クローム・バランシェ作とは? わかりやすく解説

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クローム・バランシェ作(故人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:05 UTC 版)

ファティマ (ファイブスター物語)」の記事における「クローム・バランシェ作(故人)」の解説

クローム・バランシェ (Clome Ballanche) はリチウム・バランスの子孫であり、4大マイト筆頭ともいえる程の著名なマイトである。ファティマ製作能力は他のマイト凌ぐとされ、通常ファティマ・マイトは一度に一体ずつ管理して製作するが、彼は2 - 3体を兄弟または姉妹として製作することが多くその生涯45体もの銘入りファティマ生み出している。バランシェの銘入りだけでも本来よりも2ランク高い評価を得、「バランシェ・ファティマ」としてブランドとなっており、実際に高い性能と自然な振る舞いを持つ。反面精神的に不安定な者も見られる為に「銘ばかりの欠陥品」と揶揄されることもある。また、度々自らの研究の結果実験的要素注ぎ込むために、純粋なファティマ存在超越した特異なファティマ数多いファティマお披露目によりパートナーを得ることになっているが、お披露目を行う前から誰をパートナーにするか決まっているファティマも多いとされている。バランシェのファティマは、育成期間から度々接しファティマと同じ永い命を持つこともあり生涯付き添っていくことになるであろうレディオス・ソープをアーク・マスターとして、決し敵対しないと心に決めているという。その結果ミラージュ・マシンとの交戦せざるを得ない状況置かれ場合精神障害起こすことがあるまた、ソープが名前を付けたファティマは「(名前が)やたら長くて言いにくくなる」とバランシェに言われている。 なお、No.43-45の「運命の三女神に関しては、バランシェ曰くその三女神が醜い三老婆だったから」その名前にしたとのこと1. クーン(Queen/Khoune) 「狂花の3女神」の最初の1人不遇時代のバランシェが独力で製作した最初作品。「騎士超える戦闘力持ってはいけない」「ダムゲート・コントロールを施さなければいけない」という星団法の規制無視した違法ファティマであり、逆に言えば星団法に対するバランシェの批判込めたファティマでもある。自分超える戦闘能力を持つ剣聖デイモス・ハイアラキに出会い嫁ぐその後、バランシェの研究としてAD世紀剣聖受精卵着床させ、ダグラス・カイエンを生む借り胎となるなど、様々な実験が行われた。 ハイアラキからカイエンシュペルターと共に譲られる。だが成長したカイエンから求婚されたことでクーン精神崩壊しかける。バランシェからクーン産みの母親であることを聞いたカイエン怒り狂いバランシェを襲撃殺害しようとするがそれを阻止しようとしたリンス敗北し両腕切断瀕死の重傷を負う。このとき、クーンとまだ少女だったアウクソー助命願い出た結果、「人ならざるリンスが傷つけたから」という理由アマテラス神の力用いて完全な治癒行っている。この事件ショックによりカイエン薬物中毒植物状態となってしまった「とされる」。クーン晴天詩女ボルサ預けられ150年の間休眠ボルサによりカイエン復活遂げ成人したアウクソーパートナーにするようになった後、クーン休眠から目覚め騎士にしてGTMAFのダブルガーランド、ダイアモンド・ニュートラルのパートナーとなる。クーン劇中における会話カタカナ。ただし霊体出現した時には普通に喋る。 カイエン宿した事でカイエン持っていた能力母体へのフィードバック起こり超常の力を持つ存在となる。休眠中もAF守り手となり、京とアトロポス戦い見届け京に止め思いとどまらせた。自身悲劇的波乱の人生送ったことにより長い寿命を持つファティマに「おわりのとき」を願うようになる。その想いアトロポス受け継がれ、彼女がすえぞうに願うときに殺して欲しいと懇願する形となり、アトロポスクローソーをはじめ「デルタベルン戦い」に参加したファティマたちはGTMと共にライブ閃光飲まれ消滅した新設定では、性別のみを変更したバランシェのコピーアーキタイプとして元からカイエンの母体となるべくセントリー・ライブの因子組み込まれ作られファティマとされ、後にダイアモンド・ニュートラルに仕えたファティマ体、超常能力有するセントリー体の二つ分裂している。リンスとの戦いの後カイエンクーンとともにカステポーへと赴き、セントリー体の旅立ち見送った。なお、この際には普通にしゃべっている。 スペック戦闘2A・MH制御2A演算A・耐久3A精神B1クリアランスVVS1・タイプM 2. パルテノParthenon) 「狂花の3女神」の2番ファティマ突出した性能を持つがそれゆえ精神的に安定であり、最初パートナーとなったシャフト精神崩壊を防ぐため薬物によってダムゲート・コントロールを破壊され結果、なんとか精神均衡保てようになった。その能力特殊なMHであるヤクト・ミラージュグリーン・レフト)の初期立ち上げや一分の狂いもない制御などで垣間見ることが出来る。通常ラリった言葉遣いだが、カステポーでのレディオス・ソープ救出作戦ではA.K.D.軍にバスター砲での砲撃仕掛けたシーブル軍に冷静に対処しシュペルター駆るミシャル・ハ・ルンのパートナー・クラッパに同じバスター砲での対消滅を図るよう指示。さらにデータリンクなどでシュペルター反撃サポートしていた。シーブルを裏で操っていたボスヤスフォートによりシャフト殺害されたことで再び精神不安定の兆候見せる。公式には「廃棄処分済みとなっていたが後に剣聖ベルベット・ワイズメルのパートナーとなり、再びグリーン・レフト搭乗している。