帝国華撃団
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帝国華撃団(ていこくかげきだん、帝国歌劇団)は、セガのコンピュータゲーム『サクラ大戦』とその関連作品「サクラ大戦シリーズ」に登場する組織の名称、またその声優陣からなるユニット名。略称は「帝撃」。
作中の設定としては、帝都東京を魔の力から守るために設けられた日本政府直属の秘密防衛組織である。飛行船や、霊子甲冑と呼ばれるロボットを装備した軍隊なみの秘密部隊[1]。前身は「帝国陸軍対降魔部隊」。本部は、東京の銀座に位置する「大帝国劇場」で[注 1]、その他、浅草花やしき・北海道などに支部を持つ。
作品の外では、1997年から2006年まで9年間、キャラクターに扮した声優が帝国歌劇団として歌謡ショウやその他の舞台イベントに出演した(サクラ大戦シリーズ#舞台・ライブ参照)。
オリジナル楽曲は、ゲーム・OVA・アニメの楽曲以外にも舞台書き下ろしの劇中歌、メンバーのソロ楽曲、デュエット楽曲等あわせて100曲を超える。
司令・副司令
- 大神 一郎(おおがみ いちろう)
大神 一郎 | ||
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年齢 | 20歳(1)→25歳(V) | |
生年月日 | 1903年1月3日[3] | |
身長*体重 | 176*65[3] | |
血液型 | A型[3] | |
出身地 | 日本・栃木[3] | |
声優(役者) | 陶山章央 |
- シリーズ主要作品『サクラ大戦4 〜恋せよ乙女〜』までの主人公。
- 幾度にも渡り、魔物から帝都(『1』『2』『4』)・巴里(『3』)を救ってきた歴戦の隊長。日頃は劇場のモギリ役を務めているが、時には舞台の演出なども行う。『4』以降は帝国華撃団の総司令及び大帝国劇場の支配人を務めている。また、軍人としての階級もシリーズを経ていく事で、帝国海軍少尉から中尉、大尉へと昇格した。
- 家族は自営農家を営む両親と、姉である大河双葉、弟2人の6人家族[4]。また5つ下の甥(双葉の子)に大河新次郎がいる。
- 熱血漢で真面目な性格。帝国華撃団に入隊した初期の頃の霊力は低かったが、共すると反発し合う花組隊員の触媒の役割を果たしている。また、『4』までの通算6度(『活動写真』含む)にも及ぶ戦いを経ていった結果、帝国華撃団でも最も霊力の高いアイリスに匹敵する程、霊力が上がる事になっている(実際、他の帝国・巴里華撃団の花組は、誰も大久保長安の影に全く気付いていなかった)。
- 海軍士官学校を首席で卒業。賢人機関のメンバーである花小路伯爵の推薦により、20歳にして帝国華撃団・花組隊長に抜擢された。当初は、士官学校時代に比べて自分の想像と大きくかけ離れた華撃団の環境や、モギリを始めとする雑用をやらされる日々、どう見てもうだつの上がらない酔っ払い親父にしか見えない米田の態度に戸惑いと失望を抱いていたが、後に黒之巣会の出現によって華撃団の真の姿を知ってからは、改めて帝国華撃団・花組の隊長として奮闘の日々を送る事になり、花組の隊員達からも絶大な信頼と好意を得ていく事になる。
- 二天一流の剣術に優れ、霊子甲冑でも二刀流を使いこなす。必殺技使用時には雷を剣に落とす。銃撃も得意で、士官学校では剣術と共にトップの成績だった。一部作品では、ゲームディスクの警告メッセージを担当している。
- 『4』での戦いを終えた後は、引退を決めた米田から神刀滅却(『2』において重傷を負った米田から神刀滅却を預けられており、さくらとの「二剣二刀の儀」の際にも使用した)と帝国華撃団総司令及び大帝国劇場支配人の座を譲り受けた。
- 米田 一基(よねだ いっき)
米田 一基 | ||
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年齢 | 62歳(1)→66歳(4) | |
生年月日 | 1861年4月1日 | |
身長*体重 | 162*55 | |
血液型 | O型 | |
出身地 | 日本・東京 | |
声優(役者) | 池田勝 |
- 大帝国劇場の元支配人。帝国華撃団創設者であり、元司令長官(『4』終了時点で引退 )。帝国陸軍中将でもあり、日清戦争、日露戦争で活躍した英雄。帝撃メンバーを我が子のように慈しんでいる。部下からの信頼も厚い。普段は飲んだくれを装っているが、いざ戦闘となると、数々の武勲をうち立てた猛将ぶりを遺憾なく発揮し、帝都の平和のためには特攻も辞さない(実際、『1』の終盤で空中戦艦ミカサを自ら操縦し、聖魔城に特攻をかけた)。特技は浪曲。独身。
- かつては陸軍対降魔部隊隊長で、あやめの他に真宮寺一馬、山崎真之介を部下に持っており、愛刀は二剣二刀の一つ「神刀滅却(しんとうめっきゃく)」。
- 『4』における長安との戦いの後、総司令及び支配人の座と神刀滅却を大神に託し、前線を退く。以後の動向は一切不明。
- 藤枝 あやめ(ふじえだ あやめ)
藤枝 あやめ | ||
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年齢 | 23歳(1) | |
生年月日 | 1899年7月31日 | |
身長*体重 | 163*46 | |
血液型 | AB型 | |
出身地 | 日本・東京 | |
声優(役者) | 折笠愛 |
- 米田の秘書にして、華撃団副司令を務めていた女性(『1』)。大帝国劇場の副支配人や花やしき支部の支部長も兼務していた。帝国陸軍中尉。大神を時に厳しく、時に優しくサポートしており、彼から憧憬の念を抱かれていた。
- かつては16歳にして「陸軍対降魔部隊」の一員で(当時は特務少尉)、後に葵叉丹となる山崎真之介とは恋仲にあった。愛刀は二剣二刀の一つ「神剣白羽鳥(しんけんしらはどり)」。
- 合気道を得意とし、生け花は免許皆伝の腕前。語学にも堪能で、英語やロシア語、中国語、フランス語と多岐に渡っている。
- 『1』の終盤にて葵叉丹により魔神器を奪う為の傀儡として操られてしまい、その末に大神の手で撃たれるが、対降魔部隊の頃に植えつけられていた「種」を発芽させられ、降魔・殺女(こうま・あやめ)と化し、大神達の敵として立ちはだかる。
- 聖魔城での最終決戦にて、大神の手によりその身は滅びるが、実はその身体には、かつて父である神に反逆した末に悪魔王となったサタンと敵対していた天使長・ミカエルの魂が宿っており、それによって天使として覚醒。傷つき倒れた花組のメンバー達を蘇生し、彼女達にサタンへと変貌した葵叉丹を倒すよう導いた。
- サタンが消滅を迎えた後、大神や花組のメンバー達に別れを告げ、天へと昇っていった。
- TVアニメ版
- 階級は少佐。ストーリーに殺女に変化する展開はなく最終話まで華撃団副司令として登場する。
- PROJECT X ZONE
- 殺女として復活を果たし、敵キャラクターとして参戦。
- 藤枝 かえで(ふじえだ かえで)
藤枝 かえで | ||
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年齢 | 23歳(2)→25歳(4) | |
生年月日 | 1901年10月21日 | |
身長*体重 | 161*45 | |
血液型 | A型 | |
出身地 | 日本・東京 | |
声優(役者) | 折笠愛 |
