じごく‐へん〔ヂゴク‐〕【地獄変】
じごくへん〔ヂゴクヘン〕【地獄変】
地獄変
作者芥川龍之介
収載図書芥川龍之介全集 2
出版社筑摩書房
刊行年月1986.10
シリーズ名ちくま文庫
収載図書芥川龍之介小説集 1 王朝小説篇
出版社岩波書店
刊行年月1987.6
収載図書改編 蜘蛛の糸・地獄変
出版社角川書店
刊行年月1989.4
シリーズ名角川文庫
収載図書羅生門・地獄変
出版社旺文社
刊行年月1989.4
シリーズ名必読名作シリーズ
収載図書芥川龍之介 1
出版社有精堂出版
刊行年月1990.8
シリーズ名近代文学注釈叢書
収載図書ちくま日本文学全集 001 芥川龍之介
出版社筑摩書房
刊行年月1991.2
収載図書地獄変
出版社集英社
刊行年月1991.3
シリーズ名集英社文庫
収載図書虹の絵巻―古代・王朝
出版社講談社
刊行年月1992.2
シリーズ名歴史小説名作館
収載図書芥川龍之介全集 第3巻 地獄変 奉教人の死
出版社岩波書店
刊行年月1996.1
収載図書羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 他十八篇
出版社文芸春秋
刊行年月1997.2
シリーズ名文春文庫
収載図書ザ・龍之介―芥川龍之介全一冊 増補新版
出版社第三書館
刊行年月2000.7
収載図書羅生門・地獄変
出版社小学館
刊行年月2000.8
シリーズ名小学館文庫
収載図書地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇
出版社岩波書店
刊行年月2003.4
シリーズ名岩波文庫
収載図書羅生門・鼻・芋粥ほか
出版社教育出版
刊行年月2003.7
シリーズ名読んでおきたい日本の名作
収載図書蜘蛛の糸
出版社ポプラ社
刊行年月2005.10
シリーズ名ポプラポケット文庫
収載図書サイコ
出版社ポプラ社
刊行年月2006.3
シリーズ名ホラーセレクション
収載図書羅生門―齋藤孝の音読破 6
出版社小学館
刊行年月2006.4
収載図書大活字版 ザ・龍之介―全小説全一冊
出版社第三書館
刊行年月2006.7
収載図書王朝小説集
出版社ランダムハウス講談社
刊行年月2007.8
シリーズ名ランダムハウス講談社文庫
収載図書朗読「文学のしずく」 第3巻
出版社中経出版
刊行年月2007.9
シリーズ名楽書ブックス
地獄変
地獄変
地獄変
地獄変
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/12 03:47 UTC 版)
地獄変 | |
---|---|
訳題 | Hell Screen |
作者 | 芥川龍之介 |
国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
ジャンル | 短編小説 |
発表形態 | 新聞掲載 |
初出情報 | |
初出 | 『大阪毎日新聞』、『東京日日新聞』1918年 5月1日-22日 |
刊本情報 | |
収録 | 『傀儡師』 |
出版元 | 新潮社 |
出版年月日 | 1919年1月15日 |
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『地獄変』(じごくへん)は、芥川龍之介の短編小説。説話集『宇治拾遺物語』の「絵仏師良秀家の焼くるを見て悦ぶ事」を基に、芥川が独自に創作したものである。初出は1918年(大正7年)5月1日から22日まで『大阪毎日新聞』『東京日日新聞』に連載され、1919年(大正8年)1月15日に新潮社刊行の作品集『傀儡師』に収録された。主人公である良秀の「芸術の完成のためにはいかなる犠牲も厭わない」姿勢が、芥川自身の芸術至上主義と絡めて論じられることが多く、発表当時から高い評価を得た。なお、『宇治拾遺物語』では主人公の名の良秀を「りょうしゅう」と読むが、本作では「よしひで」としている。
