まつのは

デジタル大辞泉

まつ‐の‐は【松の葉】

読み方：まつのは

１ 松の木の葉。まつば。

２ 贈り物の上包みなどに、粗末な品物の意を表すためにしるす語。寸志。

「ほんの手土産、—ぢゃと思うて下され」〈伎・助六〉

まつのは【松の葉】

読み方：まつのは

江戸中期の歌謡集。5巻。秀松軒(しゅうしょうけん)編。元禄16年（1703）刊。当時の上方で伝承・演奏されていた三味線歌曲の歌詞を分類・集成したもの。

献辞辞典

松の葉（まつのは）

松の葉に包むほど僅かであるということで、「ほんの手土産で す」という意味合いがあり、先様に訪問する際に持参する手土産の表書きの献辞（上書き）に用 いられます。 [祭に関する情報はこちら] 満中陰法要（中陰が満った時の法要）時の志という意味合いがあり、特に西日本地区で多く用いられるもので、仏教の忌明け法要後に喪家より出席者や弔慰金品を頂いた先様に対して贈る香奠返しの表書きの献辞（上書き）に用いられます。
「中陰」とは、仏教における考えである逝去後四十九日（七七日忌）までの「死者の霊がこの世とあの世の間をさまよう期間」を言い、「満中陰」とはその中陰が満たって四十九日目の忌明けを迎え、死者があの世へ辿り着いた（無事成仏した）ことを言います。
「志」とは、謝意を表す言葉で、「お蔭様で無事満中陰を迎えました」という感謝の気持ちを表しています。

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「まつのは」の例文・使い方・用例・文例

• しばらくの間、まつのはかまわない。