赤猫
読み方:あかねこ
- 火災。〔第一類 天文事変〕
- 火又は放火の事をいふ。〔犯罪語〕
- 火事のことをいふ。〔犯罪語〕
- 〔犯〕火又は火事のことをいふ。「赤犬」に同じ。放火のことを「赤猫を這はせる」といふ。
- 放火の事。「赤犬」に同じ。〔犯〕
- 〔隠〕火のこと。犯罪者用語。
- 火事のことをいふ。
- 火災。放火を云ふ。
- 放火。多治見 不良仲間。
- 火。前橋 犯罪者用語。
- 火事のことで、楽屋の通用語、又は泥棒などのつかう符牒。猫が物をなめることから火がなめることに用いたものである。
- 火。〔一般犯罪〕
- 放火。用例「ばいがやくだから、一つ赤猫でも這わしてみるか」(商売が不振だから一つ、放火でもしてみるか)。〔香具師・不良〕
- 火事・放火。色彩連想、あかねこを匍わす。〔香〕
- 火災。又は放火のこと。
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