くろ‐ちゃ【黒茶】
黒茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/13 02:09 UTC 版)
黒茶(こくちゃ、くろちゃ)は、中国茶のうち、麹菌により数か月以上発酵させる後発酵製法により作られる茶をいう。プーアル茶など。
- ^ a b c d e Wenfei Guo, Yi Lu, Shaojun Luo, 坂田完三『微生物発酵茶 中国黒茶のすべて』 幸書房 2014 改訂第1刷 ISBN 978-4-7821-0378-4 pp.66-93.
- ^ a b Wenfei Guo, Yi Lu, Shaojun Luo, 坂田完三 (2003). “不思議な茶,“黒茶”:食文化の視点から”. 日本調理科学会誌 (日本調理科学会) 36 (4): 436-442. doi:10.11402/cookeryscience1995.36.4_436.
- ^ 小柳, 田村 (2007) p.291
- ^ a b 加藤 (1996) p.45
- ^ 大石貞男著作集1 日本茶業発達史 農山漁村文化協会 2004.3 ISBN 4-540-03162-7 p.108
- ^ 参勤交代と日本の文化コンスタンティン・ノミコス・ヴァポリス(メリーランド大学準教授)日文研フォーラム、第169回pp.1 - 29 , 2004-10 , 国際日本文化研究センター
- ^ 日本人と参勤交代 コンスタンチン ヴァポリス 柏書房 2010.6 ISBN 978-4-7601-3821-0 p.377
黒茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:55 UTC 版)
黒茶は緑茶と同じように加熱処理を行ってから、更に後発酵させたお茶で、産地や製法の違いで多くの種類がある。黒茶の一つであるプーアル茶には、天然の状態で発酵を促す「生茶」と、コウジカビによる後発酵を行わせた「熟茶」とがある。いわゆる六大茶類の中で唯一、微生物による発酵(いわゆる本来の発酵)が施されたお茶である。他のお茶とは異なり、新鮮なものではなく長期に亘って発酵させたものが珍重される。保存期間は通常は2年から30年、長いものでは百年以上にもおよび、ワイン並みのビンテージものが存在する。後発酵を行うため、独特の風味がある。日本でもよく知られるプーアル茶がこの黒茶の代表格である。
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