ザ・スターリン
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ザ・スターリン (THE STALIN)は、日本のパンク・ロックバンド[1]。
- ^ a b c “The Stalin reviews, music, news”. sputnikmusic. Sputnikmusic.com. 2016年8月27日閲覧。
- ^ 「第二期【1982年1月 - 1983年6月】掲載誌のキャッチ ★17ポップティーンのスターリン」『ザ・スターリン伝説』マガジン・ファイブ、2004年11月9日、103頁。ISBN 4434047906。
- ^ 筋肉少女帯の深夜改造計画 1989年11月20日放送分
- ^ a b “藤岡 良次雄、無事に退院しております!”. 『BEATIFIX』公式ブログ. 2020年10月3日閲覧。
- ^ 「第二期【1982年1月 - 1983年6月】掲載誌のキャッチ ★20俺たち金が欲しいですよ。スターリンのレコードがもっと売れてほしい…。」『ザ・スターリン伝説』マガジン・ファイブ、2004年11月9日、120頁。ISBN 4434047906。
- ^ a b アルバム『STOP JAP NAKED』ライナーノーツより
- ^ 「第二期【1982年1月 - 1983年6月】掲載誌のキャッチ ★15いま若者が熱狂する「ザ・スターリン」てナンだ!?」『ザ・スターリン伝説』マガジン・ファイブ、2004年11月9日、97頁。ISBN 4434047906。
- ^ オリコンチャートによる最高順位を参照。
ザ・スターリン
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1980年 6月6日 - 遠藤ミチロウ、金子あつし、乾純の3人で「THE STALIN」結成。 6月26日 - 渋谷のライブハウス「屋根裏」で初ライブを行う。自閉体からの繋がりでトラとして尾形テルヤがベースを弾いた。同時期に自主制作レーベル「ポリティカル」を設立する。 8月8日 - ベーシストとして杉山晋太郎が加入。杉山は元々ベースを弾いた事が無かったが、高円寺DOLLで出会った乾・金子の説得により加入した。当時、杉山は楽器も無かった。加入の礼として高円寺ニューバーグでの豪華ディナーが約束されたのであるが、もちろん一日だけの事である。 9月5日 - 自主制作ソノシート『電動こけし/肉』をリリース。 メンバー ボーカル - 遠藤ミチロウ ギター - 金子あつし ベース - 遠藤ミチロウ→杉山晋太郎 ドラムス - 乾純 1981年 4月7日 - 2枚目の作品としてEP『スターリニズム』リリース。 金子に代わり、前座などを務めていたチフスのTAM(タム)がギターとして加入する。 9月10日 - 週刊誌『女性自身』において、【変態バンド、スターリン】として初めてスクープされる。 10月31日 - 法政大学にてライブ。trashのB面としてレコーディングされた。 11月4日 - 関東学院高校にてゲリラ的に乱入ライブを行う。この時ライブ中に遠藤が全裸になった事を警察に通報され、遠藤は公然わいせつ罪で逮捕される。 11月7日 - 京都燦燦にてライブ。trashのB面としてレコーディングされた。 12月24日 - 初のフルアルバム『trash』リリース。 メンバー ボーカル - 遠藤ミチロウ ギター - 金子あつし→タム ベース - 杉山晋太郎 ドラムス - 乾純 1982年 3月13日 - マッド・スターリンとして出演した映画『爆裂都市 BURST CITY』公開。 3月24日 - 新宿ロフトにて『爆裂都市』の打ち上げ。この時、アナーキーとの騒動が勃発した。 6月24日 - 上馬ガソリンアレイにてライブ。これを最後にドラムスの乾純に代わって小田ヒトシが参加する。 7月1日 - アルバム『STOP JAP』、シングル「ロマンチスト」で徳間ジャパンよりメジャーデビューを果たす。 8月2日 - 神戸国際会館にてライブ。客として居た神戸ハードコアは、ロボ(MP、ボディスナッチャー等)、ケンジ(後のモブス)、シン(後のモブス、シティインディアン)、ミンミン(後のフリーダム)その他大勢。前座であったフォーク歌手の友部正人へ空き缶を投げつけ野次の嵐であり、スターリンの登場からかなり険悪な雰囲気が漂っていた。この時のライブにおいて、興奮した観客が椅子やエレベーターを破壊。詰まれたPAに鉄パイプを突き刺し暴力と破壊の限りを尽くす。客の多くが鉄パイプ、ビール瓶、金属バット、スラッパー、三段棒等を持参しており、まさに映画『爆裂都市 BURST CITY』そのままであった。観客とミチロウの喧嘩が続く間、演奏だけが延々と続いた。ちなみにこの時の被害額は約120万円。スターリンの関係者が損害賠償を巡り加害者を探しまわっていたという。この出来事を機に神戸では「スターリンに公共施設は貸さない」という市条例が制定されてしまう。また、全国ホール協会のブラックリストに載ってしまい、あらゆるライブ、コンサート会場でライブが困難となる。ライブを円滑に行う為、関係者が行ったのはハードコアパンクスを取り込む事であった。 