- あやめの妹。陸軍中尉。あやめの跡を継ぎ、帝都を守るために副司令官として着任する。それより以前は賢人機関の霊能エージェントであり、ドイツの秘密機関ブルーメンブラットより被験者であるレニを救出した人物。欧州星組の司令でもあった。あやめ同様、心のケアをしてくれる姉的存在。『2』以降は神剣白羽鳥の所有者となり、『2』終盤での「二剣二刀の儀」の際、大神に貸与している。姉を失ったことが元になっているのか、自己犠牲的な行動を否定している。護身術はかなりの腕前らしい。『君あるがため』以降の動向は一切不明。
花組
対降魔迎撃部隊。平時は大帝国劇場にて、「帝国歌劇団・花組」として舞台を中心に活躍する。『新サクラ大戦』では、10年前の降魔大戦を終結することになった二都作戦で、すみれ以外の隊員は降魔皇と共に幻都に封印された。
- 真宮寺 さくら(しんぐうじ さくら)
真宮寺 さくら | ||
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年齢 | 17歳(1)→22歳(V) | |
生年月日 | 1905年7月28日[5] | |
身長*体重 | 155*44 | |
血液型 | A型 | |
出身地 | 日本・仙台 | |
声優(役者) | 横山智佐 |
- かつて陸軍対降魔部隊に所属していた真宮寺一馬の一人娘。魔を祓い封印させる破邪の力を持つ真宮寺一族の血(破邪の血)を受け継ぐ。剣術に優れ、北辰一刀流免許皆伝の腕前。特に居合いを得意とし、日々鍛錬を欠かさない。愛刀は、父の形見「霊剣荒鷹(れいけんあらたか)」。普段の服装はピンク色の和服に赤い袴、紫の帯。長い黒髪を大ぶりの赤いリボンでポニーテールに結っている。『2』では夏服としてピンクのサンドレスも着用する。快活で明るく素直な性格の持ち主で、正義感が強く礼儀正しい。その一方やや不器用でナイーブな一面も。舞台に立つことが大好きで、恋には純情かつ非常に嫉妬深い。年少時の出来事から雷が苦手。すみれの引退後は娘役トップとなり、日々練習を重ねている。
- 1928年春の『V』冒頭でも帝国華撃団本部に勤務しており、大河新次郎の案内役と華撃団の解説役を担当している。
- 『新』に登場する夜叉は彼女と非常に似ており、当初夜叉の正体と疑われていた。
- アニメ版では主人公を務める。
- セガサターン版『1』『2』(Disc1のみ)『蒸気ラジヲショウ』のCD-ROMやドリームキャストの『花組コラムス2』『帝都の長い日々』のGD-ROMに録音されている警告メッセージは彼女の担当。SS版『2』のTVCMや『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』ではせがた三四郎と共演している。
- 神崎 すみれ(かんざき すみれ)
神崎 すみれ | ||
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年齢 | 16歳(1)→33歳(新) | |
生年月日 | 1907年1月8日[5] | |
身長*体重 | 161*50 | |
血液型 | B型 | |
出身地 | 日本・神奈川 | |
声優(役者) | 富沢美智恵 |
- 日本屈指の財閥を持つ神崎家の一人娘。父親は神崎重工社長、母親は銀幕スタァ。神崎重工は祖父の神崎忠義が一代で築き上げた、第一次世界大戦の大戦景気で成功した企業である。そのため成金呼ばわりを非常に嫌う。長刀を得意とし、神崎風塵流免許皆伝の腕前。装飾品はヘアバンドとチョーカー。泣きぼくろがあるのが特徴。露出の高い衣装を好み、肩や胸元が広く開く着物やドレスなどを着用する。懐には折り畳み式長刀を常備している。傲慢でプライドが非常に高く、勝気でわがままな性格といった典型的なお嬢様気質だが、根は優しく努力家。しかし、影で努力している部分を人に見られる事を極端に嫌う。また、本人としては稽古といった類のものは、あまり好きではないのだが、失敗はスタァにはもっと似合わないという見栄から来るのも理由の一つである。幼少時のとある出来事により蜘蛛が苦手。甘酒で泥酔するほど酒に弱く、酔っ払うと呂律が回らなくなる[注 2]。料理は一応できるが味は独創的。自信家で独りよがりな性格から仲間と衝突することも少なくなく、特にカンナとは犬猿の仲である。しかし、実際には喧嘩するほど仲がいい関係。自他共に認める「帝劇のトップスタァ」だったが、霊力減少が原因で『4』のエンディングにおいて引退。引退後は神崎家に戻り、神崎重工の取締役に就いた。引退後も歌謡ショウや『君あるがため』では、仲間の危機を救うため一時的に復帰している。
- 『新』では10年前の降魔大戦でも一時的に復帰して二都作戦に参加したが作戦中に霊力切れを起こし、その結果彼女は華撃団の中で唯一幻都への封印を逃れ、ただ一人現世に残ることになった。その後は、総司令として華撃団再建に奔走する[6]。
- マリア・タチバナ
マリア・タチバナ | ||
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年齢 | 19歳(1)→23歳(4) | |
生年月日 | 1903年6月19日[5] | |
身長*体重 | 186*65 | |
血液型 | O型 | |
出身地 | ウクライナ・キエフ | |
声優(役者) | 高乃麗 |
- ロシア人外交官の父と日本人の母を持つハーフ。大神が着任するまでは花組隊長であり、現在は副隊長を務めている。大神不在時は隊長代理。過去のトラウマなどから当初は心を閉ざし周囲と距離を置いていたが、現在では仲間のことを最優先に考える頼もしい存在。常に冷静沈着で、物事を客観的に判断する能力に長けている。髪型はプラチナブロンドの髪を左目を隠すような形にしたボブカット。瞳は緑色。衣服は黒いスーツやコートなどシックな装い。射撃の名手であり、懐に愛銃「エンフィールドNo.1MkIスター・改」を常備している。料理が得意で、趣味は読書。男役のトップでもあり、高村椿も彼女のファンである。
- イリス・シャトーブリアン
イリス・シャトーブリアン | ||
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年齢 | 9歳(1)→13歳(4) | |
生年月日 | 1913年7月5日[5] | |
身長*体重 | 106*18(1)→121*26(4) | |
血液型 | AB型 | |
出身地 | フランス・シャンパーニュ | |
声優(役者) | 西原久美子 |
- 通称「アイリス」。フランスの大富豪シャトーブリアン伯爵家出身。霊力が著しく高く、瞬間移動、念動力、テレパシー、ヒーリングなどの能力を持ち、物理攻撃も可能。19世紀的な子女の装い。金髪にピンクの大きなリボンをつけている。テディベアの「ジャンポール」とはいつも一緒。純粋で天真爛漫な性格の一方、子供扱いを極端に嫌うおませな一面も。成長と共に力を制御できるようになったが、時々暴走する。『2』以降はレニと親しくなり、一緒にいることが多い。
- アニメ版ではゲーム本編とは違い、人見知りが激しく引っ込み思案な性格をしている[7]。このことから、初対面のさくらのことを「あんたなんか嫌い」と一蹴していたが、次第に彼女との仲を深めていった。
- 漫画版での性格はゲーム本編に準じているが、第十七話で不意の暴走により自信を喪失した際に、一時的にアニメ版のような大人しい性格になっている。
- 李 紅蘭(り こうらん)
李 紅蘭 | ||
