基地・メカニック
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「電子戦隊デンジマン」の記事における「基地・メカニック」の解説
デンジランド デンジマンたちの秘密基地。3000年前、滅亡寸前のデンジ星から地球に飛来した恒星間航行が可能な巨大宇宙船兼超要塞で、南海の無人島として岩山状にカモフラージュされている。内部はデンジ星人の意思が内蔵された高性能コンピューター・デンジコンピューターでセキュリティ管理され、デンジマンたちが待機する指揮所や各メカニックの格納・発進設備がある。デンジマンたちが働いているアスレチッククラブとデンジランドはマッハ3の速度を誇る高速移動メカデンジシューターで繋がっており、わずか10秒で往来できる。 デンジマシーン デンジレッド専用バイク。デンジα鋼製。サイドカーが装備されており、デンジピンクがよく乗り込む。額のデンジストーンによるオートコントロールも可能。 デンジマシンガン2門、デンジミサイル、レーダー、自動操縦機能、水中用エアボンベ、対空砲を装備。玩具「ポピニカ デンジマシーン」では、初期版ではサイドカー用のフィギュアはデンジブルーであったが、後期版では劇中にあわせデンジピンクに改められた。 デンジバギー デンジレッド以外のメンバーが使用する専用バギー。デンジα鋼製。ナンバーは、「足立11せ50-55」。パトロール用デンジエネルギーを使用するため、故障が無い。 座席後部には対ベーダー無反動砲を装備。 デンジクラフト デンジマン専用ホバークラフト。デンジα鋼製。5人分各色のクラフトがある。水上速度は時速100km、陸上速度は時速120km。 船体の両脇に2基のミサイルを装備。ベースは波のないプールで使用するための遊覧用ホバークラフトで、劇場版の海上撮影のために用意されたものの、高波のせいで航行不能となり、本編には登場しなかった。実際の撮影ではモーターボートが用いられている。 デンジタイガー 陸・海・空を自在に運行する万能戦闘母艦。宇宙空間では光の速度を越えることも可能。内部にデンジファイターを格納。戦地まで輸送し、前部甲板を展開させることで発進させる。 機体後部艦橋司令塔左右にある2門のミサイル砲デンジミサイルが武器で、艦尾には大型のクレーンを装備している。自動操縦でダイデンジンを援護射撃することもある。ラフ案ではキャタピラがむき出しとなっていた。 ミニチュアは3尺サイズが存在する。ウェザリングは前作のバトルシャークよりも抑えられている。その造形はイギリスのジェリー・アンダーソンのプロダクションで高く評価されており、村上克司が同社を訪問した際、プロダクション側は制作者当人が来たとは知らずに「これは素晴らしい。こういうのを作りたいんだ」とDXデンジタイガーを見せたという。 デンジファイターを発進させる際のカタパルトの変形ギミックは2パターン存在し、状況に応じて使い分ける。市販されているデンジタイガーの玩具は全て2パターン中1種類の変形ギミックのみ採用されている。 デンジファイター ダイデンジンに変形する巨大戦闘機。自動操縦も可能。戦闘機と名がついているが、無人でデンジタイガーから発進後すぐに変形するため、ファイター状態での戦闘シーンは本編では描かれなかった。 後年の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』でデンジレッドと共に登場した際に初めて戦闘シーンが描かれ、機銃攻撃を行う。 ダイデンジン デンジファイターがファイターチェンジ・ダイデンジンにより変形した巨大ロボ。装甲はデンジα鋼製。変形完了後、デンジレッドの「アクション」の発声と共に起動スイッチを押し、腹部のパネルと目の電飾が輝いた後に戦闘に入る。無人で変形した際には、デンジマンは足部から乗り込み、エレベーターで口の部分にあるコクピットに入り、3点式のベルトを締めるというプロセスがある。 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも登場。本作品のモチーフが電子のため、当時のコンピューターを彷彿とさせる格子状の目となっている。 空母から発進するという設定は、他のロボットアニメの玩具類が変型合体が主流となっていたため、その区別の措置として「基地遊び」が出来ることを強調するものとなった。 スーツは前作のバトルフィーバーロボと同様のFRP製のスーツのほか、ビニール系素材で表面処理を施したウレタン製のアクション用スーツも用いられた。以後『未来戦隊タイムレンジャー』までのスーパー戦隊シリーズの主要ロボットでは、アップ用とアクション用の2つのスーツが用いられるようになった。 武装・技 これらの武装はデンジマン以外使用できないようになっている。デンジ剣 ダイデンジンの主装備。地面に突き刺して地に火柱を走らせる攻撃も可能。 必殺技はデンジ剣を右手で満月を描くように一回転させた後に両手で持ち、振り下ろして一刀両断するデンジ剣・電子満月斬り。 デンジボール トゲが付いた鉄球。 ダイデンジンブーメラン 周囲が刃になっているブーメラン。全長25メートル・重量10トン。 ダイデンジンパンチ 連続パンチ。 ナックルパンチ 拳を飛ばす。 デンジ○○返し 番組後半、デンジ剣を構えて発光させ敵の攻撃を弾く技。○○には「錆」「音波」「毒蛾」「魔力」などの言葉が入る。また、「返し」の代わりに「落とし」と呼ばれることもある。岩石シャワー返しなど「デンジ」が付かない場合もある。 デンジダーツ 第32話で使用。ダートラーに対抗して用いたダーツの矢。 スペック 名称全長重量スピードデンジタイガー200m 120,000t 650km/h(地上)マッハ8(空中)100km/h(水中) デンジファイター50m 50,000t マッハ15 デンジマシーン2.3m 450kg 450km/h デンジバギー3.6m 800kg 350km/h デンジクラフト3m 140kg 100km/h(水上)120km/h(陸上) ダイデンジン65m 50,000t 飛行速度:マッハ10 500万馬力
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基地・メカニック
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「太陽戦隊サンバルカン」の記事における「基地・メカニック」の解説
