各型および派生型
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「B-50 (航空機)」の記事における「各型および派生型」の解説
XB-44 B-29AのエンジンをR-4360に換装したもの。1機改装。 B-50A 初期生産型。B-29D型よりエンジンを換装、主翼・尾翼を改良したもの。60機生産。 B-50B A型の改良型。燃料タンクなどを改良。45機生産。 B-50D 機首周辺および空中給油装置を改良。222機生産。 DB-50D 無人標的機の誘導機。1機改装。 EB-50B 電子戦機。B型より1機改装。 給油機型 KB-50 空中給油機。134機改装。 KB-50J 空中給油機。GE-J47ターボジェットエンジン2基増備。112機改装。 KB-50K 空中給油機。TB-50Hから24機改装。 偵察機型 RB-50B 偵察機型。44機改装。 RB-50E 偵察機型。14機改装。 RB-50F RB-50Bの改装型。SHORAN近距離電波航法装置に基づく、地図補正任務に使用。14機改装。 RB-50G RB-50Bの改装型。SHORAN近距離電波航法装置に基づく、地図補正任務に使用。15機改装。 WB-50D 気象偵察機型。B-50Dより36機改造。 練習機型 TB-50A B-50Aの練習機型。11機改装。 TB-50D B-50Dの練習機型。11機改装。 TB-50H 航法練習機型。24機製造。 発展型 YB-50C エンジンをR-4360-51 VDT(Variable Disharge Turbine. 可変流量タービン)4基(4,300馬力(3,210 kW)x4)に変更し、胴体を10フィート強、翼長を20フィート延長し、1、4番エンジンナセルに補助脚を増設、外翼に懸垂した増加燃料タンクの容量を増大させたB-50の発展型。 1947年に開発が始まり、1948年5月にはB-54と改称されて爆撃機型と偵察機型が発注されたが、1949年4月には「ジェット爆撃機が実用化された以上必要性がない」として発注はキャンセルされ、計画が中止された。実際に製造されたものは未完成のモックアップのみである。 詳細は「en:Boeing B-54」を参照 B-54A YB-50Cの量産型。計画のみ。 RB-54A YB-50Cの偵察機型。計画のみ。
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各型および派生型
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「63式装甲兵員輸送車」の記事における「各型および派生型」の解説
兵員輸送型 63式(WZ-531/YW-531) 初期量産型。7.62mm機関銃装備。 63A式(WZA-531/YW-531A) 改良量産型。一番の識別点は12.7mm重機関銃を搭載していることである。一般に「63式装甲兵員輸送車」とされているのはこのタイプである。 63-I式(WZB-531) 車体延長型。転輪は5個。上部支持輪は3個。63B式(YW-531B) 70式122mm自走榴弾砲の最初の試作車のベース車体。 63C式(YW-531C) ドイツ製のエンジンを搭載した改良型。80式装甲兵員輸送車とも呼ばれる。 YW-750(WZ-750) 大型化した兵員室に担架を収容できるようにした装甲救急車型。 63-II式(WZ-531G) 63C式を基にした改良型。WZ-531K 63-II式の通信装置を換装した型。 66式水陸両用装甲兵員輸送車(WZ-511) 海軍陸戦隊用の水陸両用能力強化型。車体前面に舳先型の鋼製大型フロートを装着し、給排気口に延長筒を装備している。 YD-801 63A式の消防車型。武装はなく、高圧ポンプや消火ホースを搭載している。 波切板を展開した状態の63-II式 66式水陸両用装甲兵員輸送車(WZ-511) 指揮車型 63D式(YW-531D)/63E式(YW-531E) 無線機を1機追加した指揮通信車仕様。 YW-701(WZ-701) 兵員室を嵩上げした指揮通信車型。5機の無線機と発電機を搭載している。YW-721(WZ-721) YW-701の姉妹型。長距離通信装置を搭載した装甲通信中継車型。 63E式(YW-531E)指揮通信車 オーストラリアの博物館に展示されているYW-701指揮通信車 自走砲型 70式122mm自走榴弾砲(WZ-302) 63-I式の車体に54-I式122mm榴弾砲を搭載した自走榴弾砲。砲塔は無く、車体の兵員室上面をオープントップにして砲を設置しているため装甲防御力やNBC防護能力に劣る。 70-II式122mm自走榴弾砲(WZ-302) 70式の車体側面にフロートを装備し、浮航能力を付加した型。他に通信装置を強化した。これにより従来の70式は70-I式と呼称された。 70式130mm自走ロケット砲(中国語版)(WZ-303) 63式の車体に中国製の19連装130mmロケット弾発射機を搭載した自走式多連装ロケット砲。 YW-304 81mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲型。YW-381 YW-304の姉妹型。120mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲型。 70式130mm自走ロケット砲 自走対空砲型 制式名称/制式番号は不明だが、車体上面に87式25mm連装機関砲を搭載した自走対空砲型が存在している。 国外の派生型 PT-85 北朝鮮が63式を基に車体を延長して開発したVTT-323装甲兵員輸送車の車体(85式装甲兵員輸送車(YW-531H)の車体とする説もある)の延長型に85mm砲及び9M14 マリョートカ対戦車ミサイルを装備した砲塔を搭載した水陸両用戦車。砲塔の形状は旧ソ連製のPT-76に類似している。転輪は6個。上部支持輪は無し。米軍呼称「M1985」。 BMT装甲戦車 タミル反乱軍LTTEが、スリランカ軍から奪った63式に、同じくサラディン装甲車の76mm低圧砲砲塔を搭載した改造車輌。
