Jam_(自販機本)とは? わかりやすく解説

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Jam (自販機本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 23:48 UTC 版)

X-magazine Jam』(月刊ジャム)は、かつてエルシー企画ジャム出版より1979年3月から1980年1月まで刊行されていたオルタナティヴ系の自販機本[1]。今日では伝説の自販機本と呼ばれている[注釈 1]


注釈

  1. ^ a b 「本誌が『伝説』と呼ばれる出版物の特集を組むのは今回で2度目。1967年アメリカで創刊された伝説のカタログ『ホール・アース・カタログ』を2号に渡って特集したのが最初です。4年ぶり2度目にあたる今回は、1979年日本で創刊され、わずか1年足らずしか続かなかったにもかかわらず『伝説の自販機本』と言われている『Jam』の真相に迫ります。ところで、あるモノが『伝説』と呼ばれるための条件とは、なんでしょう? それまで誰もやっていないことに挑み、その結果として誰かの心を大きく揺さぶるモノをつくり出せたときに初めて『伝説』と呼ばれる資格を得られるのではないでしょうか。人並み外れた努力や情熱が欠かせないし、偶然や運が助けてくれることもあるかも知れません。でも、ただ、これだけは言えるのは、リスクを恐れず、やるだけやっちまえ!の精神で誰もやったことがないことに挑戦しない限りは、根源的に新しい価値は生み出せないということ。この特集を組むにあたって、入手困難と言われていた『Jam』全巻を始めて手にすることができました。わずか数人の若者によってつくられたというその誌面は過激で挑発的でハチャメチャで、お世辞にも洗練されているとは言えないような内容だったけど、インターネットや最近の出版物からは感じられない熱さが伝わってきて、なにか新しいことに挑戦してみたくなりました。もしもあなたが何か新しいことを始めてみたいけれど、なかなか一歩目を踏み出せずに悩んでいるとしたら、ぜひこの特集を読んで大いに刺激を受けてみてください。あらたな突破口を見つけられるかもしれませんよ」(スペクテイター編集部 青野利光)[3]
  2. ^ 未発表音源は1978年11月3、4日の日芸ライブと11月5日の早稲田ライブをSONY/HF90カセットテープで録音したもの。このうち11月3日の日芸ライブ「父ちゃんのポーが聞こえる」はフィンランドEktro Records英語版から2018年に発売されたアナログ12インチEP『ガセネタ GASENETA』に収録された。
  3. ^ Jam』には即興音楽LAFMS英語版(=Los Angeles Free Music Societyの通称。アメリカ西海岸の自由音楽共同体。国内では「1972年からスタートした日常に前衛を融合させてしまうユル~い音楽共同体」と紹介されている)関連記事や伝説のライブハウス吉祥寺マイナーの出張ページ「マイナー通信」(元ガセネタでマイナー店主の佐藤隆史が担当)、腐っていくテレパシーズの角谷美知夫インタビューなど、アンダーグラウンドな音楽の最新情報が多数掲載されている。
  4. ^ 後年の事例として小説家松山巖が、明治から昭和にかけての奇書、珍書、偽書という設定で架空の本を書評した『週刊文春』の連載「偽書発掘」がある。この連載は文藝春秋から『偽書百選』というタイトルで1994年に書籍化されている。
  5. ^ かつて工作舎が刊行していたオブジェマガジン。『』はアメリカ合衆国の伝説的なカタログ雑誌『ホール・アース・カタログ』(2005年スティーブ・ジョブズスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチで最終号の裏表紙に書かれた「Stay hungry, stay foolish」という一節を引用したことで知られる)の絶大な影響下にあり、哲学から文化人類学言語論物理学地質学天文学形態学科学化学アカデミック冗談神秘思想ホモエロスまでありとあらゆるジャンルを越境して融合させた超越的な編集スタイルは、編集という作業を通して文化突然変異を促進させ、日本のアート思想メディアデザインに多大な衝撃を与えることになった。編集長は松岡正剛1971年創刊。1982年休刊。ちなみに『Jam』は『遊』の影響を最も強く受けている[33]
  6. ^ 青山正明は出版業界に入った理由について『Jam』『HEAVEN』の絶大な影響下にあったことを以下のように語っている。

    僕自身は『HEAVEN』という自販機本があって、その前身の『Jam』だったっけ? あそこらへんで、かたせ梨乃とか山口百恵ゴミ箱あさって……たしか、かたせ梨乃のタンポンとか、山口百恵の妹の学校のテストが二十点とかいう、すっげえ成績悪いやつを全部並べて写真撮って載せてるような……そういうメチャクチャな自販機本があったんですよ。それ見てね「あっ、こんな楽しいことやってて、食っていけるんだなー」って思って、うっかり入っちゃったんだよね。そのあとも、うっかり続きで(笑)

