花組 (宝塚歌劇)
花組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/10 15:59 UTC 版)
公演期間は1971年3月26日から4月27日まで。 併演は『花は散る散る』。
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花組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:47 UTC 版)
帝撃の実働部隊。結成された当初は隊員の練度が非常に低く、演劇の技術は観客の失笑を買うほど酷いありさまだった。 神山 誠十郎(かみやま せいじゅうろう) 声 - 阿座上洋平 誕生日 - 8月11日 血液型 - AB型 本作の主人公。花組隊長。20歳。海軍特務艦艦長から帝国華撃団へと転属した。 武器は打刀と脇差の大小拵え。右手には鍔に「峰に二ツ鳶」の意匠の打刀を、左手には鍔に「峰に雷」の意匠の脇差の二刀を用いる。この二刀はさくらの刀との対比として、極力装飾を削ぎ落とした正統派の刀としてデザインされている。 基本的には正義感あふれる熱血漢であるが、プレイヤーの選択次第では、ヒロインたちの風呂をのぞいて制裁を受けたり、ふざけた言動や行動をとっては笑われたり呆れられたりもする。幼少期はいたずら好きで、さくらの父である鉄幹からよく叱られていたという。剣の実力は「最強剣士」の異名を取るランスロットの剣を打ち落とすほどで、その情熱と行動力によって隊員や周囲の人々からの信頼を得ていく。 ゲームから1年後を描いたテレビアニメ『新サクラ大戦 the Animation』では、任務で帝劇を離れ欧州に出向する。大帝国ゲキゾウ 「特命宣伝部長」に任命された神山が扮するからくり宣伝人形。通称「ゲキゾウくん」。 帝劇の集客を「激増」させることを目的とし、帝劇のマスコットとして宣伝活動と情報収集に従事する。キャラクターデザインは杉森建が担当し、劇中では竜胆カオルが考案したとされている。 天宮 さくら(あまみや さくら) 声 - 佐倉綾音 誕生日 - 3月19日 血液型 - A型 17歳。帝都を護り、市民の心の支えである帝国華撃団・歌劇団を立て直すことを願っている。かつて花組トップスタァだった真宮寺さくらに憧れて入隊した。後述の漫画『新サクラ大戦 the Comic』 とテレビアニメ『新サクラ大戦 the Animation』では主人公を務める。 背中の中間までストレートに伸ばした黒髪(黒茶)、左側頭部に着けた桜色の大きなリボンが特徴。服装は和服の女袴で、着物は空色に雲のような透かしで桜の花が施され、元禄袖には満開の桜があしらわれている。左胸には、綿入れ刺し子で作られた桜の花を飾る。袴はえんじ色。 武器は亡き母・ひなたの形見である刀「天宮國定」。太刀をイメージしてデザインされている。刀身側面には3分の1程度まで鍵をイメージした意匠が鎬に施され、その先には柄側から切っ先にかけて「一」から「五」までの数字が順に刻まれ、刀へ霊力が伝わった時に順に点灯するようになっている。 水色の由来は、担当の声優の佐倉綾音の好きな色から来ている。 中盤では、真宮寺さくらの面影をもつ夜叉の姿に困惑し敗北を喫する。さらには「二都作戦」のために真宮寺さくらが捨て石にされたのではと考えるようになり、花組から離脱する。しかし、初穂との大げんかや神山からの言葉を受けて立ち直り、すみれから授けられた「桜武」とともに世界華撃団大戦・準決勝に出場。ランスロットと一騎討ちの末に、新必殺技「天剣・千本桜」でランスロットを打ち破る。 実は天宮家とは「絶界」の力をもつ者の血筋であり、「天宮國定」とはさくらの母の命を使って生み出された「帝鍵(帝剣)」であった。終盤では幻庵葬徹によって帝剣を奪われ、新たな帝剣を生み出すべく父・鉄幹から世界のために命を差し出すことを要求される。父が母を殺したという事実を知って呆然自失となるが、神山の必死の説得によって鉄幹は引き下がり、仲間たちは幻庵葬徹と戦うことを決意する。 