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年齢 | 17歳(1)→21歳(4) | |
生年月日 | 1906年3月3日[5] | |
身長*体重 | 156*42 | |
血液型 | B型 | |
出身地 | 中国・北京 | |
声優(役者) | 渕崎ゆり子 |
- 「発明はバクハツや!」を信念に持つ、帝劇きっての天才発明家。霊力自体は花組の中で一番低いが、様々な発明品を生み出している。発明が失敗し、爆発して黒コゲになる事もある(稀に他の隊員も巻き込まれる)。花組の一員であると同時に、霊子甲冑の開発者、整備責任者でもある。陽気で気さくな気配りの利く性格。メガネ・そばかす・三つ編みが特徴。普段は赤いチャイナドレスを着用。『2』ではカンフースーツ風の冬服も着ている。発明や機械いじりが大好きで、作業着姿でいることも多い。舞台上ではお笑い担当。周囲を楽しませることが大好き。妙な関西弁で話すのが特徴だが、これは一時期神戸で暮らした事が影響している[8]。名前の由来は、広井王子の従姉の名前[9]と戦前戦中に活躍した女優の李香蘭から。
- 桐島 カンナ(きりしま カンナ)
桐島 カンナ | ||
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年齢 | 19歳(1)→23歳(4) | |
生年月日 | 1903年9月7日[5] | |
身長*体重 | 197*78 | |
血液型 | B型 | |
出身地 | 日本・沖縄 | |
声優(役者) | 田中真弓 |
- 琉球空手桐島流第28代継承者。幼い頃から修行の日々を送っていた。豪快で明るい性格の姉御肌で、肉体的にも精神的にも男らしい一方、恥ずかしがり屋。何事にも挫けず、帝劇のムードメーカー的存在。ボーイッシュな服装で、額には白いハチマキを巻いている。蛇が苦手。父の仇を探しているところを、あやめにスカウトされ、花組に入隊。マリアとは同期で親友。すみれとは犬猿の仲で彼女を「サボテン女」や「ヘビ女」呼ばわりして喧嘩が絶えないが、実際には喧嘩するほど仲が良い関係でもあり、彼女が引退する際には大泣きして引き留めたほどである。舞台では主に男役を演じ、パワフルな演技で子供からの人気を博している。子供好きでアイリスと仲が良く、巴里華撃団のコクリコからも慕われている。食事が大の楽しみで、自ら沖縄料理を作る事もある。一級航海士免許を所持、翔鯨丸の操舵も行う。
- アニメ版や漫画版でも性格は基本同じだが、ゲーム本編よりも肌が黒く髪が赤い。
- ソレッタ・織姫(ソレッタ・おりひめ)
ソレッタ・織姫 | ||
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年齢 | 17歳(2)→19歳(4) | |
生年月日 | 1907年7月7日 | |
身長*体重 | 158*47 | |
血液型 | B型 | |
出身地 | イタリア | |
声優(役者) | 岡本麻弥 |
- イタリアの「赤い貴族」とも呼ばれる名家の娘。イタリア人の母と日本人画家の父を持つハーフ。根っから陽気でマイペースな楽天家。直情的な性格と遠慮のない言動のため、不用意に敵を作ることもある。演奏・舞踏・歌唱共に優れた女優であり、イタリア演劇界では「太陽の娘」と呼ばれ高い評価を得ている。戦闘時などには「地中海の赤い風」を自称する。過去に実験的に組織された欧州星組の元隊員で、レニとはその同期であり、紐育華撃団のラチェットや昴とも面識がある。小麦色の肌に漆黒の髪、赤いドレスを着用。帝国華撃団配属直後は、とある理由から日本人の男性を毛嫌いしていた。『4』終了後はイタリアに帰国していたが、『君あるがため』では帝劇花組公演に出演するため日本に戻っていた。
- レニ・ミルヒシュトラーセ
レニ・ミルヒシュトラーセ | ||
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年齢 | 15歳(2)→17歳(4) | |
生年月日 | 1909年12月24日 | |
身長*体重 | 147*38(2)→152*41(4) | |
血液型 | O型 | |
出身地 | ドイツ | |
声優(役者) | 伊倉一恵 |
- 一人称は「ボク」で、男装(意図的な男装ではなく衣服は女性物を着用)している。自身が言及しなかったこともあり、帝国華撃団配属後しばらく大神を始めとする花組の面々からは少年と思われていた。欧州星組の元隊員で織姫とは同期。紐育華撃団のラチェットや昴とも面識がある。無口でマリア以上に冷静沈着。とある事情により、人間離れした頭脳・戦闘力を持つが、反面全てに対して心を閉ざしていた。帝撃での日々を通じて人間味が出るようになり、特にアイリスと親しくなる。天才的なバレエの踊り手で、舞台では男役(主に少年役)を務める。護身術も心得ており、背後から近付いてきた大神を投げ飛ばしたこともある。劇場で飼われている犬(『2』では任意に名前を選択、『4』などではフント)に懐かれている。『帝撃グラフ』のDisc2の警告メッセージを担当している。
風組
輸送空挺部隊。平時はかすみと由里が大帝国劇場の事務室、椿が同ロビーの売店で働く。通称「帝劇三人娘」。『4』終了時に3人とも他の支部へ転属することになったが、『君あるがため』で帝撃へ戻って来ている。セガサターン版『2』のDisc3の警告メッセージを三人で担当している。
- 藤井 かすみ(ふじい かすみ)
- 声 / 演 - 岡村明美
- 22歳(1)→26歳(4)。1900年4月14日生まれ、身長*体重は165*51、A型、茨城出身。
- 帝劇三人娘のリーダー的存在。平時は大帝国劇場の事務局スタッフ。劇場の運営に関わる雑用全般すべてをこなす。聞き上手で、落ち着いた性格。
- 榊原 由里(さかきばら ゆり)
- 声 / 演 - 増田ゆき
- 20歳(1)→24歳(4)。1902年5月20日生まれ、身長*体重は157*47、O型、静岡出身。
- 平時は大帝国劇場の事務局スタッフ。明るく活発的でミーハーな性格。観光名所や流行に詳しい。好奇心旺盛かつ噂好きで、劇場内の噂の発信源。紅蘭とは帝撃入隊の同期で仲が良い。常に赤い帽子を被っている。
- 高村 椿(たかむら つばき)
- 声 / 演 - 氷上恭子
- 15歳(1)→19歳(4)。1907年12月25日生まれ、身長*体重は150*42、B型、浅草出身。
- 三人娘の最年少で、平時は大帝国劇場の売店の売り子。顔にそばかすがある。いつも元気で明るく、誰とでも仲良くなれる性格。実家は浅草でせんべい屋を営んでいる、ちゃきちゃきの江戸っ子。マリアの熱烈なファン。
月組
隠密行動部隊。平時は黒子として演劇活動に参加している。TV版では銃撃等による実戦も行っていた。『V』までは世界中各地に月組のメンバーが散らばって様々な情報収集や諜報活動を行っており、世界中に存在する華撃団のバックアップを行っていた。10年後の『新』では帝国華撃団の支援に徹している。
- 加山 雄一(かやま ゆういち)
加山 雄一 | ||
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年齢 | 22歳(2)→25歳(V) | |
生年月日 | 1902年11月11日 | |
身長*体重 | 172*66 | |
血液型 | A型 | |
