市中見廻り組とは? わかりやすく解説

市中見廻り組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 09:43 UTC 版)

ムシブギョー」の記事における「市中見廻り組」の解説

月島兵衛つきしま じんべえ) 声 - KENN寺崎裕香幼少期本作主人公津軽藩最奥にある月島道場一人息子16歳身長165cm。2月1日生まれO型。 額と鼻筋にある8年黒い蟲につけられた傷、しめ縄の髪飾り(叶の形見後述の「常世の巫女」の力を封印するもの)で後ろ一本縛った足元にまで届くほどの長い黒髪特徴少年。赤と白を基調とした着物と黒い袴を着ており、上総国での修業後は矜福に青い線がある白い羽織を身に纏っている。真面目かつ猪突猛進天真爛漫な性格思い込み勘違い激しく、その上人の話をまともに聞かず勝手に物事進め何かと突っ走ってをする熱血漢武士の作法として鞘当て知らなかったり、馬に乗るのが下手だったりと武士として未熟な面も目立ちそれゆえ周囲からはよく「バカ」評されるが、同時にその誠実さ高く評価されてもいる。また、「守るべき人が不安に駆られぬように、武士はどんな相手にも臆してならない」というポリシー持ち、どんな相手にも臆せず立ち向かい誰かを守るためならば自らの身を犠牲にすることも辞さない。常に礼儀正しく、敵や犬猿の仲である義怜を除いてに対して敬語話し一人称は「自分」、二人称は「殿」。武士として身分などの上下関係を重んじ目上人物には敬う態度見せる。頭を下げる際は両腕後ろ振り上げる癖があり、かなりの大食漢である一方、寝る前には必ず服を畳んだりする几帳面な所や、無自覚だが父の影響Fカップ上の女性の胸に反応する傾向があるなどの年相応一面もある。本人は人の機微には鋭い方と語っているが、火鉢などから想い寄せられていることには全く気付いていない。 父・源十郎から受け継いだ常住戦陣じょうじゅうせんじん)」(常に身は戦場にある)を生き方体現としており、刀の刀身による斬撃だけでなく柄による打撃技含んだ月島流剣術富嶽三十六剣」を用いて戦う。武器柄頭の上にさらに柄が付いた独特の日本刀春菊曰く「なかなか良い刀」だが、作中戦いで二度ほど折られている)を扱う。痩身だが怪力持ち主で、100kgの岩を3つ突き刺した棒を用いてよく修練している姿が目に付く。また、毎朝富士山山頂まで駆け上がり朝日を拝むことが日課であったりと尋常ではない体力持ち戦闘では苦戦を強いられることが多いものの途轍もない生命力見せこともしばしば。上総国での修業後は、速さ危機回避能力ともに真田まともに渡り合え実力を身に着けている。 実は蟲狩の血を引く母・叶から「常世の巫女」の力を受け継いでおり、力の覚醒状態では髪の大部分白くなって残った黒髪紋様のようになり、前髪二つ獣耳のように逆立った姿になる。素速さ力強さ共に通常時はるかに上回る桁外れ身体能力発揮する他、髪を巨大な腕のように変形させ複数相手締め上げる、無数の大きな針状にして放出する扇状にして空を飛ぶ「髪の羽」などの人間離れし能力を得る。 8年前、幼少期から父を尊敬し彼と同じ「死ぬまで勝ち続け日の本一武士」を目指していたが、津軽藩の子息のお供として源十郎と共に同行した際に謎の黒い蟲遭遇は源十郎倒したが)し、それに恐怖して藩主の子息に粗相をさせたことで自分が受ける処罰代わりとして父の左足、そして身分も家も奪うことになってしまった。以降、源十郎人々を守る武士の道説かれ改めて「父を越え、父が誇れるほどの『死ぬまで勝ち続け日の本一武士』になる」ことを決意した。 源十郎代わりとして小鳥勧誘受けて蟲奉行所の同心としてお勤めをすることになる。江戸で自分未熟さ蟲奉行所の猛者達の存在痛感感嘆しながらも、無涯目標火鉢ライバル春菊師匠定め巨大蟲蟲狩蟲人との戦い経て日々精進している。八丈島における蟲狩との戦いで圧倒的な戦力差によって戦闘不能陥る程の重傷受けて意識不明となったが、蟲奉行の髪を偶然口に含んだ結果常世の巫女」の力を覚醒させた。