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「モラーヌ・ソルニエ N」の記事における「各型および派生型」の解説
モラーヌ・ソルニエ N - 単座単葉の戦闘・偵察機 モラーヌ・ソルニエ Nm - Nの尾部を改良したもの。少数のみ生産。 モラーヌ・ソルニエ I - エンジンをローヌ 9J(Rhône 9J)(80 kW(110 馬力)に強化したもの。ビッカース航空機銃装備。 モラーヌ・ソルニエ V - Iの航続距離を増加させたもの。
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各型および派生型
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「ブローニングM2重機関銃」の記事における「各型および派生型」の解説
Browning Winchester .50 caliber Heavy Machine Gun 1918年に製作された試作型。銃身は水冷式。ブローニングM1917重機関銃を拡大改設計し、大口径化に伴う改良を加えたものとなっている。 "M1918"の仮制式名称で採用されたが、量産は行われなかった。 M1921 1921年に.50口径機関銃として初めて制式化され、量産 / 配備された型。Cal.50 HMG(M1918)の各部に改修を加えたもの。 詳細は「:en:M1921_Browning_machine_gun」を参照 M1921E1 バレルジャケットを冷却孔の開いた空冷式とした航空機搭載型。遠隔操作式の固定武装型(Fixed)と手動操作式の旋回機銃型(Flexible)が開発されている。 M1921A1 1930年に採用された改良型。連続射撃を行うと銃身先端が加熱する問題に対処したもの。既存のM1921は全て-A1に改修されている。 M1921 W.C. 海軍向け水冷銃身型。"W.C."とは"Water Cooled"(水冷式)の略号である。艦艇に搭載される対空機銃として用いられ、陸軍向けの陸上用水冷型に比べて容量の多い冷却水タンクが装備され、塩害対策用に全体に防塩用の皮膜処理が施されている他、各所の部品が船舶用黄銅(真鍮)製となっている。W.C.モデルはM1921A1型でも引き続き使用され、長時間連射に対応するために銃身を肉厚の重銃身とした"W.C.,HB"("HB"とは"Heavy Barrel"の略)モデルも製造された。 Cal.50 T1 M1921A1の発展改良型。給弾が左右どちらからでも可能になっていることがM1921との相違点である。 Cal.50 T2 / M1 1931年に開発されたT1の改修型。 1933年にはT2に更なる改修を加えた"Cal.50 T2E1"が開発されて制式化され"M2"となったが、T2も同年にM2の開発完了/制式化以前に"Cal.50 M1"として制式化されている。しかし、直後にアメリカ軍当局は量産発注はM2に一本化する決定を下したため、T2がM1として発注、および部隊配備されることは無きままに終わった。 M2 1934年より発注された、M2としての最初の量産型。銃身は水冷式。M2 W.C. 海軍向け水冷銃身型。艦艇に搭載される対空機銃として用いられたもので、M1921 W.C.同様に大容量冷却水タンクを装備し、塩害対策が施されている。 M2 HB M2の水冷式の銃身冷却装置を廃したもの。"HB"とは"Heavy Barrel"、“重量型銃身”を意味する。水冷に代わり肉厚の銃身とすることで銃身の過熱に対する耐久性を向上させたもので、1938年より本格的に調達されると水冷型に替わって標準的なモデルとなった。後に水冷型のM2が使われなくなるとこちらのHB型の方が単に"M2"と呼ばれるようになり、"Cal.50 M2"といえばこのモデルを指すようになった。M2E1 M2 HBの撃発機構を電磁(ソレノイド)式とした車載型。M55四連装対空機関銃架や、これを車載化したM16対空自走砲のM45対空銃架や、2挺のM2と1門の37mm機関砲を混載したM42またはM54対空銃架を備えたM15対空自走砲といった自走対空砲の備砲、T42中戦車(M47中戦車の試作型)やM41軽戦車の試作型と初期生産型などの主砲同軸機関銃、M48パットンの銃塔機銃やM1エイブラムスの車長展望塔用機銃として用いられた。 M2E2 FNハースタル社により開発されたFN M2HB-QCB(後述)モデルのアメリカ軍名称。 M2A1 M2E2の制式名。2011年に採用され、アメリカ軍では同年から現役にある歩兵部隊向けM2の全数を-A2仕様に改修するプログラムを進めている。 輸出型 Colt MG 52 / MG 52A / MG52-2 M1921およびM2の輸出型。MG52Aは水冷型銃身を持つ。 Colt Browning Model 1924/1942 コルト社によるM2 / M2HBの輸出モデルの呼称。グァテマラに輸出された。 発展型 T27 ハイスタンダード社によって試作された発展型。発射速度の向上を目的としたもので、1944年1月から1945年3月にかけてT27/-E1/-E2/-E3/-E4/-E5/-E6/-E7と改良試作品が製造されてテストが繰り返されたが、作動不良と部品の破損に悩まされ、T27E4では毎分1,330発の発射速度を達成したものの、作動中の破損と作動不良が多すぎるとして計画中止となった。 T42 対空兵器の装備機銃として開発された発展型。毎分700発の発射速度を持つことが要求され、AN/M3の設計を採り入れて開発された。高速連続射撃に耐えるために肉厚の重銃身としたやや短い銃身を持つ。