8月25日 - 3枚目のシングル「アレルギー」リリース。A面曲がわずか51秒しかないという、音楽史上でも稀に見る短いシングル曲として話題になる。 9月27日 - 前橋ガルシアにてライブ。これを最後にドラムスの小田ヒトシに代わって中田ケイゴが参加する。 12月 - 雑誌『音楽専科』に遠藤と明石家さんまの対談が掲載される。かねてより2人が似ていると言われていたため実現した。 12月25日 - ボーカルの遠藤による初のエッセイ集『嫌ダッと言っても愛してやるさ!』発売。 メンバー ボーカル - 遠藤ミチロウ ギター - タム ベース - 杉山晋太郎 ドラムス - 乾純→小田ヒトシ→中田ケイゴ 1983年 2月10日 - マキシシングル「GO GO スターリン」リリース。 3月5日、6日 - 千葉ダンシングマザースでライブ。これを最後にギターのタム、ドラムスの中田ケイゴが脱退。名古屋の「OXYDOLL」で活動していたギターの良次雄、ドラムスの中村達也が加入する。 4月25日 - 3枚目のアルバム『虫』、4枚目のシングル「NOTHING」リリース。ドラムスには後に火の宮、じゃがたらに参加する中村貞裕が参加した。 6月11日 - 明治学院大学にてライブ。これを最後にギターの良次雄、ドラムスの中村達也が脱退する。 8月1日 - 遠藤ミチロウ責任編集のソノシート付きマガジン、『ING'O』創刊。ソノシートはTHE WILLARD。 9月17日 - 京都大学西部講堂にてライブ。この時のライブは非常階段とのユニット「スター階段」として公演。ドラムスとして乾純、ギターとして尾形テルヤが参加。 12月 - ベースの杉山晋太郎が脱退。ギターとしてJUNE-BLEED、ベースとして尾形テルヤが加入し、乾純がドラムスとして再加入する。 メンバー ボーカル - 遠藤ミチロウ ギター - タム→良次雄→JUNE-BLEED ベース - 杉山晋太郎→尾形テルヤ ドラムス - 中田ケイゴ→中村達也→乾純 1984年 3月17日 - 清水BOWIEにてライブ。これを最後にギターのJUNE-BLEEDが脱退。代わりに北田昌宏(元INU)がギターとして加入する。 4月10日 - 遠藤ミチロウの初ソロ作品でもあるカセットブック『ベトナム伝説』リリース。 5月 - 自身の楽曲「Chicken Farm Chicken」で参加したオムニバスアルバム『Welcome to 1984』がアメリカ合衆国でリリースされる。 6月3日 - 横浜国立大学にてライブ。これを最後にギターの北田昌宏、ベースの尾形テルヤが脱退。代わりにギターとして元「ALLERGY」の小野昌之が加入。また、ベースにはバンド「チャンス・オペレーション」で活動していたヒゴ・ヒロシがサポートとして参加するようになる。 7月1日 - 遠藤のソロシングル「仰げば尊し」が自主レーベルB.Q.レコードよりリリース。 11月20日 - アルバム『Fish Inn』リリース。それまでのパンクロックサウンドとは違い、サイケデリックな路線で制作された。 12月25日 - 遠藤ミチロウ対談集『バターになりたい』発売。 12月29日 - 31日 - 新宿ロフトにてライブ。最終日の遠藤のMCで「スターリンはこれで終わりだ」との解散宣言ともとれる発言がなされた。 メンバー ボーカル - 遠藤ミチロウ ギター - JUNE-BLEED→北田昌宏→小野昌之 ベース - 尾形テルヤ→ヒゴ・ヒロシ(正式加入ではない) ドラムス - 乾純 1985年 1月15日 - バンド解散。 2月1日 - 遠藤のソロシングル『仰げば尊し』が東芝EMIよりリリース。 2月21日 - 調布大映撮影所にてラストライブ。 3月30日 - 遠藤のソロミニアルバム『THE END』が東芝EMIよりリリース。 5月25日 - ラストライブの模様を収録したアルバム『FOR NEVER』、ビデオ『絶賛解散中!!』がリリースされる。 メンバー ボーカル - 遠藤ミチロウ ギター - 小野昌之 ドラムス - 乾純 ベース - 肥後宏(正式加入ではない) 1986年 10月25日 - アルバム『STOP JAP』と『虫』を収録した2枚組の初のベストアルバム『Best sellection』がリリースされる。 12月21日 - ビル・ラズウェルプロデュースによるリミックス・アルバム『Fish Inn (リミックス盤)』がリリースされる。
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ザ・スターリン
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自閉体(遠藤の前バンド)時代からの曲 ブタのケツ 愛してやるよ ハンマーロック いやだ トリック 記憶 ザ・スターリン時代 TOKYO(先天性労働者の原曲) 原発メニュー(アレルギーの原曲) 白日夢(MISERの原曲) メシ喰うな!INUのカバー曲ではなく、「メシ食わせろ」のコンセプトになった曲。
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