各型および発展型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 04:16 UTC 版)
「A-5 (航空機)」の記事における「各型および発展型」の解説
YA3J-1(NA-247) 試作機。2機製造。 A-5A 量産型。旧称A3J-1。57機製造。NA-247 9機製造。 NA-263 14機製造。 NA-269 34機製造。 A-5B(NA-269) 旧称A3J-2。胴体上面への燃料タンクの追加、ハードポイントを2から4へ増加、高揚力装置の加除など。6機製造。 RA-5C 偵察機型。旧称A3J-3P。新造91機の他、A-5Aから43機改修された。NA-269 12機製造。 NA-279 20機製造。 NA-283 23機製造。 RA-5C Phase II(NA-316) 空気取り入れ口の改良及び翼とナセルへのフィレットの追加を行った改良型。36機製造。 発展型 NA-247 "Retaliator" 1960年代にF-102 デルタダガーの後継としてアメリカ空軍に提案された高速迎撃機 / 戦闘爆撃機型。提案のみで実機は製作されず、縮小スケールのモックアップが製作されたのみに留まる。 YA3J-1(NA-247)を基に、リニアボムベイにブースターとしてロケットダイン XLR46-NA-2 ロケットエンジンを搭載し、兵装は機体下面に搭載する方式に変更する構想となっていた。 NR-349 1970年にアメリカ空軍がF-101 ヴードゥーおよびF-102 / F-106 デルタダートの後継機の開発計画として企画したIMI(Improved Manned Interceptor:改良型有人要撃機)構想に提案された超音速迎撃機としての発展型。IMI構想の中止により提案のみに留まる。 リニアボムベイを廃止して確保した空間にJ79ターボジェットエンジンを追加、機体上面に左右分割式の空気取り入れ口を新設して3発機とし、機首部分を再設計してAIM-54 フェニックス 空対空ミサイルの運用能力を追加するというもので、AIM-54は胴体下面に並列2発を3列、計6発を搭載できる構想であった。
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