太陽戦隊基地 サンバルカン本部。サファリパークの地下に隠されており、スナックサファリや地球守備隊基地とも繋がっている。内部には高性能通信機や策敵システム、解析装置まで備える司令室や、各メカニックの格納庫などがある。第23話でオオダコモンガーの襲撃を受けて破壊された。 バルカンベース 太陽戦隊基地が破壊された後の新しい基地。岬先端の地下にあり、ジャガーバルカン発進時には地上に姿を見せる。基地内プールの設備なども前基地を踏襲しているが、こちらではそこに基地へ侵入してくる敵を誘導・撃退する仕掛けが忍ばせてある。高い防衛力を持つ。劇中での呼称は「バルカンベース」のまま変わっていない。基地の大きさはジャガーバルカンが小さく見えるほど巨大。 サンドバルカン バルイーグルのジープ形スーパーカー。最高時速500キロメートルで、北極を走破可能。レーダー、ホーミングミサイル、急停止装置、自動車電話を搭載。第40話では運転練習を行うシーンが描かれた。ナンバーは、「品川58と96-65」。ベース実車はミニ・モーク。 シャークマシーン バルシャークのバイク。非武装で、水上も走れたり、荒地などの走行に向いている。カラーリングは銀色。最高時速400キロメートル。ベース実車はスズキ・GSX400。 パンサーマシーン バルパンサーのバイク。非武装で、ジャンプ力が優れている。カラーリングは緑。最高時速400キロメートル。 第38話では、サンバルカンにしか探知できないSOS信号バルカンオキシダントを排気ガスに混ぜて排出した。ベース実車はスズキ・TS250。 ジャガーバルカン コズモバルカンとブルバルカンを格納して運ぶ巨大母艦。前部発進口に動物のような顔を持ち、目と口で表情の変化を見せ、展開して鋭い牙でかみつく攻撃も行う。 通常の武装は2門のミサイル砲、救助用クレーン、バリヤー破壊ビーム、バルカンスーパーミサイル。劇場版ではジャガーかみつき・ジャガーパクリ戦法などの技も披露した。ミニチュアは2メートル大のものが制作された。実際にコズモバルカン・ブルバルカンの2尺サイズのミニチュアを格納することができる。 前作『電子戦隊デンジマン』から受け継がれた黒い雷雲を裂いて現れる演出は、後の数作品の母艦登場シーンで踏襲されている。 コズモバルカン バルイーグルが操縦するデルタ翼を持つ大型戦闘機。宇宙空間を航行することもできる。武器はロケット砲、レーダーや毒ガス探知機などを装備している。赤外線航空写真を撮ることができ、空からの敵の基地の捜索にも用いられる。第48話ではイナズマギンガーに捕らわれていたバルイーグルの代わりに、バルシャークが操縦した。映画版では自動操縦で浜名湖にいるイーグルのもとに向かった。 サンバルカンロボの両手と脚部以外の部分全てを形成。 武装は2門のバルカン砲。当初は「コスモバルカン」だったが、玩具名称の決定とともに劇中でも16話から、コズモバルカンに変更された。 ミニチュアは、2尺サイズと3尺サイズが存在し、前者は合体シーンなどに用いられた。後者は、1993年の時点でロボットに合体するメカのものとしてはシリーズ最大であったと評されている。 ブルバルカン バルシャーク、バルパンサーが操縦する重戦車。戦闘だけでなく、救助活動にも用いられる。2人乗りだが、コクピットは別々にある。 第48話では、バルシャークがバルイーグルの代わりにコズモバルカンを操縦していたため、バルパンサーが単独で操縦。 サンバルカンロボの脚部と両手を形成。両手はロボの足首となる底部に収納されており、コズモバルカンとの連結後に底部(ロボのかかととなる部分)から射出される。合体時には脚の内部にキャタピラが収納される。 武器はミサイル、チェーン、バルカンクレーン。ミニチュアは、2尺サイズと3尺サイズが存在する。 サンバルカンロボ コズモバルカンとブルバルカンが合体した巨大ロボット。嵐山長官によって設計、建造された。バルイーグルの「合体 グランドクロス」の合図後にコズモバルカンとブルバルカンが合体。バルイーグルの「チェンジ サンバルカンロボ」の合図で両腕に拳を装着し、合体完了する。合体は手動操縦で行われており、訓練を経た3人の呼吸を合わせる高度な技術を要する。そのため、バルシャークが重傷を負っていた第20話において、一度は合体をミスする描写も見られた。なお第48話ではイナズマギンガーに捕らわれていたバルイーグルの代わりに、バルシャークが合体コールを行った。装甲は超硬金属バル鉄鋼製。太陽光を変換したプラズマエネルギーを動力源に戦う。宇宙空間を航行することも可能。ポピーのDX超合金のパッケージ表記は「太陽合体サンバルカン」。戦隊ロボの玩具では唯一、「世界の超合金」の表記が入っている。これは当時ポピーが超合金玩具を各国に輸出していたためである。 サンバルカンロボのボディは青を基調としているが、初期デザイン画では黒く描かれていた。同時期のポピーの商品『DX超合金・未来獣合体ゴライオン』もメインメカの胴体色が黒いロボットだったので、競合を避けるために青へと変更されたと思われる。 スーツはアップ用・アクション用とも高下駄構造で造形されており、アニメ風のスタイルを強調している。後年ではこの手法は、2体以上のロボットが合体する超巨大ロボットに用いられることが多い。 装備 太陽剣 サンバルカンロボの主装備。全長25メートル・重量20トン。地面に突き立てて光線を走らせることも可能。前期では額の太陽戦隊マークから出現し、後期は空中に現れたオーロラが集まって剣となった。 バルシールド 打撃武器としても使用される周囲に回転刃の付いた盾。直径20メートル・重量30トン。 バルトンファ 主にバルシールドとセットで使用するトンファー。全長5メートル・重量10トン。 バルハンド 全長200メートルの鎖が付いたマジックハンド。 バルカン砲 両腕に備えられている銃器。 技 太陽剣・オーロラプラズマ返し 頭上で一回転させて虹色の光を発生させた後、太陽剣で敵を斬るサンバルカンロボの必殺技。プラズマエネルギーは太陽の光によってチャージされるため、日食の時には使用できない。大鷲編では横に切断。飛羽編からは縦斬りのバンクができ、従来の横斬りに加え、縦斬り、二つのバンクを組み合わせた十字斬りとなり、十字斬りが多用された。イーグルが最初に技名を呼称、続いてシャーク、パンサーが「オーロラプラズマ返し」と復唱し、最後にサンバルカンロボ自身が復唱して敵を斬る。