    —別冊危ない1号鬼畜ナイト』(東京公司編/データハウス刊, 1996年, 41頁)

    面白かった時代っていうと、やっぱり『ジャム』『ヘヴン』の頃。要するに、エロとグロと神秘思想と薬物、そういうものが全部ごちゃ混ぜになってるような感じでね。大学生の頃にそこらへんに触れて、ちょうど『ヘヴン』の最終号が出たくらいのときに、『突然変異』の1号目を作ったんです。

    別冊宝島345『雑誌狂時代!』(宝島社, 1997年, 186頁)に掲載された永山薫との対談記事中での発言

  7. ^ この時、高杉弾が拾ってきた自販機本スノッブ表3の自社広告には「もう書店では文化は買えない」というキャッチコピーが付いていた。これは当時の自販機本業界の隆盛を象徴する伝説のコピーであると同時に、高杉がエルシー企画に連絡する切っ掛けを作った全ての元凶ともいえる名コピーであった。ちなみに、このキャッチコピーは編集局長の“S”こと佐山哲郎スタジオジブリ製作の長編アニメーション映画コクリコ坂から漫画原作者)が付けたものである。
  8. ^ かたせ梨乃宅のゴミ漁り企画は山口百恵の時と違って何故か全く注目されなかったという。
  9. ^ 「SERA」というサイン付き(妹が世良公則のファンだったらしい)。
  10. ^ WET英語版』はアメリカ西海岸カリフォルニアにあるヴェニス・ビーチから生まれたお風呂好きのためのニューウェイヴ・マガジン。水に関係がある記事なら何でも載せており、主に水を中心にした世界観で作られている。1976年に創刊され1981年までに全34号を刊行した。編集はレナード・コーレン。末期には漢字や日本語を使った奇抜なレイアウトが増えていき、歌舞伎町カプセルホテル竹の子族ゲイ専用ソープランドのレポートまで日本の風俗を積極的に取り上げるようになった。なお、東京特派員にはロス疑惑以前の三浦和義が在籍していたほか『WET』33号の表紙は当時海外クリエイターの窓口的役割を担っていた湯村輝彦が担当している。ちなみに『HEAVEN』では巻頭のインフォメーションコーナーにおいて『WET』の近況に触れていたり、図版の転載や『WET』23号所載のケネス・アンガー・インタビューの翻訳転載(『HEAVEN』3号掲載)を行うなど、随所に『WET』を意識していた痕跡が見受けられる。『WET』については赤田祐一ばるぼら『20世紀エディトリアル・オデッセイ 時代を創った雑誌たち』(誠文堂新光社 2014年4月)に詳しい。
  11. ^ カットアップは完成した文章を一度バラバラにしてから、それをランダムに選んで組み直し、新たに作品として再構築する偶然性の文学技法で、音楽でいうサンプリングに近い。この手法はアメリカビートニク文学を代表する小説家ウィリアム・S・バロウズによって確立されたもので、バロウズの代表作である『裸のランチ』などもこの手法を用いて執筆されている。
  12. ^ これは今ほど著作権に関して厳しく問われない時代だったことに加えて、本誌が自動販売機という特殊な流通経路を介した雑誌だったことから実現したことで、当時は『Jam』以外の自販機本でも他誌からの無断盗用は頻繁に行われていた。
  13. ^ 池田俊秀(元白夜書房『ズームアップ』編集長、元群雄社出版『マザー』『スクリュー』編集者、元VIC出版『ピーエックス』編集者)が遺した未完の著作『エロ本水滸伝―極私的エロメディア懐古録―巨乳とは思い出ならずや』(人間社、2017年8月、134-135頁)によれば『Jam』終刊の真相は自販機本取次会社の「東雑」から販売拒否の措置を受けたからで、原因は東雑内部のスキャンダル(重役の愛人問題や乱脈経営)が実話誌に暴露されたことによる煽りを受けた結果といわれている。その後『Jam』は『HEAVEN』として1980年4月に再創刊されるが、東雑の冷遇的態度は変わらず、わずか3号目で配本を拒否されたため、同年6月から『HEAVEN』は自販機から撤退して直販体制に移行し、さらに同年8月には明石賢生の独立と群雄社出版の旗揚げという形に結実する。
  14. ^ 羽良多平吉による表紙のビジュアルは同行したYMOのポストカードなどからサンプリングしたもの。
  15. ^ 後に群雄社内で「東大中退・京大中退」と漫才コンビのような綽名で呼ばれることになる二人組の名物編集者。山本土壺(本名・山本勝之)は京都大学中退後、『HEAVEN』編集部、TACOミュージシャン、群雄社勤務を経て白夜書房の雑誌を中心にビデオライターとして活動した後、くも膜下出血2008年12月6日に逝去。享年53。田中一策は東京大学中退後、ニューヨーク放浪、ゲイ雑誌『MLWM』編集部、『HEAVEN』編集部、群雄社勤務、日本初のスカトロ専門誌『スカトピア』編集長を経てワインソムリエとして活動した。