魔導大戦開戦時グリーン・レフト共々その存在秘匿されていた模様劇中会話一部除きカタカナ外見アフロ・アメリカンもしくはアフロ・カリビアン風で髪型ドレッドロックスコーンロウに近い。 スペック戦闘3A・MH制御3A演算3A耐久B2精神D・クリアランスVS2・タイプM 3. バランス バランシェが自分自身延命ボディとして製作したファティマで、バランシェ本人のフルコピー。クーンやパルテノに自らの脳を移植させた。 4. マージャ(Maja/Majer) 「狂花の3女神」の3番目のファティマで、初期3女神の内では最も安定している。名前は漢字表記で「魔邪」、斑鳩王子(サリオン)のパートナー。バランシェに母性という性質与えられており、サリオンの母親代わり務めていた。3010年のサリオンの元服により、正式なパートナーとなったスペック戦闘2A・MH制御3A演算2A耐久A・精神2AクリアランスVVS1・タイプS 5. チャンダナ(Chandanna) 剣聖慧茄・ダイ・グ・フィルモアをパートナーとしたことからバランシェの名前を高めることとなった。常にぼぉっとしている天然ボケであるが、フィルモア帝国最強ファティマである。慧茄引退により直孫であるエラニユース・ダイ・グ・フィルモア5世新たなマスターとなる。容貌インド人少女。MHのコントロール一流だが、天然ボケ為に受け答えタイミングがかなりずれており、慧茄やエラニユースのように阿吽の呼吸やり取り出来ないパートナーなれない高性能だが不安定というバランシェ・ファティマの評判対し精神安定性徹底して追求した結果周り何が起きて一切気にしない性格となった。しかしマイペース過ぎて意思疎通自体が困難というレベル達しているため、コークス博士からは師匠設計ミス扱いされている。 スペック戦闘A・MH制御2A演算A・耐久B2精神B1クリアランスVVS1・タイプS-M 6. 弁天(Vin-Tin) 他に「ニーヴ」「ヴィン・ティン」などの色々な名前を持つが、日本語弁天各国語読みイオタ宇宙騎士団団長ジャコー・クオン・ハッシュのパートナーとして登場褐色アジア人容貌ジャコーパートナー選んだ際、ジャコーの母であるイマラ・ロウト・ジャジャスに理由聞かれた彼女は「将来期待します」と答えたという。 以前ジャコーは彼女を「べんてん」と呼ぶと書かれていたが第13巻正式に登場した際にはキチンと「ヴィン・ティン」と呼ばれている。 スペック戦闘A・MH制御2A演算A・耐久B2精神B1クリアランスVVS1・タイプS 7. イエッタ(Ietta/Eatta) 「白のイエッタ」「アイエッタ」とも呼ばれるフローレス・ファティマ。ミラージュ騎士団総司令官ファルク・U・ログナー専用として製作されており、公的に彼の妻である。 ログナーはドウター・チップにより何度でも生まれ変わるが、その度パートナーとなる。1話から登場し主役級ファティマ1人であるが、ログナー性格やMH戦を行っていないなどで影が薄い。イエッタはログナー母親の名であるらしい。アイエッタはジョーカー世界御伽噺登場する伝説の王女の名前で、「ログナー」は彼女が実在した数万年前から存在していた。タイ・フォン並んで謎が多いファティマである。プロムナード第2話では桜子はイエッタが自己紹介したことで、自分話していた生意気な子供(ワルツ・エンデ)がログナーだと気づいて凍り付いた永野護漫画家としての処女作フール・フォー・ザ・シティ』では「ソーニャ・カーリン」という名前で登場している。ここでもログナーパートナーである。 下記の「Fネーム・ファティマ」の一人聖聖~ホーリー・ホーリーの母となる。 スペック戦闘A・MH制御2A演算2A耐久A・精神B1クリアランスF・タイプM 8. オデット(Odetto/Odette) 同時製作されオーロラジゼルとの舞踏3姉妹長女。バランシェは、この頃からファティマ何人まとめて育成する方法取り始める。2970年代マスターであるクローター・ダンチヒの引退でバランシェ邸に戻っている。そしてバランシェ邸で次のマスター璃里・ブラウ・フィルモアと出会う。彼女の願いから親族であるジーク里も同時にマスター認識している。その際、バランシェにより「2パターン能力特性」をあわせもつファティマとして調整されオディール呼ばれるモード存在する通常一般に知られている「ホワイトスワン」と呼ばれるオデットの姿だが、黒いアシリアスーツを身に纏ったときは「ブラックスワンオディールとなる。 スペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久B2精神B1クリアランスVVS2・タイプM 9. オーロラAurora同時製作されオデットジゼルとの3姉妹次女バキンラカン帝国筆頭騎士ママドア・ユーゾッタのパートナーとなっている。ママドアのパートナーになる前は、ユーゾッタ家の母方親戚に当たるクバルカン法国のサヤステ家にいた。初登場時にはロングスカートにママドアの太刀隠して持ち歩いていた。ファティマありながらマスター叱咤罵倒した結果第15巻表紙を飾ることとなったなんでもやってみるものであるスペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久B2精神B1クリアランスVVS2・タイプM 10. ジゼルGiselle同時製作されオデットオーロラとの3姉妹三女魔導大戦ではフィルモア帝国ノイエ・シルチス白騎士団長ナイアス・ブリュンヒルデのパートナーとして新型MH「ファントム」を駆る育成中にソープ´の提案揃って街に出かけた際にははしゃぎ回ってバランシェを困らせたこともある姉妹である。 スペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久B2精神B1クリアランスVVS2・タイプM 11. バクスチュアル(Bacstual/Bashikustual) アマテラス所有するモーターヘッド開発用ファティマ。バシクチュアルとも。巨大なヘッド・クリスタルで最大5騎のMHを同時に遠隔操作するなど、並外れた能力を持つが、その代償として人間的感情一切カットされている。それでも第4話では落ち込むラキシス笑顔作って言葉をかけていた。特定のマスター無く全ての騎士臣従し、開発用ありながら経験蓄積のため実戦にも参加する。この実戦モードは「ザ・ブライド」と呼ばれ撃破スコア38騎という戦果上げている。ミラージュマシン開発終了後は封印されていたが、アマテラス星団脱出後、ミラージュ加わった異星人ビクトリーとレディ・スペクターとのコミュニケーションにおいて重要な役割果たした第二次王朝反乱発生時にはカイエン着替え手伝っている。 スペック戦闘D・MH制御3A演算3A耐久D2精神E・クリアランス無しタイプM 12. 大門Daimon男性型ファティマで、蘭丸とはペア兄弟イオタ宇宙騎士団三条香のパートナースペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久B2精神B2クリアランスVVS2・タイプM-L 13. ヴィッターシャッセ(VitterSchasse) アマテラスファティマでMH開発用感情カットしたバクスチュアルの衝撃からアマテラスがバランシェから提供された胚を元に育成行った。しかしファティマ性質胚の段階でほぼ決まってしまうために意味がなかったという。 スペック戦闘D・MH制御2A演算2A耐久C・精神A・クリアランス無しタイプM 14. 時Toki) 静、町、京との日本人タイプ4姉妹長女。2989年のバランシェの死をメイドとして見取り、その直前には見舞いに来たソープ応対したり、ミース・シルバーがバランシェからMAXIMUM託される場面立ち会っている。その後、ジャスタカーク公国筆頭騎士アイオ・レーンのパートナーとしてヨーン・バインツェルやバーシャ逢い魔導大戦ではレーンと共にジャスタカーク騎士団一員としてハスハ侵攻関わるスペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久A・精神A・クリアランスVVS1・タイプL 15. 静(Ssizz) 時、町、京との日本人タイプ4姉妹次女クバルカン法国ルーン騎士アルテン・サヤステのパートナーとして初代黒騎士ツーリー・パイドル破った戦績を持つ。魔導大戦開戦時同じくルーン騎士ミューズ・バン・レイバックのパートナー。2989年にカステポーで起こった壊し屋事件では、ドラゴン聖域たるカステポーで国家意図汲んだ戦闘に怒るサンダー・ドラゴンに「この騒動自分たちで決着をつける」と誓い真犯人であったメヨーヨ朝廷新型MHアシュラ・テンプルを倒す。そしてサンダー・ドラゴンから誓い守った褒美としてドラゴン・ドロップを授かったミューズヨーンバーシャドーリー招いた際にはバーシャ予備自分のファティマ・スーツを譲っている。ソープによると育成中に学校行きたい」と駄々をこねたことがある。 『F.S.S. DESIGNS 3』によればアマテラスは静とアルテン(とバング)が黒騎士(とバッシュエスト)を破った理由を、静がバング開発にも関わったバランシェのファティマゆえにバッシュ動き予測可能であったことと、アルテンが自騎の制御システム新設計をバランシェに依頼出来たからだと分析している。 スペック戦闘B1・MH制御2A演算A・耐久A・精神B1クリアランスVVS2・タイプS-M 16. 町Machi) 時、静、京との日本人タイプ4姉妹三女パートナーだったフィルモア帝国騎士バーバリュース・ビィの自決により、その娘クリスティン新たなパートナーとする。その際に、ファティママスターを選ぶのは恋愛でも友情でもなく騎士能力との相性であると述べファティマ道具兵器)として使うよう、騎士心得諭している。魔導大戦フィルモア参戦した際には、実戦経験の無い初陣クリスティン助け機関故障する多大な戦果挙げる後年、フローレスファティマ「サイレン・ザ・アイス・カイゼリン ~氷壁ファティマ町」となる。 スペック戦闘A・MH制御2A演算A・耐久B1精神B2クリアランスVVS2・タイプS 17. 京Kyo) 時、静、町との日本人タイプ4姉妹四女。銘としてのバランシェ・ファティマを求め騎士達により不遇の日々を送る。ミミバ族の傭兵騎士アーレン・ブラフォードをパートナーとしてからは精神的に多少回復したが、バランシェ・ファティマ全員が「決して剣を向けない」と誓っているソープのMHのオージェと戦わざるをえなくなり薬物に頼らなければならないほどに耗弱、さらにヤクト・ミラージュとの交戦本格的に精神バランス崩してしまう。しかし戦闘終了後、京の状態を即座に理解したソープコークス博士のもとに送るよう指示加えて主のブラフォード正式にミラージュ騎士団入団して安息得たことにより京もまた安らぎ日々得たエンジン出力コントロール優れているが、性能上昇する反面扱いにくくなってしまうのでマスターを選ぶ傾向にある。 バランシェがヒュートランに「自己鍛錬プログラム入れ原因作った様子垣間見ていた。戦闘中ながらこの事実を令令謝にバラして彼女を戦闘不能に陥らせ、ベラ国攻防戦終結へと導いたまた、この令令謝が犯した悪事については、ブラフォードまでもがショック受けていた(第14巻209-211ページ)。 スペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久A・精神B1クリアランスVVS2・タイプM 18. 令令謝(Lele-ist-Hotos) 超弩級ファティマ令令謝。名前の読みは「レレイス・ホト」または「レイレイシャ」。2代目黒騎士ロードス・ドラクーンの孫であるガマッシャーン共和国レイスル騎士団長ナオ・リンドー・レイスル(シュバイサー・ドラクーン)のパートナー。バランシェファティマの中でも飛び抜けた統合戦闘能力GTM制御を誇るが、語尾に「にゃん」がついたり、マスターであるナオへの態度なれなれしかったり、テキトー演算をしてみたりと、かなりの個性派。京には「調子こいてるあのややこしいバカ」と呼ばれている。 成人後バキン・ラカン帝国聖帝ランダ元にいたが、後を襲ったミマスが「実戦GTM制御させることに問題があり、非常に危険なファティマなので預かっていてほしい」と直々に依頼し、マドラ・モイライという女騎士のもとに預けられる。だが「相性合わない」との理由クープ博士預けられシャープス博士の「ラミアス」の開発携わるその後クープ博士後見人としてムンスター行われた工場製・銘無しファティマ主体お披露目素性隠し「レイニャ」という偽名参加。これは騎士たちの間での血を洗う争奪戦を防ぐ、銘入りファティマとしての一般的なリスクマネジメントだけではなく、実は彼女の口が非常に悪く目通りに来た騎士に対してあなたは私には不釣り合いです」などと暴言を吐く(当然星団法では処分対象となる。マスターであるナオに対して劇中実力をけなすよう発言行っているが、これも厳密に星団法に触れる危険性すらあるため、可能な限り安全に多く騎士出会う機会設けるためにバランシェの同意の元行われたであったその際休暇中にたまたま出会ったボードなる騎士に「気軽にファティマ見物するつもりで出ればいいじゃん」と背中押され出席したナオ対し、レイニャは仲介人介さずファティマの方から挨拶するというルール違反行ってまで娶られることとなる。 魔導大戦では、3032ベラ国包囲したGTM279騎を擁する枢軸連合軍参加作者によれば第5話エピソード9登場予定だったがカットされとのこと)。敵対するGTM一群がアーク・マスターであるアマテラスGTMであることを知りながらも、自らの存在意義価値を示すため、(どこかのNo.39とは違い懸命に戦った。 バランシェがヒュートランに「自己鍛錬プログラム入れざるを得なくなった原因作った張本人である。この事を戦闘中に「鬼ババー」京にバラされ、さらに「ヒュートランに言っちゃお」とまで脅され結果パニックになりGTMコントロール不安定になってしまい、ナオ撤退決断した第14巻209-212ページ。ただしこれはナオアイシャ承知の上で茶番であった)。 下記の「Fネーム・ファティマ」の一人零零~ゼロ・ゼロ~の母となる。 スペック戦闘2A・MH制御A・演算A・耐久B1精神B1クリアランスVVS2・タイプS & ”ほっといて型” 18. =零零=(ZERO ZERO) バランシェ・ファティマNo.18 ゼロ・ゼロ。タイフォンファティマ姉妹である=先先=(マーター・マーター)とともに行方不明。なお、零零~ゼロ・ゼロ~と別人である。 スペック戦闘3A・MH制御3A演算2A耐久2A精神2Aクリアランスなし・タイプS 19. アンドロメーダAndromeda) 2974年のメガエラのお披露目ブーメラン組として出品されメヨーヨ朝廷王子クラーケンベールのパートナーとなった魔導大戦ではメヨーヨのハスハ侵攻参戦外見マサイ系。 スペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久A・精神B2クリアランスVVS2・タイプL 20. ハスノホルテ(Hathsno-Hortes) 未登場。バランシェ邸にて休眠中という以外不明スペック戦闘2A・MH制御A・演算A・耐久B2精神B2クリアランスVVS2・タイプS 21. ヒュートラン(Hugtlang/Emily) 通称えみりぃ星団で最も注目されていたファティマ1人ありながら、バランシェにより能力と名前を偽装され、魔導大戦まで150年間行不明となっていた。「弱い騎士パートナーに強い騎士戦い、常に経験を積む」という自己鍛錬プログラム与えられ結果出奔同然フェイツ公国にやってきたA.K.D.のコーダンテ家王女ワスチャの類稀なる(へなちょこぶりの)能力見抜きパートナーとなった演算能力の値は2Aであり、毎秒567000億回の予測演算能力実行する。 そのため破格能力持ちながら戦果伴わない、非常に「もったいない」ファティマであるが、ログナー曰く、バランシェの正真正銘最高傑作アマテラスコピー体であるユーパンドラ、「運命の3女神」アトロポス・ラキシス・クローソーの3人姉妹マキシ厳密にファティマには含まれない)であり、これこそがバランシェを超一流のファティマ・マイトたらしめている理由だという。 魔導大戦ではthe K.O.G.(新設定、帝騎マグナパレス)を偽装したカルバリーR(ルミナス・ミラージュ)を駆り、メヨーヨの副官天位騎士のクライマー・パイドルの先行生産型アシュラ・テンプルDD(新設定ホウライ)に挑むえみりぃ演算超越したワスチャのズッコケにより「すべって転んだ拍子ドラゴントゥース叩き切り撤退させる」という戦果挙げる。この結果をワスチャはダメダメだとボヤいていたが、クラーケンベール大帝は「敗戦」として病むほどショックを受け、ついには直接ちゃあを尋ねてくるほどであった第13巻プロムナード3』。その際、クラーケンベールは「なぜこんなやつに負けたのだ!!わからーん!!」とカフェテーブル突っ伏している)。 