燃料搭載量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 01:02 UTC 版)
燃料搭載量は8700トンである。本級の想定戦場とされる北海やバルト海周辺での作戦活動に関しては長大な航続力は必要ない。しかし、大戦初期ドイツ海軍は水上艦を次々と大西洋に投入し、本級もそのような目的に使おうとした。ビスマルクが目指したブレストもドイツ海軍にとり想定外であった早期の対仏戦がヒトラーにより推進されて勝利し、ある意味では棚ぼた的に使用可能となった前進拠点であった。一方で戦後、こうした経緯からドイツ水上艦全般と通商破壊戦との結びつけが強調された。その中で本級の航続距離への肯定的評価も見られるようになり、日本では福井静夫が初期の代表例である。しかしその後各国の戦艦の情報がより細部まで知られるようになってから、相対的にはそれ程長い航続力ではないことが知られていった。1990年代以降に出版された本の中には本級に肯定的評価を行っている場合でも、航続距離についてはさして長い訳ではないと述べている例も出ている。なお、航続力の長い艦級は広大な太平洋を主戦場と想定していた日米両国に多く見られる(詳細は各艦級の項を参照)。
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燃料搭載量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:51 UTC 版)
大和型は、16ノットで7200浬の航続力を持つように計画されたが、基準速力公試の結果から、満載燃料6,300トン(英トン 日本で多く使われるメートルトンでは6,401トン)の状態では16ノットで11,000浬以上の航続力を持つと計算された(19.2ノットで8,221浬、全速27ノットでは2,956浬というデータもある)。
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