固定装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:18 UTC 版)
「フリーダム級沿海域戦闘艦」の記事における「固定装備」の解説
アメリカ軍の新しい戦闘指導原理であるネットワーク中心戦 (NCW)コンセプトに準拠して開発された本艦にとって、最重要の装備といえるのがC4ISRシステムである。戦術情報処理装置としては新開発のCOMBATSS-21が搭載された。これは、艦隊で運用されてきたイージスシステム(AWS)、AN/SQQ-89統合対潜戦システムと共通の技術を用いて開発されたオープンアーキテクチャ化システムである。 主センサーとしては、比較的簡素なTRS-3D 3次元レーダーが搭載されている。ただし必要に応じて、AN/SPY-1Kのような多機能レーダーに換装できる余地が確保されている。 艦砲としては、船首甲板にユナイテッド・ディフェンス社のMk.110 57ミリ単装速射砲を装備する。砲射撃指揮装置(GFCS)としては、電子光学式のFABA社製ドルナを用いている。また近接防空ミサイル・システムとして、後部上部構造物上にRIM-116 RAMの21連装発射機を搭載する。
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