破棄されたと見られていた直筆原稿のうち2枚が、2007年(平成19年)12月に岡山県倉敷市で見つかり、同時に未完作『邪宗門』の原稿も発見された[1]。
あらすじ
時は平安時代。20年来、堀川の
当時、
ある時、大殿は地獄変の屏風絵を描くように良秀に命じた。地獄変に描く絵の参考にするために良秀は弟子を鎖で縛り上げたり、ミミズクに襲わせたりして、弟子たちは散々な目にあわされた。下絵が8割くらい出来たところで進まなくなった。良秀は陰気になり物言いも荒くなり、どうかすると塗り消してしまいかねない様子だった。弟子たちは散々な目にあわされたことで良秀に近づかないようにしていたため理由はわからなかった。良秀は涙もろくなり、人のいないところで泣いていることもあった。その一方で、邸では良秀の娘が泣いている姿が見られるようになった。大殿様がいうことをきかせようとしているとの噂が立っていた。
夜、邸の廊下を歩いていた「語り手」[3]は、ある部屋から人が争うような気配がすることに気がついた。狼藉者なら捕まえてやろうと調べると、そこにいたのは服の乱れた良秀の娘だった。逃げていくもう一人を指差して、あれは誰なのか娘に尋ねたが、娘は唇をかみしめて首を振り、答えなかった。
しばらくして、良秀は大殿の邸に行き、大殿に向かって「燃え上がる
数日後の夜、良秀は都から離れた荒れた屋敷に呼び出された。これから火にかけられる車には鎖にしばられた女が乗せられていた。身なりは違うが良秀の娘だった。驚いた良秀が車に駆け寄ろうとすると、侍が刀に手をかけ良秀をにらんだ。大殿が命じて、すぐに車に火がかけられ、みるみる燃え上がった。良秀は足を止め、手を車に伸ばしたまま苦しそうな凄まじい顔で炎を眺めた。大殿は唇を噛んで時々気味悪く笑いながら車を見つめた。やがて、車は炎の柱となり、車のなかは黒い煙の底に隠された。良秀は両腕を組んで立ち、炎を見つめた。顔には言葉では表わせない輝きを浮かべ、その姿は獅子王の怒りに似た人間とは思えないくらいの厳かさがあった。周りの者たちは、仏でも見るかのように良秀を見つめた。ただ、大殿だけは、別人のように、青ざめて、獣のようにあえいでいた。
この出来事が世間に知られると批判の声が上がり様々な噂が立った。なかでも、かなわぬ恋が原因だろうとの噂が一番多かった。しかし、大殿が言うことには、絵のために娘を犠牲にしようとした良秀をこらしめるためであった。
ひと月後、良秀は地獄変の屏風絵を描き終え、早速、大殿の邸へ持っていった。そのとき、良秀をよく思わない僧侶も居合わせていたが、絵を見ると「でかしおった」と言い、それを聞いた大殿は苦笑いをした。それからは、邸で良秀を悪く言う者はいなくなった。
屏風が出来上がった次の夜、良秀は自分の部屋で首をつり、この世を去った。
歌舞伎作品
地獄変 | |
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訳題 | Hell Screen |
作者 | 三島由紀夫 |
国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
ジャンル | 歌舞伎 |
幕数 | 1幕2場 |
初出情報 | |
初出 | 書き下ろし 1953年11月18日 |
刊本情報 | |
収録 | 『ラディゲの死』 新潮社 1955年7月20日 |
初演情報 | |
公演名 | 12月興行 中村吉右衛門劇団大歌舞伎 |
場所 | 歌舞伎座 1953年12月5日 |
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芥川龍之介の原作を元に三島由紀夫が1953年(昭和28年)11月18日に1幕2場の竹本劇(義太夫語りを含む歌舞伎)の歌舞伎台本『地獄変』を書き下ろし、同年12月5日に歌舞伎座で中村吉右衛門劇団により、中村歌右衛門、中村勘三郎らの共演で初演された[4][5][6][7]。これは三島の最初の歌舞伎戯曲で、浄瑠璃の文体を苦労して再現した作品である[8][9]。