最終決戦の場にて因縁深き夜叉と対峙。仲間たちの犠牲を得て夜叉を追い詰め、最後は神山の刀を用いて決着をつける。その後、幻庵葬徹との決戦では仲間たちの霊力によって展開された「北斗七星の陣」と自身の命に宿る「絶界」の力によって幻庵葬徹を倒す突破口を開く。 『the Animation』では、神山から隊長代理に任命され花組を率いる。劇中では初穂の暴走に手を焼くなど隊長としての気苦労や、神山の一時帰国に喜ぶなど恋する少女としての描写が強調されている。 東雲 初穂(しののめ はつほ) 声 - 内田真礼 誕生日 - 9月9日 血液型 - B型 17歳。帝都にて古くから続いている東雲神社の看板娘兼巫女。下町生まれの生粋の江戸っ子で、普段はがさつだが、人望の高さから花組のまとめ役を務める。 赤髪(赤茶)でポニーテールの位置を右側に寄せたサイドポニー。巫女とモンクをイメージしてデザインされており、巫女装束を基本として、真っ赤な下駄と緋袴に胴部および前腕から手の甲にかけて晒を巻き、裾合わせを腰元まで下げた状態でたすき掛けをしている。 武器は人の身丈もある柄と胴ほどの頭をもつ大鎚。久保帯人の設定画では錫杖も用意されている。 『the Animation』では、神山がかつて花組をまとめていた自分ではなく、さくらを隊長代理にしたことに複雑な思いを抱いている。 望月 あざみ(もちづき あざみ) 声 - 山村響 誕生日 - 5月15日 血液型 - O型 13歳。望月流忍一族の末裔。物心つくまえから厳しい修行を積んでおり、武芸や戦術、武器のあつかいに対して天賦の才を発揮する。故郷の里に古くから伝わる「108の掟」を強く信じ、それを守ることを大切にしている。ある事件をきっかけにスパイ容疑をかけられたこともある。 黒髪(黒藍)のショートカットで、黄色を基調とした服は袖が末広がりになっており、袖口には大きめのフリルが施され、手が隠れている。薄黄色のエプロンドレスは肩幅がないためしっかりとはかからない感じで留められており、胴部に同色の大型蝶結び、胸部に紫の小型蝶結びが意匠されている。膝丈ほどの紫の女袴を履き、首元から脚にかけてのインナーには穴を大きく編まれた鎖帷子を着用し、足袋を履く。育ちから無意識に足音を立てずに歩く癖があるため、音の鳴りやすい分厚く重い黄色のぽっくり下駄を着用している。 武器は袖に隠した苦無など。 実は望月家の血縁でなく、八丹斎に引き取られた孤児(捨て子)であることが判明する。本人も当初はこの事実を知らず、「実の両親は忍者で任務のために遠くに行った」と吹き込まれていた。 アナスタシア・パルマ 声 - 福原綾香 誕生日 - 10月6日 血液型 - B型 19歳。ギリシャ出身で、かつては欧州で多くの劇団を渡り歩いてきたスタァ。歌唱・演技ともにトップクラスで、男役から女役まで幅広くこなす。 銀色のセミロングヘアーで、肌の色は褐色。ヒール部分を金属にしたハイヒールを着用している。 武器は短銃を用いる。 その正体は、幻庵葬徹が帝剣の所在を探すべく帝劇に送り込んだスパイ「アイスドール」。幼少期に戦災孤児となったところを引き取られ、世界中の華撃団を内偵するための手駒として育てられた。幻庵葬徹の正体を知ったあとも「戦争で死んだ家族を生き返らせる」という約束を信じて従っていた。 第6話にて帝剣を奪い取り、司馬に重傷を与えて逃走。夜叉に帝剣を献上するが、用済みとして始末されそうになり致命傷を負わされる。しかし神山たちに保護され、司馬の治療によって一命を取り留める。そして自分を家族として許してくれた花組のために本当の仲間となった。 クラリス 声 - 早見沙織 誕生日 - 2月1日 血液型 - AB型 16歳。ルクセンブルクの貴族スノーフレイク家の出身。本名は「クラリッサ・スノーフレイク」。実家に伝わる魔導書をもちいた魔術「重魔導」の継承者で、好奇心旺盛な文学少女。舞台では脚本家も兼任している。 金髪で腿までのロングヘアを腰辺りから先の方だけ三つ編みにしている。白のブラウスに金色で縁取られ袖の部分がゆったりとした緑のジャケットと、緑と白のチェック柄のプリーツスカートを着用し、足元はハイソックスに光沢のある緑の紐靴を履く。 魔法に用いる魔導書を鞄に入れており、一際危険な魔導書は鎖を用いて鞄に繋いでいる。普段は優しく礼儀正しいが、怒ると「地獄に落ちてください」などの辛辣な言葉を浴びせて罵倒してくる。 スノーフレイクの一族は代々の権力者たちに力を貸し、破壊の力として重魔導を行使しており、クラリス自身はその力を恐れ使用をためらってきた。しかし神山の励ましによって、破壊のために力を使うのと守るために力を使うのは違うと割り切るようになる。