パルテノが事実上専従ファティマとなっているヤクト・ミラージュグリーン・レフト)や、本来ラキシス以外には制御不可能なナイト・オブ・ゴールド (the K.O.G.) の制御も可能。the K.O.G.が彼女に制御されるのはMHコントロール能力がすごいのではなく、MHへの威嚇力が凄いため(つまり脅され制御されている。実際アマテラスから指名されたthe K.O.G.は冷や汗流しながら震え上がっている)。 並行外伝プロムナード』では、ちゃあ・てぃ(=ワスチャ)がアルバイト先の貴族(=バランシェ)の屋敷出会ったメイド少女エミリィ」として登場FSS本編でもワスチャからエミリィ呼ばれている)。東欧某国学者夫妻の娘だったが戦争孤児となり、両親友人だった貴族引き取られ過去を持つ。十数国語をこなし、『ネイチャー』『サイエンス』に寄稿するほどの天才だが、戦争トラウマ対人恐怖症傾向がある上、心を許した相手には服従願望丸出しかつストーカーまがいの行動に出るのが欠点自己鍛錬云々以前人格壊れ単なるマゾヒスト化しており、作者からもアホ烙印押されている。『プロムナード3(単行本第13巻)』では、ムンスターにてGTMセイラー預かり代代わりに15年分の溜まり溜まった経理書類5日片付けた請け負ってもらったシゲルブは大喜びしていたが、この時に通常の演算(これなら10程度で終わる)ではなく、わざわざ「そろばん」で計算しており検算までした終了後2日間ぶっ倒れていた。アマテラスとは語(A.K.D最高機短縮言語)で会話する前述戦闘でもクライマー・パイドルを「この戦場で一番弱い」などとワスチャに対して躊躇なく嘘を吹き込んだ上で戦闘入っている。嫌いなものは、豆腐。 バランシェがヒュートランに「自己鍛錬プログラム入れた経緯は、自分上の妹が生まれたことに嫉妬した令令謝が沖縄産島豆腐星団最強比重を誇る)をヒュートランの頭にわざと250km/hでぶつけた衝撃で「あっぱらぱーになったためと令令謝の姉の京が暴露している。緊急で「自己鍛錬プログラム入れた結果として持ち直した」とも「余計におかしくなった」とも語っている。 下記Fネーム・ファティマである先先(マーター・マーター)の母となることが明かされている。動物言葉解し喋れ能力は彼女に引き継がれているが、そのせいで時折厄介な事態引き起こすと言う後述)。 スペック戦闘2A・MH制御3A演算2A耐久3A精神3Aクリアランス????タイプ ほっといて22. ソーナーSonor星団歴3031年の時点ではミース・シルバー・バランシェ預かり機能停止したアウクソーについて話し合うべくラーン近郊のバランシェ邸に集まったモラードたちを出迎えている。 スペック戦闘B1・MH制御2A演算2A耐久2A精神B2クリアランスVVS2・タイプS 23. マドリガル・オペレッタMadrigal Opeletta) 魔導大戦にて、ロッゾ帝国ヴーグラ騎士団長グレース・スドール天位騎士パートナーとして、3032ベラ国包囲したGTM279騎を擁する枢軸連合軍参加参加する4カ国全てのファティマ束ねるアークホストAF担当する強力な索敵カウンター能力を持つ情報特化型。名前は単に「マドリガル」と表記されることもある。かつてはスーツマイスターのプリンチペ・シリーズ・サリアッカー・パナフランシス・シアン公爵夫人所有。本来スーツマイスターはファティマ所有してならないことになっているので定期的にお披露目出しているのだが、なぜか彼女の元に戻ってきてしまうとの事だった。クロス・ジャミングを実行したスペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久2A精神A・クリアランスVVS1・タイプM 24. ドアランデアスティルーテ(Dorarandeastirute) 未登場。トワイス・カステリ枢機卿パートナースペック戦闘B1・MH制御2A演算A・耐久A・精神A・クリアランスVVS2・タイプM 25. 蘭丸/オーキッドOrchid大門同時製作され兄弟の弟にあたる。未登場。プリズム・コークス預かりスペック戦闘A・MH制御A・演算2A耐久A・精神2AクリアランスVVS1・タイプS 26. 瑠璃/ラピス(Rapis) クバルカン法国神官長ノンナ・ストラウスのパートナー魔導大戦ではノンナハスハ出向き調査中にファントムブーレイT-233に遭遇したスペック戦闘A・MH制御2A演算2A耐久2A精神A・クリアランスVVS1・タイプS 27. カナハ(Ccanahart) AP騎士団聖宮ラーン王宮支隊「アイル・フェルノア」支隊長ドヌーブ・ガセットのパートナー未登場マドリガル同様、シリーズ・シアン婦人のもとに勝手に居着く悪癖がある。下記Fネーム・ファティマの織織(オリ・オリ)の母となることが明かされている。 スペック戦闘B1・MH制御A・演算2A耐久A・精神A・クリアランスVVS1・タイプM 28. スパリチューダ(Sparituda) ハスハ連合共和国APエープ騎士団スクリティ隊隊長ロータス・バルンガのパートナー星団最高の演算能力を持つ。しかし銘なしファティマのはずのハルペルにエミュレート合戦敗れている。騎士同様にファティマ実戦経験重要だ考えられるが、それを示す一戦であった魔導大戦ではバルンガ軍司令兼参謀長となったこともあり、戦場には出ていない。 スペック戦闘A・MH制御2A演算3A耐久B1精神B1クリアランスVVS1・タイプS 29. アキレス(Achileus) 男性型ファティマ同時製作されイカロスの兄にあたる。ミラージュ騎士ディッパ・ドロップスの男性型ファティマスペック戦闘B2・MH制御A・演算A・耐久2A精神B2クリアランスVVS2・タイプM-L 30. イカロスIkaros男性型ファティマ同時製作されアキレスの弟にあたる。