始め歌舞伎座の方から劇化の話を受けた三島は、1953年(昭和28年)秋頃に正式に執筆依頼をされて一か月ほどで仕上げた[7][8]。三島は〈現代語や中途半端の新歌舞伎調セリフの新作がきらひ〉で、いつの日か〈形式もセリフもことごとく歌舞伎に則つた新作を書きたい〉と考えていたために、その依頼は〈渡りに舟〉ですぐに快諾した[8][7]。
台本は1955年(昭和30年)7月20日刊行の『ラディゲの死』(新潮社)、1962年(昭和37年)3月20日刊行の『三島由紀夫戯曲全集』(新潮社)などに収録された[7]。翻訳版は、中国の申非訳(中題:地獄図)で行われている[10]。
公演
- 12月興行 中村吉右衛門劇団大歌舞伎
- 9月興行大歌舞伎
- 6月花形歌舞伎
おもな収録本
- 『ラディゲの死』(新潮社、1955年7月20日)
全集収録
- 『三島由紀夫戯曲全集』(新潮社、1962年3月20日)
- 『三島由紀夫全集21(戯曲II)』(新潮社、1974年12月25日)
- 『三島由紀夫戯曲全集 上巻』(新潮社、1990年9月10日)
- 四六判。2段組。布装。セット機械函。
- 収録作品:「東の博士たち」「狐会菊有明」「あやめ」「火宅」「愛の不安」「灯台」「ニオベ」「聖女」「魔神礼拝」「邯鄲」「綾の鼓」「艶競近松娘」「卒塔婆小町」「紳士」「只ほど高いものはない」「夜の向日葵」「室町反魂香」「地獄変」「葵上」「若人よ蘇れ」「溶けた天女」「ボン・ディア・セニョーラ」「鰯売恋曳網」「ボクシング」「班女」「恋には七ツの鍵がある」「熊野」「三原色」「船の挨拶」「白蟻の巣」「芙蓉露大内実記」「大障碍」「鹿鳴館」「オルフェ」「道成寺」「ブリタニキュス」「朝の躑躅」「薔薇と海賊」「むすめごのみ帯取池」〔初演一覧〕
- ※ 下巻と2冊組での刊行。
- 『決定版 三島由紀夫全集22巻 戯曲2』(新潮社、2002年9月10日)
映像作品
映画
地獄変 | |
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監督 | 豊田四郎 |
脚本 | 八住利雄 |
原作 | 芥川龍之介 |
製作 | 田中友幸 |
出演者 | 中村錦之助 |
音楽 | 芥川也寸志 |
編集 | 黒岩義民 |
製作会社 | 東宝 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 95分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
1969年に『地獄変』として映画化された。東宝製作。1969年9月20日公開。カラー・シネマスコープ作品。95分。
あらすじ
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この節の加筆が望まれています。
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スタッフ
キャスト
- 中村錦之助:堀川の大殿
- 仲代達矢:絵師・良秀
- 内藤洋子:娘・良香
- 大出俊:弟子・弘見
- 下川辰平:弟子・成岡
- 内田喜郎:弟子・金茂
- 中村吉十郎:公卿
- 鈴木治夫:側近の者
- 天本英世:家人
- 大久保正信:使者
- 音羽久米子:女房
- 猪俣光世:小女房
- 沢村いき雄:大史
- 今福正雄:老人
同時上映
映像ソフト
1997年11月1日、本作を収録したVHSビデオソフトが東宝から発売された。
テレビドラマ
その他
- あらすじで楽しむ世界名作劇場 - 番組内の作品の一つ。市川春猿プロデュースによる影絵と春猿の歌舞伎の併用。
- エスパー魔美 - 「リアリズム殺人事件」の回で本作を忠実に再現しようとした映画監督のエピソードが描かれる。
- 地獄変 - 作画:一峰大二、構成:塚本裕美子。暁教育図書『コミグラフィック. 日本の文学』の一編。1988年。[11]
脚注