  16. ^ 街でたまたますれ違った編集者ライター、漫画原作者の香川眞吾がその場で山崎春美に連載を依頼したことが雑誌内雑誌『HEAVEN』復活のきっかけとなった。なお実際に雑誌コードを取って季刊誌として再開する予定もあったらしい。(赤田祐一ばるぼら『20世紀エディトリアル・オデッセイ 時代を創った雑誌たち』誠文堂新光社、2014年4月、52頁)
  17. ^ 現・向島ゆり子。1982年9月当時は生前の篠田昌已と夫婦関係にあった。
  18. ^ 本名は篠崎順子。山崎春美主宰のロックバンドTACO」のボーカリストや『HEAVEN』のライターとして活動した。山崎とは公私ともにパートナー的存在で、TACOの前身バンド「ガセネタ」解散の直接的な切っ掛けを作ったといわれる。山崎と離別した後、夏風邪をこじらせて自身の持ち歌「嘔吐中枢は世界の源」の通り吐瀉物をのどに詰まらせ1987年7月1日に急逝。享年25。歌手戸川純とは生前交遊があり、大里俊晴七回忌ライブ「SHINDACO~死んだ子の齢だけは数えておかねばならない」(新宿ロフト2015年11月17日)でTACOの楽曲が演奏された際、篠崎のパートは戸川が歌った。
  19. ^ 山崎春美の誕生日は奇しくも翌9月2日だった。「例の『自殺未遂ギグ』は'82年9月1日。翌日が誕生日だから、もし未遂に失敗してほんとに死んだら享年は23だったのにね」(ロフトプロジェクトRooftop』2015年11月号/日本のオルタナティブミュージック・シーン黎明期に伝説を残した「TACO」「ガセネタ」が新宿ロフトで本格的に再始動!山崎春美インタビュー
  20. ^ 福居ショウジンからの聞き取りによれば、自殺未遂ギグのオリジナルテープは東京芸術大学大学院映像研究科教授でPhewのパートナーでもある長嶌寛幸が現在所蔵しているという。(剛田武著『地下音楽への招待』第13章「わたしはこの本を認めない」ロフトブックス、2016年9月、360頁参照)
  21. ^ X-MAGAZINE』という誌名も美沢真之助のアイデアでニューヨークアーティスト集団「Colab英語版」が制作していた同名の映画雑誌から拝借したという。また美沢は高杉弾について「少なくとも僕に関しては、高杉はアイデアを引き出すのが上手いんですよ。盗むのも上手いけど(笑)」とインタビューで語っている。
  22. ^ 背骨かよ!との声あり」(山崎春美「WHO'S WHO 人命事典 第3回」『Spectator』39号「パンクマガジン『Jam』の神話」エディトリアル・デパートメント/幻冬舎、2017年5月、135頁参照)
  23. ^ 後に明石賢生と共にアリス出版群雄社に移籍して雑誌『HEAVEN』を編集。
  24. ^ 香山リカの回想録『ポケットは80年代がいっぱい』(バジリコ、2008年2月、p.72)には自殺未遂ギグに大里俊晴ギター伴奏で参加していたとする記述がある。ただし大里俊晴著『ガセネタの荒野』や『Quick Japan』11号「特集/山崎春美という伝説」にはそうした記述が一切ないことから確証は薄い。
  25. ^ 後にアリス出版で『Jam』から派生した自販機雑誌NOISE1999』の編集長を2号まで務めた。

出典

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    ジャム出版『Jam』4号「X-LAND STATION」
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  166. ^ 剛田武著『地下音楽への招待』第13章「わたしはこの本を認めない」ロフトブックス、2016年9月、381頁参照
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  168. ^ THE BIRTH OF NOISE IN JAPAN 西の非常階段・東のMERZBOWを起点とするジャパニーズ・ノイズの音楽史
  169. ^ 山崎, 赤田 & 松本 1997, p. 128.
  170. ^ 山崎, 赤田 & 松本 1997, p. 100.
  171. ^ 香山リカ『ポケットは80年代がいっぱい』バジリコ、2008年2月、p.75-76
  172. ^ アリス出版時代に高取英さんと知り合う。この頃、氏は編集の仕事もしてました。ゼルダサチホさんは[X-Magazine Jam]で記事を書いていて、度々すれ違っていた。彼女が編集していたミニコミ[CHANGEE2000]の表紙のデザインもやったけど、この後廃刊」藤原カムイのツイート 2021年4月11日
  173. ^ a b c 青林堂月刊漫画ガロ1993年9月「特集/三流エロ雑誌の黄金時代」





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