リィパナールアラートとA.K.D.のエックス・アトワイト家に代々仕える。 スペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久A・精神B2クリアランスVVS2・タイプS-M 31. ティータ(Tita) モラード・カーバイトの処女作エスト衝撃を受け、対抗するために作ったファティマで、その為に特殊な能力持っているらしい。レオパルトメロウカーレルとA.K.D.のクリサリス家代々仕える。2989年、アトキでのハグーダとの決戦控えたコーラス城にてお互い運命知らずエスト友人となる。3960年、ティータL.E.D.ミラージュエスト黒騎士を倒す。 スペック戦闘B2(2A)・MH制御2A(3A)・演算2A耐久B2精神B2クリアランスVVS1・タイプM 32. クラカライン(Kurakaline) ミラージュ騎士スパーク」ことピッキング・ハリスのパートナーミラージュ騎士団の「スパーク」の項を参照のこと。 スペック戦闘B2・MH制御A・演算A・耐久B2精神B1クリアランスVVS2・タイプM 33. エフロシューネ(Euphrosune) ミラージュ騎士シャーリィ・ランダースのパートナー。2995年、シャーリィコーラス王朝のトラーオ・バランカ王子との結婚際し騎士能力放棄したため、バランカ王家預かりとなり現在は休眠中。 スペック戦闘B2・MH制御A・演算A・耐久B2精神B1クリアランスVVS1・タイプL 34. カレKaleミラージュ騎士ステートバルロ・カイダのパートナーバッハトマ魔法帝国ブラック3のフロート・テンプル襲撃時にスパークお料理教室アシスタント初登場第13巻カラーページ頭で披露したラキシス除き、ミラージュファティマで最初にアシリア・セパレーツ姿を披露する栄誉を得る。 スペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久A・精神B1クリアランスVVS2・タイプS 35. パシテア(Pasithea) 物語開始時点ではミラージュ騎士ヌー・ソード・グラファイトのパートナー。ヌー・ソードが3010年にブラック3のフロート・テンプル襲撃でデコース・ワイズメルに刺殺された後、プリズム・コークス預かりとなっていた。その後3032年の時点バーナー・恋ダウドパートナーとなっており、ベラ国包囲した枢軸連合軍参加、クロス・ジャミングを展開するにあたり臨界点到達発生したエフェクトによりナオ静かに驚嘆させた。オーハイネ同様にファティマでは希少な金髪を持つ。 スペック戦闘B2・MH制御A・演算A・耐久A・精神B2クリアランスVVS1・タイプL 36. アグライアAglaiaミラージュ騎士キュキイ・ザンダ・リツコのパートナー。キュキィの夫アーレン・ブラフォードは、アグライアなどの癖と類似することからL.E.D.ドラゴン幼生連れた女性騎士が誰なのか看破したという。星団史上初めて「ストライパーシステム実戦使用したファティマである。 スペック戦闘B1・MH制御A・演算A・耐久A・精神B2クリアランスVVS1・タイプL 37. タレイアThaleiaミラージュ騎士クロークル・ハーマンことハインド・キルのパートナーアドラー駐在終えたランドアンド・スパコーンをフロートテンプルで出迎えた際、休眠中だったティスホーンを目覚めさせるという茶目っ気見せる。本編の展開には現在のところ関わり合いが無いが魔導大戦参戦予定スペック戦闘B1・MH制御A・演算A・耐久A・精神B2クリアランスVVS1・タイプM 38. アウクソーAuxo剣聖ダグラス・カイエンのパートナーとして当初から設計製作されファティマ後年にフローレス・ファティマとなり「ガーネット・アウクソー」と呼ばれる。ミハエル・レスターの攻撃からカイエンを庇ったことで身体重大な損傷を受け、カイエンとは旧知の仲であるプリズム・コークスにより再生されるが、通常身体再生して記憶失われる損傷でも記憶失われなかったことにコークス驚愕する。これはバランシェがドラゴン研究から得た個体進化利用したもので、2人純血騎士=ナッカンドラ・スバースとカイエン情報体を持ち、1個の細胞からでも灰になって燃焼ガスからでも再生できるという能力を持つ。その実体は星団初の4人のファティマ1人、フォーカスライト。 彼女は「純血騎士」に仕えることに固執する前述クーン事件成人前少女ながらリンス敗北したカイエン助命行っている。 ボルサにより復活したカイエンパートナーとなる。だが、カイエン悪名高き「シルバーナイト」として賞金首になるなど剣聖の名を貶め、女と言えば追い回す、男とは面倒だから戦わないなど勝手気ままのためアレクトーとどっこどっこい苦労人魔導大戦開戦直前カイエンへの狂的な恋慕からミース・シルバー・バランシェが企てた実験承諾しミース卵巣移植しカイエン精子受精させた。その受精卵は再びミース移植される。バランシェの研究であるMAXIMUM組み込まれ卵子と、ヤーン・バッシュ王女剣聖アッサラム・スキーンズとの息子カイエン精子という純血の血とバランシェの研究2つ偉大な遺産受け継いだその子供は、後の超常剣聖マキシマム・ハルトフォラスとなる。 魔導大戦開戦際し、ボスヤスフォートとの戦いで敗死予知したカイエンにより突如パートナー解除されるアウクソーその後カイエンマスター呼び、MH「シュペルター」を扱っていたにもかかわらず設定変更後のGTMデムザンバラ」との相互感応機能停止してしまう。前例のない事態困惑したミース戦時にも関わらずモラードコークス桜子ジンクといった星団主立ったAFガーランド集めて対応を検討する。