当初はこの姿になると白目無表情になって本人意識はなく、さらに蟲奉行以外の全てを敵と認識して次第にその表情歪めて暴走するが、蟲奉行との「江戸青空を共に見る約束」を思い出したことで正気戻った真田との戦いで常世の井戸常世記憶垣間見その際聞いた常世憎悪の声に掻き立てられ再び暴走するが、無涯への強い憧れ思い出し覚醒保ったまま正気戻ったこれまでしめ縄の髪飾り封印の力を上回る外因要因覚醒していたが、蟲狩捕われ黒い蟲と再び対峙した際に「常世の巫女」の力を自覚した上で自ら封印解いて完全覚醒し、内から湧き上がる憎悪の声に苦しみながらもそれを制し見事無涯と共に黒い蟲退治した江戸冬の陣では、上総国での修業後に源十郎から叶の形見である「常世の巫女」のみが使える刀「天羽々斬剣」を託される当初はまるで上手く扱えず、真田に源十郎を斬られた怒り憎悪三度覚醒暴走してしまうが、「天羽々斬剣」に込められた叶の想いの力で刀身制御し真田一太刀浴びせることに成功した常世襲来時には、完全に使いこなした天羽々斬剣」と自身の刀を合わせた二刀流蟲奉行取り戻すために常世対峙する無涯蟲奉行との連携常世追い詰めていくが、彼の「翅にて空間自在に操る」能力一撃倒されてしまい、食べさせられ養蟲丸回復する常世への恐怖を体に刻み込まされた中で唯一倒す方法蟲奉行を殺すことだと言われ激怒するが、や有虚に託される形で蟲奉行抹殺頼まれ江戸人々を守るために蟲奉行元に現れる。そこで蟲奉行過去知った後に「天羽々斬剣」で彼女を斬ろうとして彼女の不憫すぎる境遇想い踏み止まるも、自分想いとは裏腹に蟲奉行は自ら「天羽々斬剣」で自害したことで初めて人を殺めてしまうが、後に彼女が息を吹き返したことを常世と共に涙ながらに喜んだ大阪城では、によって力を奪われ常世目の当たりにし、助けようとしても火鉢春菊咎められ止められるが、蟲奉行一人幸せにしたいという常世目的を知る。仏であろうと救う「日の本一武士」として、また大嫌いだという理由常世助けることを決め後者意見同意した火鉢と共にとの戦い挑む。だが成人となった常世力を得た前に天羽々斬剣」でも「竹光程度ダメージしか与えられず、逆にしばらくは動けないほどの重傷を負わせられるが、真田倒した十郎月島奥義富嶽泰山斬り」に勝機見出し明石犠牲払いながらも技の使用必要な間合呼吸観察したその後駆け付けた真白養蟲丸回復して無涯・有虚と戦い参戦し今までとは一転して静かな闘志持って把握した呼吸を読むことで彼の攻撃や嘘を見破り圧倒する。そして無涯と有虚の援護を受けながら月島流の全て懸けた武士の一振りである「富嶽泰山斬り」を決めの翅の一枚斬ることに成功するが、それによってを神本来の姿にさせてしまい「富嶽泰山斬り」に必要な間合潰され追い詰められ、その圧倒的な力の前に死の恐怖感じながらも無涯と共に彼に立ち向かう残り2枚の翅を斬るべく奮闘する化け物の姿となった策略によって喰われ、彼の心世界」へと入り込んでしまう。そこでから「君の剣は千年生き抜いた自分信念より稚拙」「目指した夢で人々喜んでほしいと人生全てをかけ願ってきた自分と瓜二つ」など自分信じてきた強さ間違っていたことになる心を折るような言葉幾度となく浴びせられ憧れた十郎強さの意味も分からなくなり消滅し掛けるも、仲間達想い受け取り復活自分や父の強さ根源が「背中にいる者達を守ってきたから」ではなく背中にいる者達に支えられてきたから」こそだということ悟り逆に心世界」のの心を断ち切ったことで脱出し現実世界弱体化成功無涯との連携、そして霊体となった父と母支えられ、源十郎の技「富嶽泰山斬り」と叶の技「常世の光」の合わせ技巨体ごと最後の翅を一刀両断して遂に倒し日本泰平の世をもたらした蟲奉行解散後は、火鉢お春蟲奉行の3人全員所帯を持ち、9児もの子宝に恵まれる。7年後には将軍になった長福丸から蟲奉行奈阿姫)の代わりとして「蟲奉行」の役職任じられ新たに出現した日本より遠く離れた異国の地に単身渡り退治日々明け暮れている。 アニメ版では、真田意識不明させられる常世の井戸瘴気により覚醒暴走していたが途中で元に戻り蟲奉行記憶取り戻した後は真田一人対峙し、見事に勝利した名前の由来亡き母・叶の「源十郎の『仁の心』が詰まった剣で健やか真っ直育ち、人を慈しむ『仁の道』を歩んでほしい」という願いから。 技 富嶽割り(ふがくわり) 仁兵衛当初から修得していた技の一つ。刀の柄により相手かち上げたり叩き割ったりする攻撃の技で、富士山山頂を覆う溶岩をも退けることができる。「富嶽突きと共に血糊刃こぼれ切れ味鈍った刀で敵を如何に死に至らしめるかという観点から考案された。 富嶽突き(ふがくづき) 仁兵衛当初から修得していた技の一つ。刀の柄の一点に力を集中させ、重い一撃相手にぶつける。当たると衝撃波後方突き抜ける富嶽返し(ふがくがえし) 仁兵衛当初から修得していた技の一つ。刀の柄で相手攻撃受け返す防御の技。 富嶽鉄槌割り(ふがくてっついわり) 富嶽三十六剣序列第五位。上段から力任せに繰り出される強烈な打撃に近い斬撃で、斬る同時に敵を押し倒す地面大きく円形叩き潰したような独特の斬撃跡が残るのが特徴。仁兵衛水中でも使用することが出来たので足場があればどこでも使用可能らしく、わざと地面叩き付け目くらましとして煙幕発生させる使い方もしている。