M1000とは? わかりやすく解説

FOMA M1000

FOMA M1000
FOMA M1000

機能一覧

サイズ 高さ 117mm x 幅 59.5mm x 厚さ 21.5mm
連続待受時間注意1
静止時/移動時)
200時間/約 110時間注意7
連続通話時間注意2
音声通話時)
120
ディスプレイ種類注意3 TFT
ディスプレイサイズ 約 2.9インチ
ディスプレイ最大同時発色 65,536色
ディスプレイ解像度ドット数) 208×320
和音 16和音注意8
電話帳最大登録件数
電話帳1件に登録できる電話番号メールアドレス
対応注意9
(3件/3件)注意10
iモード iアプリ最大保存件数 未対応
画面メモ最大保存件数 未対応
メール 最大保存件数注意4
送信メール受信メール
対応注意9
メールフォルダ 対応注意9(自動)
ミュージックプレーヤー ミュージックプレーヤー 対応MP3注意11AACWMA
バックグラウンド再生 対応注意12
着信音 メロディ・パターン 13曲+16種類
iメロディ 未対応
その他 外部メモリー対応注意5注意6
最大容量
TransFlashTM注意13 256MB(同梱:32MB)/microSD 256MB
FOMAプラスエリア 未対応
赤外線通信対応 未対応
バーコードリーダー 未対応
音声認識 未対応
通話料金上限通知 未対応
遠隔ロック 未対応
自動時刻補正機能 未対応

カメラ機能一覧

撮像素子注意14
アウト外側メインイン内側サブ
CMOSCMOS
カメラ有効画素数
アウト外側メインイン内側サブ
131万画素/31万画
記録画素数
アウト外側メインイン内側サブ
122万画素/30万画
接写 未対応
フォトライト 未対応
動画 動画記録サイズ 176×144
動画ファイル形式 MP4
動画録画時間注意15注意16
本体外部メモリー16MB)
300秒/約300注意18
フレームレート 最大15fps
画質 1種類
オートフォーカス 未対応
デジタルズーム 最大4倍(3段階)
切り出し 未対応
テロップ
アフレコ
未対応
静止画 静止画記録サイズ
ファイル形式JPEG
160×120
320×240
640×480
1280×960
静止画記録枚数注意17 805注意19注意20
フォルダ 対応注意20
連続撮影 未対応
フレーム付き撮影 対応
画質 3種
オートフォーカス 未対応
デジタルズーム 最大4倍(3段階)
サムネイル 9面(3×3

M1000

M1000とは、モトローラ社がNTTドコモ携帯電話サービス向けに提供した携帯端末の名称である。ビジネス用途特化されサービスビジネスFOMA」として提供される製品であり、携帯電話というよりPDAに近い外観機能備えていることを特徴とする。

本体前面には数字キー搭載されておらず、約2.9インチTFT液晶ディスプレィ表面積大半占めている。操作方法タッチパネルスタイラスペンによる入力採用されており、文字入力ソフトウェアキーボード、が手書き入力によって行われる日本語の手書き文字入力するためのアプリケーションとしては「デクマジャパニーズ」(Decuma Japanese)がインストールされている。

M1000の大きな特徴ひとつとしてフルブラウザOpera 7.5」を搭載している点が挙げられる。これによってパソコン向けWebサイト閲覧できるまた、POP3IMAP4対応したメールソフトメーラー)も内蔵しており、同じくパソコン向け電子メールサービス直接に行うことができる。加えて通常のFOMA通信機能の他にも無線LANIEEE 802.11b)に対応しており、無線LAN利用可能である場所(自宅職場ホットスポット)ではパケット通信料をかけずにデータ通信を行うことができる。

M1000M1000

また、M1000に搭載された「ドキュメントビューア」などのアプリケーションによって、WordExcelPDFなどで作成されファイルを開くことも可能である。PIM機能Outlookとのデータ同期が可能である。マルチタスク処理が備わったことで、画面上のボタン表示から操作したアプリケーション選択するだけで実行中の処理が切り替えられる

ただしM1000は、パソコン用インターネット電子メール使用できる反面iモードおよび iモードメール利用することができないまた、タッチパネル式の操作法両手用いない行なうことが難しい。また端末サイズの他の一般携帯電話より高額で、本体サイズ大きめであるという難点もある。




※画像提供 / NTTドコモ
参照リンク
FOMA M1000
FOMA M1000活用サイト
モバイル端末のほかの用語一覧
PDA:  iPAQ  ガリレオ  クレイドル  M1000  MID  MOREソフト  Palm OS

M1000

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 22:28 UTC 版)

NTTドコモ FOMA M1000
FOMA M1000 正面
FOMA M1000 背面
キャリア NTTドコモ
製造 モトローラ
発売日 2005年7月1日
概要
OS Symbian OS 7.0 + UIQ v2.1
CPU テキサス・インスツルメンツ OMAP1510
音声通信方式 FOMA (W-CDMA)
GSM
(900/1800/1900 MHz〈GSM〉, 2 GHzW-CDMA
データ通信方式
形状 ストレート式
サイズ 117 × 59.5 × 21.5 mm
質量 168 g
連続通話時間
  • 約120分(音声電話時・FOMA)
  • 約80分(テレビ電話時・FOMA)
  • 約280分 (GSM)
連続待受時間
  • 約200時間(静止時・FOMA)
  • 約110時間(移動時・FOMA)
  • 約200時間 (GSM)
内部メモリ
  • 24 MB RAM
  • 24 MB ROM
外部メモリ TransFlash
(256 MBまで)
microSD
(16 MBから256 MBまで)
(ドコモ発表)
日本語入力 あり
FeliCa なし
赤外線通信機能 なし
Bluetooth あり (1.1)
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
解像度 208×320ドット
サイズ 2.9インチ
表示色数 6万5536色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約131万画素CMOS
機能 なし
サブカメラ
画素数・方式 約31万画素・CMOS
機能 なし
カラーバリエーション
BlackSilver×BlueSilver
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

FOMA M1000(フォーマ・エム せん)は、モトローラによって開発された、NTTドコモ第三世代携帯電話 (FOMA) 端末製品である。

概要

モトローラの海外向け端末A1000をベースに同社と共同開発。GSM/GPRSにも対応し、無線LAN (Wi-Fi)、Bluetoothフルブラウザ (Opera7.5) 機能を備えた端末。国際ローミング (WORLD WING) 対応。SH2101Vに次ぐ、PDAタイプの端末で、ドコモで初めてスマートフォンと呼ばれる端末となった。2008年3月にF1100が発売されるまでは、ドコモで個人で購入可能な唯一のスマートフォンであった。ベースとなったA1000では対応していたGPSには対応していない。また、モトローラとしては1998年のM206以来7年ぶりにドコモへ納入した端末でもある。

画面サイズは、発売当時FOMA最大の大きさである2.9インチ。タッチスクリーンを採用しており、操作は主にタッチペンスタイラスペン)で行う。ダイヤルボタンは無いが、画面上にダイヤルスクリーン(ソフトテンキー)が出てくる。文字の入力はソフトテンキー、ソフトキーボードによるものの他、手書き入力も可能。

OSは、多くのNTTドコモ端末と同じくSymbian OSを採用しているが、ドコモの端末では唯一UIQインタフェースを採用。ネイティブアプリケーションを自由にインストールできる。また、ドコモのホームページでは開発ツールを配布している。その代りにiアプリの利用はできない。

メインカメラの性能はCMOS約131万画素。サブカメラの性能はCMOS約31万画素。

外部メモリに関してNTTドコモでは、発売当初はTransFlash(256MBまで)対応としていたが、2006年2月にTransFlashの製造終了、およびmicroSDが完全互換性を確保していることなどにより、microSDカード(16MBから256MBまで)が追加対応になっている。それ以上の容量に関しては自己責任となる。ただ、microSDカードを製造しているメーカーによっては、1GBでも動作可能としている所もある参考

また、ExcelWordPowerpointなどのMicrosoft Office系のファイルやPDF形式のファイルを閲覧することが可能。それらの機能はピクセル・テクノロジーズが開発したPicsel Browserによって実現している。

端末での通信に関しては、Biz・ホーダイ及びBiz・ホーダイ ダブルを利用することにより定額通信が可能である。2008年末をもって、Biz・ホーダイの新規ユーザーへの提供は終了。2009年以降はBiz・ホーダイ ダブルの申し込みになる。Biz・ホーダイに関してはhTc Zが対応するまでは、Biz・ホーダイ唯一の対応端末だった。その代りに、iモードには対応せず、パケ・ホーダイ及びパケ・ホーダイフルの利用はできない。