バラモンガー、サターンモンガーとの初戦ではかわされてしまった。 バルカンビクトリー 胸から放つV字型光線。バルカンサンの別名を持つ。 ファイヤーパンチ 両拳を炎で燃やし、破壊力を上げて放つパンチ。 鉄拳モグラたたき バルイーグルの操縦席にある右上のスイッチレバーを手前に引くことで右手を巨大化させて敵を叩くパンチ技。ゴキブリ叩きやモンガー叩きとも呼ばれた。 太陽スクリュー 額の太陽戦隊マークから放つ渦状光線。シノワナモンガー戦においては、同じ部分から放つ熱線を太陽剣に反射させた。 バルカンフラッシュ 目から放つ閃光。透視光線のバルカンフラッシュシースルーにもなる。 太陽クロス バルトンファと太陽剣を交差させて放つ技。十字架を弱点とするサターンモンガー戦で使用する。 プラズマハリケーン 全身からプラズマエネルギーを放つ。第48話で操縦席に侵入したイナズマギンガーを強制排除した。 スペック 名称全長重量スピード出力ジャガーバルカン150m 50000t マッハ8(飛行)680km/h(走行)270ノット(水中) コズモバルカン30m 1300t マッハ12 200万馬力 ブルバルカン37m 3200t 走行速度:580km/h 300万馬力 名称全高重量スピード出力サンバルカンロボ50m 4500t 飛行速度:マッハ10 500万馬力
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基地・メカニック
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「大戦隊ゴーグルファイブ」の記事における「基地・メカニック」の解説
それまでのスーパー戦隊シリーズではバイクなどの専用マシンを変身前後問わず常用していたが、本作品からは変身前には市販のバイクや車を使い、変身後に専用のマシンに搭乗するようになった。 未来科学研究所 本郷博士を所長とする未来科学の研究所で、20年前に後楽園ゆうえんちの地下に建設された。施設は地下40階からなり、2000人の科学者や技術者、警備員らが勤務している。ゴーグルファイブの本拠地でもあり、司令室にはコンボイピューターが5台設置されている。この部屋へのアクセス方法は、遊園地内の電話ボックスからの滑り台式の地下通路と、ゴーグルファイブのマシーンが出入りする秘密の通路のみである。 巨大母艦ゴーグルシーザーの発進時は、後楽園球場が巨大エレベーターにリフトアップされる形で上昇する。発進時は、試合中であることが多く、「スリーボール・ナッシング」と球場に表示された後、「ただいまマイクのテスト中、本日は晴天なり」というアナウンスで警戒シグナルを発令し、秘密任務が開始される。 周辺道路には敵の侵入を防止するためのカメラが設置されており、チェックポイントとしてコンボイのメンバーが監視を行っている。物語終盤において、マズルカの体内に埋め込まれた爆弾により司令室は壊滅する。基地の商品化も検討されていたが、実現には至らなかった。 新秘密基地 司令室壊滅後に本郷博士が用意したゴーグルファイブの本拠地。洞窟内にあり、ゴーグルシーザーの格納庫も存在する。 ゴーグルマシーン ゴーグルレッドの専用オフロードバイク。ジャンプ性能に優れ、高い機動性を持つ。劇中では使用されていないが、フロントカウルにマシンガン2門も装備している。 ゴーグルクーガー ゴーグルレッド以外の4人が乗るジープ。運転はゴーグルブルーが行う。ゴーグルクーガージャンプというジャンプ移動機能を持つ。劇中では使用されていないがロケット砲も装備している。劇用車は、トヨタ・ハイラックスをベースに、ノーズ部分にマツダ・RX-7のボディを組み合わせて使用。 ゴーグルシーザー ゴーグルジェット・ゴーグルタンク・ゴーグルダンプを格納する巨大戦闘母艦。3機のマシンは艦中央のコンテナマシンに格納されている。コンテナは3基に分離で、2号と3号は自走が可能。ロボ戦時はゴーグルブラックとゴーグルピンクが搭乗し、必要に応じて援護を行う。ミサイル、ジェットロケット砲2門、熱光線、冷凍光線、温度センサー、エネルギー感知器を装備。オートコントロールも可能。企画段階では、コンテナで攻撃を行うという設定も存在した。デザイン画では、機首に大きな目が描かれていた。 ゴーグルジェット ゴーグルレッドが操縦する大型戦闘機。コンテナ「1」より発進する。ゴーグルロボの頭部、胸部になる。大型ながら、優れた旋回性能と機動性を持ち、ジェットミサイルを装備。設定では20mmミサイル砲も2門装備している。 ゴーグルタンク ゴーグルブルーが操縦する戦車。コンテナ「2」より発進する。ゴーグルロボの腕部、胴体になる。タンクミサイルを発射するミサイルランチャーを上部に装備。強靭な車体で、水中・宇宙空間でも活動できる。 ゴーグルダンプ ゴーグルイエローが操縦する巨大ダンプ。コンテナ「3」より発進する。ゴーグルロボの脚部になる。抜群のパワーを誇るマシンで、武器はダンプハンド。手錠型のパワーハンドも装備。短時間の飛行も可能。磁力吸着式ハンマーチェーンと作業用高機動シャベルも装備されており、災害救助や建築活動も行える。積載最大量は300t。玩具では初回生産のみ車輪がラバー製となっている。 ゴーグルロボ ゴーグルジェット・ゴーグルタンク・ゴーグルダンプがマニュアル005の合体指令を受けて「ゴーゴーチェンジ」のかけ声と共に合体した巨大ロボ。民間で初めて開発された合体式の巨大ロボットである。装甲はFSI合金製。デザインは上半身を村上克司、下半身を現・バンダイ社長の上野和典がそれぞれ担当している。デザインでは、耳部分の大きな羽がなかった。 前2作品では変形・合体シーンは黒い背景で表現されていたが、本作品では現実的な空中や陸上での合体が描写され、以降の作品でも主流の表現となった。 書籍『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.15 手裏剣戦隊ニンニンジャー』では、戦隊ロボの基本的な造形技術はゴーグルロボの時点で完成したと評している。 ポピー発売のDX超合金『クロスインボックス ゴーグルファイブ』は1982年度年末商戦において、競合の『六神合体ゴッドマーズ』『機甲艦隊ダイラガーⅩⅤ』商品を押さえ、大ヒットとなったという。 武装 地球剣 ゴーグルロボの必殺武器。FSI合金製。 ゴーグルシールド 星とVの字のような模様のついた盾。