「天羽々斬剣」で使用すれば、より広範囲衝撃波昇る程の威力発揮する。 元は源十郎5年がかりで会得した技で、鍔迫り合いなどで隙を見せないために考案された。習得富嶽三十六剣の中でも最も困難で、刹那見極める才能と全活動力一点絞り出す身体能力が必要。修得当初一日一回しか使用できなかったが、仁兵衛自身成長につれて使用回数増していき、相手への止め一撃として放つことが多くなった。超本気富嶽鉄槌割りちょうほんきふがくてっついわり) 「常世の巫女」の力を完全覚醒させた状態で繰り出す富嶽鉄槌割り」。黒い蟲一撃粉砕する威力を持つ。 富嶽鉄槌割り円錐えんすい)」 上総国での修業修得した技。刀の圧力一点集中させて放つ富嶽鉄槌割り」で、地面に文字通り巨大な円錐形穴を開け真田の「黒丸」を押し退ける程の威力を持つ。 連撃必殺・富嶽鉄槌割り(れんげきひっさつ・ふがくてっついわり) 連続放つ富嶽鉄槌割り」。 富嶽山嵐(ふがくやまあらし富嶽三十六剣序列第四位。周囲を上に巻き上げるように斬り上げる。実際は「相手攻撃の流れ」を読み返し刀を絡めて奪い取るカウンター技であり、仁兵衛松阪和歌山城にある西の丸庭園の池の中で根津甚八の「水神猛軍」を返しさらには池の全て吹き飛ばすという芸当見せている。昇り龍のぼりりゅう) 「富嶽山嵐」で巻き上げた水柱乗り空中回転が加わることにより威力増した刀の柄による一撃を喰らわせる。 富嶽巌砕突き(ふがくがんさいづき) 手の内捻り込みながら刀の方向定め、腰を正中線からぶらさずに左足脚力を腕に伝え螺旋状の斬撃と共に真っ直ぐかつ強力な突き繰り出す。元々仁兵衛突き技を苦手としていたが、勘介指導により修得した富嶽虎逢断ち(ふがくとらあいだち) 上総国での修業修得した技。刀を振り上げ、虎の爪痕のような三つ斬撃同時に繰り出す富嶽霞潰し(ふがくかすみつぶし) 上総国での修業修得した技。逆手持った刀を内側から払うように振るい相手斬りつける富嶽渓流捌き(ふがくけいりゅうさばき) 相手複数攻撃に刀を当てていなし、後方受け流す富嶽泰山斬り(ふがくたいざんぎり月島奥義にして富嶽三十六剣最後の技。刀を背中担いだような構えから振り下ろし相手一刀両断する強烈な兜割り使用時には膂力速さ・技・気力全て大事だが、中でも相手間合呼吸読み切ることが重要となり、相手何度も斬り結んでその者を知らなければ使うことが出来ないまた、相手との間と呼吸細かに計る必要があり、使用者自身構え作って呼吸整え絶好の間で刀を振り抜かなくてはならないため、間と呼吸どちらか潰されるだけで使用できないという弱点もある。 元々は約十四寸(約40cm)の鉄兜斬るという武士の理想である兜割り実現させるために考案した技。若い頃の源十郎でも三寸しか斬れなかったが、各地にいる兜割り挑んだ8人の剣の達人訪ね、彼らから「間」「呼吸」「膂力」「踏み込み」「刃筋」「気」の技と秘訣託され、それに「剣の重み」を加えることによって完成させた。 常世の光(とこよのひかり) 「常世の巫女神技で元は母である叶の技。「常世の巫女」の白くなった長髪を刀に巻き付け超巨大化した刀身から繰り出される一撃作中では「天羽々斬剣」で使用して富嶽泰山斬り」を繰り出し日本列島ごと一刀両断するほどの威力発揮した無涯(むがい) 声 - 寺島拓篤 退治集団蟲狩元メンバーアニメ版では元リーダー)。20歳身長192cm。8月12日生まれA型両脇から三日月状大きく飛び出た長い銀髪と鋭い目つきを持つ痩身男性。黒い甲冑の上右側だけをはだけた青い着物を纏っている。無口かつ傍若無人な性格で、対す憎悪から退治をすることを何よりも最優先する一方で極度負けず嫌いであり、真田負けたことを一向に認めないなど子供っぽい所もある。作中ではよく座禅をしてたくさんの動物集まっている様子見られ、そのため動物詳しく中でも隼が好きらしい。その強さ江戸中の人間に知れ渡り蟲奉行実名褒めるほどであり、作中世界流行歌舞伎題目蟲狩無涯」としても有名である。好きな食べ物は鍋で山育ちなため海魚が苦手。 「退治」のスペシャリスト切断した一部取り込むことができ、長い柄に鎖が仕込まれ異形大刀塵外刀」を武器用いる。真田破壊された後は兄の有虚の「塵外刀」である滅蟲邪刀「ムシカリ」と共に一つ鍛え直し塵外刀真打」を完成させた。市中組の最大戦力にして蟲狩の一番の剣の使い手でもあり、蟲奉行所のメンバー中でも特に優れた退治腕前持ち天下無双才人呼ばれるほどの強さを誇るが、これらは蟲と戦うためだけに磨き上げた変則的な戦法であり、統率された兵士などの正攻法には相性が悪い。