拵えとは? わかりやすく解説

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こしらえ〔こしらへ〕【×拵え】

読み方:こしらえ

物の出来あがったようす。出来ぐあい。つくり。「草庵風の—の離れ

準備用意。したく。「朝食の—」「船出の—」

手を加えて飾ること。

化粧した衣服整えたりすること。身じたく。「地味な—で訪れる」

外見上の役作り扮装(ふんそう)。「町娘の—で登場する

㋒刀の柄(つか)・鞘(さや)に施す、細工塗りなどの外装。刀装

はかり巡らすこと。計画工夫

竜女が仏に成ることは、文殊の—とこそ聞け」〈梁塵秘抄・二〉

やり方方法

一日一日物の足らぬ—」〈浮・胸算用・二〉

嫁入りじたく。

「あの身代(しんだい)の敷銀(しきぎん)は二百も過ぎもの、—なしに五貫目」〈浮・胸算用・二〉

[補説] 2の意で、「こしらえ」が他の語の下に付いて複合語をつくるとき、一般に「ごしらえ」となる。「身ごしらえ」「足ごしらえ」「腹ごしらえ」など。


拵え

読み方:こさえ、こしらえ

ア行下一段活用動詞「拵える」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの


拵え

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拵え(装具)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:34 UTC 版)

長巻」の記事における「拵え(装具)」の解説

太刀」より発展したものであり、基本形として「刀」であるため、刀身には鎺(はばき)と切羽、鍔が付く。鍔に関しては非常に大型のものがある反面喰出鍔(はみだしつば)と呼ばれる非常に小さなものもあり、実用本位無地のものだけではなく透かし彫り浮き彫り施した精巧なものも用いられている。柄縁や柄頭といった拵金具太刀用のものがそのまま使われているが、「中巻野太刀となって以降のものには太刀柄頭に付く「猿手」や「手貫緒」は省かれているのが通常となっているようである。また、目貫金具)」は「長巻」として確立され時期以降のものには付けられていない。「柄頭」も、「長巻としての様式確立された後のものの多くには石突いしづき)が用いられており、石突用の先尖形ではなく薙刀用の半月形をした「斬り付ける用途向いた形状をしているものがほとんどである。 「長巻」の名の由来通り柄は鍔元から柄頭まで糸や革で巻き締められており、現代当時のまま伝わっている拵えでは、木の柄に金属巻き付け蛭巻と呼ぶ)て漆で塗り固めたものや、単純に木の柄に黒漆塗っただけのものも存在するまた、糸や革、巻き締めた上に漆で塗り固めているものもあり、三尺長い柄の全体鮫皮巻いて漆を塗り込めた上で研ぎ出した高級品も存在確認されている。長巻足軽の使うものから武将用いるものまで幅広く存在したことから、簡素なものから豪奢なものまで多種多様の拵えがあったことが伺われる。

※この「拵え(装具)」の解説は、「長巻」の解説の一部です。
「拵え(装具)」を含む「長巻」の記事については、「長巻」の概要を参照ください。

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