FSI合金製で3万5千度の高熱に耐え、コングからの光線やガス噴射をはね返すこともできる。 ゴーグルスピン ロープの付いた独楽状の武器。投げると回転・発光しながら飛んでいき、コングの体に衝撃を与える。ポピーの「DX超合金」では名称が「ゴーグルスピンドル」。 ゴーグルハンド 巨大な鎖が付いた手錠型の武器。コングの体を捕まえ、動きを封じたり地面に叩きつけたりする。 ゴーグルハエ叩き ハエコングに使用したハエ叩き状の武器。 ゴーグルキャノン 『テレビマガジン』1983年1月号内の特写にのみ登場。 従来のロボの武器や装備ではデストピアを破壊できないというゴーグルファイブの見解から、強力なエネルギーを要する武器として開発された。ゴールデンスピアと同じくハイネオメタル製。サボテンコングのダミーを相手に実験をし破壊には成功したものの、砲身も砕け散ってしまい、実戦には投入されなかった。 必殺技 地球剣・電子銀河斬り 地球剣の刀身に地球と宇宙のエネルギーを取り込んで、相手を唐竹割りにする必殺技。第12話では直前に敵の胴体を横斬りするバリエーションを披露した。ゴーグルレッドの「地球剣・電子銀河斬り」の掛け声にゴーグルブルー・イエローも「電子銀河斬り」と復唱して発動。ゴーグルロボ自身が「地球剣・電子銀河斬り」と声を発した後、右腕だけで地球剣を円を描くように一回転させて地球を模した球体を形成し、球体は銀河に飛び立って宇宙のエネルギーをチャージした後舞い戻り、地球剣と一体となって刀身が発光。その状態で敵を両断する。第38話からはレッドが右レバーを下げる→左レバーを上げる順で操作して繰り出すようになり、ブルーとイエローによる掛け声は省略された。 地球剣・電子銀河ミサイル 地球剣を逆手に持ち、エネルギーを込めて投げつける技。最終話で巨大タブーを倒した。電子銀河斬りの入力を逆再生する形で発動する。 その他の技 ハンドミサイル 刃を備えるサックをつけた右拳を飛ばす攻撃技。 ゴーグルフラッシュ 全身を発光させて渦巻状の光を放ち、敵の攻撃を無力化する技。攻撃にも使用可能。 アイキャッチ 目を光らせて、素早い相手の動きを見切ったり、煙幕に隠れた敵を探し出す技。 ゴーグルサンダー 地球剣を体の正面に構え、周囲に電撃を放つ攻撃技。剣を地面に突き刺して電撃を走らせることも可能。 ビクトリーパンチ(ゴーグルビクトリーパンチ) 両手でVの字を描いてから放つパンチ攻撃。 ゴーグルロボ大竜巻 空中で回転して竜巻を起こす攻撃技。ゴーグルフラッシュのバリエーションにあたる。終盤で多用された。 ゴーグルビーム 全身を発光させて、体に張り付いたネズミコングのメカネズミを弾いた技。 トリプル攻撃 一旦合体を解いて3機に分離、各機がミサイルやダンプハンド、ゴーグルシーザーミサイルを繰り出した後に再合体する撹乱戦法。25話のテラノコング戦で披露した。 スペック 名称全長全幅重量スピードゴーグルシーザー120m 1550t マッハ5(飛行)200km/h(走行) ゴーグルジェット25m 15.5m 30t マッハ10 ゴーグルタンク19m 285t 250km/h ゴーグルダンプ32.5m 650t 150km/h ゴーグルマシーン2m 280kg 350km/h ゴーグルクーガー4.2m 750kg 300km/h 名称全高重量スピード出力ゴーグルロボ55m 965t 100km/h(走行)マッハ10(飛行) 300万馬力
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基地・メカニック
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「科学戦隊ダイナマン」の記事における「基地・メカニック」の解説
ダイナステーション 東京近郊のダムにカモフラージュされた科学戦隊の基地。夢野発明センターとは秘密通路で直結している。司令室には通信や分析、監視などに使用する大型モニターとコンピューター、丸テーブルと椅子3脚が備えられている。非常ボタンを押すことで、発明センターに侵入した敵を排除することも可能。各メカニックの格納・発進設備も有している。 ダイナファルコン ダイナレッド専用の特殊戦闘バイク。 武器はファルコンミサイル。 ダイナマシーン ダイナレッド以外の4人が乗る四輪駆動車。運転は主にダイナブラックが担当。 武器はマシーンミサイル、追跡レーダーなどの各種索敵装置。 ダイジュピター 上部ドーム内にダイナマッハ、下段にダイナギャリー、中段にダイナモビルを格納する巨大戦闘母艦。オートコントロールで戦場に駆けつけるほか、キャタピラによって地上走行も可能。最終話では夢野が操縦し、千年洞窟を破壊してダイナマンを救った。 左右の主翼側面のジュピターミサイルが主力兵器。決定前のデザイン画では、各搭載箇所にナンバリングが施されていた。 大・中・小のメカを格納するため、特異な形状となっている。 ダイナマッハ ダイナレッドの乗る小型ジェット戦闘機。高性能レーダーを先端部に装備。車輪で地上を走行することも可能である。 武器は機体上部のマッハレーザーと@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}マッハバルカン[要出典]、シビレ光線。 ダイナロボの頭部になる。 ダイナモビル ダイナブラックとダイナブルーが乗る巨大特殊戦闘車両。飛行時には四輪部分はオミットされる。 武器はモビルミサイル、破壊砲。 ダイナロボの腕部・胴体部になる。初期デザインでは「ベースマシン」という名称であった。 ダイナギャリー ダイナイエローとダイナピンクが乗る大型トレーラー。非武装だが、防御に秀でる。劇中には登場しなかったが、ギャリー上部にマッハ、モビルを乗せることができる。 ダイナロボの脚部になる。 ダイナロボ ダイナマッハとダイナモビルとダイナギャリーが合体グランドスラム!の合図で合体した巨大ロボ。装甲は特殊鋼ダイナメタル合金製。スピードとパワーのバランスに優れている。装備 科学剣 ダイナロボの主装備。ダイナメタル合金製。 ダイナシールド 装甲同様にダイナメタル製の盾。ミサイルをも跳ね返すが、熱攻撃には弱い。ヤブカシンカ戦では太陽光線を反射して放った。 ダイナブーメラン グリップ付きブーメラン。投擲すると光りながら飛行する。接近戦では手に持って剣のように使用することもある。 ビートハンマー トゲ付きの鎖鉄球が柄に付いたハンマー。 