の毒や幻覚があまり効かない体質であり、人間変装した霧隠才蔵匂いだけで見抜いている。 8年前、飛騨高山にある蟲狩隠れ里小里村で有虚や妹の空をはじめとした後の蟲狩メンバーと共に平和に暮らしていた。当時黒髪で兄を制止する立場にある冷静な性格だが、比較感情豊かだった。しかし、秦河勝の子孫である自分達を狙った黒い蟲襲撃によって妹や村人達を殺され以降を滅ぼすために見つけた咎神の秘薬飲んで銀髪風貌になり蟲狩結成した同時に空の残していた書から彼女が正体疑っていたことを知り3年前果たしたがっていた蟲奉行暗殺単独動き、空の考え正しいかを確かめるため真偽問い質したこの際に彼女か蟲奉行所が作られた目的知らされ常世倒してそれを証明するまでの間どんな敵や困難からも蟲奉行を守るという約束交わしており、彼女に対してため口話している。しかし、によって裏切り者レッテルを貼られて蟲狩から居場所失い真実言おうにも言えずに幕府についた。 仁兵衛のことを「坊主」と呼ぶ。当初はその弱さから使い捨て程度考えていたが、にある強さ示した兵衛を後に評価するうになる当初仲間軽視し交流もあまり持たないでいたが、仁兵衛達とのお勤め経て次第憎しみとは程遠い感情抱いていった。蟲奉行から「仁兵衛は蟲狩か?」と聞かれた際何も回答しなかったが、彼の変貌見た時に有虚と同じ反応をしており、「常世の巫女」の力のことをある程度知っていた模様江戸冬の陣閉幕直後、父を喪いながらも前を進むことを決意した兵衛成長察しここまで来た彼の実力認めて「もう坊主と呼ぶべきではない」として仁兵衛を名前で呼ぶようになった常世襲来後、真白から「塵外刀」を鍛え直すのに必要な死亡した蟲狩メンバー遺骨渡され、かつての仲間を「塵外刀」を鍛えるために使うことに苦渋思いで心が凍みながらも完成させた。大阪城では、天間壱与後藤戦い駆け付け江戸冬の陣苦戦した後藤ものともせず勝利しそのまま有虚と戦い乱入今まで敵対していた有虚をようやく「兄貴」と呼んで先に死なないことを約束させて互いに和解する形で共闘し、常世の力を奪った殺し得る能力持った自分と有虚との阿吽連携追い詰める。しかし、の「守りの翅」によって一気形勢逆転されるが、回復した兵衛駆け付けたことで窮地脱するが神本来の姿になった際には追い詰められていく仁兵衛助けるため「塵外刀変化」で常世取り込み圧倒的な力の前に死の恐怖感じながらも仁兵衛援護で隙が出来た宇宙空間まで追いかけ彼の2枚目の翅を斬ることに成功した。翅を斬るにつれ化け物染みた姿となる圧倒されるが、仁兵衛奮闘により弱体化への無限の恨みと「殺して殺したりないほどのゲス野郎」でいてくれたことへの僅かな感謝込めて3枚目の翅を斬り、最後を仁兵衛繋げたとの決着後、常世自身に関するものを全て常世の国持ち帰ったことで有虚達蟲狩と共に髪の色元に戻り8年に渡る復讐から解放され何を目的生きていけばいいのか分からず呆然となるが、仁兵衛に「一緒に江戸青空見上げその後稽古をつけてほしい」と頼まれた。 蟲奉行解散後長福丸から家臣としてスカウトされるもこれを断り、有虚ら元蟲狩生き残りと共に故郷小里村戻って鍛冶屋営んでいる。 技 塵外刀「鉏の型(さいのかた)」 柄をバラバラにし、鎖で繋いだ塵外刀」で遠距離相手切り裂く。鎖で刀身自在に操ることで相手動きを読ませずに攻撃できる。風壁(ふうへき) 鎖で繋いだ塵外刀」を振り回しドーム状の斬撃の壁で攻撃を防ぐ。 飛水(ひすい) 鎖で繋いだ塵外刀」を投げ飛ばし相手突き刺す。鎖を巻き付けて人の救助にも用いられた。飛水 二之矢(ひすい にのや) 「塵外刀」を再び投げ飛ばし上で刀身乗り移動する砕氷さいひょう) 鎖で繋いだ塵外刀」をヨーヨーのように高速回転させ、相手切り刻む雪牙(せつが) 鎖で相手拘束し、「塵外刀」を相手頭上突き刺す瀑布(ばくふ) 「塵外刀」を振り下ろし相手切断する塵外刀変化じんがいとうへんげ) 「塵外刀」を刺したの体の一部取り込み刀身変化させる使用時にはかなりの気力と体力を消費する吸収する際には「太秦は、神とも神と聞こえくる常世の神打ち懲ますも」と唱える吸収した能力一度しか使役できないが、「真打」に鍛え直した後は蟲能力記憶されずっと使用することができるようになり、死亡した蟲狩メンバー遺骨鍛えた後は今まで吸収した複数能力融合させ同時使用することが可能になった。型式「兜(カブト)」 益荒王兜の角を取り込んで塵外刀」を超巨大な極太刀身へと変化させ、それを振り下ろし相手一刀両断する。この状態で使用する飛水」「砕氷は文字通り大規模かつ広範囲攻撃化す返し太刀(かえしのたち) 「兜」を横薙ぎ振るい大勢相手蹴散らす型式蟋蟀コオロギ)」 蟋蟀蟲人霧隠取り込んで塵外刀」を蟋蟀の翅状で2本の触角生えた刀身へと変化させる振動放つ強大な音を刀を振り切ることで波動として放つことができる。 