ブイ‐ディー‐ティー【VDT】
読み方:ぶいでぃーてぃー
《visual display terminal/video display terminal》コンピューターなどの画面表示をする端末装置。ディスプレー。
VDT
読み方:ブイディーティー
VDTとは、コンピュータの出力装置のひとつで、文字や図形、グラフィック、動画などを表示する装置のことである。ディスプレイとの同義語となる。具体的には、CRTディスプレイや液晶ディスプレイのことを指す。あるいは特にメインフレームの端末装置としてのディスプレイを指す場合も多い。
VDTを使用して行われる作業がVDT作業と呼ばれ、それが長時間にわたって行われるために心身に起こるストレスなどの症状がVDT障害と呼ばれる。眼精疲労や肩こり、腰痛、心的ストレス(テクノストレス)などがVDT障害の主な症状となる。その対策としては、適宜休憩を取るなどの各人の健康管理が第一に挙げられるが、グレア対策などの直接VDTに関する処置も重要となる。
ビデオ表示端末
(VDT から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/03 10:12 UTC 版)
ビデオ表示端末(英: Video Display Terminal、VDT)は、コンピューターの表示装置の総称であり、(コンピュータの)「ディスプレー」と同義だが、主に労働衛生管理の分野で用いられる用語であり、これらの表示装置を用いて長時間作業することで引き起こされる諸症状を「VDT症候群」という[1]。
- ^ 近年のオフィスワーカーのほとんどはデスク上にノートPCやPCディスプレイを置いて1日の大半それを見つめて仕事をしているので、オフィスワーカーの大半が「VDT worker」に当たるような状況になっている。
- ^ 『IT用語がわかる辞典』 【VDT】
- ^ a b c d e 参天製薬株式会社、VDT症候群
- ^ “VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて(基発第 0405001 号) (PDF)”. 厚生労働省 (2002年4月5日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ “情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて(基発 0712 第3号) (PDF)”. 厚生労働省 (2019年7月12日). 2020年10月15日閲覧。
- 1 ビデオ表示端末とは
- 2 ビデオ表示端末の概要
- 3 関連項目
VDTと同じ種類の言葉
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