必殺技 科学剣・稲妻重力落とし ダイナロボの最強必殺技。ダイナミックジャンプで足裏からエネルギーを噴射してジャンプし、科学剣を手にした後、発生させた稲妻エネルギーを剣に注ぎ込み、レッドの「科学剣・稲妻重力落とし」と全員の「重力落とし」の掛け声の後、落下時の速度を加えて敵を斬る。当初は光線として使用していたが、第5話からは縦一閃に切り裂くようになった。 技 ダイナナックル ロケットパンチ。腕をロケットのように発射させ、命中と同時に爆発を発生させる。 ナックルボンバー 両腕を赤熱化させて作り出したリング状の光線を発生させ、投げつけて爆破させる。 竜巻パンチ 竜巻状のエネルギーを全身に漲らせた状態から閃光と共に両腕から放つ。 ダイナフラッシュ ゴーグルを発光させて敵を怯ませた後に胸部のエンブレムから放つリング状光線。 ハンマーパンチ ビートハンマーで後頭部を叩く。 ダイナレーザー ゴーグル部から放つ青色の破壊光線。シソチョウシンカ戦で使用。 ダイナシャワー カイメンシンカの火を消火するためにゴーグル部から放射する特殊光線。 ダイナバリヤー ゴーグル部から発射する鎖状の壁と全身を包み込むタイプの2種類が存在し、前者はカエルシンカ戦、後者はセミシグレ戦で使用。 透視光線 ゴーグル部から放つ白色光線。トゲアリシンカ戦で使用。 フルパワー レッドのレバー操作でパワーを全開したロボは全身が発光、能力がアップする。ミサイルザリガニ戦で初使用。 ダイナロボ大回転 全身を高速横回転させてドクガスイタチのガスを跳ね返した。 科学剣・ソーラー返し ヒトデシンカのソーラービームを刀身部分で跳ね返した。 ファイヤードラゴン 巨大なトゲ付きの爆弾鉄球を放つ。ドラゴンファイヤーの別名を持つ。 太陽光線反射 太陽光線をダイナシールドで反射させ、敵に浴びせる。 スペック 名称全長重量スピードダイジュピター87m 1260t 270km/h(走行)マッハ6(飛行) ダイナマッハ6m 8t マッハ10 ダイナモビル24.5m 292t 350km/h ダイナギャリー29.5m 950t 140km/h ダイナファルコン2m 300kg 300km/h ダイナマシーン3.9m 880kg 260km/h 名称全高重量スピードダイナロボ53m 1250t マッハ6(飛行)270km/h(キャラピラ走行)
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基地・メカニック
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「電撃戦隊チェンジマン」の記事における「基地・メカニック」の解説
電撃戦隊基地 東京郊外の富士山麓の地球守備隊日本支部の地下にある基地施設で、内部には司令室、各メカニックの格納庫、各防衛施設や隊員の寄宿舎、共同浴場、プール、娯楽室など、多数の設備がある。地上の出入り口は厳重に監視されており、出入りには指紋認証や電波感知装置が必要。また、侵入者発見情報は「Time is money」の暗号で司令室に伝えられる。第53話でのアハメスによる奇襲・自爆により壊滅した。 オートチェンジャー 各メンバーに配備された超機動オートバイ。機体毎に各人のマークとカラーリングが施されている。高速走行の際に各人のパーソナルカラーのエネルギーを放出する。高い機動力を誇るが、全パワーを発揮すると危険なため、リミッターが掛けられており、戦士団のメカニック要員の猪熊しか調整することが出来ないが、一度だけフルパワーを出している。 武器にチェンジャーミサイルを追加装備しているが、作中では未使用。 チェンジクルーザー 全員で搭乗も可能な特殊4WD。主にドラゴンが運転する。 頑強な金属で製作された車体全体は、敵の攻撃を跳ね返し、レーダーや金属探査装置などのサーチメカを装備する。ボンネット上のフォグランプが探査ビーム砲になっており、クルーザーミサイルを装備。 ベース車は、トヨタ・ハイラックス。 パトロールカー 変身前に移動する際やパトロールする際に搭乗する車。特別な機能や武装は装備されていない。主に大空が運転するが、さやかや麻衣が運転することもあった。 ジェットスキー 各メンバーに配備された特殊機動マシン。車体はペガサスとマーメイド、フェニックスのカラーリングに塗られている。武装はないが、高い機動性を持つ。 電撃戦隊ヘリ 地球平和守備隊のヘリコプター。AH-1 ヒューイコブラのほか、第1話ではヒューズモデル500、劇場版第2作ではエンストーム280C-シャークを使用している。東映プロデューサーの鈴木武幸によれば、第1話でのヘリコプターの使用は監督の堀長文の要望によるものであった。 シャトルベース 電撃戦隊戦士団の活動拠点であり、チェンジロボに合体する3機のメカの母艦。割れた地表からカタパルトが展開し、発進する。無人操縦や大気圏を離脱して長期間の宇宙空間での惑星間航行が可能。第7話では、アトランタ星人タロー(宇宙獣士デモス)の宇宙葬を執り行った。 武器はシャトルビッグレーザーとシャトルミサイル。 ジェットチェンジャー1 チェンジドラゴンが搭乗する巨大戦闘機。シャトルベースでは機首内に格納され、開いた機首から発進する。3台のマシンの中では、ゴズマ戦闘機との戦いをメインとしている。 武器はレーザービーム砲。 チェンジロボの頭・胴体・膝より上(大腿)を構成する。 ヘリチェンジャー2 チェンジグリフォンとチェンジマーメイドが搭乗する巨大戦闘ヘリ。シャトルベースでは後部内に格納され、左右に展開した上部ハッチから発進する。垂直離着陸が可能で、その機動性からパトロールや探索任務にも活用される。パトロール目的でペガサスが、私用目的でフェニックスが同乗したこともあった。 武器はミサイル、バルカン砲、ガトリング砲。ロープを機体下部から伸ばすことも可能。 チェンジロボの胸部・両腕を構成する。スーパー戦隊シリーズ初のヘリコプター型メカである。飛行シーンは、セットを立ててミニチュアを横から吊るかたちで撮影された。 ランドチェンジャー3 チェンジペガサスとチェンジフェニックスが搭乗する巨大万能タンク。シャトルベースではボディが左右に分離した状態で後部内に格納され、ボディ中央で合体し機首から地上に降下する。ゴズマが地球に築いた侵略用施設への攻撃を主としている。 武器はミサイルとドリル。 チェンジロボの膝より下の脚部を構成する。 