され、2006年の903iシリーズからは「大容量メール」として2Mバイトまでとなった。受信側がFOMAユーザーで添付ファイル付きの20KB(大容量メール対応機種は100KB)以上のメールを受信した場合、添付ファイルはメールに直接添付されずiモーションメールと同じくiモードセンターに一定期間保管されるため、添付ファイル名のリンクをクリックするか端末の自動処理でダウンロードする事になる。
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FOMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/06 14:07 UTC 版)
「wORLD WING」の記事における「FOMA」の解説
当初からWORLD WINGと呼ばれていたサービスである。 利用に際しては、当初はFOMAに国際ローミング端末がなかったため、国内で使用しているFOMA端末機から、使用者情報を記録したFOMAカードを外し、それをドコモからレンタルした(あるいは、別途用意した)日本国外用の電話機に取り付けて渡航するのが基本であった。N900iG以降、一部の端末が国際ローミング対応となってきており、そのような機種では一部の周波数帯(GSM850MHzや北米・豪州でのUMTSなど)を用いている地域以外、FOMAカードを差し替えることなくそのまま日本国外に持ち出して使用できる。電話番号については、発着信共に日本国内と同じものがそのまま使用できる。なお、日本国外で使用する端末機はGSM、cdmaOne(IS-95. 韓国向けレンタル端末のみ)、W-CDMAのいずれかとなる。また905i以降の機種からは国際ローミング機能を標準で搭載する。 UMTS850MHzの周波数帯に対応していてハワイを含む米国本土(AT&Tモビリティ網へのローミング)、グアム(ドコモパシフィック)、豪州(テルストラ網へのローミング)、カナダ(Rogers網へのローミング)での3Gローミングに対応している端末は以下の通りである。 2010年4月時点メーカー機種NECN906iμN-01A、N-02A、N-06A、N-08A、N-09AN-01B、N-02B NECカシオ 富士通F-01A、F-03A、F-02A、F-03A、F-06A、F-09AF-01B、F-02B、F-03B、F-04B 富士通東芝 パナソニックモバイルP-01A、P-02A、P-06A、P-07A、P-01B、P-02B シャープSH905iTV、SH906i、SH906iTVSH-01A、SH-02A、SH-03A、SH-01A、SH-04A、SH-06A、SH-07ASH-01B、SH-02B、SH-03B LG電子L-05A、L-07A、L-07A HTCHT-01A、HT-02A、HT-03A リサーチ・イン・モーションBlackBerry 8707h、BlackBerry Bold NOKIANM705i、NM706i ソニー・エリクソンSO906iSO-01BSO-01C、SO-02C、SO-03C、SO-01D、SO-02D ソニーモバイルSO-03D、SO-04D、SO-05D、SO-01E 東芝T-01A サムスン電子SC-01B このうちの一部は、東名阪バンド非対応と引換にUMTS1900MHzに対応しているものもあり、AT&Tモビリティ網など、850/1900MHzの2つの周波数帯で展開するエリアで利用可能である。 GSM850MHzの周波数帯に対応している端末は、以下の通り(2008年12月現在は、パナマ・エクアドルでのローミング利用では必須。1900MHz帯の利用な国の一部で、一部850MHz帯のみのエリア展開をしている場合ないしは1か国で複数あるローミング提携事業者の一部で、一方は1900MHz帯を提供しているがもう一方が850MHz帯のみの提供というケースもあるため、1900MHz帯が使えるというケースであっても、850MHz帯にも対応した端末の利用が推奨される場合がある)。 NM705i、NM706i、HT1100、BlackBerry 8707h、BlackBerry Bold、HT-01A、HT-02A、HT-03A、T-01A、L-05A、L-07A、SO-01B、SC-01B
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