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花組
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参考文献は60年史別冊。 1972年1月29日 - 2月24日。 併演は『哀愁のナイル』。
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花組
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「エスカイヤ・ガールス」の記事における「花組」の解説
形式名は「グランド・ショー」 1965年3月3日 - 3月23日公演 24場 併演は『われら花を愛す』 51期生の初舞台公演。 スタッフ 作・演出:鴨川清作 音楽:入江薫、中井光靖、中野潤二、吉﨑憲治 音楽指揮:溝口堯 音楽指導:水島早苗 振付:岡正躬、佐々木和男、県洋二、朱里みさを、アキコ・カンダ 装置:黒田利邦 装置・衣裳:静間潮太郎 照明:今井直次 小道具:生島道正 効果:村上茂 録音:松永浩志 演出助手:酒井澄夫、岡田敬二 振付助手:高木祥次 主な出演 紳士、マドモアゼル:那智わたる 紳士:星空ひかる 歌う青年:麻鳥千穂 水の精:近衛真理 追われる男:甲にしき
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花組
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「1926年の宝塚歌劇公演一覧」の記事における「花組」の解説
12月1日 - 12月24日 宝塚中劇場『石の裁判』(水田茂) 『死の舞踏』(白井鐡造) 『これは不思議』(竹原光三) 『小萩塚物語』(堀正旗) 『どちらが夢だ』(坪内士行) (12月25日大正天皇崩御の為、30日千秋楽を24日で打ち切り。19〜21日は平癒祈願の為、休演)
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花組
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「2020年の宝塚歌劇公演一覧」の記事における「花組」の解説
7月17日(金) - 9月5日(土)『はいからさんが通る』〜原作:大和和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDXデザート) (C)大和和紀/講談社〜(脚本・演出:小柳奈穂子) 公演関係者に新型コロナウイルスの陽性反応が認められたため、8月2日から8月31日まで公演中止。
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花組
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「人魚姫 (宝塚歌劇)」の記事における「花組」の解説
1971年7月31日 - 8月28日。 併演作は『浜千鳥』。 参考文献は宝塚60年史別冊。
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花組
