歌謡ショウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:29 UTC 版)
帝国歌劇団花組のキャラクターの声を演じている声優が、実際に舞台上でそのキャラクターを演じるミュージカル仕立ての公演。総合プロデューサーの広井王子はキャラクターの担当声優を決める際、「当初から現実の舞台公演も視野に入れてキャスティングした」と語っており、その理由として、舞台俳優が演じるあるアニメ原作の舞台を観ていた子供が「声が違う」と言ったのを聞き、「もしかしたらお客様を裏切っているかもしれない」と感じたのがきっかけと語っている。 主に前半は花組の日常や彼女らが巻き起こす騒動を描き、後半は劇中劇を演じている。大道具係の「中嶋親方」や掃除係の「広井」(演じたのは広井王子本人)、花組ファンのギャング「ダンディ団」など、歌謡ショウオリジナルのキャラクター(後述)も出演した。また、千秋楽でのアドリブや他の声優の乱入、演じる声優に関するメタフィクション的なネタを交えるなどの独自のキャラクター付けやお約束事が多い。特に新春歌謡ショウでは、本来のキャラクターと大きくかけ離れた大喜利や、特技披露、持ち歌交換と言った、お笑い・娯楽的な要素が強く取り入れられていた。 サクラ大戦歌謡ショウ 帝国歌劇団・花組特別公演「愛ゆえに」(1997年7月19日 - 21日) 帝国歌劇団・第2回花組特別公演「つばさ」(1998年8月11日 - 16日) 帝国歌劇団・第3回花組特別公演「紅蜥蜴」(1999年8月4日 - 7日) 帝国歌劇団・第4回花組特別公演「アラビアのバラ」(2000年7月28日 - 8月4日) 五周年記念公演「海神別荘」(2001年8月10日 - 18日) サクラ大戦スーパー歌謡ショウ 帝国歌劇団・花組 スーパー歌謡ショウ「新編 八犬伝」(2002年8月15日 - 25日) 帝国歌劇団・花組 スーパー歌謡ショウ「新宝島」(2003年8月15日 - 21日) 帝国歌劇団・花組 スーパー歌謡ショウ「新西遊記」(2004年8月13日 - 19日) 帝国歌劇団・花組 スーパー歌謡ショウ「新・青い鳥」(2005年8月13日 - 20日) 帝国歌劇団・花組 歌謡ショウファイナル公演「新・愛ゆえに」(2006年8月12日 - 22日)ファイナル公演「新・愛ゆえに」は、2007年3月、NHK-BS「日曜シアター“山川静夫の新・華麗なる招待席”」において劇場中継(録画)された(ゲスト:広井王子)。 サクラ大戦新春歌謡ショウ 帝国歌劇団・花組 新春歌謡ショウ(2001年1月3日 - 7日) 帝国歌劇団・花組 新春歌謡ショウ 神崎すみれ引退記念公演「春恋紫花夢惜別」(2002年1月2日 - 6日) 帝国歌劇団・花組 2003年新春歌謡ショウ「初笑い七福神」(東京:2003年1月3日 - 7日/大阪:1月10日・11日) 帝国歌劇団・花組 2004年新春歌謡ショウ「歌え♪花組」(2004年1月2日 - 5日) 帝国歌劇団・花組 2005年新春歌謡ショウ「笑え!花組」(2005年1月7日 - 10日) 帝国歌劇団・花組 2006年新春歌謡ショウ「跳んでる花組♪」(2006年1月4日 - 8日) サクラ大戦歌謡ショウより 男性キャスト陣を中心とした、ダンディ商会主催の歌謡ショウ。脚本は広井王子、各回のゲストに花組の女性キャストが出演。『花咲く男たち』大帝国劇場支店花やしき支部劇場(2017年7月7日 - 9日) 『続・花咲く男たち』 大帝国劇場支店花やしき支部劇場(2018年1月30日 - 2月4日) 『続々・花咲く男たち』 大帝国劇場支店花やしき支部劇場(2018年9月4日 - 9月9日) 『夢見る男たち〜地獄変〜』大帝国劇場支店赤坂草月支部劇場(2019年4月27日 - 29日) 『初夢の男たち』大帝国劇場支店花やしき支部劇場(2020年1月3日 - 5日)
※この「歌謡ショウ」の解説は、「サクラ大戦シリーズ」の解説の一部です。
「歌謡ショウ」を含む「サクラ大戦シリーズ」の記事については、「サクラ大戦シリーズ」の概要を参照ください。
- 歌謡ショウのページへのリンク