試作のみで制式採用はなされずに終わった。 M85 ジェネラル・エレクトリック社がM2の後継としてM2の設計を発展させて開発した50口径重機関銃。まず車両搭載用として開発され、M60戦車とLVTP7水陸両用装甲車に搭載されたが、問題が多く、M2の後継とはならなかった。 詳細は「M85機関銃」を参照 XM806 ジェネラル・ダイナミクス社がM2の後継として開発を行っていた50口径重機関銃、2012年に開発が中止された。 詳細は「XM806」を参照 国外生産型 K6 韓国の統一重工業が老朽化したM2の代替に設計した改良型。FN M2HB-QCBに準じたもので、銃身に把手を取り付けて銃身交換を容易にしたもの。1989年から韓国軍に配備されている。 FN M.1939 ベルギーのFN社が航空機搭載用に開発したM2の派生型。炸裂弾等を使用できるよう大口径化し13.2x99 mm弾仕様に変更、発射速度を1080発/分に向上させている。 詳細は「:en:Mitrailleuse d'Avion Browning - F.N. Calibre 13,2 mm」を参照 Akan m/39(Automatkanon m/39) M.1939のスウェーデンでの制式採用名称。Akan m/39A(Automatkanon m/39A スウェーデンのエリクソン社でライセンス生産されたm/39の制式名。 12.7 Lkk/42 VKT フィンランドでコピー生産されたM.1939。口径と使用弾はオリジナルと同じ12,7x99 mm弾に再変更されている。銃身のヒートカバーが銃口部まであり、形状がベルグマン MG 15nAに似たスリット型になっていることがM2とは異なる。 詳細は「:sv:VKT_12,70_LKk/42」を参照 FN M.1939 12.7 Lkk/42 VKT FN M2HB-QCB FNハースタル社により開発された改良型。"QCB"とは"Quick Change Barrel"の略で、交換後の位置調整を必要としない形で銃身が交換できるようになっており、これにより迅速な銃身交換が可能となった。銃身部の根本にL字型のグリップがあることが外観上の特徴である。 BRG-15 FN社がM2の後継に提案した改造型。15.5x106mm弾を使用。 詳細は「FN BRG-15」を参照
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各型および派生型
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「ブローニングM1917重機関銃」の記事における「各型および派生型」の解説
ブローニング M1917 初期生産型。銃身冷却に水冷式を採用。ブローニング M1917A1 M1917の各部を強化して耐久力を上げ、機関部を改良したタイプ。 ブローニング M1918 M1917の銃身の冷却機構を水冷式から空冷式に変更した航空機関銃型。水冷機構を省いたためバレルジャケットは軽量化されているが、銃身自体はM1917に比べて重量型の肉厚なものになっている。 第1次世界大戦には間に合わなかったが、戦間期のアメリカ軍航空機の搭載武装として使用され、地上用のM1919機関銃としても発展した。 詳細は「ブローニングM1919重機関銃」を参照 ブローニング M1918 M1 M1918の派生型。機体への直接固定式搭載に加えて旋回機銃としても使用できるように改修されている。 M1918がM1919重機関銃に発展したのと同様、航空機銃として.30 AN/M2へと発展した。 詳細は「ブローニングM1919重機関銃#AN/M2」を参照
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T40 M26E2の各部を改修した改良試作型。制式採用されM46となる。 M46 本格生産型。 M46A1 エンジンをAV-1790-5Bに、トランスミッションをCD-850-4に変更し、ブレーキ周りなどを改良した改修型。 M46E1 M46の車体にT40試作戦車に装備する予定のT42砲塔を搭載し、M36 90mm砲とより高性能な無線機、ステレオ式光波測距儀、ベンチレーターを装備した車両。制式化されM47となる。 T39 T40から改造された試作工兵戦車型。1951年に1両のみ製作。 90mm砲の代わりにイギリス製のMark.I 6.5インチ爆破砲を搭載、車体後部には吊り上げ能力20トンのブームクレーンを搭載している。 T40 T39
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各型および派生型
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「P-2 (航空機)」の記事における「各型および派生型」の解説
XP2V-1 試作型。固定武装は機首/尾部/背面に12.7mm連装銃塔を搭載している。ライトR-3350-8エンジン(2,300馬力(1,700kW)を搭載。1+1機製造。 P2V-1 前量産型。XP2V-1にロケット弾搭載能力を追加。14機製造。15機製造予定のうち1機はXP2V-2に改造された。XP2V-2 エンジンをR-3350-24Wに換装した-1型のエンジン換装試作機。P2V-1 5番機より改造され1機を製作。制式採用されP2V-2となる。 P2V-2 初期量産型。機首銃塔を固定式20mm機関砲6門に変更している。エンジンはR-3350-24W(2,800馬力(2,100kW)を搭載。初期生産機8機は尾部銃座に12.7mm連装機関銃塔を搭載しているが、以後の生産機はエマーソン社製連装20mm機関銃塔に変更している。81機製造。P2V-2N "Polar Bear" "Project Ski Jump"計画で改修された極地探検型。武装を廃止、着陸脚に全長4.9mのアルミ製スキーを装着し、離陸補助ロケット(JATO)と磁気探査装置を装備している。