出身地 | 日本・和歌山 | |
声優(役者) | 子安武人 |
- 『V』までの月組の隊長。大神とは海軍士官学校の同期生で親友。『サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜』では大河新次郎のお目付け役。ギターかウクレレを片手に華麗に現れる自称「謎の貿易商」。かなり陽気な性格で、口癖は「~だなぁ、…だけど。」。常に格言を置いて去ってゆく。名前の由来は加山雄三。
- 帝都・巴里では、大神への助言や司令・副司令の指示のもと、サポート役に徹している。士官学生の成績は次席で、特に体術や剣術において相当優秀である。一方紐育では外交官として、輸入雑貨店「ROMANDO」を隠れ蓑に諜報活動を行っており、隊長見習いになりたての新次郎を導く。新次郎扮する「プチミント」の熱狂的大ファン。『V』以降の動向は不明であり、『新』では一切言及されていない。
- ゲーム本編での登場は『2』からだが、アニメ版や漫画版では『1』の時系列から登場。アニメ版では陽気な性格はあまり見られず、真面目な性格が強調されている。
- 大神の姉で新次郎の母親である大河双葉に対して苦手意識を持っている様子を見せる。
- セガサターン版『2』Disc2や『帝撃グラフ』Disc1の警告メッセージは彼が担当している。
- 『歌謡ショウ』に登場したことはない。
- 宍戸 光星(ししど こうせい)
- 『サクラ大戦奏組』で初登場した月組の副隊長。
- 詳細は該当記事を参照のこと。
薔薇組
魔神器防衛部隊。構成員は3人ともエリートかつオカマ。陸軍から爪弾きにされていた所を、米田に拾われて結成した。以来、大帝国劇場地下倉庫に住み着く。『4』の終了と共に解散し陸軍に戻ったが、『君あるがため』で再結成している。また、薔薇組は帝国華撃団の正式部隊ではなく、彼らが勝手に名乗っているだけである。
- 清流院 琴音(せいりゅういん ことね)
- 声 / 演 - 矢尾一樹
- 29歳(2)→31歳(4)。1895年12月4日生まれ。身長*体重は175*58。A型、千葉出身。
- 薔薇組隊長。陸軍大尉。女言葉を使い、日頃から「美」のみを意識しているナルシスト。『2』では大神達の戦況を冷静に分析、黒鬼会との魔神器争奪戦の時にはサーベルによる白兵戦を展開した。
- サクラ大戦奏組には清流院 笙という琴音と同じ名字のキャラクターが登場するが、関連性は不明。
- 太田 斧彦(おおた よきひこ)
- 声/ 演 - 郷里大輔
- 36歳(2)→38歳(4)。1888年8月8日生まれ。身長*体重は199*142。O型、長野出身。
- いかつい身体に野太い声の持ち主。女言葉で大神に話しかけてくる。キス魔。魔神器争奪戦では体格と力を活かした格闘戦を披露した。
- 丘 菊之丞(おか きくのじょう)
- 声 / 演 - 松野太紀
- 19歳(2)→21歳(4)。1906年2月14日生まれ。身長*体重は153*44。AB型、群馬出身。
- 男性であるが小柄で華奢な体格をしており、女性士官の制服(スカート)を着ている(男性士官の制服が自身の体格と合わなかったのも理由の一つ)。下手な女性より遥かに女性らしい外見と気弱で控えめの性格も手伝って、よく女と間違えられている。ゲーム上では大神に対して細い声で話しかける。魔神器争奪戦では非力ながらも奮戦していた。
奏組
楽器から霊力を込めて放つ霊音(れのん)及び武器を用いて降魔の起こす魔障事件(ましょうじけん)に対処する魔障隠滅部隊。花組が出撃するには及ばない小さな降魔や降魔の卵「魔精卵」が引き起こす魔障事件の鎮圧を担当する。平時は大帝国劇場のオーケストラ隊として活動している。
その他
- 犬
- 『2』の第4話で大神とさくらが拾った白い子犬。大帝国劇場で飼われる事になる。『2』では花組メンバーの提案から任意に名前を選択、『4』以降ではレニの提案した「フント」が名前になっている。名付け親であるレニに良く懐いており、レニも最初はあまり構おうとしなかったが、次第に可愛がるようになった。
- フントは独語でそのまま「犬」という意味であるため、すみれからは「犬に犬と名付けるだなんて…」と言われている。
- 『2』から約1年の経過した『活動写真』や『4』では、大きく成長した姿を見せており、中庭のベンチで座っているレニとの交流を見せている。
- 外伝作である『花組対戦コラムス2』のレニのストーリーではこの子犬の捜索と名前の決定を巡って進行し、本編で不在だったマリアと加山も新たに名前を提案している。なお、このストーリーでレニは最初は『フント』の名前を強調して他のメンバーの名前の提案を否定していたが、最終的に考えを改めて「皆が好きな名前で呼んでいい」と言った。
- 夢組
- 女性霊能者数十名による霊的支援部隊。ゲーム本編には未登場。TV版に初登場し、総員で結界の展開を行っている。劇場版に1カットだけ登場した他、漫画版にも数人のキャラクターが登姿を見せている。
- 御子柴 まつり(みこしば まつり)
- 声 / 演 - なし
- ブラウザーゲーム『百花繚乱夢物語』に登場する主人公のパートナー。「○○なのです」が口癖。
- 藤咲 かぐや(ふじさき かぐや)
- 声 / 演 - なし
- ブラウザーゲーム『百花繚乱夢物語』に登場するキャラクター。小柄で大人しめな印象を与える。実は身元不明で、アイリスに匹敵する霊力を買われ主人公たちから名前をもらうことで夢組に参加する。
- ホリー・クライトン
- 声 / 演 - なし
- ブラウザーゲーム『百花繚乱夢物語』に登場するキャラクター。倫敦出身のエクソシスト。長いサイドテール、金髪碧眼のポジティブな性格。「○○ね!」が口癖。
- 雪組
- 通常の戦闘ができない場所での戦闘を行うべく配置された局地戦闘部隊。メディアには登場していない。
- 乙女組
- 未来の花組隊員を育てるべく米田一基が設立した帝国華撃団員養成学校乙女学園。生徒は大勢いる(ミュージカル・花咲く乙女)。『2』以降はメディアに登場していない。
- 野々村 つぼみ(ののむら つぼみ)
- 声 / 演 - 野村佑香
- 『2』のみ登場。椿がとある任務で大帝国劇場を離れた時、代わりに売店の売り子を務めていた。椿が戻った後は食堂のウェイトレスに異動。元気いっぱいでおっちょこちょいだが、成績は優秀。
- 野々村 春香(ののむら はるか)
- 演 - 千葉紗子
- ミュージカル「花咲く乙女」の主人公。乙女組一期生で、乙女組のまとめ役的存在。野々村つぼみの姉。
- メカニック
- ゲーム作品中ではほとんど触れられないが、歌謡ショウの設定の逆輸入として、各種作品に出演している。歌謡ショウでは前座を務めることが多い。
脚注
注釈
出典
- ^ 週刊ファミ通 No.384. 株式会社アスキー. (1996年4月26日). p. 106
- ^ “太正浪漫街道・新章”. 株式会社レッド・エンタテインメント (2002年1月13日). 2002年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月19日閲覧。
- ^ a b c d Windows版 サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜 キャラクター紹介 大神一郎
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- ^ サクラ大戦TV・広井王子に聞け!!
帝国華撃団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:47 UTC 版)
降魔大戦で消滅した帝国華撃団の後継として、新たな人員を迎え再編された華撃団。「新生・帝国華撃団」、あるいは「新・帝国華撃団」とも呼ばれる。活動拠点は旧・帝撃と同じく大帝国劇場。物語開始時点では、降魔大戦で受けた損害によって大きく弱体化し、新設された各国の華撃団の後塵を拝する状況となっているが、神崎重工の支援や新隊長・神山誠十郎の加入をきっかけに再建に成功する。 キャラクターデザインは後述する大帝国ゲキゾウや月組メンバーを除き、久保帯人が担当。
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帝国華撃団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 14:27 UTC 版)
光武 神崎重工製の虎型霊子甲冑。全高2428mm。乾燥重量674kg。限界稼働時間は2時間。『サクラ大戦』、『サクラ大戦 〜熱き血潮に〜』にて登場。 日本初の軍用霊子甲冑。短期決戦型治安維持・対降魔戦闘兵器として開発され、帝国華撃団・花組に計7機配備されている。『サクラ大戦』第1話から登場。黒之巣会を打倒した後、第8話で復活した降魔との明冶神宮における戦闘で大破。しかし機体の完成度は非常に高く、その後も本機の改良型が用いられ続けている。 ゲーム第一作やアニメ、漫画においては各機とも本体部分は外見上ほぼ共通で、武装とカラーリングが異なるのみだが、リメイク版『熱き血潮に』では各搭乗者の戦闘スタイルに合わせてカスタマイズされた状態で登場し、『サクラ大戦4』の光武二式に近い形状となっている。 アニメ版では機体後部についていたマフラーが腰から伸びていたり、脚部から蒸気を噴出し高速移動できるなどの違いがある。 光武・改 神崎重工製の改良型虎型霊子甲冑。全高2532mm。肩高1875mm。乾燥重量728kg。『サクラ大戦2』、『サクラ大戦3』にて登場。 『サクラ大戦』における降魔との戦いで大破した光武を改修した機体。蒸気併用霊子機関(改良型)を搭載し、限界稼働時間は3時間に延長されている。外見的には機体後部のマフラーが4本から6本に増えているのが特徴。機体性能が際立って優れているわけではないようだが、霊力の変換効率が極めて高く、乗り手の霊力次第ではスペック以上の性能を発揮することが可能。 『サクラ大戦2』第1話から登場し、第8話で後継機の天武と交代するが、第11話で天武の使用が停止されたため戦線復帰。長い戦いにより霊力が高まった華撃団メンバーが搭乗した光武・改は天武以上の戦闘能力を発揮した。その後も『サクラ大戦4』開始直前で光武二式に改修されるまで使用を継続された模様。他の霊子甲冑が数ヶ月で破棄若しくは交代する中で、この機体だけが約2年に渡り使用されたという事実が(操縦者の能力の高さを含めた)機体の完成度の高さを物語っている。 『サクラ大戦3』では巴里に輸送されたさくら機、すみれ機、アイリス機が登場。数値上のスペックでは勝る光武Fにも劣らぬ活躍を見せ、シゾーもしくはピトン(選択肢によって変化)を撃破している。 『サクラ大戦 活動写真』では性能向上(外見上の変化はカメラアイの色の上下逆転や、マフラーを4本に変更)を中心としたメンテナンスが行われ、背面のタービン部分に紅蘭が開発した蒸気ブースターが取り付けられている。 光武二式 神崎重工製の改良型虎型霊子甲冑。全高2562mm。肩高1912mm。『サクラ大戦4』、『チェインs』とのコラボにて登場。 光武・改を改修した機体で、現段階における光武系霊子甲冑の最終モデル。蒸気併用霊子機関「栄華」を搭載し、限界稼働時間は10時間と光武・改の3倍以上に延長されている。巴里華撃団の光武F2の設計思想も取り込み、各隊員毎のカスタマイズが図られたため各機の形状がかなり異なる。共通する特徴としてはボディに入る金色のライン(アイリス機のみ銀色)と2基に増えた頭部エアインテイクがある。大神機は作中のハクシキ戦で大破するが、エンディングでは既に修理が完了しており、整備性も高いようである。 なお、第一作のリメイク『熱き血潮』では各隊員の光武は光武二式と同様のカスタマイズが施されている(金色のラインや頭部パーツなし、機体後部のマフラーが4本等の相違あり)。大神機 乾燥重量:813kg 出力:813hp 武装:大太刀×2 さくら機 乾燥重量:783kg 出力:830hp 武装:大刀×1 すみれ機 乾燥重量:813kg 出力:800hp 武装:長刀×1 マリア機 乾燥重量:813kg 出力:765hp 武装:12㎜機関銃×2、20㎜機関砲×1、20㎜狙撃ライフル×1 アイリス機 乾燥重量:813kg 出力:695hp 武装:なし(攻撃は搭乗者の霊力による) 紅蘭機 乾燥重量:783kg 出力:895hp 武装:二連装蒸気ランチャー×4、四連装蒸気ランチャー×2 カンナ機 乾燥重量:813kg 出力:922hp 武装:蒸気クロー×2 織姫機 乾燥重量:813kg 出力:949hp 武装:霊子レーザー発振器×2 レニ機 乾燥重量:813kg 出力:909hp 武装:シュトゥームランス×1 三式光武 「降魔大戦」での帝国華撃団消滅後、その再結成に合わせて、神崎重工が霊子戦闘機へのフレームワーク移行の円滑化を図るために開発した機体。『新サクラ大戦』に登場。 光武二式をベースに、装甲にシルスウス鋼・真銀・アルミニウムを多重積層化したアンシャール鋼を採用し軽量化に成功。新型の霊子核機関も搭載され、完全固定式だったコックピットのハッチの役割を果たす前面装甲は、機体の動作に連動して動くようになり、これまでよりも多様な動きが可能になった。ただし、フレームの基礎構造自体は光武二式からほぼ変わっておらず、霊子過給機も搭載していない。そのため、出力や霊力効率といった基礎性能は霊子戦闘機に劣っており、『新』の時点で霊的戦闘兵器としては旧式。 本来は「光武三式」と命名される予定だったが、霊子戦闘機への移行を視野に入れて開発されたことから、光武を開発するためのプロトタイプとして製造された三色スミレにちなみ、「三式光武」と命名された。 三式光武・改 『新』での戦いで大破した天宮さくらの三式光武を、新規パーツを組み込んで修復・改良した機体。『新サクラ大戦 the Animation』に登場。 