チェンジロボ ジェットチェンジャー1、ヘリチェンジャー2、ランドチェンジャー3がアースコンバージョンした巨大ロボ。チェンジドラゴンが「アースコンバージョン、スタート!」と言うとジェットチェンジャー1とヘリチェンジャー2が空中で上半身に合体、ランドチェンジャー3は地上で下半身に変形し、最後に全員で「合体・アースコンバージョン」の掛け声で空中の上半身が降下して地上の下半身と合体する。装甲はトラドクス合金製で、防御力が高い。動力源はグランボルト融合エネルギーとアースフォーススーパー反応エネルギーを併用しており、ヒース星の技術を用いている。通常は3機のメカの形態で巨大空母シャトルベースに積載されているが、チェンジロボに合体した状態で出撃する場合もある。胸部内にオートチェンジャーを格納することもできる。装備 電撃剣 チェンジロボの主装備である長剣。長さ:31.7m、刃渡り:23.2m、重さ:78t。トラドニウム合金製。 チェンジシールド 電撃剣を収納する防御用の盾。トラドクス合金製。 チェンジバルカン 空爆にも用いる両肩のバルカン砲。ヘリチェンジャー2のバルカン砲と同一。 チェンジロボミサイル 開いた腹部ハッチから発射する二連装の小型ミサイル。 チェンジロボフラッシュ 両目から発射する目つぶし光線。 チェンジロボビーム チェンジロボフラッシュの別仕様。ビームの色や形状が異なる。 技 電撃剣スーパーサンダーボルト 落とした稲妻によるプラズマエネルギーを帯びた電撃剣をアースフォースで強化し、相手を袈裟懸けに2回斬る必殺技。メインパイロットであるチェンジドラゴンが「電撃剣!」と言ってボタンを押すとチェンジロボがチェンジシールドから電撃剣を引き抜く。その後で雷鳴とともにチェンジドラゴンが「電撃剣・スーパーサンダーボルト!」の掛け声とともに左右の操縦桿を右、左の順で引いた後2本同時に前へ倒す動作でコマンド入力が完了し、必殺技が発動される。 電撃剣風車斬り 独楽のようにスピン回転しながらすれ違いざまに横一文字に水平斬り。 電撃剣つばめ返し 第33話において、円を描きながら複数のゴズマ戦闘機を叩き落すように斬る。 電撃剣ブリザード返し 電撃剣とチェンジシールドを組み合わせて回転させた技。第50話のジャン戦でブリザードアタックを跳ね返すべく使用した。 スーパージャンプ 空高く舞い上がって、ミサイル攻撃などに繋げる。 スペック 名称全長重量スピードその他シャトルベース90.3m 6700t マッハ1.2 ジェットチェンジャー134.9m 98t マッハ8.5 ヘリチェンジャー236.9m 62t 620km/h ランドチェンジャー330.6m 870t 280km/h オートチェンジャー2.3m 340km/h 最大跳躍力:50m チェンジクルーザー4.9m 520km/h 電撃戦隊ヘリ 235km/h 名称全高重量スピード出力チェンジロボ54.2m 1030t 飛行速度:マッハ1.5 175万馬力
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基地・メカニック
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「超電子バイオマン」の記事における「基地・メカニック」の解説
飛躍的にエネルギー効率を高めるバイオ粒子によって、超電子頭脳が発展し、バイオロボやビーボのように自我を持つようになっている。 バイオベース 富士山の裾野地下にあるバイオマンの基地。500年前に地球に飛来したピーボが秘かに建造し、新帝国ギアが動き出すまでの間、眠りに就いていた。 ギアの出現に合わせて機能が作動。地下にあるので地上からカムフラージュされており、セキュリティも万全で、最終話でドクターマンのキングメガスに発見されるまでは、ギアにもシルバにも見つけられず、攻撃できなかった。 内部にバイオドラゴンとバイオロボを整備するドックを有し、宇宙空間の異変を察知する宇宙観測装置をはじめとする警戒システムや医療施設など自給システムも充実。基地の外観はバイオドラゴンが出撃するシーンの発進口とエスカレーターが描かれたのみで、全体像は不明。 5人の生活拠点でもあり、第31話では就寝中の様子が描かれ、女性陣は2段ベッド、男性陣はハンモックを吊るして就寝していた。バイオドラゴンの発進シーンは、外観のイラストにバイオドラゴンのミニチュアをビデオ合成している。この手法は背景イラストを自在に変更できることから採用されたが、実際に背景が変更されることはなかった。 バイオドラゴン 500年前にバイオ星からピーボが乗ってきたバイオジェット1号とバイオジェット2号を搭載する巨大戦闘母艦。2機を積んだままの戦艦形態で発進した後、空中で上層や艦首、両舷の甲板を展開して簡易カタパルトとして機能する空母形態に変形。2機のバイオジェットを発進させる。オートコントロール装置や磁力クレーン、船体両脇に2連レーザー砲を装備している。バイオロボが戦闘中に動けなくなった際には、下部から牽引ビームを放射して艦底に吸着させ、回収し、基地へと運ぶ。また、艦底部のスラスターから煙幕を噴出する。地上へ着陸すると、エスカレーターに乗って全員がコクピット(および、各ジェットコクピット)に移動するが、途中からはバイオマン全員が飛び上がり、空中から直接乗り込む描写も増えた。 メラージュ戦闘機との空中戦も行い、戦艦形態時の厚い装甲に覆われた全身はメラージュ戦闘機のビーム砲にもビクともしない。第36話ではイエローフォーが一時的に戦闘離脱した際に、バイオロボに代わってネオメカジャイガンと交戦、マグネメガスの光線に苦しみながらも、敵が空中からの攻撃に弱いことを見抜いた。 コクピット部はバイオジェット2号と似た形状となっているが、こちらは5人乗りになっている。最終話ではピーボと共に、再び守るべき惑星へと旅立った。デザイン画での名称はバイオムサシやバイオペガサスだった。没案では自動車をモチーフとしていた。 「ビッグスケール バイオドラゴン」はスーパー戦隊シリーズとしては初めて変形ギミックが搭載された母艦である。 バイオマッハ 機動性と索敵能力に優れたスーパーバイク。レッドワンが乗る赤い車体の1号とイエローフォーが乗る黄色い車体の2号がある。バイオターボがギアに奪われた際にはグリーンとブルーが乗っている。バイオターボ同様スーパースピード機能を有している。鉤縄のついたロープを発射可能。 