2機製作。 P2V-2S 機体下面にAN/APS-20捜索レーダーを搭載した試作型。1機製造。 P2V-3 エンジンをR-3350-26W(3,200馬力(2,400kW)に換装した型。53機製造。P2V-3C 対潜機材と銃塔を撤去、燃料搭載量を増加させて離陸補助ロケットを装備し、Mk.1核爆弾の運用能力を追加した艦載核攻撃型。12機改修。 P2V-3B ASB-1 レーダー爆撃システムを搭載した型。16機改修。 P2V-3W 機体下面にAN/APS-20捜索レーダーを搭載した早期警戒機型。30機製造。 P2V-3Z 座席を6席追加したVIP輸送機型。固定武装は搭載されたままとなっており、客席部分の胴体外板は装甲化されている。2機改修。 P2V-4 エンジンを換装、ソノブイ装置を搭載、主翼端には増設燃料タンク(チップタンク)を追加(右舷タンクの前端にはサーチライトが装備されている)、機体下面にはAN/APS-20レーダーを増設した機能強化型。 初期生産分の25機はR-3350-26WA(3,200馬力(2,400kW)を搭載し、後期生産分の27機はライトR-3350-30Wターボコンパウンドエンジン(3,250馬力(2,420kW)を搭載している。52機製造。 P2V-5 機首固定武装を廃止してエマーソン社製20mm連装銃塔を搭載し、主翼端燃料タンクを拡大、右舷タンク前端のサーチライトはリモコン操作による角度可変が可能となり、左舷タンク前端にはAN/APS-8レーダーを増設した機能強化型。機内レイアウトが見直されて居住性も向上している。 後期生産型では銃塔は背面の1基以外は撤去され、機首は観測員席を配置した風防に、尾部は磁気探知装置(MAD)に変更され、既存の-5型も順次改修された。424機製造。 P2V-5F (P-2E) -5型にJ-34ターボジェットエンジン(出力14.5kN)2基を追加した型。P2V-5FD(DP-2E) ドローンの空中発射母機型。武装は全廃されている。 P2V-5FE(EP-2F) 電子機器を追加した電子偵察機型。 P2V-5FS(SP-2E) AQA-3 長距離音響捜索装置とJulie 音響深度探査装置で構成されるジュリー/ジェぜベル(Julie/Jezebel)対潜作戦装置を搭載した対潜能力強化試験型。 P2V-6 爆弾倉を拡張した機雷投下および偵察機型。83機製造。P2V-6M AQM-41(AUM-N-2)"Petrel"空対艦ミサイル(英語版)の運用能力を追加したミサイル搭載型。16機製造。P2V-6Bより改称。 P2V-6F(P-2G) -6M型にJ-34ターボジェットエンジン2基を追加した型。 P2V-6T(TP-2F) 固定武装を廃止した機上作業練習機型。 P2V-7 (P-2H) エンジンをR-3350-32Wに変更し、J-34エンジンを当初から搭載した性能向上型。チップタンクとAN/APS-20レーダーのレドームの形状が空力的に見直され、キャノピーは視界の広いバブル型に変更されている。第1次生産分では背面銃塔を搭載しているが、以後の生産分では省略され、既存機も順次非搭載に改修された。311機製造(うち川崎重工製造分48機)。P2V-7B 機首観測員席を撤去し密閉型機首として20mm機関砲4基を装備したオランダ軍向け仕様機。15機製造。 後に機関砲は撤去されて機首は観測員席を配置した風防のある形に戻され、機体の仕様もP2V-7S (SP-2H)規格に改修され、更にフランスよりP2V-7S (SP-2H)4機が追加購入された。 P2V-7S (SP-2H) 対潜器材を改良、音響捜索装置を搭載した改修型。 P2V-7LP (LP-2J) 脚をスキー方式に変更した不整地/極地離着陸能力向上型。4機改修。 AP-2E ベトナム戦争中アメリカ陸軍で運用された電子偵察機型。電波/信号傍受装置を増設し、機体総重量は最大で80,000ポンド(約36,000kg)に達している。旧名称 RP-2E。 AP-2H P2V-7(SP-2H)の対潜装備を全廃して対地攻撃機としての改装を行ったガンシップ型。4機製造。 詳細は「ガンシップ#AP-2H」を参照 NP-2E 永久試験機型。1機改造。 OP-2E イグルー・ホワイト作戦(英語版)のために改造されたセンサー散布機型。機首に地形回避レーダーを装備し、チャフディスペンサー、主翼下ガンポッド、機体下面銃座といった自衛装備を備えている。12機改造。 RB-69A(P2V-7U) アメリカ空軍の保有機扱いとされた隠密電子偵察機型。CIAが海軍から購入して所定の改造を施し、便宜上アメリカ空軍所有機の形としたもので、実際の運用はCIAを通じて中華民国空軍に再委託されており、中華人民共和国や北朝鮮に対する越境隠密偵察飛行に投入された。7機製造。 1950年代後半から運用され、1959年には中華民国空軍に正式に移管されている。1964年の運用停止までに任務中に迎撃されて4機が撃墜され、1機を事故で喪失した。 P2V-7 改 VSA 防衛庁技術研究本部がP2V-7を改造した可変特性研究機(Variable Stability Aircraft, VSA)。 改装は1976年(昭和51年)に川崎によって行われた。アナログ式のフライ・バイ・ワイヤにより直接揚力制御と直接横力制御を可能とした。これにより機体姿勢(迎え角、機首の上げ下げ)を変化することなく機体の上下運動、バンク角(機体の傾き)をとらなくても左右に横ばいの動きをすることができる。 運用終了後、P-2Jに可変特性機能が移された。
