空中ケンパ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:07 UTC 版)
『弐』に登場。アシッド・マナ考案の新ゲームの一つ。欠席者の一部が「影踏み」の次に参加させられるゲーム。 マナはカミーズJr.の生き残りを挑戦させようとしたが、生き残りの人数が5人と少ない上、セイン・カミの妨害で明石と紫村の2人しか確保出来なかったため、かみまろに無断で神の子から100人ほど集めてゲームをスタートする事にした。そのため神の子にとってはもう一つの「うらしまたろう」の次に参加させられるゲームである。ゲーム内容はケンケンパ。 最初に泥沼のような場所から数人でスタートし、案山子のいる場所まで小さい足場に書かれているK(ケン)とP(パ)の足場を「ケンケンパ」をしながら進んで行く。Kを両足で踏む、Pを片足で踏む、K→K→...と続いている足場で2歩目に1歩目と違う足で踏むとルール違反とみなされ落下、地上に落ち死亡する。なお足場は一度踏むと消滅する。 1人でも案山子のいる足場に辿りくと、風景が一変し、地上634mにあるいくつもの小さい足場が東京スカイハイタワーをぐるりと囲み、スカイハイタワー天辺、つまり足場の中央に巨大案山子が鎮座した状態に変わり、本格的に「空中ケンパ」がスタートする。プレートの数、アルファベットの種類が一気に増え、片足両足などのルールは一緒だがクリア方法が異なる。 足場は時計盤になっており、中央にいる巨大案山子が手で時刻を示している。長い方の手(長針)が一周する3分間の間に短い方の手(短針)が示す時刻のスペル(アルファベットのプレート)を踏むとその時刻に応じた場所にゴールプレートが出現し、それを踏めばクリアとなる。 ゴールプレートは定員1名であり、生き残れるのはおよそ100人の内、最大でも12人のみとなる。また、ゴールプレートはその数字の時刻を経過しても消える事はないが、その数字の時刻以外にゴールプレートを踏もうとした場合、プレートから鋭利な触手が現れ串刺しにされ殺されてしまう。 このゲームには「24時間」の制限時間が設けられている。ただし、リアルタイムでは無く「案山子の手の24時間」であり、案山子の短い手=短針が二周するまで、長い手=長針が一周=一時間におよそ3分かかる為、実質的な制限時間はおよそ72分=一時間と12分となる。敵 案山子 最初の泥沼のような場所からの最初の目標地点までの案内役をしている。その後全貌が明らかになると、「24時間」以内にゴールするよう参加者にアドバイスする。話し方は京都訛りである。 巨大案山子 空中足場の中央に立っている巨大な案山子。手を時計の長針と短針を表しており、クリアへのヒントや答えを教えている。 途中からヒントとして足下で芋を餌にしているひよこもへじにと「What time is it now(いま何時?)」と発言している(空耳で「掘った芋いじんな」と聞こえる)。 ひよこもへじ ゲームの途中に空中に現れ、案山子の足下にあるジャガイモを餌として食べる。食事の邪魔をされると激怒し、邪魔をした者をはじめ周辺にいる者も皆殺しにする。丑三が明石を助けに来たヘリコプターの中に脱出しようとした神の子が入り込んだ際には、ヘリコプターに突進して撃墜した(丑三はマナによりワープしたため、爆発には巻き込まれなかった)。また、誰かがクリアした場合、その人の周りに行き「クリア」を言うこともある。 にわとりもへじ 普段は巨大案山子の頭上に隠れているが、案山子が示している時刻に数字のプレートを踏むと出現し、「にわとりもへじが○時をお知らせします」と宣言し、ゴールプレートを出現させる。また、時刻を過ぎていてゴールプレートを踏んだ場合も、その警告をする。「24時間」の制限時間が過ぎるとタイムオーバーを知らせた。
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