基本的にさくらは無限に搭乗しているため、この機体は予備機扱いとなっている。 セパストーポリでの戦闘で蒸気配管が断裂して戦闘不能となり、搭乗していたさくらは試製桜武に乗り替えた。 神武 神崎重工製の卯型霊子甲冑。全高3507mm。重量2520kg。『サクラ大戦』、『サクラ大戦 〜熱き血潮に〜』にて登場。 大破した光武に替わり、帝国華撃団・花やしき支部と李紅蘭が開発した機体。霊子機関を2基直列で搭載し、光武の約4倍の重量と約8倍の出力を持つ。 『サクラ大戦』第8話で光武に代わる花組使用機となる。強力な機体だが維持にかかるコストが非常に高い上に、サタンとの戦いでかなりの損傷を負い、機体の維持管理が困難になったため運用が中止され、光武・改と交代することとなった。 光武と同様、ゲーム第一作その他では各機の本体に外見上差異は見られないが、『熱き血潮に』では光武以上に各隊員の個性・能力に合わせたカスタマイズが施され、脚部の存在しないアイリス機や脚部がキャタピラとなった紅蘭機等、人型から外れた規格外の機体も存在する(アイリス機と紅蘭機以外は光武二式に似通った点が見られる)。 漫画版では設定が大幅に変更されている。神崎重工での起動実験の際には、テストパイロットである紅蘭の霊力を強制的に吸収し、紅蘭が意識を失った後にも勝手に動き出すという暴走事故を引き起こした。この暴走は当初、山崎真之介による設計ミスが原因だと考えられていたが、実際は降魔戦争時に現れた巨大降魔に対抗するために山崎が仕組んだ「搭乗者の命を犠牲にして莫大な力を引き出す」というブラックボックス化された機能が発動した結果であり、この機能こそが山崎が光武の設計後に程なくして神武を設計した理由であった。「命を犠牲に力を引き出す」という点が魔神器と共通しており、紅蘭が見た夢の内容が正しければ、一撃で巨大降魔を消滅させるという魔神器に匹敵するほどの驚異的な破壊力を誇る。ただしあまりにも危険すぎる力のため、この機能は紅蘭によってオミットされた。起動実験に使用された1機が紅蘭機としてカスタマイズされ、他の隊員の神武に先駆けて帝国華撃団に納入された。 天武 神崎重工製の辰型霊子甲冑。全高3775mm。重量3652kg。『サクラ大戦2』にて登場。 山崎真之介の草案を基にしていた従来の霊子甲冑とは異なり、帝国華撃団・花やしき支部と李紅蘭が一から設計した完全なオリジナル機体。蒸気併用霊子機関「三型」を採用。これにより、搭乗者の霊力のみならず、都市自体の持つ地脈の力「都市エネルギー」を動力に変換することが可能となり、これまでに無い高出力を誇る。 『サクラ大戦2』第8話で登場。刀剣による斬撃の際にはビームサーベルのようなエフェクトが出ており、高出力が伺える。しかし第11話で京極慶吾によって開放された過剰な都市エネルギーの影響を受け、制御不能・暴走の危険があるため運用を中止。再び光武・改が投入されることとなった。 双武 神崎重工製の巳型霊子甲冑。全高4123mm。重量4125kg。出力2600hp×3。『サクラ大戦4』にて登場。 華撃団の最終決戦兵器と称される大型機。天武同様、帝国華撃団・花やしき支部と李紅蘭が設計。天武の「三型」より出力を落とした蒸気併用霊子機関「三型・改」を3基搭載し、搭乗者2名で制御する。日本では唯一の複座型霊子甲冑。 大神華撃団に配備されたこの機体は、大神一郎隊長ともう1人の副操縦士が乗り込み、2人の霊力の波動を調和させることで、暴走の危険のある霊子核機関の制御を可能とした(調和しなければ搭乗者の精神が破壊される危険があった)。大神の搭乗を想定して2本の大太刀を装備。機体色は白だが肩や手足などは副操縦士に選んだ隊員のイメージカラーになる。 決戦兵器という位置付けらしく実際に運用された機会は少なく、蒸気暴走事件が解決した後、大神は修理が完了した光武二式を使用している。 アイゼンクライトIII型(クロイツ) 独・ノイギーア社製の霊子甲冑。全高3132mm。重量1471kg。『サクラ大戦2』、『活動写真』にて登場。 治安維持 / 対妖魔戦闘を目的とした霊子甲冑。3機の霊子機関を背中のターレットを介して切り替えることにより連続した高出力運転が可能となっているが、操縦者にかかる負担も大きく、構造も複雑なため整備も難しいという欠点もある。クロイツ(独語で十字架)の名の通り、十字型に移動するカメラアイが特徴。 『サクラ大戦2』第1話より登場。元・星組隊員であるソレッタ・織姫およびレニ・ミルヒシュトラーセが使用する。機体性能自体は光武・改より上らしい(ゲーム中では移動力が高い)。第8話で天武と交代し、第11話以降は織姫、レニも光武・改に乗るが機体の保管はされていた模様。 『活動写真』では花組に加入したラチェット・アルタイル機に加え、ラチェット参加後の戦闘で光武・改が破損した織姫とレニも再度アイゼンクライトを使用している。また終盤、光武・改と同じく蒸気ブースターで強化された。 光武二式 SS型 『サクラ革命』に登場。 霊子甲冑「光武二式」真宮寺さくら機のレプリカで、太正10年代に帝都を降魔から守り抜いた帝国華撃団の隊員達の偉業を称えて、大帝国劇場のロビーに展示されていた。 「帝都大厄災」で新たな魔の存在・降鬼が出現した事に伴い実戦投入が決定されたが、搭乗者として予定されていた咲良なでしこには、その時既に霊力が常人と同程度しかない事が判明。そこで、当時の整備班であった丸らによって高度に小型集積・高性能化された独自の蒸気併用霊子機関を搭載する事で解決している。 これの存在を知った帝国最高技官・サマエルはこれを解体しようとしていたが、それを知った大勢の大帝國華撃団B.L.A.C.K.メンバーから猛反対に遭い(B.L.A.C.K.メンバーには、初代帝国華撃団の活躍に憧れて入団した者も多く、この機体もまた初代帝撃の栄光の象徴として、彼女らに尊敬の念でみられていた)、解体は中止。新帝國劇場の地下に保管されていたが、帝国華撃団と帝国政府との決戦において、再びなでしこが搭乗する。
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帝国華撃団(帝撃)
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「太正浪漫街道 新章」の記事における「帝国華撃団(帝撃)」の解説