彼らが揃って壊れた」という結論出したのに対し門外漢ながらこの場に飛び入り参加したエルディアイは「生存本能により感応機能休止させている」のではないか推論結論が出るまで様子観察をすべきという意見しアウクソーフローレス推薦し星団法の裁き廃棄処分)から護るという裏技提案。後に天照推薦人となり、フローレス・ファティマの称号得たその後も、カイエンから形見として託された懐園剣雌剣(旧設定では光剣)を携えてミース行動を共にし、3075年のハスハント解放戦ではミースと共に城内幽閉の身となっている。 最終的に自身(『アウクソーとしてのものと『フォーカスライト』としてのもの)をミース託して半エトラムルファティマ「デルタ・ベルン」として再構成され、4000年代星団解放戦争ではラベル・ジューダ(コーラス26世)のパートナーとなるとされている。 スペック戦闘A・MH制御2A演算2A耐久3A精神B1クリアランスVVS2(のちF)・タイプM 39. アレクトー(Alekto/Allekto) 同時製作されたメガエラ、ティスホーンとの3姉妹長女ミラージュ騎士天照王女アイシャ・コーダンテのパートナー。彼女とは女同士友情結ばれている。壊し屋事件ではアイシャ不在中を衝かれて泉興京巴に拉致されクロス・ミラージュチェック出来ぬまま緊急始動させられた上、自らも足首を傷つけられたことで満足な行動が取れず結果的にアイシャ戦歴に泥を塗ってしまい、後々まで悔悟の念を持っていた。ソープ救出戦では、テロル・ミラージュのグラン・シーカーで一度近付くもののすえぞうのあかんべー驚き逃してしまう。しかしクルマルス・バイ・オ・ラとの戦い最中機転によりソープ発見し作戦達成大い貢献したベラ国攻防戦ではソープ制作GTMであるデムザンバラ前に機体制御サボタージュ結果アイシャ単独操縦でジィッドを打ち破っている。なお、その後のハロ・ガロ戦では何事もなかったかのようにしれっと復帰しアイシャ憤慨させた。 アイシャ死後、その妹ワスチャの子孫であるルートパートナーとなるという。 スペック戦闘A・MH制御2A演算2A耐久A・精神B1クリアランスVVS1・タイプM 40. メガエラ(Megaella/Megaira) 同時製作されアレクトー、ティスホーンとの3姉妹二女トラン連邦共和国大統領ミッション・ルースのパートナー。「ブルー・メガエラ」の名を持つフローレス・ファティマ。ミッションが「ボード・ビュラード」の偽名活動する場合は「メルクラ」という偽名使っている。ミッション性格から、マント羽織らず出歩いたり、人間の服を着たり、裸になったりと、星団法を無視しまくっているが、初登場時から既に拒否抵抗もする素振りもない。 幼少時、バランシェ邸に建設中だった地下式MHサイロ落ちかけたところをボードミッション)に救われたこと強く記憶残りボードとしてお披露目警備当たっていたミッション1対1対面マスター指名した。まさにビュラードが望んだ通りメガトン級の遭遇である。メガエラがお披露目出席した騎士全て蹴り、公式には不在だったミッションマスターとしたことから、外交問題化回避すべくミッションはしばらく表舞台から消えざるを得なくなった。バランシェはメガエラとアレクトーが、共に豪放な性格持ち主であるミッションアイシャ連続して嫁いだ事が相当悔しかったらしく、お披露目から帰る途上リムジン荒れ荒れた挙句ソープへの八つ当たり予告している。 本編での活躍ファティマとしては最も多いうちの1人。おでこが広くミッションソープからは「おでこちゃん」と呼ばれていた。 4000年代のフロート・テンプル陥落時ではミラージュ騎士ウピゾナ・バーデンバーグのパートナーとなっている。ミッションの子孫であるウェイ・ルースと出会い涙するスペック戦闘A・MH制御2A演算2A耐久A・精神B1クリアランスF・タイプM 41. ティスホーン(Tisphone) 同時製作されアレクトー、メガエラとの3姉妹三女ミラージュ騎士ランドアンド・スパコーンのパートナー魔導大戦ではミラージュ退団したランドと共にハスハ入りし、バッハトマに追われていたマグダル皇女とヘアード・グローバーを救出その際、マグダルの昏睡自身のダイバー・パワーによる一種バリアよるものではないかとの見解述べている。その後ランドと共にAP騎士団加入し、スバース隊でバーガ・ハリ・BSコブラ搭乗している。また、ランド休暇真相極めて正確に推察したものの、バランシェ・ファティマのお約束として直後ずっこけるという、ファティマあるまじき痴態晒している。 スペック戦闘A・MH制御2A演算2A耐久A・精神B2クリアランスVVS1・タイプL 42. ユーパンドラ/ユーパンドラ・ライム(Upandora/Upandla/Upandora Lime) バランシェが形見として作ったアマテラスコピー。2989年、死期の迫るバランシェの見舞いに来たソープ託されるアトロポス同じくライム公爵家の養子として人間の籍を与え天照家の一員となる。アマテラス影武者にしてフロート・テンプルの城主であり、ミラージュ騎士戦闘力2A星団暦の並の騎士以上)でもある。 アマテラス隠居後はユーパンドラが「アマテラス」となり全星団恐怖政治により治める。しかし4100年、アトロポスとK.O.G-ATでコーラス6世のジュノーンと相討ちになり、A.K.D.は滅亡する。それら全てアマテラス黙認していた。 スペック戦闘2A・MH制御2A演算A・耐久3A精神3Aクリアランス無しタイプ無し 43. アトロポス/A-T・ライム(Atropos/A-T Lime) 「運命の3女神」の1人ファティマ行動制限するダムゲート・コントロールを施されず、全パワーゲージ3Aという超々弩級ファティマ能力持ちながら、「人間」として生きていくこととなる。