花火
華火(はなび)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:22 UTC 版)
「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」の記事における「華火(はなび)」の解説
新吉原の遊郭「赤猫楼(あかねころう)」で働く新造で、華焔(駒形由美)の妹分。吉原の苦界に身を置きながらも、それを感じさせないゆるい雰囲気の少女。由美とともに、赤猫楼に逗留中の志々雄たちの世話役を務める。華火にとっては貧しい村での生活より遊女としての生活の方が幸せだった。船が好きな理由は売られるときに乗って来たから。裁縫が下手で、方治の背広のボタンを直そうとするも、却って不細工な仕上げにしてしまう。一ヶ瀬が由美の身請け手続きに訪れた際、三ッ原の上着を繕おうとして偶然裏ポケットに入っていた「煉獄」の錦絵(一ヶ瀬が月岡津南に依頼して描かせたもの)を見てしまい、口封じのために斬殺される。その遺体には繕う予定だった三ッ原の軍服のボタンが握られていたため、方冶は「軍服にボタンがない男が華火を殺した下手人」と推測して十本刀急襲の際に三ッ原を狙うことになる。
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