バイオターボ グリーンツー、ブルースリー、ピンクファイブが乗る高い探査能力を持つスーパーカー。車体は特殊鋼バイオトラン製でミサイル攻撃にも耐える。運転は主にグリーンツーが担当するが、グリーン不在時にはブルーが運転。車体上部には通信用アンテナ兼高性能レーダー・エレクトロセンサーアイを、車体前面にはターボミサイルを装備している。一時的に加速するスーパースピード機能を持つ。第40話では、モンスターとジュウオウが強奪していった。 バイオジェット1号 レッドワンとピンクファイブが搭乗する特殊ジェット戦闘機で、V/STOL機能を持ち、異次元や宇宙空間でも飛行可能で、離着陸可能。オールレンジの万能レーダーでメラージュ戦闘機をキャッチし、3連装ミサイルランチャーと2連装レーザー砲(レーザービーム砲、ビームマシンガン)を装備。バイオロボ合体時の上半身になる。 後年の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場した。 バイオロボへの合体シーンにおいて、「バイオジェット1号の窓からバイオジェット1号が旋回する様子が見える」というカットミスが見られることがある。また、両ジェットとも、ロボ合体時のコクピットはジェットのままとなっている。準備稿名はバイオジャック(初期デザイン)。 バイオジェット2号 グリーンツー・ブルースリー・イエローフォーが搭乗する多目的戦略爆撃機。旋回性能に優れる。コクピットは三座で、グリーンとブルーが前列の二席、イエローが後列の一席に座乗する。1号と同じくV/STOL機能を搭載。巡航ミサイルランチャーと2連装レーザー砲を装備し、バイオロボ合体時の下半身になる。準備稿名はバイオフット(初期デザイン)。 バイオロボ バイオジェット1号とバイオジェット2号が合体した戦闘用巨大ロボット。合体コードは「ハイパークロス」。合体前のバイオジェットの配色は2機とも白を基調としていたが、合体後のバイオロボは黒を基調とした外見になる。胸の黄色い部分が観音開きの入口となっている。物語後半では直立姿勢で飛行ポーズを採り、バイオドラゴンからの発進プロセスを省略して両足から巨大な飛行エネルギーを噴射して出撃することもあった。 バイオ星平和連合によってピーボとバイオドラゴンと共に建造され、バイオ粒子エネルギーを動力として使用し、その無限の可能性を高める目的と、平和利用ならびに、反バイオ同盟などの科学を悪用するグループからの自衛のために生み出された。5人が揃わなければ本来の力を発揮することが出来ない。絶対的窮地に陥った時は目からの転送光線でビーボを収納、回路の一部にすることでパワーアップすることもできるが、ピーボへの負担が大きいために多用はできない。劇中描写はないものの、設定では陸海空、宇宙空間でも活動可能。装甲はバイオ星の特殊金属ジルバイオン製。宇宙一硬い金属だが、サンダーメガスの放つ10万度のビームには敵わないことがピーボから言及されている。 言葉はしゃべらないが人工知能による自我を持っており、「シュイーン」という機械音が意思表示らしい。またお辞儀などの身振りで意思を示すこともある。直接5人のバイオマン候補をスカウトしたことに始まり、現地で呼び出された際にはバイオマンたちを直接素手で鷲掴みにして自身の入口まで運んだり、敵の攻撃によりコクピット内のバイオマンたちに危機が迫ったと感じ取り、彼らを脱出させたこともある。また、体内に爆弾などの危険物が存在する場合、危険警報装置が作動して一時的に機能停止状態になる。初期企画での名称はバイオキングであった。自我を持っているという設定は、マンネリ打破の一環として戦士とロボットの交流を描くことを意図していたことによる。 アクション用スーツは足のゲタ部分を低くしており、スーツアクターを務めた日下秀昭はそれまでのロボットよりも動きやすかったことを述べている。書籍『スーパー戦隊Official Mook vol.15 手裏剣戦隊ニンニンジャー』では、フォルムや可動域など造形面においてバイオロボが到達点に達したと評している。 武装 スーパーメーザー 注がれるエネルギー量は雷100万本分にも及ぶバイオロボの主力となる必殺剣。柄の超電子頭脳によって雷100万本分のエネルギーを刀身に集積することで、必殺技を繰り出す。バイオロボはこれを用いた剣技数では最多の戦隊ロボで、後述の多くの必殺技を持つ。 ネオメカジャイガン第1号のメタルメガスとの戦闘では折れたスーパーメーザーをエネルギー状に変化させ、そのまま敵目がけて投げつける破片攻撃を用いて倒した。 バイオシールド 防御用の円形の盾。ジルバイオン鋼製。ハニワカンス、カマキリカンスの剣には真っ二つにされてしまった。 バイオロボミサイル 腹部のハッチから発射する単発ミサイル。使用頻度も高く、バイオジェット1号の操縦桿に発射ボタンがある。 スーパーミサイル 両肩部から連射するミサイル。 バイオフラッシュ 目から放射する赤い閃光で敵にダメージを与える。 バイオロボビーム メラージュ戦闘機などを撃破する際に使用する目から放射する赤い光線。 スーパーキック スーパージャンプから放つ強力なキック。 バイオ粒子光線 目からバイオ粒子エネルギーを放射する。地球に着いた時、バイオマンの先祖となる人々にこの光線を浴びせた。また、バイオロボの目はバイオ粒子を持つ人間を判別する機能もある。 塩素系ガス中和剤 第37話で使用した薬剤。ミサイル発射口から巨大な缶を取りだし、直接手で中身を周囲に振り撒く。 バイオ粒子エネルギー放射 体内のバイオ粒子エネルギーを上昇させ、相手にぶつける。ピーボと合体することで限界以上のパワーを発揮し、その高エネルギーをビームに代えて目から発射することも可能。バルジオン、キングメガスとの最終決戦で使用。 必殺技 ストレートフラッシュ スーパーメーザーをメカジャイガンのボディに水平に突き刺す。 ダッシングビーム 相手に向かって踏み込み、すれ違いざまに横一閃に斬りつける。 コンセントレーション スーパーメーザーを胸元に構えた後、円月を描くように振りかざしてから斬りつける。 コメットカッター スーパーメーザーを額に構えた後、左右に振りかざしてから斬りつける。 チェーンソーカッター モーションはコメットカッターの流用である。 十文字斬り 特訓により編み出した相手を十文字に斬りつける。 ウェイトアタック 上空へ跳び上がり、落下時の加速を利用して空中から袈裟斬りを放つ。