パルディオ611Sとは? わかりやすく解説

パルディオ611S

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/05 07:00 UTC 版)

パルディオ611Sパルディオ ろく いち いち エス)は、シャープによって開発された、NTTドコモPHS部門PHS端末製品である。

パルディオ611S

概要

NTTパーソナルNTTドコモに事業譲渡した1998年12月に、ドコモの機種として初めて発売された端末である。1998年12月から開始された64k通信試験モニタを開始、1999年3月に事業開始したPHS初の64k通信サービスに初めて対応した端末。NTTパーソナル時代に発売されたパルディオ341Sとほぼ同型で、フリップ部がCFのType-I端子になっている。CF端子に対応した端末なら、蓋を外す事で本体のみで通信する事が出来、ノートパソコンなどでは付属のPCカードアダプタを使う事で、別売りの通信ケーブルを購入することなくデータ通信が出来る。また、PCで充電しながら通信する事や、機器からCFスロットへの電源供給を利用して充電することも出来た。

購入時には32kのみ対応で、ファームウェアをダウンロードしてバージョンアップする事で64kに対応した。

後継機種が出なかったので根強い人気があった。

仕様

  • 形状:フリップ式
  • サイズ:幅47.2mm×高さ114mm×奥行23.2mm
  • 重量:112g
  • 連続通話時間:約450分
  • 連続待受時間:約600時間
  • ディスプレイ:モノクロ
  • カメラ:無し
  • 外部メモリー:無し
  • カラー:シルバー
  • 着信音:電子ブザー単音、またはフレックス録音(通話録音・留守応答・留守録音と共用)

歴史

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