文殊

デジタル大辞泉

もんじゅ

福井県の敦賀半島北端部にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉。高速の中性子によって燃料のプルトニウムを増殖し、ナトリウムで冷却する、国産の発電用高速増殖原型炉。発電プラントとしての信頼性の実証と、ナトリウム取り扱い技術の確立を目的として建設された。平成3年（1991）5月に完成し、平成6年（1994）4月に初臨界を達成、翌年8月から発電を開始したが、12月にナトリウム漏洩事故が発生し運転停止。平成22年（2010）5月に試運転を再開したが、8月に炉内で装置落下事故が発生し、再び運転停止。平成28年（2016）12月、廃炉が決定した。名称は文殊菩薩に由来。正式名称は高速増殖原型炉もんじゅ。→ふげん →原子力発電所［補説］

もんじゅ【文殊】

読み方：もんじゅ

「文殊菩薩(ぼさつ)」に同じ。

歴史民俗用語辞典

文殊

読み方：モンジュ（ｍｏｎｊｕ）

仏の智慧を象徴する菩薩の一。

地名辞典

文殊

読み方：モンジュ（ｍｏｎｊｕ）

所在 岐阜県本巣市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

文殊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/08/13 05:34 UTC 版)

文殊

• 文殊菩薩 - 智慧を司る、菩薩の一尊。
• 文殊 (列車) - 西日本旅客鉄道でかつて運行していた特別急行列車。

もんじゅ

• もんじゅ - 福井県敦賀市にある原子力発電所（高速増殖炉）。

関連項目

• モンジュ

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Weblio日本語例文用例辞書

「文殊」の例文・使い方・用例・文例

• 三人寄れば文殊の知恵って言うだろ。みんなで考えれば、いい案が浮かぶかもしれないよ。
• 《諺》 「三人寄れば文殊(もんじゆ)の知恵」.
• 三人寄れば文殊の智慧【イディオム・格言的】
• 三人よれば文殊の智恵【イディオム・格言的】
• (仏教で)金色世界という,文殊菩薩の住む浄土
• 文殊菩薩という知恵をつかさどる菩薩
• 文殊会という法会
• 密教において,文殊菩薩の六字の真言
• 釈迦,文殊菩薩,普賢菩薩の三つの仏像
• 子供姿の文殊菩薩
• 稚児文殊という画題
• 文殊菩薩という,知恵をつかさどる菩薩