こしょうがつ 【小正月】
小正月(小豆粥)
小正月(こしょうがつ)について
太陰暦による第二の正月のことで、元旦より15日間を大正月(おおしょうがつ)とし、以降15日間を小正月として、行事が行われていました。現在ではその習慣は廃れ、ほぼ残っていません。大正月の期間に行われた行事の準備や振舞に疲れた女性を癒す意味から、「女正月」としたという言い伝えもあるようです。
小豆の入った粥に餅を入れて食べる小豆粥(あずきがゆ)は、僅かな小正月の習慣の名残ですが、小豆粥を食べることで1年間の邪気を祓い無病息災にて過ごせるとしています。 この日に使う餅に鏡餅を使用する目的から、14日を鏡開きとする地区もあります。
また、小正月内に正月飾りや古いお札(ふだ)などを燃やす「とんど焼き」の風習が各地に残っています。
小正月
作者北村薫
収載図書1950年のバックトス
出版社新潮社
刊行年月2007.8
小正月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/16 02:32 UTC 版)
小正月(こしょうがつ)とは、正月15日[1][2]の行事である。または、14日から16日までの3日間[1]、または、14日の日没から15日の日没まで[3]、または、望(満月)の日、または、元日から15日までの15日間ともされる。
- ^ a b c d “小正月”, 広辞苑, 第5版, 岩波書店, (1998)
- ^ 大藤時彦, “小正月”, 日本大百科全書, Yahoo!百科事典, 小学館
- ^ a b 小正月とは? - 岩手県政策地域部NPO・文化国際課『いわての正月・小正月』
- ^ 西角井正慶編, ed (1958-5-23). 年中行事事典 (初 ed.). 東京堂出版. p. 305. ISBN 4490100167. OCLC 29965492.
- ^ 守屋美都雄訳注『荊楚歳時記』正月の条。(東洋文庫324、平凡社、1978年)
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- ^ “粥占神事”. www.jinjacho-osaka.net. 大阪府神社庁. 2019年1月16日閲覧。
- ^ “食べ物と風習でみる韓国の小正月 : Korea.net : The official website of the Republic of Korea”. japanese.korea.net. 大韓民国文化体育観光部 (2011年2月17日). 2019年1月15日閲覧。
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