AP-2H
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:41 UTC 版)
アメリカ海軍航空隊が、既存のP-2 ネプチューンをガンシップ仕様に改造したもの。対潜哨戒機としての各種装備を撤去、捜索レーダーおよび側方監視レーダー(SLAR)と低光量テレビカメラ(LLLTV)、赤外線暗視装置(FLIR)を装備、固定武装は機尾の20mm連装機関砲のみだが、後に胴体下面のウエポンベイに40mm擲弾発射器XM-149が増備されている。固定武装の他、翼下面に設けられたハードポイントに225kg爆弾や焼夷弾、SUU-11A/1A 7.62mm ミニガンポッドを搭載できた。 メコン川のデルタ地域におけるブラウンウォーター・ネイビー任務において、河川哨戒艇・砲艇の護衛および近接航空支援に従事した。しかし、機体が大型である事から就役直後に1機が対空砲火によって撃墜されたため、後継をOV-10 ブロンコが継ぐ形で早期に退役となった。
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