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対降魔迎撃部隊。平時は大帝国劇場にて、「帝国歌劇団・花組」として舞台を中心に活躍する。『新サクラ大戦』では、10年前の降魔大戦を終結することになった二都作戦で、すみれ以外の隊員は降魔皇と共に幻都に封印された。 真宮寺 さくら(しんぐうじ さくら) 真宮寺 さくら年齢 17歳(1)→22歳(V) 生年月日 1905年7月28日 身長*体重 155*44 血液型 A型 出身地 日本・仙台 声優(役者) 横山智佐 かつて陸軍対降魔部隊に所属していた真宮寺一馬の一人娘。魔を祓い封印させる破邪の力を持つ真宮寺一族の血(破邪の血)を受け継ぐ。剣術に優れ、北辰一刀流免許皆伝の腕前。特に居合いを得意とし、日々鍛錬を欠かさない。愛刀は、父の形見「霊剣荒鷹(れいけんあらたか)」。普段の服装はピンク色の和服に赤い袴、紫の帯。長い黒髪を大ぶりの赤いリボンでポニーテールに結っている。『2』では夏服としてピンクのサンドレスも着用する。正義感が強く快活で明るく素直な性格。舞台に立つことが大好きで、純情かつ恋には非常に嫉妬深い。年少時の出来事から雷が苦手。すみれの引退後は娘役トップとなり、日々練習を重ねている。 1928年春の『V』冒頭でも帝国華撃団本部に勤務しており、大河新次郎の案内役と華撃団の解説役を担当している。 『新』に登場する夜叉は彼女と非常に似ており、当初夜叉の正体と疑われていた。 アニメ版では主人公を務める。 セガサターン版『1』『2』(Disc1のみ)『蒸気ラジヲショウ』のCD-ROMやドリームキャストの『花組コラムス2』『帝都の長い日々』のGD-ROMに録音されている警告メッセージは彼女の担当。SS版『2』のTVCMや『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』ではせがた三四郎と共演している。 神崎 すみれ(かんざき すみれ) 神崎 すみれ年齢 16歳(1)→33歳(新) 生年月日 1907年1月8日 身長*体重 161*50 血液型 B型 出身地 日本・神奈川 声優(役者) 富沢美智恵 日本屈指の財閥を持つ神崎家の一人娘。父親は神崎重工社長、母親は銀幕スタァ。神崎重工は祖父の神崎忠義が一代で築き上げた、第一次世界大戦の大戦景気で成功した企業である。そのため成金呼ばわりを非常に嫌う。長刀を得意とし、神崎風塵流免許皆伝の腕前。装飾品はヘアバンドとチョーカー。泣きぼくろがあるのが特徴。露出の高い衣装を好み、肩や胸元が広く開く着物やドレスなどを着用する。懐には折り畳み式長刀を常備している。神経質でプライドが非常に高く、一見勝気でわがままに見えるが、根は優しく努力家。しかし、影で努力している部分を人に見られる事を極度に嫌う。また、本人としては稽古といった類のものは、あまり好きではないのだが、失敗はスターにはもっと似合わないという見栄から来るのも理由の一つである。幼少時のとある出来事により蜘蛛が苦手。甘酒で泥酔するほど酒に弱く、酔っ払うと呂律が回らなくなる。料理は一応できるが味は独創的。カンナとは犬猿の仲だが、喧嘩するほど仲がいい関係。自他共に認める「帝劇のトップスタァ」だったが、霊力減少が原因で『4』のエンディングにおいて引退。引退後は神崎家に戻り、神崎重工の取締役に就いた。引退後も歌謡ショウや『君あるがため』では、仲間の危機を救うため一時的に復帰している。 『新』では10年前の降魔大戦でも一時的に復帰して二都作戦に参加したが作戦中に霊力切れを起こし、その結果彼女は華撃団の中で唯一幻都への封印を逃れ、ただ一人現世に残ることになった。その後は、総司令として華撃団再建に奔走する。 マリア・タチバナ マリア・タチバナ年齢 19歳(1)→23歳(4) 生年月日 1903年6月19日 身長*体重 186*65 血液型 O型 出身地 ウクライナ・キーウ 声優(役者) 高乃麗 ロシア人外交官の父と日本人の母を持つハーフ。大神が着任するまでは花組隊長であり、現在は副隊長を務めている。大神不在時は隊長代理。過去のトラウマなどから当初は心を閉ざし周囲と距離を置いていたが、現在では仲間のことを最優先に考える頼もしい存在。