型式揚羽アゲハ)」 蟲人真田の「黒丸」を取り込んで塵外刀」の刀身黒鱗刀「正宗」へと変化させる真田同様、無数の「黒丸」を操ることができる。塵外黒鱗刀(じんがい・こくりんとう) 「正宗になった「揚羽」刀身相手斬りつける型式百足ムカデ)」 百足取り込んで塵外刀」の峰に生えた百足尻尾相手捕縛する型式雀蜂スズメバチ)」 雀蜂取り込んで塵外刀」の柄頭生えた球状毒針相手伸ばして突き刺す型式蟷螂カマキリ)」 型式鬼蜘蛛オニグモ)」 型式ノミ)」 型式蜉蝣カゲロウ)」 型式常世(とこよ)」 常世取り込んで塵外刀」をの翅のような意匠がある刀身とそこから腕に巻きつく防具変化させ、背中黒く小さな翅を生やした姿になる。常世同様、「翅にて空間自在に操る」能力により翅の衝撃波瞬間移動を使うことができる。 火鉢(ひばち) 声 - 大久保瑠美 火薬扱いを得意とする忍者一族末裔16歳身長158cmで3サイズはB84(Cカップ)、W57、H87。7月20日生まれA型ツインテール髪型と、リボン付いた腰帯加えミニスカートニーソックスのような忍装束特徴少女蟲狩との戦いの後修行後は黒いマフラーのようなものを巻き上総国での修業後は端に黒い毛皮付いた薄紫色の外套羽織っている。下着は白のふんどし着用サービスシーンでは仁兵衛が絡むことが多く火薬玉か拳で制裁加えている。強気かつ勝気な性格だが、お勤め紀州赴いた兵衛の身を案じたり、江戸冬の陣閉幕後に父を喪った彼を元気づけたいと考えるなど根は優しい面も窺える市中組の中でも生態征服され西日本側の事情詳しくおにぎり作っていた辺り料理もできる模様家族祖父弥三郎や妹・いろりの他に医者花火師である2人の兄(声 - 下崎紘史下妻由幸)がいる。 「発破」のスペシャリスト火薬玉用いた発破で戦う他にも接近戦用の小太刀使用し巨大蟲手玉に取る身軽で高い身体能力を持つ。また、普段着ている上着を凧代わりにすることで空を飛ぶことも可能で、赤い煙を出す煙玉作っており、苦無による的当ての技術弥三郎よりも優れている因みに忍術流派は「珍宝流」だが、名称が恥ずかしいので他人にはあまり言いたがらない。 紀州藩方面忍び里の出身10年前、生活のため忍から別の職に移った人々の暮らす里で、唯一忍者であり続け祖父憧れ彼のような忍になる夢を持っていた。しかし、当の弥三郎からは猛反発された挙句、忍の修行始めてからはそれを時代遅れ周囲馬鹿にされ、里では誰からも孤立した幼少期送っていた。 初めてのお勤め時に無涯助けられており、彼に憧れ抱いている。当初無涯相方として選ばれた仁兵衛には対抗心燃やしていたが、あるお勤めきっかけに「ライバルとなったことで少し気になり始め、彼を単なる仲間以上に意識している場面多く周囲(主に春菊蜜月、いろり)にからかわれている。また、自分と同じく兵衛特別な想いを抱くお春蟲奉行には嫉妬はしていないもののどこか思う所ある様子。上総国での修業において、以前よりも仁兵衛一緒にいる時間増えたことで彼の習慣覚えて誰よりも強くなろうとしたその想い理解するようになり、自分が仁兵衛好意寄せていることを自覚するが、悔しさから当の本人自分想い気付くまで言わないことにした。常世襲来時には中尸対峙するが、その正体祖父である弥三郎であることを知って愕然とする大阪城では再び弥三郎戦い、その圧倒的な実力差祖父認められない絶望感から戦意喪失しかけていたが、義怜に「憧れ存在は常に越えるべき相手」と諭され仁兵衛のように「日の本一忍者」になることを決め弥三郎唯一勝る的当ての技と「姫椿」の重ね掛けで勝利した圧倒的なの力を前に、仁兵衛を失う事への恐怖から戦場へ赴く彼を引き留めようとするが、戦い終えて兵衛絶対に帰ってくると信じて彼と手を合わせ激励の言葉送った蟲奉行解散後は仁兵衛の妻の一人になり、彼との間に3子を儲ける。7年後には髪を短くしており、江戸豪邸にて未だにお春蟲奉行らとは正妻の座を譲らないなど女の戦い続け一方で一つ屋根の下仲良く暮らしている模様武器・技 紫陽花玉あじさいだま) 体をひるがえして飛びあがりながら、複数火薬玉ばら撒く紫陽花玉蓮華あじさいだま じゅうれんげ) 「紫陽花玉」を円を描くように10空中放り同時に爆発させる技。 鳳仙花玉ほうせんかだま) 火鉢自信作である火薬玉。脚長脚留蜂の巣一撃破壊する威力秘技・小太刀千花(ひぎ・こだちせんか) 逆手持った小太刀相手切り刻む技。 姫椿ひめつばき八丈島での蟲狩との戦いの後修行のために紀州帰郷し修得した発破術。