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M46E1 M46戦車の車体にT42砲塔を搭載し、M36 90mm砲とより高性能な無線機、ステレオ式測距儀、ベンチレーターを装備した車両。制式化されM47となる。 M47 量産型。 M47M 1960年代に始められた改良計画で、射撃統制装置(FCS)とエンジンをM60A1のものに換装し、補助操縦士のためのスペースを主砲弾の弾薬庫に変更している。主砲はL7 105mm戦車砲に換装せず、オリジナルと同じM36 90mm砲のままである。 アメリカではこの改修計画は実行されなかったが、イランとパキスタンで合計800輌以上がこの計画に基づいて改修された。 M47E スペインでの独自改修型。改修内容はM47Mとほぼ変わらないが、FCSは換装されていない。M47E1 M47Eの改修型。エンジンをディーゼルエンジンに換装したもの。 M47E2 M47E1の主砲を、M48A5やM60系戦車と同じL7 105mm戦車砲に換装したもの。 M47ER3 スペイン製の装甲回収車仕様。
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各型および派生型
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「ブローニングM1919重機関銃」の記事における「各型および派生型」の解説
M1917 原型である水冷式機関銃。 詳細は「ブローニングM1917重機関銃」を参照 M1918 M1917を航空機に搭載するため空冷式銃身とした派生型。銃身長は18インチに短縮化され、水冷機構がない分の過熱に対応するために肉厚の銃身となっている。 航空用から地上用としての改修を加えた上で地上部隊用機関銃としても採用されることになり、同じブローニング設計/コルト社製造の自動火器であるブローニングM1918自動小銃との混同を避けるため、"M1919"として制式化された。 M1919 戦車搭載用機関銃としてM1918を改修したもの。車両搭載用ということもあり、射手が直接視認して照準するための照準器は装備されていない。機関部後面のものとは別に底面後部に垂直グリップと連動トリガーがあり、この部分を掴んで操作ができるようになっていた。車載用としてのみではなく歩兵用としての運用も考慮し、銃身は軽量型となり、二脚の装着が可能となっている。 ニューイングランド・ウェスティングハウス・カンパニー(英語版)によって1,300丁製造された。 M1919A1 単眼式の望遠照準器が取り付けられたM1919。機関部後面には車載機銃として用いる際に射手が肩で支えるための銃床が装着できるようになっていた。 元々は照準器のないモデルと特に区別されず同様に"M1919"と呼ばれていたが、後に混同を避けるためにM1919A1に改称された。 M1919A2 騎兵用として開発されたモデル。銃身は重量型に再変更され、照星(前部照準器)は銃身の先端部に装備されている。車載を前提としていないために底面後部の垂直グリップと連動トリガーは廃止されており、専用の軽量型三脚とセットで軍馬もしくは馬車に積載して運用された。 M1919A3 M1919A2の歩兵向け改良型。-A2とほぼ同様だが、照星が機関部前端にあることが異なる。本格生産と調達は成されなかったが、銃身長を24インチとしたモデルも試作され、-A4に発展した。 M1919A4 銃身を24インチとし、反動利用式の作動を確実とさせるためのリコイルブースター(英語版)や“リコイルバッファー(英語: Recoil Buffer)”と呼ばれる緩衝装置の追加、照星の位置変更など、いくつかの改修を加えたモデル。第二次世界大戦時の主力機関銃となり、M1919シリーズでは最も多数が生産されて使用された。バレルジャケットの冷却孔は極初期生産分以降はそれまでのモデルの長円形から単純な円形のものになっている。 形式番号での区別はなされていないが、1943年の生産分まではボルトを後退状態で固定するためのボルトキャッチが機関部右側面に装備されており、1943年以降の生産分にはこのボルトキャッチが省略されている。M1919A4E1 -A4に-A5と同様の延長型コッキングハンドルを装備した改修型。 M1919A4 ボルトキャッチのあるタイプ機関部右側面のコッキングレバー下方の板状のものがボルトキャッチ M1919A4 左側面 M1919A4 右側面 M1919A5 装甲車両の主砲同軸機銃としてM1919A4を改良したモデル。コッキングハンドルが機関部後端から操作できるようにレバーが延長されている。 特にM3軽戦車の搭載用として開発されたが、1943年の末にはM3軽戦車の調達が終了したため、-A5は量産されなかった。 M1919A6 M1919A4を元に、銃身を軽量化し金属製の銃床と二脚を追加した汎用機関銃型モデル。銃口部にはリコイルブースター兼用の消炎器が標準で装着されており、この部分を取り外すことで機関部を半分解することなく前方から銃身が交換できるようになっている。 M1918A2自動小銃とM1919A4のギャップを埋める軽機関銃と位置づけられていたものの、軽機関銃としては全長が長く取り回しが悪い上、重量がある(約15kg)ために使い勝手が悪く、銃身の軽量化に伴い持続射撃能力が低下していたほか、動作不良も多発して不評だった。 M1919A6 朝鮮戦争で運用されるA6 T66 M1919A6をT65およびT65E3 7.62x51mm弾(7.62x51mm NATO弾の前身)仕様として再設計したモデル。銃身を消炎器付きの新たに設計したものとし、給弾機構を7.62x51mm弾対応の分離式メタルリンクを用いるものに変更している。 やはり全長と重量が過大で、軽機関銃としては無理があるとして採用されなかった。 M37 装甲車両の同軸機銃に使用するための固定装備を前提として、遠隔操作による射撃を可能にしたもの。ソレノイド式のリモコントリガーに対応しており、給弾が左右どちらからでも可能な設計に変更されている。M1919A4E / -A5と同様コッキングレバーには延長ハンドルが装着されており、機関部後端から操作できる他ボルトを後退状態で固定できる機能(ホールドオープン)が追加されていた。 