- ^ 芥川「地獄変」の直筆原稿2枚見つかる 岡山・倉敷(朝日新聞、2007年12月21日)
- ^ 「地獄変相図」の略。地獄を描いた図のこと。
- ^ 『地獄変』は、ある人物が「語り手」となって語る形式であるが、この場面では語り手本人が登場している。
- ^ 「竹本劇『地獄変』」(歌舞伎座プログラム 1953年12月)。28巻 2003, pp. 220–222
- ^ 井上隆史「作品目録――昭和28年」(42巻 2005, pp. 401–403)
- ^ 山中剛史「上演作品目録」(42巻 2005, pp. 731–858)
- ^ a b c d 浅野洋「地獄変」(事典 2000, pp. 157–159)
- ^ a b c d 「僕の『地獄変』」(毎日新聞〈大阪〉夕刊 1954年9月10日号)。28巻 2003, pp. 337–338
- ^ 千谷道雄「地獄変」(旧事典 1976, pp. 181–182)
- ^ 久保田裕子「三島由紀夫翻訳書目」(事典 2000, pp. 695–729)
- ^ 大二, 一峰 (1988). 羅生門・地獄変 : 芥川竜之介. 東京: 暁教育図書
参考文献
- 三島由紀夫『決定版 三島由紀夫全集22巻 戯曲2』新潮社、2002年9月。ISBN 978-4106425622。
- 三島由紀夫『決定版 三島由紀夫全集28巻 評論3』新潮社、2003年3月。 ISBN 978-4106425684。
- 佐藤秀明; 井上隆史; 山中剛史 編『決定版 三島由紀夫全集42巻 年譜・書誌』新潮社、2005年8月。 ISBN 978-4106425820。
- 井上隆史; 佐藤秀明; 松本徹 編『三島由紀夫事典』勉誠出版、2000年11月。 ISBN 978-4585060185。
- 長谷川泉; 武田勝彦 編『三島由紀夫事典』明治書院、1976年1月。 NCID BN01686605。
- 細川正義「芥川「地獄変」の世界」『人文論究』第24巻第2号、関西学院大学、1974年8月、16-31頁、 ISSN 02866773、 NAID 110001068571。
関連項目
外部リンク
小説
- 『地獄変』:新字旧仮名 - 青空文庫
- 『地獄変』:旧字旧仮名 - 青空文庫
- 『地獄変』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- 『絵仏師良秀』現代語訳 - マナペディア
- 橋浦洋志「「地獄変」考」『茨城大学教育学部紀要 人文・社会科学・芸術』第35号、茨城大学教育学部、1986年3月、21-34頁、 ISSN 0386765X、 NAID 40004439103。
- 芥川龍之介「地獄変」への一考察 -<絵師良秀>と<父良秀>- - 大阪教育大学附属図書館
- 木股知史「芥川龍之介『地獄変』覚書 : イメージの相互関連性の視点から」『甲南大學紀要. 文学編』第167号、甲南大学文学部、2017年3月、一-十五、doi:10.14990/00002343、 ISSN 0454-2878、 NAID 120006246629。
映画
地獄変
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:07 UTC 版)
『弐』に登場。マナ考案の新ゲームの一つ。「うんどうかい」・「影踏み」・「空中ケンパ」のいずれかの次に参加させられるゲームで最後の選別とも言われている。マナがかみまろやカミの予定を勝手に変更して始めた選別で、かみまろが同人誌で予告したものをマナが勝手に考えて作った。 選別中、世界中の人々が怪物に襲われており、いくつかのステージをクリアし、最初にマナの指にとまった者が神になり、世界を救うことができる。神罰ババ抜きで終了となる。 怪物は「ひょっとこ」「獅子舞」「てるてる坊主」「奴江戸兵衛」などの様々な種類がおり、中には実写映画版に登場する「まとりょーしか」の姿も見られる。