冷静沈着で、物事を客観的に判断する能力に長けている。髪型はプラチナブロンドの髪を左目を隠すような形にしたボブカット。瞳は緑色。衣服は黒いスーツやコートなどシックな装い。射撃の名手であり、懐に愛銃「エンフィールドNo.1MkIスター・改」を常備している。料理が得意で、趣味は読書。男役のトップでもあり、高村椿も彼女のファンである。 アイリス アイリス年齢 9歳(1)→13歳(4) 生年月日 1913年7月5日 身長*体重 106*18(1)→121*26(4) 血液型 AB型 出身地 フランス・シャンパーニュ 声優(役者) 西原久美子 本名はイリス・シャトーブリアン。フランスの大富豪シャトーブリアン伯爵家出身。霊力が著しく高く、瞬間移動、念動力、テレパシー、ヒーリングなどの能力を持ち、物理攻撃も可能。19世紀的な子女の装い。金髪にピンクの大きなリボンをつけている。テディベアの「ジャンポール」とはいつも一緒。天真爛漫な性格の一方、子供扱いを極端に嫌うおませな一面も。成長と共に力を制御できるようになったが、時々暴走する。『2』以降はレニと親しくなり、一緒にいることが多い。 アニメ版ではゲーム本編とは違い、人見知りが激しく引っ込み思案な性格をしている。このことから、初対面のさくらのことを「あんたなんか嫌い」と一蹴していたが、次第に彼女との仲を深めていった。 漫画版での性格はゲーム本編に準じているが、第十七話で不意の暴走により自信を喪失した際に、一時的にアニメ版のような暗い性格になっている。 李 紅蘭(り こうらん) 李 紅蘭年齢 17歳(1)→21歳(4) 生年月日 1906年3月3日 身長*体重 156*42 血液型 B型 出身地 中国・北京 声優(役者) 渕崎ゆり子 「発明はバクハツや!」を信念に持つ、帝劇きっての天才発明家。霊力自体は花組の中で一番低いが、様々な発明品を生み出している。発明が失敗し、爆発して黒コゲになる事もある(稀に他の隊員も巻き込まれる)。花組の一員であると同時に、霊子甲冑の開発者、整備責任者でもある。気さくで気配りの利く性格。メガネ・そばかす・三つ編みが特徴。普段は赤いチャイナドレスを着用。『2』ではカンフースーツ風の冬服も着ている。発明や機械いじりが大好きで、作業着姿でいることも多い。舞台上ではお笑い担当。周囲を楽しませることが大好き。妙な関西弁で話すのが特徴だが、これは一時期神戸で暮らした事が影響している。名前の由来は、広井王子の従姉の名前と李香蘭である。 桐島 カンナ(きりしま カンナ) 桐島 カンナ年齢 19歳(1)→23歳(4) 生年月日 1903年9月7日 身長*体重 197*78 血液型 B型 出身地 日本・沖縄 声優(役者) 田中真弓 琉球空手桐島流第28代継承者。幼い頃から修行の日々を送っていた。肉体的にも精神的にも男らしく豪快な一方、恥ずかしがり屋。何事にも挫けず、帝劇のムードメーカー的存在。ボーイッシュな服装で、額には白いハチマキを巻いている。蛇が苦手。父の仇を探しているところを、あやめにスカウトされ、花組に入隊。マリアとは同期で親友。すみれとは犬猿の仲で彼女を「サボテン女」や「ヘビ女」呼ばわりして喧嘩が絶えないが、喧嘩するほど仲が良い関係でもあり、彼女が引退する際には大泣きして引き留めたほどである。舞台では主に男役を演じ、パワフルな演技で子供からの人気を博している。子供好きでアイリスと仲が良く、巴里華撃団のコクリコからも慕われている。食事が大の楽しみで、自ら沖縄料理を作る事もある。一級航海士免許を所持、翔鯨丸の操舵も行う。 アニメ版や漫画版でも性格は基本同じだが、ゲーム本編よりも肌が黒く髪が赤い。 ソレッタ・織姫(ソレッタ・おりひめ) ソレッタ・織姫年齢 17歳(2)→19歳(4) 生年月日 1907年7月7日 身長*体重 158*47 血液型 B型 出身地 イタリア 声優(役者) 岡本麻弥 イタリアの「赤い貴族」とも呼ばれる名家の娘。イタリア人の母と日本人画家の父を持つハーフ。根っから陽気で楽天家。直情的な性格と遠慮のない言動のため、不用意に敵を作ることもある。