小太刀(こだち)
小太刀〈銘来国俊/〉/黒漆蛭巻太刀拵
主名称: | {小太刀〈銘来国俊/〉/黒漆蛭巻太刀拵} |
指定番号: | 202 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1957.02.19(昭和32.02.19) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
小太刀〈銘国行/)
主名称: | 小太刀〈銘国行/) |
指定番号: | 1657 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1953.03.31(昭和28.03.31) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
小太刀〈銘正恒/〉
主名称: | 小太刀〈銘正恒/〉 |
指定番号: | 1775 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1956.06.28(昭和31.06.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1口 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
小太刀〈銘国宗/〉
主名称: | 小太刀〈銘国宗/〉 |
指定番号: | 1905 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1988.06.06(昭和63.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 太刀【たち】は、日本刀のうちで刃方を下に向けて腰に佩く様式のものをいう。鎌倉時代の太刀は、一般に刃長が二尺五寸(七五・八センチ)前後をもって定寸としているが、少ないながら二尺(六〇・六センチ)前後のものもあり、これを小太刀【こだち】と呼んでいる。鎌倉時代以前の小太刀としては平安時代末期の古備前正恒(林原美術館所蔵重文)、鎌倉時代の山城国来国俊(二荒山神社所蔵 国宝)、備前長船真長(松平実所蔵 重文)が既に指定されている。本件は鎌倉時代中期の刀工備前国三郎国宗の作である。鎬造【しのぎづくり】、庵棟【いおりむね】、身幅広く、反りやや高く、中鋒【ちゆうきつさき】の延びた豪壮な姿である。鍛【きた】えは板目【いため】で、刃文は、物打【ものうち】は焼幅広く重花丁子【じゆうかちようじ】、大丁子に飛焼【とびやき】交じり、中程は焼幅狭く、丁子に小互【こぐ】の目【め】交じり、元は焼幅広く、互の目・丁子の頭に飛焼を連ねる。帽子は乱れこみ先小丸【こまる】となって掃きかける。茎【なかご】は少し磨上げ、先栗尻【くりじり】、鑢目勝手下【やすりめかつてさが】り、目釘孔【めくぎあな】三個、表棟寄りに「國宗」と銘がある。やや磨上げてはいるが、総体に保存がよく、やや反りの高い豪壮な姿に、変化に富んだ乱刃を焼いた数少ない小太刀の優品である。 有栖川宮家【ありすがわのみやけ】伝来、高松宮家より国(文化庁)に寄贈されたものである。 |
小太刀
姓 | 読み方 |
---|---|
小太刀 | おたち |
小太刀 | おだち |
小太刀 | こたち |
小太刀 | こたとう |
小太刀 | こだち |
小太刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 16:23 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動小太刀(こだち)とは、太刀の一種で、刃長が二尺(約60センチ)前後の刀である。
概要
一般的に、定寸刀と短刀の中間の長さとされる。脇差全般がそれに当たるという説、大脇差をそう呼ぶという説、また、大小二本を差すときは刀(本差)、脇差とそれぞれ呼び、一本のみを使用するときに小太刀と呼ぶなど、諸説ある。
現存するもので脇差ではなく小太刀とされている物は、いずれも刃長が二尺よりわずかに短い物で、脇差では大脇差に相当する長さである。
なお、現行の銃刀法における刀剣類登録の分類では「太刀」はあるが「小太刀」の種別はないため、小太刀とされているものでも登録上は全て「わきざし」として記載される。
歴史
記録としては鎌倉時代から存在していたと言われ、刀工として名高い「来」一門の手になると伝えられるものが外装も含めいくつか現存している(国宝「小太刀 銘来国俊 黒漆蛭巻太刀拵」日光二荒山神社蔵)が、当時どのように使われていたかは実はよくわかっていない。
用途としては、鎌倉時代の貴族たちが、武士達が身に着けていた太刀を洒落て佩こうとしたが、彼らの主な移動手段である牛車に乗るとき邪魔になるので短いものを作らせた、もしくは、武士の子供用の太刀であるため短い、女性用であるため短いなどと言われているが、いずれの説によっても当時小太刀は実戦で使われたという見方はあまりされていない。
後になって小太刀術という武術が生まれたが、この時代には武器として「佩く」様式の小太刀は使われておらず、これは脇差を片手で扱う剣術のことである。
関連項目
外部リンク
小太刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 08:03 UTC 版)
風勢、水勢、切先返、鍔取、突非押非、円快を内容とする。長に対する短をもって勇気を養うとされる。
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小太刀と同じ種類の言葉
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