「帝国華撃団」も参照 星野 道香(ほしの みちか) 帝撃夢組のホープ。北多摩にある氷川神社宮司の娘。若年ながら高い霊力・霊格をもつ。”無二の笑顔”の持ち主。 甍 翔太(いらか しょうた) 本編の語り手の一人。帝撃月組のホープ。もと北多摩の悪ガキ。道香を追って帝撃に入った。新入りながら加山隊長にも信が厚い”忍び”。 後藤 菊花(ごとう きくか) 自他共に認める帝撃夢組のエース。深川名門寺院の息女。”触れるもの皆切り裂くほど”の強い霊力と高いプライドをもち、”深川一文字の菊花”と称される。 加山 雄一(かやま ゆういち) 隠密部隊・帝撃月組隊長。海軍少尉。嫌味の無い好青年。本編では鈴野、道香、翔太らの後見的立場をとり、神出鬼没で、いつも楽器を演奏しつつ現れる。 有田 すず 帝撃夢組、東區三班所属。南足立郡の神社宮司の娘。 中野 マキ子 帝撃夢組、東區三班所属。同班のリーダー的存在。向島のお転婆娘。 カテリーナ 西条 シスター。帝撃夢組・帝都東區の世話見役。ロシア正教会の宣教師ニコライが開いた女子神学校教師。同校の第1期卒業生でもある。 真宮寺 さくら(しんぐうじ さくら) 大帝国劇場のスタアであり、霊力戦士。帝国華撃団花組のメンバー。東北線で野々村春香と行動中に吉田良馬に出会いキネマトロンを修理してもらう。 桐島 カンナ(きりしま かんな) 大帝国劇場のスタアであり、霊力戦士。帝国華撃団花組のメンバー。組手の相手である甍翔太に沖縄に一時帰京することを打ち明ける。 李紅蘭(り こうらん) 大帝国劇場のスタアであり、霊力戦士。帝国華撃団花組のメンバー。花やしきにおける井村検閲官撃退作戦の指揮を執る。 アイリス 大帝国劇場のスタアであり、霊力戦士。帝国華撃団花組のメンバー。屈託のない太陽のような笑顔で皆の視線を集める12歳。 マリア・タチバナ 大帝国劇場のスタアであり、霊力戦士。帝国華撃団花組のメンバー。花小路伯爵の護衛で紐育出張に向かう。 神崎すみれ(かんざき すみれ) 大帝国劇場のスタアであり、霊力戦士。帝国華撃団花組のメンバー。陸軍省に出向する鹿沼草十にハンカチーフを手向ける。 レニ・ミルヒシュトラーセ 欧州が誇る世界的スタアであり、霊力戦士。エリート集団・欧州星組のメンバー。本編直前に帝国華撃団花組に配属され、香港で藤枝かえでと同行。 ソレッタ・織姫(それった おりひめ) 欧州が誇る世界的スタアであり、霊力戦士。エリート集団・欧州星組のメンバー。本編直前に帝国華撃団花組に配属された。大河原一美とラジヲ・お台場放送局に出演中、軽戸安宅の襲撃を受け撃退。 米田 一基(よねだ いっき) 帝撃こと帝国華撃団の総司令。太正14年、帝都の”火消し”として帝撃夢組を始めとする「草の根帝都防衛計画」を推進する。太正14年5月、市ヶ谷陸軍司令部前で狙撃されたが、超人的な精神力、体力で見事復帰した。 藤枝かえで(ふじえだ かえで) 世界的な霊力防衛ネットワークである賢人機関の最優秀エージェント。あやめの妹。現・帝撃副司令。過去に独逸の秘密機関からレニを救出したことがある。星野晃三郎に会うまで副司令職を受けるかどうか迷っていた。 藤枝あやめ(ふじえだ あやめ) かえでの姉。帝撃発足前からの米田の部下・同志であり帝撃副司令であったが、本編の1年前、太正13年に亡くなっている。 高村 椿(たかむら つばき) 帝劇売店担当。帝劇三人娘と呼ばれる銀座・大帝国劇場の看板娘。 新型人型蒸気(輸送)計画のために吉田夫妻と共に上野から北上する。帝撃風組所属。 藤井かすみ(ふじい かすみ)、榊原由里(さかきばら ゆり) 帝劇事務担当。帝撃風組所属。大帝国劇場を襲撃した軽戸安宅を霊子水晶弾を詰めた軽機関銃で迎撃。 清流院 琴音(せいりゅういん ことね)、太田 斧彦(おおた よきひこ)、丘 菊之丞(おか きくのじょう) ”帝撃薔薇組”を名乗る「女性より女性らしい心を持つ」陸軍士官三人組。軍人会館において翔太=道香を説得する。 森田 直樹(もりた なおき) 帝撃花やしき技師長。実質花やしきのナンバー2。元・神崎重工技師であり、霊子甲冑光武の原型「桜武」の開発者(の一人)でもある。 金子だった頃の吉田良馬の神崎重工における同僚。 野々村 春香(ののむら はるか) 帝撃養成所「乙女学園」の卒業生。つぼみの姉。現在練習生として帝撃乙女組に所属。東北線で真宮寺さくらと行動中に吉田良馬に出会う。 野々村 つぼみ(ののむら つぼみ) 帝撃養成所「乙女学園」所属。春香の妹。”スマイル”が口癖。花やしきにおける井村検閲官撃退作戦にはメイド姿のカフエー店員として参加。 真宮寺 鉄馬(しんぐうじ てつま) 仙台荒鷹神社の宮司。”破邪の血統”真宮寺の分家、広瀬真宮寺の頭である。本家の同様、密かに魔を狩り民を守る側に属する人物であり、刀鍛冶を生業とする。帝撃仙台支部のキーマン。 松本 タケシ(まつもと たけし) 東北帝国大学医学部に通う青年。真宮寺さくらの幼馴染であり、幼い頃、カミナリに撃たれ命をとりとめたことから医者になることを決意した。帝撃仙台支部の協力者。
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帝国華撃団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 14:10 UTC 版)
無限 神崎重工製の霊子戦闘機で、神崎重工が初めて開発した量産型霊子戦闘機。 霊子甲冑・三式光武のデータを基に開発されており、装甲には霊子甲冑に使われたシルスウス鋼よりも軽量なアンシャール鋼を採用。動力には桜41型霊子核機関を採用し、霊子過給機も搭載された。これにより、高い機動力と馬力を両立しつつ、搭乗者の霊力負担軽減を実現。 性能としては癖が少なく扱いやすいのが特徴で、どのような武器を得意とする搭乗者でも、カスタマイズにより力を発揮できる汎用性を有する。 試製桜武 帝国華撃団及び神崎重工が開発した世界初の霊子戦闘機。 「試製」の名が示す通り、霊子戦闘機のプロトタイプとして開発された試作品で、1台だけ製作された。 『新サクラ大戦』の時代から約10年前に作られた機体ながら、最新の霊子戦闘機にも比肩する高い性能を有しているが、霊力の消費・変換効率に問題があり、霊力の消費及び搭乗者にかかる負担が非常に大きい。また、霊力の量だけでなく「質」も求められ、心が不安定な状態での霊力ではうまく起動しない。故に、歴戦の帝都花組の隊員をもってしても完全な操縦・制御ができず、正式運用には至らなかった。直後に帝国華撃団が消滅した事で、以後は大帝国劇場の地下に放棄されていた。 『新』の時代に入り、帝国華撃団が再結成されると、帝国歌劇団大道具係兼帝国華撃団整備班長となった司馬令士がこの機体を発見して興味を抱き、密かに整備が行われる。そしてそれを把握していた総司令・神崎すみれの采配により、『新』4話終盤での上級降魔・夜叉の襲撃で三式光武と完成直前の無限を失った花組隊員・天宮さくらの搭乗機となる。 『the Animation』では、さくらの無限の修理が完了した事で封印されていたが、終盤で無限が大破し、三式光武・改も行動不能になった際に再びさくらの搭乗機となる。 天神 試製桜武と同時期に、帝国華撃団及び神崎重工が開発した可変型霊子戦闘機。 試製桜武の力を更に引き出す事を目的に開発されており、本機には試製桜武との合体機構が備え付けられ、合体した時の能力は超大型霊的脅威にも対抗できる程。 ただし、天神と試製桜武それぞれの操縦者の霊力の波長が噛み合わなければ合体はできない。 試製桜武の搭乗者が見つからなかった為に本機の運用も見送られていたが、『the Animation』での最終決戦で、すみれの采配により、帝国華撃団の一員として戦う決意を固めたクラーラの搭乗機となる。
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帝国華撃団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:48 UTC 版)
「サクラ革命 〜華咲く乙女たち〜」の記事における「帝国華撃団」の解説
キャラクター原案はオハラミサオが担当。部隊は全国各地にある花組(青ヶ島花組、九州花組、中国花組、四国花組、近畿花組、関東花組、中部花組、北陸花組、東北花組、北海道花組)のほかに、支援部隊の「宙組(そらぐみ)」が存在。終戦後は再建された新帝国劇場にて解体、解散した大帝國華擊団B.L.A.C.K.を統合、編入した新生帝国華擊団が再編された。 大石義孝(おおいし よしたか) / 大石由良(おおいし ゆら) 声 - 西山宏太朗(義孝) / 高橋雛子(由良) 本作の主人公。警視庁警備部巡査→大帝國華擊団B.L.A.C.K.司令→帝国華撃団司令。男女から選択ができる。名前はデフォルトネームで、プレイヤーが自由に変更可能。序章は帝都東京で警察官をしていた所で天眼通に目覚めた直後に吉良首相にスカウトされて大帝國華擊団B.L.A.C.K.の司令に着任した。最初は咲良なでしこを捕縛任務を命じるが、なでしこから帝都と降鬼の真実を知ると同時に逆賊の濡れ衣を着せられ追われる身となった。最終章にて全ての真実に辿り着きこの戦いを終わらせ、日本と世界を救った。 終戦後に再建された新帝国劇場にて、新生帝国華擊団の新司令として新たな一歩を踏み出した。その際にて天眼通の力を失うことになり、それに頼らず、彼女達若きトップスタァ達を見守る立場になり。ミライエネルギーの秘密を暴いた事によって、逆賊の汚名も晴れた。 咲良しの(さくら しの) 声 - 岸本萌佳 / レア度 - 4 / 属性 - 霊 / 所属 - 青ヶ島・花組 16歳。1995年3月16日生まれ。日本首相吉良時実を祖父に、トップスタァの咲良なでしこを母に持つ。趣味は歌劇観賞、演技練習。特技は剣術(二刀流)の達人で、殺陣や剣舞もかなりのものである。しかし、音痴ではないが、なぜか歌を歌う事ができず、鼻歌もできないのが欠点。 それは、しのが生まれて間もない頃に発生した帝都大厄災での放神の儀にて、霊力の大半を奪われてしまった事だと判明。最終章にて自身の歌声を取り戻し、霊唱で統星プラナの心を救いこの戦いに終止符を打った。 そして、これまでの旅と戦いを経て、自分がなりたいトップスタァは、一人で輝く「天に輝く星」ではなく、仲間と共に咲き誇る「地上の花」だという結論を出した。 この戦いを終わらせた最大の功労者として、再建された新帝国劇場にて新生帝国華擊団の担い手でありトップスタァの1人として、新たなステージに踏み出した。 青島ふうか(あおしま ふうか) 声 - 松浦愛弓 / 所属 - 青ヶ島・花組 16歳。1995年8月7日生まれ。伝説のトップスタァ、青島きりんの孫娘。特技は発明。趣味は機械いじり。霊力が殆どない為、本人は直接戦闘に赴く事はないが、帝国華撃団のメンバーの霊子ドレスの製作、整備を一手に担う。 最終章でこれまでの旅から得た構想をヒントに、霊力循環システム「BLUE-SKY」を開発。自身もそれを搭載した霊子ドレスで戦闘に参加した。 最終決戦ではプラナとの戦いではあせび共に霊唱を行い最後までサポートした。 そしてこの戦いを終わらせた功労者の1人として、降鬼が出現しない真の安全安心のクリーンエネルギーシステム「BLUE-SKY」を生み出した。そして「発明王のトップスタァ」と呼ばれるまでに至ることなり、再建された新帝国劇場と新生帝国華擊団の担い手として新たなステージに踏み出した。 神子浜あせび(みこはま あせび) 声 - 夏吉ゆうこ / レア度 - 5 / 属性 - 月 / 所属 - 青ヶ島・花組→大帝國華擊団B.L.A.C.K. 16歳。1995年12月14日生まれ。しのとふうかの幼なじみ。趣味は天体観測、天文学。特技は歌、演技、ダンス、剣技。 1年前に2人より先に島を出ており、B.L.A.C.K.のオーディションを受けるが、結果は落ちてしまい。その後はしの達、帝国華擊団と合流を果たした。1章でB.L.A.C.K.に追い詰められた帝国華撃団を救う為、そして日本を動かすような大女優になる為、B.L.A.C.K.のメンバーとなる。 その後は血の滲むような努力で研究生から昇格して選抜入りを果たし、近畿地方での活躍によってN12入り目前のナンバー13の地位を得る。 4章で再会時はライバルとしてしの達に厳しい言葉をかけたり、最明クルミに降鬼の正体が人間であること明かしつつも、本質的には彼女達との関係は変わらなかった。 最終章にて咲良なでしこの公開処刑の執行役として新帝國劇場にてしのとふうかに立ち塞がり、しのと一対一の最後の戦いで敗北。そして自身の後悔を認め遂に和解した。なでしこを解放した直後、心から謝罪した。最終決戦ではふうかと共に霊唱を行い最後までサポートした。 そしてこの戦いを終わらせた功労者の1人として、再建された新帝国劇場にて新生帝国華擊団ではライバルで親友である咲良しのと共に、スタァの担い手として新たなステージに踏み出した。
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