柄頭仕込んだ火薬加速させ、突撃した相手深く括り付ける刃が先端付いた苦無型の爆弾姫椿連華ひめつばきれんか) 上総国での修業修得した技。10本の姫椿」を縦に連結させ、貫通力特化させた一撃放つ弥三郎との戦いでは「姫椿」の数を二倍にした「二十連華」を使用しこれ以上は腕に負荷掛かったが、弥三郎発破壁を破るためにさらに「四十連華」「百連華」まで追加させた。 火柱紙震爆かちゅうししんばく) 元々は弥三郎の技。特別な火薬塗った無数の「火」と書かれた紙を貼り付け一定の振動与えることで爆発させる牡丹灯籠ぼたんどうろう上総国での修業修得した発破術。流れのある空気取り込んで爆発し続ける「青色火薬」という特別な火薬作ったのような飾り付いた火薬玉から巨大な青い炎発火放出し相手動いた空気向かって追尾誘導しながら燃やし尽くす。 恋川 春菊(こいかわ しゅんぎく) 声 - 江口拓也 500人以上の人を斬った大罪人。24歳身長182cm。12月31日生まれO型身体中傷跡がある長身の男。頭に布を巻き上半身大きく開いた炎の模様あしらわれている黒い着流しを身につけている。上総国での修業後は地肌の上に2本の刀を付けたマント羽織っている。退治に手を貸す代わりに斬首逃れており、その経歴ゆえに現在でも彼を恨んだ恐れたりしている人は多い。春菊自身自分悪党であることを自覚しており、「悪人天道見上げて死んでならない」という考えから自分大空仰向け死んでいたらうつ伏せにしてくれと仁兵衛頼んでいる。その一方、陽気で飄々とした性格で、いつも酒瓶携帯し飲んでいるほどの酒豪口癖は「カカ」。仁兵衛のことを「兄(にい)ちゃん」、無涯を「ダンナ」、火鉢を「姉ちゃん」、天間を「坊ちゃん」、小鳥を「小鳥ちゃん」と呼ぶ。が苦手。小鳥には過去大きな借りがあり、彼に頭が上がらない。 「斬撃」のスペシャリスト我流による凄まじい剣の腕前持ち、ろくに手入れのされていない刃こぼれした刀や竹の皮硬い岩石外殻大砲易々と斬ることができる。お勤めの際には何本もの刀を持ち歩き、主に二刀流で戦う。その太刀筋根源は「思想(おもい)」であらゆるものを斬り裂く「意志の剣」であり(毛利曰く想い扱い方を人より知っている」)、後述過去からその技を手に入れた。 元々は大盗賊団「黒蜘蛛組頭首・左之助の息子にして若頭であり、少年期心優しい性格から人斬り出来なかったが、病に侵され死を望む母・お菊を斬ったことで「死こそ救い」と考えるようになり、全ての人を苦しませず一瞬眠らせる(殺す)ための強さ求めた結果純粋なまでの殺意とそれに裏打ちされ強さ手に入れた。だが、あまりに人を殺しすぎたせいで本格的に幕府から追われる羽目になって黒蜘蛛組散り散りになり、2年前に黒蜘蛛組一員だった松兵衛大地主務め関八州北の山深い身を隠し、そこで彼の娘である千鶴出会う。彼女から本来の優しさ見抜かれ自分の手が刀で人を殺す以外でも道があることを教えられ少しずつ人斬りから離れていったが、襲われていた松兵衛庇って千鶴命を落とした際に己の保身しか考えてなかった松兵衛激昂し、彼を殺害したその後千鶴亡骸を彼女が気に入っていた松の木がある丘に埋めようとしたが、自分捕えるために待ち構えていた大岡率い500人の火盗改町奉行所同心相対し小鳥尾上・白加勢によって捕縛された。その7日後、自分が磔にされる際に現れから親子助けたことで小鳥蟲奉行所に誘われ彼に千鶴弔ってもらった恩を返すため、まだこの手が必要とされていたことで蟲奉行所に入った同時に愛ほど失った辛く苦しく報われないものはないと知り、自らの手にあるのは怒りと殺意だけだとしている。 その剣の腕の高さから仁兵衛に剣の師匠として仰がれるようになり、誤って火盗改捕まった際に自分を嫌う他の者達とは違い自分無実信じてくれた仁兵衛心を開くうになるその後彼に剣の稽古付けたり面倒見の良い一面見せ、仁兵衛からも「春菊負けることは無涯負ける位ありえないと言われるほど信頼されている。昔の春菊強さを知る者達からは「ずいぶん丸くなり、以前よりも遥かに弱くなった」といわれていたが、松坂和歌山城戦いで以前自分と同じように「死こそ救い」と考え青海伊佐兄弟激昂勝利したことでかつての殺意が再び表面化し始める。後に自分と同じ剣を持つ毛利敗れたことで彼との因縁生まれ大阪城では天守閣最上階にて毛利と再び対峙する互いに想い全てを斬り裂く者同士壮絶な死闘の中で何も守れなかった己への怒りと殺意に呑まれ毛利両腕や右脇腹を斬り裂かれ胸を貫かれる致命傷を負わされるが、仁兵衛呼びかけに応じて正気取り戻し口に銜え桜の花びら込めた命を懸けて仲間を守る」想いにより、毛利はおろか天守閣屋根その上にある巨大な繭をも一刀両断勝利した戦い直後悪党自分が望む「うつ伏せ」に倒れるが、「自分にとって悪人ではなく自分達にとって大切な蟲奉行所の仲間だった」と主張する兵衛に「仰向け」にされ、彼に千鶴の姿を重ねて笑み浮かべ兵衛看取られながら息を引き取ったとの決着後は千鶴と同じ関八州北の山深いにある松の木がある丘に墓が作られた。 