改修型とは? わかりやすく解説

改修型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:48 UTC 版)

M60パットン」の記事における「改修型」の解説

E-60 イスラエル軍におけるM60形式記号基本的に原型M60シリーズ同じだが、イスラエル軍運用思想合わせて細かな改修施されている。 「E-60」がM60、「E-60A」がM60A1、「E-60B」がM60A3、「E-60AD」がM60A1にM9 ドーザーブレードキットを装着したものに付けられた番号である。 マガフ(Magach) M48およびM60イスラエル導入し独自改修した型。"マガフ"の名称が付けられたもののうち、6と7がM60ベースとしており、爆発反応装甲装備した6と、複合素材使用して装甲強化した7が存在する詳細は「マガフ」を参照 マガフ6B マガフ7C サブラSabraイスラエル輸出向けM60を独自改修したパッケージ改修案。主砲メルカバと同じ、国産44口径120mm滑腔砲換装し、砲塔部に楔形装甲追加しているのが特徴提案されたもののうち、サブラ Mk.IIトルコにて「M60T」として採用されている。 詳細は「サブラ (戦車)」を参照 CM11 勇虎式戦車 アメリカ名M48H 。台湾生産したM60A3シャーシM48A5砲塔搭載した装束型。台湾政府M48後継としてM60ないしはM60A1/A3の導入望んだが、対中関係配慮したアメリカ政府によって交渉まとまらず、それを受けてM48改良型」の名目ジェネラル・ダイナミクス社の技術提携を受ける形で開発したのであるM48A5およびM60当の車両であるが、射撃指揮装置M1エイブラムス同等能力を持つ国産のものに換装されている。2000年代入ってよりはフランスGIAT社製の爆発反応装甲装着した改修型へのアップデート進められている。 なお、アメリカ方針転換により、1995年より450余りM60A3台湾売却され本車並行して装備されている。 詳細は「CM11」を参照 サムサーム イラン・イスラム共和国2013年公開したM60A1コピーM60-120 ヨルダンアブドゥッラー2世国王設計開発局KADDB)が、スイスSWシン社と合同開発したM60A3近代改修キット主砲をSW120mm L50滑腔砲レイセオン社製の射撃管制装置組み合わせたもの。 M60A3-84 かつてのライバル戦車T-54開発したウクライナのKhKBMでは、M60ウクライナ国産の120mm砲KBA-2を搭載する近代化改修案を作成している。また、ニージュなどの新し爆発反応装甲装備され、その他各種防御システム装備されることになる。これにより、M60A3-84ヤタハーンやT-72-120並み高性能獲得することになる。なお、この改修キットでは需要があればソ連口径の125mm砲や140mm砲も装備可能である。 120S M60-2000 GDLS(ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ)社が提案したM60車体M1エイブラムス砲塔搭載した近代化改修案。砲塔換装した他、エンジンとトランスミッションサスペンション改良するとされるトルコ陸軍M60後継計画に対して提案されその他のM60装備している国に対して売り込みが行われているが、現在のところ発注はされていないM60CZ-10/25E Alacran スペイン独自に開発した戦闘工兵車M60A1にドーザープレートを装備し砲塔には主砲代わりにショベルアームが装備されている。 M60VLPD 26/70E スペイン独自に開発した架橋戦車M60A1車体ドイツ製のレグアン戦車橋Leguan bridge system)を搭載したもの。

※この「改修型」の解説は、「M60パットン」の解説の一部です。
「改修型」を含む「M60パットン」の記事については、「M60パットン」の概要を参照ください。


改修型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/07 01:50 UTC 版)

Mk37 (魚雷)」の記事における「改修型」の解説

mod 1魚雷mod 0よりも長くて重く速度遅くなったものの、より良好な目標捕捉能力付与され、また敏捷な潜水艦迎撃にはより高い性能有した。これらは有線誘導用いられた。 Mk37魚雷性能は、速力20ノット以下、深度300m上の標的においてよく発揮された。潜水艦はより速力増し運用深度深くなったために新型魚雷開発された。こうしたものはNT37C、D、E、およびFであり、Mk37魚雷設計基づいている。 1967年mod 0mod 3へ、またmod 1mod 2へと一新されはじめたこうした改修品は磁歪式のトランスデューサー圧電効果用いた装置換装するなど多数変更点要しており、この結果深度増して感度を失うことなく目標捕捉距離が640mから910mへと増強された。 この魚雷動力源としてマーク46酸化銀電池採用した訓練用魚雷には再使用再充電可能な二次電池採用された。マーク46電池には、強い振動が加わると不時に通電過熱する不具合をもつ生産ロットがあることが1968年までに、海軍魚雷管轄する海軍武器コマンド隷下研究所海軍魚雷ステーション武器品質工学センター」では知られていた。Mk37魚雷場合、このバッテリー弾頭内側ボルト留めされており、バッテリー不時に通電加熱した場合弾頭を自然爆発させて潜水艦沈没させるに至るに十分な熱を発生させたという内容秘密の警告とともに回収勧告されていた。Mk37魚雷およびマーク46電池生産進められていた1960年代ソ連原潜対抗しうる魚雷求めてアメリカ潜水艦部隊魚雷生産急ピッチで推進していたが、海軍品質検査合格する部品製造に各メーカー苦慮しており、なかでもこのバッテリーでは不具合繰り返し発生していたため、生産計画遅延しており、海軍武器コマンド所定品質検査通過させていないバッテリー魚雷組み込んでいた。武器品質工学センターはこの問題バッテリーそのもの基本設計欠陥であると指摘し是正勧告していたが、この勧告聞き入れられることはなかった。 Mk37魚雷長期渡ってアメリカで用いられ潜水艦発射式の主力対潜魚雷だった。1972年、本魚雷Mk48魚雷代替されはじめた。Mk37魚雷は、潜水艦速力20ノット上の領域に、また潜行深度1000フィト(330メートル)を越え始めるまでは、すぐれた対潜兵器考えられていた。しかし、20ノット航行する潜水艦20ノット魚雷沈没または深刻な損害与えられる可能性至って乏しくそのような標的には新たな兵器求められた。1980年代には、NT37(NT37C/D/E)と呼ばれる、Mk37の顕著な性能向上版が製造されるようになったNT37真空管による誘導システムソリッドステート半導体装置交換し、また電動推進オットー燃料による液体モノプロペラント(一液式)に変更している。これにより、NT37はMk37と比較して、より高速かつ大深度での運用可能になったが、アメリカ海軍はMk37の改良続けるより、新し魚雷の開発決定した

※この「改修型」の解説は、「Mk37 (魚雷)」の解説の一部です。
「改修型」を含む「Mk37 (魚雷)」の記事については、「Mk37 (魚雷)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「改修型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「改修型」の関連用語

改修型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



改修型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのM60パットン (改訂履歴)、Mk37 (魚雷) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS