ぱん‐ぱん
[副]
1 手を打ち合わせたり、物をたたいたりする音を表す語。「—(と)かしわ手を打つ」
2 物が破裂する音を表す語。「ポップコーンが—(と)はじける」
[形動]はち切れそうにふくらんでいるさま。「かばんが—になる」「食べ過ぎて腹が—だ」
[アクセント]はパンパン、はパンパン。
パンパン
【パンパン】(ぱんぱん)
パンパン
パンパン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 08:09 UTC 版)
パンパン(英: pom-pom, pom-pom girl[1])とは、戦後混乱期の日本で、主として在日米軍将兵を相手にした街娼である[2]。戦争で家族や財産を失って困窮し、売春に従事することを余儀なくされた女性が多かった[3]。彼女たちの7割は外国人専門の「洋パン」だった[4]。
注釈
- ^ ここでのパンは麵麭。
出典
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パン-パン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 01:34 UTC 版)
パン-パン(pan-pan [1]([ˈpɑːn ˈpɑːn])[2][3])とは、船舶や航空機が使う無線電話用語である。
- ^ a b Safety and Distress Radiotelephone Procedures
- ^ www.uscg.mil/d11/dr/CallingTheCG.asp
- ^ www.uscg.mil/d1/prevention/NavInfo/navinfo/documents/A-Emergency_Procedures.PDF
- ^ RIC-22 - General Radiotelephone Operating Procedures, 6. Urgency Communications
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- ^ In-Flight Fire Leading to Collision with Water
- ^ NTSB Accident Report
- ^ QF32 News Report
- ^ [1]
- ^ Tim Bartlett (2009). VHF handbook. Southampton: The Royal Yachting Association. p. 53. ISBN 978-1-905104-03-1
- 1 パン-パンとは
- 2 パン-パンの概要
- 3 関連項目
パンパン
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パンダ。
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パンパン
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「メーデー (遭難信号)」の記事における「パンパン」の解説
詳細は「パン-パン」を参照 「パンパン」(フランス語の「パヌ(panne)」、すなわち「故障」に由来)は、「即刻の救助を必要とするような重大で差し迫った脅威」ではないが、機械が故障した場合や病人が発生したなどの状況を知らせるのに使われる。例えばスイス航空111便墜落事故では"Swissair one eleven heavy is declaring PAN PAN PAN"という無線連絡があったイギリスでは、医療問題の場合は「メディコ(medico)」を後ろにつけていた(「パンパンメディコ」を3回繰り返す)。航空機ではジュネーブ条約に保護された紛争地における傷病者の輸送のみにパンパンメディカルという記号が使われる。「パンパンメディコ」は今では正式には使われていない。
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パンパン
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詳細は「パンパン」を参照 太平洋戦争後の売春婦、街娼、私娼。進駐軍を主な客とした。
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「パンパン」の例文・使い方・用例・文例
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