電波系とは?

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電波系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/11 03:31 UTC 版)

電波系(でんぱけい)は、荒唐無稽な妄想や主張を周囲に向かって公言する者のことを指す言葉。他に「電波」「デンパ」「デムパ」などと表記されることもある。


  1. ^ これは宗左近が作詞をした福島県立清陵情報高等学校校歌『宇宙の奥の宇宙まで』が由来である。宗曰く「宇宙語」。歌詞に則れば発信が「ゆんゆん」受信が「よんよん」交信が「やんやん」
  2. ^ 電磁波の内、光より周波数の低いものが電波。
  3. ^ 徳田正満 『情報通信ネットワークインフラにおける悪意ある電磁波攻撃に対する評価および防護技術に関する研究』 戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)第6回成果発表会 (2010年)
  4. ^ William Radasky,Edward Savage 『Intentional Electromagnetic Interference (IEMI) and Its Impact on the U.S. Power Grid』(2010)
  5. ^ 本来の電磁波攻撃は、情報通信機器や送電網などへの意図的な電磁波障害(IEMI: Intentional ElectroMagnetic Interference)を指す[3][4]
  6. ^ 「私が事件を引き起こしたのは、とても世間一般の常識では考えることのできない非人間的な、人間に対して絶対に行うべきではない、普通の人であったら一週間ももたないうちに神経衰弱になるだろう、心理的電波・テープによる男と女のキチガイのような声に、何年ものあいだ計画的に毎日毎晩、昼夜の区別なく、一瞬の休みもなく、この世のものとは思えない壮絶な大声でいじめられ続けたことが、原因なのであります」犯人が初公判で読み上げた書状より
  7. ^ 村崎は虚実交えた電波系の寄稿を行った末、そのような表現にひきつけられた読者により殺害された。
  8. ^ 根本[1995],村崎・根本[1996],『あなたの隣の電波さん』,『隣のサイコさん』他
  9. ^ 手塚能理子インタビューほぼ日刊イトイ新聞 2008年01月29日付
  10. ^ 根本敬は「荒唐無稽な主張をする」という意味で「電波」という言葉を始めて使用した作家に渡辺和博を挙げている。

    ──根本さんがこうした、過剰でつじつまの合わない主義主張を喧伝する、いわゆる“電波”な人や文書に、関心を持つようになったきっかけって、何なんですか?
    根本 まあ一番最初に“電波”って言い方を意識したのは……そういうことを周囲で最初に言い出した人っていうのは渡辺和博さんだよ。たしかあの人がだいぶ前に「毒電波」って漫画を書いていたんですよ。彼の知り合いの知り合いのマンションの下に住んでるオバサンが「いつも上の階の向かいの住人が毒電波を送ってくる」って文句言ってて……結局いつまでたっても電波が止まらないから、最後にはそのオバサン、引っ越していっちゃう。たしかそういう話でした。恐らくそれも渡辺さんの身近で実際にあった話なんだと思うよ。そしたらその後に、例のK俣軍司の通り魔事件が起こって。
    ──メソメソ電波とニヤニヤ電波に、身体を乗っ取られたっていう話ですよね。
    根本 で、そのあたりから“電波”って言い方がポツンポツンと出はじめたんじゃないかなあ。

    根本敬村崎百郎『電波系』太田出版 1996年 122頁

    ──『人生解毒波止場』は電波喫茶のママさんとかホンモノの人が多いですよね。
    根本 こういった意味合いとかニュアンスで「電波」という言葉を最初に使ったのは、オレの知る限り渡辺和博さんなんですよ。渡辺さんの漫画の中で「毒電波」っていう、電波の攻撃に苦しめられる団地の主婦を描いた作品があったのね。面白いんだけど、当時はオレ自身、イマひとつ、「電波」ってよくわからなかったの。でも、それから四~五年して銀座線のなかで、あの港雅子さんっていう、電波チラシのオバさんに会って「あ、これか」と気づいた。それからまた七年後くらいに村崎さんに会う。

    —根本敬「村崎さんには“頑張れ”という言葉が相応しい、というか、これしかない」アスペクト編『村崎百郎の本』2010年 322-323頁

  11. ^ TINAMIX Vol. 1.30 Leaf 高橋龍也&原田宇陀児インタビュー
  12. ^ 「高橋:~略~それで選んだのが電波系……というか当時の大槻ケンヂさんのテイストです 高橋:月島兄妹は同じ大槻ケンジでもどっちかと『くるぐる使い』の方なんですよ。そこに収められている『キラキラと輝くもの』という短編のなかに兄妹が出てきて、兄が妹に手を出して妹がおかしくなるんです。キャラクターはそちらだと思います。どちらも電波が出てくる話です。たしかに戦闘シーンのイメージとしては『オモイデ教』の方が強く入っていると思いますけど」[11]
  13. ^ 元々、同作における電波能力を持つ者は、月島兄妹の妹である月島瑠璃子で、ESPの一種テレパシーによる意思や感情の交信として電波を用いていた。彼女は「電波を集めている」「電波、届いた?」のセリフに代表されるように単なる“電波”としてそれを語る。一方、その妹と交わることで電波能力を開花させた兄拓也は、他者を操作・攻撃する手段としてそれを用い、そのような攻撃的電波の使用を毒電波と表現して区別している。
  14. ^ ヴィジュアルノベルゲームブックに影響を受けて作られた、チュンソフトの弟切草かまいたちの夜が創り上げたサウンドノベルの様式を、改良して持ち込んだもの。
  15. ^ 宮本直毅 『エロゲー文化研究概論』130頁


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