1955年から1957年にかけて生産され、第2次世界大戦後は既存のM1919A4/A5を置き換えるものとして生産と配備が切り替えられており、書類上は"M1919"であってもこのM37が装備されているという例が多い。M37C 航空機搭載用として照準器を省略したモデル。 M37E1 使用弾薬を7.62x51mm NATO弾に変更したモデル。アメリカ軍の7.62x51mmへの切り替えに伴い、"M37A1"として制式採用される予定であったが、M1919の発展改良形であるM73機関銃の開発と採用により、-A1としての制式化は見送られ、M37より-E1として改修されて製造されるにとどまった。 T151 M37の試作型の一つ。ソレノイド式のトリガーシステムのみが装備されており、手動式の撃発機構がない。 T152 M2重機関銃と同じ形式のスペード式グリップと押し込み式トリガーを装備した試作型。 T153 M1919A4E1と同じピストルグリップとトリガー、延長コッキングハンドルを装備した試作型。M37として制式採用された。 Mk.21 Mod.0/1 アメリカ海軍において、M1919の弾薬を7.62x51mm NATO弾を使用できるように改修したモデルの制式名称。弾薬の変更に伴って銃身や給弾部が変更されている他、銃身先端には消炎器が追加されている。 ベトナム戦争で運用されるMk.21
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各型および派生型
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「T-60 (戦車)」の記事における「各型および派生型」の解説
T-60 1941年型。T-40をベースにしているが車体は完全な新設計で、水陸両用機能は最初から廃止されている。航空機用の20mm機関砲を搭載。 T-60A 1942年型。前面装甲が35mmに強化され、転輪がスポーク型から円盤型に変更されている。
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各型および派生型
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「L6 ウォンバット」の記事における「各型および派生型」の解説
L2 BAT (Battalion Anti Tank):原型。大型の砲架と防盾を備える。 L4 MOBAT:L2の軽量化型。防盾を廃止、簡略・軽量化された砲架に変更し、ブレン軽機関銃を測距銃として装備。 L6 WOMBAT (Weapon Of Magnesium BAT):閉鎖器の機構を変更し、砲身をマグネシウム合金製とした軽量化改良型。 L7 CONBAT ("Converted BAT") :L2/L4無反動砲の砲架と測距銃をL6と同等の規格に改装した型 冷戦時代にL6ウォンバットをスノートラックに搭載した自走砲も作られている。 この項目は、武器・兵器に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:軍事/Portal:軍事)。
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各型および派生型
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「M44 (装甲車)」の記事における「各型および派生型」の解説
T16 試作型。6両生産。 M44 制式型。少数が生産された。M44E1 車体機銃を廃止し、側面ドアを側方および上面の2分割式から側面のみの1枚板方式に変更、各所の銃眼と視察孔を廃止、エンジンをコンチネンタル AOS-895-1 水平対向6気筒空冷スーパーチャージド・ガソリンエンジンに、変速装置をCD500 クロスドライブ・トランスミッションに変更、履帯をダブルピン・ダブルブロック型のT87に変更した改良型。 試作1両のみで量産はなされなかった。 T35 4.2インチ迫撃砲を搭載する自走迫撃砲型。計画のみで試作車は製作されなかった。
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各型および派生型
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「ボーイズ対戦車ライフル」の記事における「各型および派生型」の解説
ボーイズ対戦車ライフルは基本的に1形式しかなく、外見の差異は公式には「製造所の違い」とされているが、便宜的に初期/後期型の区分が成されている他、主に使われた.55B弾に初期型のMk.Iと後期型のMk.IIの2種類があることから、Mk.I/IIとする分類もある。 Mk.I 緩衝装置内蔵のT字型単脚と円形の銃口制退器(マズルブレーキ)を装備。イギリス本土、バーミンガムのBSA社で製造された。 「初期型」とも呼称される。 Mk.I* 緩衝装置のない単純な構造のV字型二脚と長方形の側面に孔のある"ハーモニカ型"銃口制退器を装備。カナダ、トロントのイングリス社で製造された。 「後期型」とも呼称され、I*を指して"Mk.II"とされることもある。 この他、空挺部隊向けに銃身を30インチ(762mm)に短縮してマズルブレーキを廃止した短縮型が試作されており、"Mk.II"もしくは"Airborne"(空挺型、の意)と仮称されていたが、制式採用は成されなかった。現地改造で銃身を短縮したものも存在し、これらは主に太平洋戦線で用いられている。この他、アメリカではイギリスより導入したボーイズの銃身を独自にブローニングM2重機関銃のものに交換した.50口径弾使用型を改造により製造している。
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各型および派生型