メールiモードメールは使用出来ないが、プロバイダメールを使用することが出来る。NTTドコモのサービスmoperaUmoperaのプロバイダメールや、Yahoo!メールGmailといったWebメールなどを使用し、送受信することが可能。複数のメールアカウントを登録することができ、ビジネスプライベートと分けて使うことが出来る。mopera Uメールであればプッシュ型電子メールを利用することができ、iモードメールと同様にメールの着信が通知された。

CPUテキサス・インスツルメンツOMAP1510を採用。メインメモリ、フラッシュROMとも32MB。また、ユーザーメモリを24MB搭載している。

付属品として、ACアダプタ、卓上ホルダ、TransFlash (32MB)、TransFlashメモリカードアダプタ、USB接続ケーブルなどが付属している。

なお日本における携帯電話等の電波強度などについて定めた技術基準(無線設備のスプリアス発射強度の許容値に係る技術基準)が2005年に改正されたことを踏まえ、F2611、NM850iGとともに2015年11月30日を以って使用禁止になった[1]

A1000との比較

A1000と比較すると、次の点など多くが変更されている。

  • 無線LANへの対応
  • GPSの非対応
  • FOMA端子への対応
  • 右側面のイヤホン端子を平型に変更
  • 通話ボタン・終話ボタンなどの形状変更
  • メニューの日本語化

など

ソフトウェア

NTTドコモ公認サイトの、FOMA M1000 活用サイトで、リバーシ、麻雀、ビリヤード、マインスイーパー等のゲーム、遠隔ロック、データバックアップ、ドコモ公衆無線LANコンテンツソフト、M1000遠隔アプリ起動などの実用ソフトのダウンロードができた。2008年10月30日で、公衆無線LAN以外のソフトは提供を終了した。ソフトによっては、mopera等の契約が必要になるものもあった。

それ以外のソフトに関しては、A1000や、同様のUIQを採用しているソニー・エリクソンP800等のソフトが使える可能性はあるが、利用に関しては自己責任になる。

アクセサリー

純正アクセサリーとして、Bluetoothヘッドセット及びそれのACアダプターがドコモから発売されている。

また、リュードより日本語キーボードRBK-1000BTが発売されている[1]Bluetoothでの接続で、日本語入力ソフトとして、松茸が付属している。

キャンペーン

2006年4月より、ドコモプレミアクラブドコモビジネスプレミアクラブ会員を対象に、期間限定でポイント交換の形で提供されている。2007年6月時点で計3回行われている。提供の条件は以下の通り。

  • 第1弾(2006年4月1日 - 4月30日)、第2弾(2006年8月1日 - 9月30日)
    • ドコモプレミアクラブ会員:5000ポイント
      • プレミアステージ会員は3000ポイント
    • ドコモビジネスプレミアクラブ会員:3000ポイント
  • 第3弾(2007年4月1日 - 6月30日)
    • ドコモプレミアクラブ会員:3000ポイント
    • ドコモビジネスプレミアクラブ会員:3000ポイント
      • 6月中に在庫がなくなったため予定より早く締め切られた。

PINK M1000(シャラポワモデル)

モトローラが特別協賛し、2005年12月に開催された「マリア・シャラポワ ジャパンツアー2005」に合わせて、唯一のピンク色のM1000 (PINK M1000) が作られた。そのモデルはサインされ、オークションで90万2000円で落札された[2]。その後、2006年2月に雑誌『DIME』の企画で2台目のPINK M1000が作られた。

歴史

更新

本体の不具合修正

  • 2005年7月22日:時刻が狂う不具合。ソフトウエア更新で対応[3]
  • 2005年9月5日:メールアカウントが設定に関して不具合。ソフトウエア更新で対応[4]
  • 2006年6月29日:内部データの蓄積で動作不安定になる不具合など。ソフトウエア更新で対応[5]
    • また、ソフトウエア更新後にファイルクリーナアプリの利用ができるようになる。

ウイルスパターンの更新

脚注

関連書籍

使い方を解説した書籍が多く発売されている。

関連項目

外部リンク




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この記事は、ウィキペディアのM1000 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

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