その場から垂直に跳び上がるパターンと、前方へ勢いよく跳び上がるパターンが存在する。 逆転一文字斬り わざと後方へ倒れることで敵の攻撃を紙一重で回避し、そのまま地面に寝転がった状態から横一閃に斬りつける攻防一体の技。ネプチューンカンスを倒した。 グレートアタック 劇場版で使用。 ブレイクアタック 敵の前で高く跳躍し、落下時の加速を利用して縦一閃に斬りつける。 シャドウカッター 技名は未呼称および決め技ではないが敵の気配を察知し、横に胴体を斬る。 ピンホールスティング 劇中未使用。刀身にエネルギーを集中させ、弱点目がけて突き刺す。 バイオ粒子斬り 上空へ飛び上がり、胸元に構えたスーパーメーザーに両目からバイオ粒子エネルギーを放ってチャージさせるエネルギーチャージを行い、チャージが限界まで完了すると同時にバックが爆発し、レッドワンの「スーパーメーザー・バイオ粒子斬り!」の呼称と共に空中でバイオロボが数回転した後、全身にピンク色のバイオ粒子エネルギーを纏いながら滑空するように突撃し、相手を横一閃に斬りつける。ネオメカジャイガンとの戦いから決め技として用いるようになった。 バイオ粒子斬りさえも通じないバルジオンに対抗するため、バイオロボが体内にピーボを転送・搭載させることでさらにバイオ粒子エネルギーを増大させた状態ではバイオ粒子斬りの強化版を使用した。 スーパーフラッシュ ピーボを搭載したことで増大したバイオ粒子エネルギーをスーパーメーザーに蓄積させ、刀身に金色のエネルギーを纏わせて突き刺す。ドクターマン自らが駆るキングメガス戦で使用。技名は未呼称。 決め技ではない技 ビーム返し その名の通り、スーパーメーザーを構えて敵のビーム攻撃を刀身で跳ね返す。決め技ではない。序盤から適度に使用されていたが、呼称が行われたのは最後の使用となる第47話のみ。 カットオフ スーパーメーザーを振り下ろして斬りつける。決め技ではなく、アマゾンメガスの髪の毛攻撃を切断するために使用。 スーパーフラッシュ スーパーメーザーを額に構え、強烈な光を放って周囲に小爆発を起こす。決め技ではなく、相手を怯ませるために使用。第38話ではドクロメガスの暗闇攻撃を解除させた。 衝撃波(正式名称不明) 第2話で使用。刀身を地面に突き立て、敵目がけて爆発を起こして攻撃する。 スペック 名称全長重量スピードバイオドラゴン102m 1800t マッハ7(飛行)550km/h(走行) バイオジェット1号25.6m 368t マッハ12 バイオジェット2号31m 552t マッハ10 バイオマッハ1号2.2m 300km/h(スーパースピード時:540km/h) バイオマッハ2号2m 250km/h(スーパースピード時:450km/h) バイオターボ4.8m 350km/h(スーパースピード時:630km/h) 名称全高重量スピードバイオロボ52m 920t 飛行速度:マッハ3
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基地・メカニック
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「高速戦隊ターボレンジャー」の記事における「基地・メカニック」の解説
ターボレンジャー基地 作品前半におけるターボレンジャーの基地。太宰研究所とも呼ばれており、岩山の中に存在し、博士の居住区に研究室や医療室、ターボマシン整備空間や発進口であるトンネルなどの設備が存在する。 ジンバがテレビを通して攻撃した際に中破したために放棄。以降はターボビルダーへと移動した。 ターボビルダー 作品後半におけるターボレンジャーの基地。秘密裏に太宰博士によって建造され、太宰博士の研究室がジンバに攻撃されたことで新たに起動した超巨大要塞。スーパー戦隊史上初の基地ロボである。太宰博士とシーロンはここで暮らしている。 移動はできないがその場での回転は出来る。攻撃だけならシーロンにも操縦は可能。「ビルドアップ・ターボビルダー!」の合図で上体を起立させ、全砲塔を展開させることで人型超巨大要塞ロボに変形。ビルダーバルカンを装備。必殺技は全身の火砲を一斉発射するビルダーストームと胸からT字型のビームを発射するターボビルダービーム。ターボビルダーの登場に伴い、5台のターボマシンがそれまで使っていた、岩山の秘密トンネルから引っ越してきた。5台のターボマシンとラガーファイターを格納し、前部カタパルトと上部ポートから緊急発進する。 そもそも移動できないのには理由があった。108匹の暴魔獣を封印する「大封印」の解放を阻止する目的で、大封印の真上に建造されている。太宰博士はターボビルダー建造場所として妖精の古地図に記された「重いものを置くべき場所」を選んだが、それこそが大封印である。ターボビルダー自体はかなりの重量となっているが、最終決戦にあたり108匹の暴魔獣が暴れ出した際には幾度と無く揺れに見舞われた。そしてネオラゴーンによる暴魔城の特攻の危機に見舞われ、文字通り「最後の砦」として最終決戦に挑むこととなる。 ターボアタッカー レッド専用戦闘用バギー。最高時速400キロメートル。武器はアタッカーバルカンとアタッカーマグナム。エンディングの出だしではテーマ曲「ジグザグ青春ロード」のタイトル通り、レッドがこれに乗って砂地をジグザグ走行している。動力機のVターボエンジンは、中期以降の必殺武器・Vターボバズーカのエネルギー供給源となる。 マッハターボ 5人のスーパーバイク。走破性が高く、追跡だけではなく突進戦でその威力を発揮する。車体前部から光弾を放つ。最高時速360キロメートル。カウル部分には番号が書かれており、レッドが01、ブラックが02、ブルーが03、イエローが04、ピンクが05である。変身前でも使用される。 ラガーファイター ターボビルダーとともに中盤より登場した巨大高速戦闘機。ターボロボと時を同じくして建造していたが、ターボロボを優先したために完成が遅れていた。ターボロボがジンバとヤミマルの猛攻によって合体不能となったため、博士と5人が急ピッチで作業を行い完成した。 武器は機体下部に装備された四連装レーザー砲・ファイタービーム。コクピット内部はターボロボと同一。 DX玩具では「ターボラガージェット」という名称が使用されている。当初はターボファイターという名称だった。
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