アニメ版では、人斬り出来ず微妙な立場にあった自分唯一気にかけてくれたお菊何者かに殺害されたことによって人斬りに堕ちた。当初殺害したのは左之助だと思い込んでいたが、小鳥からお菊殺害したは蟲狩だと教えられ蟲狩に対して並々ならぬ殺意持っている99人を斬り殺したことで「九十九斬り」の異名持った。 技 懺斬りざんぎり両手持った刀を振るって相手細切れにする。 慈愛斬り(じあいぎり) かつての殺意思い出した状態で四方八方閃光状の斬撃放ち相手が塵になるまで切り刻む一瞬相手痛み感じる暇もないほどの太刀筋。悲愛一斬(ひあいひときり上総国での修業修得した技。さらなる殺意(おもい)を乗せて相手を斬り裂く「慈愛斬り」の強化版。毛利の「心剣」と同等威力を持つ。悲愛乱斬(ひあいらんぎり) より鋭さ増した「悲愛一斬」の強化版。 乱残穢(みだれざんえ) 斬撃飛ばせるほどに強くなった想い可能になった技。自分周囲に刀を置いて振り上げるだけに動作限定することで最短斬撃繰り出す一乃谷 天間いちのたに てんま) 声 - 芹澤優 陰陽道司る土御門家流れを汲む御家・一乃谷家出身陰陽師11歳身長136cm。5月10日生まれAB型大人しく少し気弱なおかっぱ頭少年頭巾のようなものが付いた緑色大きめ和服着用している。虫が苦手という弱点抱えており(巨大蟲もとより日常見かけるですらダメ)、さらに暗所大きな音・狭い所・高所運動も苦手であるが、「できる子」を自称し周囲には隠している(サンデー超版とアニメ版では仁兵衛助力もあり、ある程度克服している)。また、戦闘でも表面上は平静保っていても内心では臆病でビビっていることがある蟲人一件以降モコ太覗き巻き込まれたことを切っ掛け火鉢の妹であるいろりに好意寄せているが、当の本人からはそのこと軽蔑され挙句(後に誤解解けたが)彼女は仁兵衛慕っているため仁兵衛を羨ましがっている(というより嫉妬している)一方親の顔知らない通し自分理想人物だと信じていることには共感抱いている。 「防壁」のスペシャリスト無尽蔵な術力で式神を操ることができ、との戦闘では二体の紙人形式神為吉(ためきち)」「末吉(まつきち)」を巨大化させて戦う。反面天間本人心身共に未熟なため、集団戦では後方支援徹している。修行後は「為吉」は早さ、「末吉」は力が三日三晩両親の手強化され大きな折り鶴乗って空中移動している。 土御門家血筋中でも唯一の術力を持つ子供として生まれお家再興希望として担ぎ出され3年前蟲奉行所に入ったが、他のメンバー比べて名が挙がらないことで本家からは冷遇されている。物心つく前から両親(声 - 下妻由幸(父)、若林彩子(母))は自分見捨てて逃げ出し食い殺されたことで一度会ったことが無く祖母の「両親生きていて一族しきたり会えないことになっている」という嘘によりお勤め果たしいつの日か出会うことが彼の原動力となっている。幼少期小さな式神操れない「一」だけのごく些細な術力しかなく、修行途中で見つけた五行太極暗法に手を染め一族の主達によってそれを何度も繰り返したことで現在の「百」の術力を手にしたが、その代償体内気脈ボロボロになり、20歳まで生きられないになってしまった。 常世との戦いの後、雛姫によって公家見廻り組所属することになり、彼女か陰陽絡繰式神壱与起動任され術力を送り込むが、朝廷官吏ねぎらいから両親自分捨てて死んだことを知り、その悲しみから増幅した術力で壱与暴走してしまう。しかし、雛姫から「為吉」「末吉」を作ったことと彼女に愛されていたことを知らされ自分の一番大事なになってほしいと約束して壱与暴走止め騒動後市中組に戻った大阪城では、壱与と共に大阪城外で黒い蟲相手をしていたが、そこに現れ後藤対峙彼の防御力前に一切攻撃通じず、さらには術力が尽きかけてきたことで五行太極暗法で打った点穴から血が噴き出して自らの残り少ない寿命削ってでも戦うことを決意し壱与との決死連携技一矢報いるも倒すには至らず為吉」「末吉」も破壊され追い詰められるが、駆け付けた無涯によって助けられた。 蟲奉行解散後は、残り少ない余生人助け費やすべく、壱与新たな式神朱雀(すざく)」「青龍せいりゅう)」を伴い全国行脚している。身長伸びて立派な青年になり寿命が近づいている故に常に吐血苦しめられるも、「楽しく一生懸命全力生きる」ことを胸に己の死に悲観することなく前を向き続けている。 