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あばばばば

芥川竜之介短編小説大正12年(1923)12月雑誌中央公論」に発表著者自身モデルとされる保吉ものの作品のひとつ。たばこ屋の若い女店員が母となった姿に対し主人公が抱く感慨を描く。


あばばばば

作者芥川龍之介

収載図書芥川龍之介全集 5
出版社筑摩書房
刊行年月1987.2
シリーズ名ちくま文庫

収載図書アンソロジー 人間情景 5 人生達人
出版社文芸春秋
刊行年月1993.1
シリーズ名文春文庫

収載図書芥川龍之介全集 第10巻保吉の手帳から
出版社岩波書店
刊行年月1996.8

収載図書ザ・龍之介芥川龍之介全一増補新版
出版社第三書館
刊行年月2000.7

収載図書大活字版 ザ・龍之介全小全一
出版社第三書館
刊行年月2006.7

収載図書芥川龍之介全集 第10巻 雛・保吉の手帳から
出版社岩波書店
刊行年月2007.10


あばばばば

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 04:28 UTC 版)

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あばばばば
作者 芥川龍之介
日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
発表形態 雑誌掲載
初出情報
初出 中央公論1923年12月号
刊本情報
収録 『黄雀風』
出版元 新潮社
出版年月日 1924年7月
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
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あばばばば』は、芥川龍之介の短編小説。保吉ものと呼ばれる作品群の一つで、実生活に取材した私小説。初出は『中央公論1923年大正12年)12月号。

あらすじ

主人公の保吉が行きつけのたばこ屋にたばこを買いに行った所、新しい若い女性の店員がカウンターに座っていたため、これをからかう。女性は大いに恥じ入っていたが、数年して訪れた所、女性の店員が結婚したものと見えて背中の子供をあやしている。あばばばばとあやす所を保吉に見られるも、その様子には恥じた所がなく、またあやし始める。保吉は女性が成長したのだということを感じると共に、以前の恥じ入っていた気品を懐かしく、また女性的に美しかったものと考える。

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