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56式自動小銃(56式) AK-47III型の中国生産版。フレームが切削加工かプレス加工どうかは名称では区別されていない。オリジナルと異なりスパイクバヨネットを備える。 56式自動小銃1型(56-1式) AKS-47と同様の折畳ストックを装備する戦車兵、空挺部隊向けモデル。 56式自動小銃2型(56-2式) 1980年前後に生産開始されたモデル。IMI ガリルとよく似たデザインの側面折畳ストックが特徴で、このストックは81式自動歩槍にも使われている。基本的には輸出向けであるが、中越戦争時の写真では解放軍でも運用されていることが確認できる。 QBZ-56C 56-2式をベースとしたショートカービン。ガスバイパスを含む銃身を短縮、木製だったパーツを黒塗りのプラスチック製に変更し、20連ショートマガジンを使用する。この形式のみ人民解放軍では短機関銃ではなく自動小銃として扱われている。 56式自動小銃S型(56-S式) 民間向け輸出専用型。セミオートのみ。 56式自動小銃SS型(56-SS式) ストックを取り外し、さらに短銃身化したもの。 56式自動小銃S-1型(56S-1式) 56-1式の民間向け輸出専用型。セミオートのみ。 56式分隊支援火器S-7型(56S-7式) 56-3式をベースとした分隊支援火器。いわば中国版RPK軽機関銃。 NHM-91 56S-7式をベースとした民間向け輸出専用型スポーツライフル。セミオートのみ。20インチ長の肉厚銃身。レシーバーはプレス加工。ストックは白樺や榎の木製。 84式自動小銃2型 (84-2式) 56-2式の派生型。側面折畳ストックを装備。5.56mm NATO弾を使用。 84式自動小銃S型 (84-S式) 56-S式の派生型。5.56mm NATO弾を使用。 AK-2000P 樹脂製ハンドガードと56-2式同様の側面折畳ストック、フラッシュサプレッサーを装備し、5.56mm NATO弾を使用する。仕様としてはAK-101に近いが直接的なコピーではなく、ガスブロック部およびシリンダー部の形状から分かる通り、あくまでも56式から派生したものである。
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各型および派生型
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「S-3 (航空機)」の記事における「各型および派生型」の解説
YS-3 試作型。8機製造。 S-3A 初期量産型。187機製造。 S-3B 1981年より開始された"Weapon Systems Improvement Program (WSIP. 兵器システム能力向上プログラム)による能力向上型。搭載電子機器を更新し、逆合成開口レーダーAPS-137の搭載、AGM-84の運用能力追加など。 初号機は1984年9月に完成し、以後A型から119機を改修した。 ES-3A 対潜装備の代わりに各種の電子戦装備を搭載したSIGINT(信号情報収集)機。"Sea Shadow"(シー・シャドウ)の名でも呼ばれる。各所にアンテナが増設されていること、機体上面に“カヌー型”と呼ばれる増設機器用の張り出し(フェアリング)があることや、機体後部下面のソノブイランチャーと機体尾部の伸縮式MADセンサーがないことなどがS-3とは異なる。電子機器の増設と各所に増設したフェアリング / アンテナによる空気抵抗の増大により最高発揮速度は750 km / hに低下している。 開発プログラムは1991年より開始され、YS-3より改造された1号機は1993年5月15日に初飛行し、以後16機がS-3より改造されて製作され、1994年から部隊運用が開始されたが、アメリカ海空軍が共同で構築する計画を進めていた“統合空中信号情報収集機構(Joint Airborne SIGINT Family, JASF)”への統合計画の一環として1998年から段階的に運用が縮小され、1999年度をもって部隊運用は終了した。 なお、ES-3は電子情報収集任務の他に空中給油母機としても用いられ、“バディポッド”方式の空中給油装置を翼下に搭載して航空母艦搭載機への給油任務にも従事した。 KS-3A 空中給油装置を搭載した空中給油機型。4,382 USガロン(16,600 リットル)の燃料を積載でき、給油能力に加え電子戦能力および通信中継能力も追加されている。YS-3試作5番機より1機が改修されたが、発注がキャンセルされたために製作された試作機は乗員訓練機に使用された後にUS-3Aに再改修された。 KS-3B S-3Bの対潜機材の代わりに機内燃料タンクを増設し、“バディポッド”方式の空中給油装置を搭載した空中給油機型。対潜装備以外の電子装備はS-3Bと同様のものを継続して搭載する。計画のみでキャンセルされ実機は製作されていない。 US-3A 艦上輸送機(COD)型。対潜機材と電子装備を搭載せず、機首レーダーはAN/APS-121 気象レーダーに変更されている。乗員は3名(正 / 副操縦士、積載貨物管理士(ロードマスター)となり、6人の乗客または4,680 ポンド(2,120 kg)の貨物を積載できる。S-3とは対潜・電子関連のアンテナやMADブーム・ソノブイの投下孔がないこと、コクピット後方の後部乗員区画に縦スリット状の窓が追加されていることなどが異なる。 S-3Aより6機が改修され、1998年に全機が退役した。 概念実証型ヴァイキング(Proof of Concept Viking) 艦上対潜哨戒機として余剰となったS-3を改造して各種の電子戦/試験機が製造されており、これら一連のプロジェクトは"proof of concept projects."(概念実証計画)と通称された。"