技 急々如律令きゅうきゅうにょりつりょう) 術力を送り込んで為吉」「末吉」を巨大化させる。全力つっぱり 巨大化させた「為吉」「末吉」の腕を伸ばして張り手放つ全力連続つっぱり 早さ強化された「為吉」で連続張り手放ち相手動き封じる全力大つっぱり 力が強化された「末吉」で強烈な張り手放ち相手仕留めるぐるぐる抑え込み 巨大化させた「為吉」「末吉」の腕を伸ばして相手巻き取りそのまま引っ張り出す大横綱Ver.(だいよこづなバージョン) 「為吉」「末吉」を合体させ(火鉢曰く重なっただけ)、その頭に形を変えた折り鶴乗せ天間搭乗した状態で、目が光っている。力に早さ乗せてさらに強化されており、天間自身は術力を送り続けることで三位一体攻撃繰り出すことが可能。最大一町(109.09m)まで腕を伸ばすことができる。全自動殲滅機能作動(オートキラーモードアクチュエーション) 「大横綱Ver.」を全自動オート)にすることで天間指示より速く的確に動く。 全力大横綱つっぱり大横綱Ver.」の腕を遠方まで伸ばし相手吹き飛ばす張り手放つ大横綱全力押し出し大横綱Ver.」で手に乗せた味方遠くへ押し飛ばす。 スーパードリル大横綱Ver.」の腕を螺旋状に捻じ曲げ相手突き刺すような張り手放つ連続全力スーパードリル 天間最大攻撃連続相手突き刺すスーパードリル」。 全力投擲大横綱Ver.」で手に乗せた物を遠心力利用して勢いよく投げ飛ばす作中では壱与の「オプティカルラインランス・デトネーター」を発射するために使用した折り鶴高速飛行モード 乗っている折り鶴の形を変え空中高速移動する鬼怨滅私 急々如律令(きおんめっし きうきゅうにょりつりょう) 術力を送り込んで「朱雀」「青龍」巨大化させる。 ノ原 小鳥まつのはら ことり) 声 - 宮野真守 市中見廻り組与力ノ原道場一人息子26歳身長176cm。11月23日生まれAB型眼鏡掛けて黒い羽織を身に纏い大きなの嘴のような形の独特の髪形をした男性。主に市中見廻り組の事務担当しており、自らがと戦うことはない。穏やかな性格だがそれゆえか何か気苦労多く、特に他人に対す興味希薄な同心(仁兵衛以外の4人)の扱いには手を焼いていたが、そんな4人の心を開いていき、日々成長していく仁兵衛期待寄せている。蟲人西日本征服している情報隠しており、それに近づいた長福丸には詮索しないよう釘を刺している。俳句趣味江戸随一と言われるノ原道場剣術花鳥風流かちょうふうりゅう)」の使い手で、特に居合い術は「神業」と評されるほどの腕を誇る。勘の良さ最小限動きだけで相手の隙を作り、それによる柔軟かつ自由奔放な剣を得意とするかつては神童」と呼ばれており、大岡含め剣を志す者達の羨望の的と言われていた。蟲狩一人・戒汝を単独仕留めるほどに戦闘力高くアニメ版は蟲人の二人一瞬斬り殺している。また、刀傷見ただけでどの剣術よるものかを見抜く慧眼持ち主で、気を当てるだけでも人斬りだった頃の春菊を怯ませるほど。 快活な気性天賦の才10歳時には父親勝って師範代になり、12歳時には御前試合江戸一腕前称されるなど天才的な剣の腕を誇っていたが、一度努力せずにいたことで自分実力慢心しており、3年前受けた幕府の命で生態動向調査常世討伐のために大阪遠征参加し、そこで道場門下生徳川兵を毛利によって全滅させられる自身もまた初の敗北喫し仲間の仇を取るために努力して強くなることを誓うが、その際右腕負った傷でまともに刀も持てない状態になってしまい、剣の道断たれることとなった自分と似た家庭環境育った兵衛には当初こそ内心では「稚拙幼稚な剣の実力」と称していたが、一度努力出来なかった自分と違って誰よりも強くなろうとし、皆から全て託されるほどの武士成長した兵衛次第憧れようになった大阪城では、仁兵衛常世到達させるため因縁ある毛利相手務め相手の苦手な部分あぶり出す形で追い詰めるが、能力発揮した毛利右腕を斬り落とされる重傷を負う。それでもなお戦意失わず足止めようとするも、常世異変感じた毛利勝負中断された。 蟲奉行解散後は、江戸ノ原道場継いで弟子達に剣を教えている。 技 天×(てんバツ両腕振り上げた動作から相手を×字状に斬り裂く居合い斬り。ただし、作中では不発終わっている。 鳴雲雀(なきひばり) 剣術で最も剣速がある居合い極めた技。本気で抜いた刀の切っ先から音速超えた鋭い衝撃波飛ばし相手斬りつける。刀を抜いた際にが啼いたかのような音を発する

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