第1ステージ 闇ルート『天邪鬼迷宮』 終了条件:カギをあつめて突破したならおわり うんどうかい会場から左の道を進んだ者が受ける選抜。広大な迷路の中に複数の扉があり、扉に入ると選抜が始まり、生き残るとカギが手に入る。天邪鬼という名のとおりすべてのルールが逆であり、ルールと逆のことをすることによって生き残ることができる。これは最初の「カギをあつめて突破したならおわり」というのも同様である。正しくは「カギを集めず逆走したならおわり」、つまりカギを持たない状態でスタート地点に戻ればクリアとなる。カギを持ったままスタート地点に戻ると追加遊戯に挑戦することになる。「あっちこっちハッチの部屋」 終了条件:通路口を開いて脱出せよ。 参加者が揃うと、部屋の天井や壁が開き、ハッチだらけの部屋となり、1分間のカウントが始まる。ハッチにははずれと当たりの2種類がある。 正しいルールは「時間切れまで脱出するな」であり、当たりのハッチに入ると串刺しとなり死亡。当たりの通路口は定員1名。 「ジグソーパズルの部屋」 終了条件:パズルを完成させて魂を肉体に戻せ 参加者のうちの誰かの魂が身体からジグソーパズルの形で抜かれ、裸でパズルの孔があいた複数の人形が現れる。間違った人形にピースをはめた者は人形に仕込まれている刃物で死亡。 正しいルールは「パズルを完成させずに魂を肉体に戻すな」であり、パズルの穴がない人形を選択すればクリアとなる。 「釈迦蜘蛛の部屋」 終了条件:制限時間以内に蜘蛛の糸を昇れ 針の山が並んだ部屋にたらされたロープにつかまった状態で始まる。中央にいる釈迦蜘蛛から黄金の糸が垂らされる。制限時間は10分。 正しいルールは「時間切れまで糸を昇るべからず」であり、黄金の糸は頂上までいくと切られ、新しい糸が垂らされる。残り5分をきるとロープが下の方から燃える、上から小さな蜘蛛が降りてくる、ロープが揺らされるなど参加者を落とす仕掛けが増える。 「狸鍵危機一髪」 終了条件:大当たりは生きる ゲーム内容:黒ひげ危機一髪 カギを持ったままスタート地点に戻った者に待っている追加遊戯。持っているカギ+1の数の鍵穴があり、一つだけある大当たりを引くとその者は死亡する。すべてのカギを使い切るか大当たりが出たら終了。 第2ステージ 『三国ドロケイ』 ゲーム内容:ドロケイ 世界中の高校生を集めて行う選別。40人×30クラスの1つの学校が1つの国となる。太陽、月、星の3つの国に別れいずれかの国の王が死んだ時点でゲーム終了となる。捕まった場合は学校の牢屋に転送され、6時間ごとに天井が落下、処刑が行われる。ゲームフィールドは山手線の内側で、それぞれの国の本拠地は太陽は池袋、月は新宿、星は秋葉原にある。アイテム グローブ これをつけた状態で敵にタッチすることで捕まえることができる。 ライフジャケット タッチされても捕まるのを無効化できる。ただし背中にあるマークをタッチされると捕まってしまう。身体にフィットするようになっている。 マナ・フォン 仲間や敵の居場所が分かったり、仲間と連絡を取れるアイテム。 IDカード タッチすることで自分の役職が表示されるアイテム。もう一度タッチするとそれぞれの役職のアイテムに変化する。牢屋の中では使えない。 役職(ジョブ) 兵士(ソルジャー) 攻防に優れた役職。IDカードにタッチすると背中のマークに3という数字が追加される。3回まで相手のタッチを防ぐもの。 狙撃手(スナイパー) 遠距離からアシストする役職。専用アイテムは狙撃銃。当たった相手は1分間動けなくなる。弾数に制限はないが一発撃つと次弾装填まで約6秒かかる。 通信士(オペレーター) 情報を操作する役職。エリア内にある奇妙な形の塔の中にある機械によってゲームを有利に進めることができる。 鍵使い(キーマスター) 捕まった仲間を牢屋から脱出させる役職。専用アイテムは鍵。自国の牢屋を開けることはできない。 詐欺師(スパイ) 敵を欺く役職。マナフォンと連動させることで、三国どの国の姿にも変装できる。ただし、変装中は敵をタッチしても捕まえることはできない。 