名称の決定とは? わかりやすく解説

名称の決定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 00:15 UTC 版)

ユーロ」の記事における「名称の決定」の解説

上述欧州理事会新通貨の名称が決定されるまで、多くの案が議論された。有力な案に「ヨーロッパ・フラン」があったが、フランスペイン語表記である Francoフランシスコ・フランコ連想させるために却下された。このほかにも「ヨーロッパ・クローネ」や「ヨーロッパ・ギルダー」といった案が出されていた。既存通貨の名称を使うことで通貨としての連続性示し、また新通貨に対す市民信頼固めようとした。さらに、一部加盟国には従来通貨の名称を残したいという希望があった一方で決済通貨として使用されていた ECUエキュもしくはエキュー) の名称がふさわしいと考える国もあった。しかしこれらの名称案はそれぞれに対して反対する国があり、特にイギリス多くの名称案に反対して、いずれも採用されなかった。名称が定まらない中、ドイツ連邦財務相テオドール・ヴァイゲルは「ユーロ」という名称案を提示した通貨単位としてユーロという名称が刻まれ硬貨は、確認できる限りでは1965年初め鋳造されている。また1971年にはオランダで、ユーロ刻まれ硬貨見本製造されている。この見本ではユーロ先頭文字がCに波線引かれたものとなっていた。またその周囲にはラテン語EUROPA FILIORUM NOSTRORUM DOMUS日本語試訳:ヨーロッパはわれらの子たちの家である)と刻まれていた。

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名称の決定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 05:42 UTC 版)

エゾナキウサギの発見」の記事における「名称の決定」の解説

学名命名 岸田久吉機関誌『LANSANIA』(Vol.2, No.13, 1930年4月29日 刊)に「Diagnosis os a New Piping Hare from Yeso」と題した論考発表し発見され新種動物学名をOchotona yesoensis、和名を「エゾハツカウサギ」(蝦夷廿日兎)とした。同年5月犬飼哲夫と島倉享次郎が『Transactions of the Sapporo Natural History Society』(Vol.11)に「On Ochotona, a New Rodent Unrecorded from Hokkaido - 新に北海道発見されたるナキウサギに就て」を発表し学名をOchotona sp.、和名を「なきうさぎ」とした。学名命名早く名付けられた名称を使用することになっているのだが、北海道の「なきうさぎ」は1811年文化8年)にペーター・ジーモン・パラス命名したナキウサギOchotona hyperborea同種判断されたため、1930年昭和5年)に岸田命名したOchotona yesoensisは種名としては採用されず、エゾナキウサギ種名Ochotona hyperboreaとなった。しかし亜種名Ochotona hyperborea yesoensisとなったアイヌ語の名称 アイヌ語でのエゾナキウサギの名称は不明である。 俗称 エゾナキウサギ俗称は節「発見までの経緯」で前述したように「ゴンボネズミ」である。

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