演奏・舞踏・歌唱共に優れた女優であり、イタリア演劇界では「太陽の娘」と呼ばれ高い評価を得ている。戦闘時などには「地中海の赤い風」を自称する。過去に実験的に組織された欧州星組の元隊員で、レニとはその同期であり、紐育華撃団のラチェットや昴とも面識がある。小麦色の肌に漆黒の髪、赤いドレスを着用。帝国華撃団配属直後は、とある理由から日本人の男性を毛嫌いしていた。『4』終了後はイタリアに帰国していたが、『君あるがため』では帝劇花組公演に出演するため日本に戻っていた。 レニ・ミルヒシュトラーセ レニ・ミルヒシュトラーセ年齢 15歳(2)→17歳(4) 生年月日 1909年12月24日 身長*体重 147*38(2)→152*41(4) 血液型 O型 出身地 ドイツ 声優(役者) 伊倉一恵 一人称は「ボク」で、男装(意図的な男装ではなく衣服は女性物を着用)している。自身が言及しなかったこともあり、帝国華撃団配属後しばらく大神を始めとする花組の面々からは少年と思われていた。欧州星組の元隊員で織姫とは同期。紐育華撃団のラチェットや昴とも面識がある。無口でマリア以上に冷静。とある事情により、人間離れした頭脳・戦闘力を持つが、反面全てに対して心を閉ざしていた。帝撃での日々を通じて人間味が出るようになり、特にアイリスと親しくなる。天才的なバレエの踊り手で、舞台では男役(主に少年役)を務める。護身術も心得ており、背後から近付いてきた大神を投げ飛ばしたこともある。劇場で飼われている犬(『2』では任意に名前を選択、『4』などではフント)に懐かれている。『帝撃グラフ』のDisc2の警告メッセージを担当している。
※この「花組」の解説は、「帝国華撃団」の解説の一部です。
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花組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:36 UTC 版)
戦闘部隊。平時はテアトル・シャノワールの踊り子としてステージに立っている。全メンバーがドリームキャスト版『サクラ大戦3』のGD-ROMの2トラック目に入っている警告メッセージ(DC本体の音楽CD再生機能などで聞くことが出来る)を担当している(Disc1はエリカ、Disc2はグリシーヌとロベリア、Disc3は花火とコクリコが担当)。 エリカ・フォンティーヌ エリカ・フォンティーヌ年齢 16歳(3)→17歳(4) 生年月日 1909年8月15日 身長*体重 156*45 血液型 A型 出身地 フランス 声優(役者) 日髙のり子 修道院の見習いシスター。元気で心清らかで信仰心も厚く、人々への奉仕を喜びとするシスターの鑑のような少女。一方でしばしば看板に頭をぶつけたり、人の言葉を変な方向に解釈するなど、生まれついてのドジと天然ボケで周囲を困惑させている。赤子の頃にポン・ヌフ橋の下に置かれていた捨て子であり、フォンティーヌ夫妻に養子として育てられ、いつしか霊力が発現するようになる。『3』のdisc1オープニングや小説版によると自らの霊力が原因で事故を起こし(『3』OPでは、交通事故に遭いそうになったところを咄嗟に霊力で回避する描写がある)、養父母に怪我を負わせてしまったことをきっかけに自分の霊力を恐れて自ら修道院に入った。 栗色の長髪で、腰の部分に弾嚢のついた見習い用の赤色(カーディナルレッド)の修道服を着ている。趣味は聖書の朗読、神への祈り、人助け。好きな食べ物はプリン。また、かなり食い意地が張っており、10年分の食事を記録し続けている他、自分が所属(シャノワール)、若しくは仮所属(ブルーメール家)している組織が用意していた料理や菓子を自分のためのものと勝手に解釈して食べてしまうため、結果として聖職者にも関わらず、盗み食いの悪癖を発揮している。スカートの下には常に2丁のサブマシンガンを隠し持っており(銃身が1本の「ラファエル」と、銃身2本で大型の「ガブリエル」を1丁ずつ所持)、何か事件があるとすぐに取り出すため、たびたび凶器準備罪で現行犯逮捕されている。