王(キング) 一番重要な役職。各国に1人ずつしかおらず、王が死んだ国は全員道連れで死亡。それぞれの王は、マナが独断と偏見で選んだ今最も神に近い人間で、太陽の国「ガチムチの絶対皇帝リリィ」、月の国「ぼくらの救世主明石」、星の国「スピリチュアル天然娘ファトマ」。王のみグローブの仕様が異なり、ダイヤルを回すことでグローブが光り、敵味方関係なくライフジャケット着用している相手でもどこかをタッチすることで捕まえることができる。 黒い塔 エリア内にそびえ立つ黒色の塔。塔頂には栗のイガのような装飾がある。 内部には3国の本拠地がかかれたMAPとオペレーターが使える「オペレーションシステム」が存在する。 オペレーションシステム 役職「オペレーター」のみが使える機械。 味方のレーダー範囲が100mになる「レーダー強化」全プレイヤー同士がどこにいても通話・メッセージできる「マナ・フォン強化」敵のキングの位置が常に表示される「キング表示」の3つの機能がある。 第3ステージ 『神罰(ジャッジメント)ババ抜き』 ゲーム内容:ババ抜き 本来の最後のゲーム。神罰とババ抜きを掛け合わせたゲーム。ペアで揃ったカードを捨てることができるのは「配られた時」と「引いた時」のみ。また、自分の手札を教えるのも神罰の対象となる。通常のババ抜き同様、手札がなくなったら「あがり」となり、最後に「JOKER」を持っている人が負け。明らかとなった神罰は以下の通り。引いたら死 カードを引いた人物が神罰により死亡する。カテゴリーは7で全てのスートが神罰カードとなっている。 持ってる間声出したら死 カードを持っている時に、声を出したら神罰によって死亡する。カテゴリーは2でスートはダイヤ。 引いたらくすぐり地獄30秒 カードを引いたらくすぐり地獄を30秒受けなければならない。カテゴリーは3でスートはクラブ。 引かれたらその相手にキス カードを引かれたら、引いた相手とキスしなければならない。カテゴリーはQでスートはハート。 持ってる間ハイテンションでなければ死 カードを持っている間、ハイテンションでいなければならない。ハイテンションじゃないと神罰により死亡する。カテゴリーは5でスートはハート。 引いたらその相手にデコピン カードを引いたら、引かれた相手にデコピンしなければならない。カテゴリーはKでスートはスペード。 引かれたら死 カードを引かれた人物が神罰により死亡する。カテゴリーは4ですべてのスートが神罰カードとなっている。 持ってる間しゃくれてないと死 カードを持っている間、顎をしゃくらせなければならない。カテゴリーは9でスートはクラブ。 前の席の人と神罰シンクロ カードを持っている間、前の席の人の神罰をしなければならない。カテゴリーはJでスートはハート。 引いたら夢を語れ カードを引いたら、夢を語らなければならない。(「語らなければ死」とは明記されていない)。カテゴリーはAでスートはスペード。 時限爆弾あと(ターン数)で死 残りターン数が0の時点で持っている人が神罰により死亡する。残りターン数が30の時点でスタートし、神罰を実施するたびにリセットされる。 カテゴリーは10でスートはダイヤ。 引いたら順番リバース カードを引いたら引いた人から順番が逆回りになる全体神罰(フィールド・ジャッジメント)カード。カテゴリーは6でスートはスペード。 7見える カードを持っている間、「引いたら死」の神罰カードを透視できる。カテゴリーは8でスートはダイヤ。 持ってる間死の神罰を受けない カードを持っている間、死の効果を持つ神罰カードの効果を受け付けなくなる。カテゴリーはJOKERであるため、ゲーム終了時にカードを持っている人が負けとなり死亡する。
※この「地獄変」の解説は、「神さまの言うとおり」の解説の一部です。
「地獄変」を含む「神さまの言うとおり」の記事については、「神さまの言うとおり」の概要を参照ください。
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