Aladdin" Viking 空中投下するセンサーを用いて構築する地上監視システムおよび電波情報収集(ELectric INTelligence. ELINT)システムを搭載した機体。ボスニア紛争にて実戦投入されたとされるが詳細は不明。6機製作。 "Beartrap Viking" アメリカ海軍の実施した"Project BearTrap"(将来対潜水艦戦研究プログラム)の実験機として使用された機体。 "Calypso Viking" カリブ海における麻薬密輸阻止のために洋上/超低空監視機として改装される計画のもの。構想のみで実現しなかった。 "Gray Wolf Viking" 翼下に貨物輸送ポッドを改造したAN/APG-76(英語版)SAR(Synthetic Aperture Radar. 合成開口レーダー)レーダーポッドを搭載した地上監視機。レーダー装置はイスラエルのF-4“クルナス”戦闘機の能力改修型に搭載される予定であったものを流用し、カーゴポッドの先端にF-4のノーズコーンとレーダーを結合させた形のものが製作された。レーダーに加えて移動目標指示計(MTI)とGPS/INS(GPS補助慣性航法装置)によってレーダーが捉えた地上 / 海上および低空を移動する目標の位置と進路を捕捉し、更に統合戦術情報伝達システム(Joint Tactical Information Distribution System, JTIDS)と接続して自機で追尾監視するだけではなく目標データを戦闘指揮所などに送信できる、というもので、"Sea STARS(Sea-based Surveillance, Targeting, & Attack Radar System)"の通称で呼ばれた。1機製作。 "Orca Viking" "Gray Wolf Viking"同様にAN/APG-76 SAR / MTI レーダーポッドやレーザー距離計といった航空機搭載用電子機器を搭載した沿岸 / 水中監視システムのテストベッド(搭載試験機)として改修された機体。 "Outlaw Viking" S-3Bに超水平線空中センサーシステム(Over-the-horizon Airborne Sensor Information System. "OASIS III")を搭載した機体。1機が改造されて製作されたが、1998年には通常のS-3Bの仕様に戻され、この機体はその後乗員訓練機として用いられた後に退役後は空母ミッドウェイ博物館にて展示されている。 "NASA Viking" NASAに移管されて研究機として使用された機体。
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各型および派生型
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「Su-15 (航空機)」の記事における「各型および派生型」の解説
T-58 試作型。T58-D Su-11の発展改良型として設計された試作機。量産型とは機体にエリアルールがあることが異なる。 T-58L -Dのエリアルールを廃した量産仕様の量産原型機。 Su-15 最初の量産型。NATOコードネーム“フラゴンA”。1969年以降に生産された改良型は主翼端が拡張されると共に翼下ハードポイントが倍増(片側2箇所から4箇所へ)されており、NATOコードネームでは“フラゴンD”として区別される。 Su-15T Su-15のレーダーを“オリョールD”から“タイフーン”に変更した能力向上型。主翼形状はSu-15の後期生産型と同様である。レーダーおよび火器管制装置に問題が多く、少数機の生産に終わった。NATOコードネーム“フラゴンE”。 Su-15UT 複座練習戦闘機型。レーダーを撤去して座席を増設しているため、レーダーは搭載されていない。NATOコードネーム“フラゴンC”。 Su-15TM 性能向上型。当初西側でSu-21とも呼ばれた。機体の細部形状を改修して空力特性を向上させ、レーダーを“タイフーンM”に変更して性能を向上させた型。また、ガンポッドおよび短距離空対空ミサイルの搭載と運用が可能になり、汎用性が向上した。大韓航空機撃墜事件に於いて、大韓機を迎撃・撃墜した部隊が装備していたのはこの型である。NATOコードネーム“フラゴンF”。 Su-15UM -TMの複座練習機型。-UTと同じくレーダーを撤去して座席を増設しているため、レーダーは搭載されていないが、赤外線誘導ミサイルの運用能力は残されているため、限定的ながら実戦機としても運用可能である。NATOコードネーム“フラゴンG”。U-58UM タイフーンMレーダーを搭載したSu-15UMの試作型。量産されずに終わった。 Su-15bis 発展型。MiG-23の高性能派生型が完成したこと、装備予定であったR-25-300エンジンがMiG-21bisへの搭載優先となったことなどを理由に、開発中止となった。 Su-15-30 試験機型。MiG-25の開発にあたって搭載するレーダーと電子機器、ミサイルの実用テストのために改造された機体。 T-58PS(T-58Sh)(Su-19) 超音速対地攻撃機型。Su-15bisの発展型。開発中止。Su-19M T-58PSのエンジン換装型。開発中止。 T-58VD(Su-15VD) 機体中央部に2基のリフトエンジンを装備した短距離離着陸型の試作機。NATOコードネーム“フラゴンB”。試作機1機のみが製作された。 T-58L Su-15 初期生産型 Su-15T Su-15TM T-58VD Su-15TM Su-15TM Su-15TM "Flagen-F" Su-15TM 初期生産型 Su-15TM 三面図 SU-15TM 正面より Su-15TM 後方より Su-15TM の後部 Su-15TM 前脚の二重車輪 Su-15UM Su-15UM Su-15UM 操縦席部
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