料理は嫌いではないが腕前は凄まじく下手で、炊き出しを手伝った際には「恵まれない人がより不幸になる」事態となる。 シャノワールでは「黒猫のワルツ」の題目で踊り子として活躍するが、生来のドジぶりで舞台を滅茶苦茶にしてしまうことが多く、まともにショーを終わらせることは稀だが、中にはそのドタバタを目当てに訪れる観客もいる。また「さわやかな朝を演出する」と称して、マラカスやタンバリンを使って行う「おはようダンス」なる怪しい踊りを考え出している。 戦闘では機関砲を用いた制圧・支援射撃を担当する。必殺技は霊力を用いた治癒能力で、隊で唯一の回復役としても活躍する。 また、光武搭乗中のみならず、生身でも高い戦闘能力及び身体能力を有しており、怪物や諜報員の成人男性とも互角以上の戦いぶりを見せている。 クロスオーバー作品である『PROJECT X ZONE』では、ジェミニ・サンライズとタッグを組んで参戦。巴里へ研修しに来たジェミニと共にシゾーを追いかけ、異世界である『ゴッドイーター』の世界に飛ばされた所を他のキャラクターと出会う。また、『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では、大神一郎とタッグを組んだ。 グリシーヌ・ブルーメール グリシーヌ・ブルーメール年齢 16歳(3)→17歳(4) 生年月日 1909年4月18日 身長*体重 161*46 血液型 B型 出身地 フランス 声優(役者) 島津冴子 由緒正しきノルマンディー公爵家の血を受け継ぐ、ブルーメール家の令嬢にして後継者。金髪碧眼。華麗な外見や自然とにじみ出る高貴さを持つと共に、内に流れるバイキングの血脈は勇ましくもプライドが高い。戦斧の扱いを得意とする。趣味はチェスと狩猟。同じ花組の花火とは寄宿舎時代からの親友(グリシーヌは飛び級をしており、花火と同学年)。大好きだった叔父を欧州大戦で亡くしている。 人は誇りを持って生きるものという信念と、生まれついての貴族として生活してきた経験から、外国人や庶民に対して一線を引く所があるが、目下の者を見下すことのない人徳者。一方で怒りっぽく、不用意な言動を取った相手に対しては即座に愛用の戦斧を振りかざす。常に落ち着き払っているが、実は可愛い動物が好きで、見かけると素で行動してしまうことがある。タコが苦手で、先祖の故事に従ってブルーメール家一同が蛸を食べる日にはそれから逃げ出そうと試みる事がある。 シャノワールでは正体を伏せ、ブルーアイの名で舞台に立ち、「海(ラ・メール)」の題目でダンスや歌を披露する。 戦闘では戦斧と盾を構え、前線で勇猛果敢に戦う。搭乗機は重装甲が施されており、速度には難があるが攻撃力・防御力に優れる。 コクリコ コクリコ年齢 11歳(3)→12歳(4) 生年月日 1914年10月10日 身長*体重 142*36(3)→148*39(4) 血液型 A型 出身地 ベトナム 声優(役者) 小桜エツコ 移動サーカス「シルク・ド・ユーロ」の団員で、手品や軽業、動物使いなどを披露する。昼間はサーカスの動物達の餌を分けてもらうため、市場で仕事を手伝っている。一人称は「ボク」。大神のことを帝国華撃団のメンバーも含め、唯一「イチロー」と名前で呼んでいる。無類の動物好きで、動物と会話したいという願望がある。特に猫が大好きで自分の光武にも描き込んでおり、「ニャンニャン」という名前(元は母親が拾って飼っていた猫の名前であり、父親の名前の「ニャン」に由来する)を付けている。ネズミだけは例外で大の苦手。帝国華撃団のアイリスとは歳が近いこともあり仲が良く、カンナにも非常に懐いている。 5人の中で最年少ながらしっかり者で、常に笑顔を絶やさず明るく元気な性格のため、市場ではちょっとした人気者。実はベトナムで駆け落ちしたベトナム人労働者とフランス貿易商の娘の間に産まれ、やがて欧州大戦による恐慌が原因で実家に引き戻され失踪した妻を探すため志願兵としてフランスへ渡った父は欧州大戦で戦死。ようやく見つけ出した母は別の男性と家庭を築いていたという過去を持つが、母親は娘の存在を再婚相手と子供たちに伝えており、探したいという気持ちがあった。『4』ではその再婚相手に引き取られている。日頃の笑顔も悲しみを押し殺すための処世術である一面があり、“家族”に強い憧れを示す。作中ではこの心理面を敵に付け込まれたこともある。 花組加入後はシャノワールの舞台にも出演する多忙な日々を送る。サーカスと同じマジカルエンジェル・コクリコの芸名を使い、「魔法使いの弟子」の題目で得意の手品を披露する。 戦闘ではシャノワール整備班が制作した「霊力砲(マジカルホーン)」を用いた中距離支援を担当する。搭乗機の機動力は花組随一で、他の機体では不可能な大ジャンプも行える。 ロベリア・カルリーニ ロベリア・カルリーニ年齢 20歳(3)→21歳(4) 生年月日 1905年11月13日 身長*体重 179*64 血液型 AB型 出身地 トランシルバニア 声優(役者) 井上喜久子 殺人以外のあらゆる犯罪をこなし、その罪状により懲役1000年を超える悪党。霊力によって炎を自在に操ることが可能。その霊力に着目したグラン・マが、懲役減刑および怪人討伐ごとの賞与支給と引き換えに華撃団に加入させた。アシンメトリーをコンセプトとしてデザインされており、片方がひび割れた眼鏡をかけている。 イタリア人の父親とルーマニア人の呪術師の母親との間に生まれる。幼い頃はトランシルバニアで暮らしていたが、その特殊な能力は「吸血の一族」として迫害を受け、故郷を追われることになる。家族を失った後にジプシーとしての放浪生活を送る。母親を失ったロベリアは、ヨーロッパ各地を転々としながら、生きるための犯罪にその能力を使い、堕落の道を落ちていく。1924年5月5日に巴里市警によって捕えられ、1000年以上の懲役を科せられてサンテ刑務所の地下特別牢獄に囚人番号192455631として収監される。スリやギャンブルを日常的に行い、また目的の達成に手段や対価を厭わない。メンバー5人の中では最年長であり、仲間に愛着はあるものの基本的に距離を置き、特にエリカに対して苦手意識を持っている。ギャンブルに強く、駆け引きにも秀でる。ワインやブランデー、ウイスキーが好物。 シャノワールでは正体を伏せ、サフィールの名で舞台に立ち、「ジプシーの娘(ラ・ボヘミエンヌ)」の題目で民族音楽に合わせてダンスを踊る。 光武による戦闘では「シザーハンド」と呼ばれる爪を振るい、白兵戦で敵を切り刻む。また移動時は霊力によって搭乗機の姿が消える特性を持つ。 北大路 花火(きたおおじ はなび) 北大路 花火年齢 17歳(3)→18歳(4) 生年月日 1908年5月22日 身長*体重 158*46 血液型 O型 出身地 日本 声優(役者) 鷹森淑乃 日本の北大路男爵家の令嬢。フランス人の祖母を持つクォーターであり、黒髪と深緑色の瞳、白い肌を併せ持つ。奥ゆかしく男性の言葉には絶対的に従う大和撫子。留学生として、付き合いのあるブルーメール家に居候しており、グリシーヌとは寄宿舎時代からの親友。幼い頃より外国で生活しているため、実際の日本を知らない。しかし日本に関する知識は豊富で正しく、弓道・書道・華道・日本舞踊等、様々な日本の習い事を得意とする。特に弓道は七段に相当する腕前。趣味は読書。 父親が決めた婚約者のフィリップ・ディ・マールブランシュと船上で結婚式を挙げるが、当日に発生した海難事故(小説版によるとイギリス軍の兵器実験のミスによる撃沈だが、花火はフィリップが言った機関室の事故だとずっと信じている)で死別した過去を持つ。この一件から普段は常に黒い衣装(喪服)を着用しており、海やプールなど水が満ちている所がトラウマで苦手としている。 花組加入後は、タタミゼ・ジュンヌ(日本語に意訳すると「大和撫子」)の名でシャノワールの舞台にも立つようになり、「タタミゼ・ダンス」の題目で日舞を披露する。 戦闘では弓の腕を活かして速射式のボウガン(後に大型の蒸気弓)を使い、遠距離からの精密射撃を担当する。
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