アマテラス製作のMH・オージェ1人駆った際も、ファティマでなく騎士として騎乗している。 ラキシスクローソーより先に完成したが、ファティマ対し異常な執着見せていたトラン・バストーニュ領主ユーバー・バラダから逃れ、ボォス星カステポーで隠遁生活を送る。人間超える能力持たされファティマありながらダムゲート・コントロールを施されず、バランシェを恨んでいる。カステポーのツァイハイでパルチザン首領としてウースー共和国軍と戦うと共にミース・シルバーを育てパルチザン加勢したダグラス・カイエンとのコンビシュペルター駆ってウースー軍を敗走させた。その後シーンカイエンとの間に肉体関係があったと思われる場面がある(リブート第3巻に「アトロポスはこの男(カイエン)に処女をあげたのかしらん?」とある)。その後ファティマとして扱ってくれたカイエン感謝しつつ、正真正銘人間であったカイエンのいい奥さんになったと思うと言っている。戦後はツァイハイを去り再会したソープからL.E.D.ドラゴン幼生「すえぞう」を託される不老長寿ファティマ故に幼生育て代償である「命の水」は必要としなかった彼女は、すえぞうを育て代償として、自分望んだ時に永遠の命を持つ自分殺して欲しいと口にする。すえぞうからは「ねえちゃん」と呼ばれている。 のちにA.K.D.ライム公爵家の籍と皇位継承権17位を与えられ「A-T・ライム伯爵」を名乗るラキシスが3239年にK.O.G.と共に消息を絶った後、3952年にアマテラス元に現れるジュノー侵攻にK.O.G.-AT(パトラクシェ・ミラージュ)で参加。4100年、反A.K.D.軍との最終決戦で兄ユーパンドラと共にK.O.G.-ATで出撃するが、クローソー乗るジュノーン(エンゲージSR.4)と相打ちになる。戦闘終結後L.E.D.ドラゴンはカステポーでの願い叶えデルタ・ベルン星ごとアトロポスクローソー消し去った。 F.S.S.公式サイト永野護公式サイト内)のキャラクター紹介では「彼女の言葉によって物語は終わる」と記述されている。 スペック戦闘3A・MH制御3A演算3A耐久3A精神3AクリアランスOUTタイプ∞(成長中) 44. ラキシスLachesis) 「運命の3女神」の1人物語のもう1人主人公二つ名は「狂気のラキシス」(ファナティック・ラキシス)。通称は「姫様」。彼女は厳密にファティマではなく、バランシェがその全ての能力注いで創造した「ダブルイプシロン(ΥΥ)・ヒューマン」と呼ばれる超生命体である。ファティマとしてはクローソー以外では太刀打ちできない桁違い能力加え天位騎士をも軽く凌駕する高い騎士戦闘力、そしてパワーソースの不明な(娘のカレン由来する可能性がある)謎の力を有する。ただし彼女が真の力を発揮するのはアマテラスがいない場合だけである。神の力を時々使用するなどアマテラス等しいとも言われるほどだが、依然不明な点が多い。 当初姉妹同じく普通のファティマとして製作されていたが、幼い彼女の「ソープ様と永遠に添い遂げたい」という願い応えたバランシェにより、ダブルイプシロン・ヒューマンとして一から作り直された。星団暦2988年に完成しレディオス・ソープアマテラス)をマスターとした。しかしマイスターファティマを持つことを許されておらず、公式には「MHマイスターレディオス・ソープ駆け落ちした後に死亡」あるいは「バストーニュ領主ユーバー・バラダに拉致されたまま、追い詰められたユーバーのエアドーリー自爆巻き込まれ行方不明となっている。その後天照ミコトより正式に天照」の家名受けて皇位継承権第2位保持者(第1位はアマテラス)となり、表向きミコト養女「祇妃・ラキシス・ファナティック・バランス・アマテラス・グリエス」を名乗る現在の姿茶色ショートカットだが、ダブルイプシロン・ヒューマンとなる以前本来の姿藍色ロングであった。人によって姿が異なって見えるようでソープにはお馴染みの「栗色の髪の少女」として見えているが、コーラス23世やクローソー、サリオンには藍色の髪の少女見えている栗色の髪の少女の姿はあまりにも自然すぎてバストーニュでのお披露目ではそれが話題をさらい、AFガーランドでもあるダイアモンド・ニューが初対面ではAFだと見抜けなかったほど。 普段カマトト、あるいはバカ装っておりやや情緒安定。城でスペクター悪さをしている。ただ、素顔冷酷かつ非情王朝動乱時に「私は帝ほど甘くはありません」と言い放った通り、ダムゲートコントロールを受けていなくても躊躇いもなく人の命を奪える(この点が殺人兵器嫌悪するアトロポスクローソー異なる)。ただ、人が無意味に死ぬことに対して思うところある様子。他の誰にも理解不能なパルテノやキューキィの言葉正確に理解しており慕われている。他にウラッツェンやジャコー、ユーゴ・マウザーなど斜(はす)に構えている人物とは相性良く、ミラージュ・レフトのメンバーに対して当のラキシス困惑するほどの異様なカリスマ発揮しているが、アイシャ、サリオン、レオパルトなど根が真面目な人物とは相性が悪い。天照関係者ラキシスの力について全く理解しておらず「ただのファティマ」だと思っているのはミカドだけ。スペクターラキシス密かに護衛しているが同時に無闇に力を使わないよう監視している。 ムグミカから「5つの星の物語」の語り部である旨が語られ第2巻の彼女の言葉モラードだけでなく詩女たち向けて語られていたことが明かされる。他にもミラージュマークの下に別宇宙であるタイカ紋章を刻むなど物語全体通じていることを伺わせている。また、バランシェにせがんで次元宙船ザ・ウィル」の設計をさせ、今際の際のバランシェから設計図受け取ったアマテラス巨費投じて完成させた。 2989年、ハグーダ戦役参戦するためアマテラスとミラージュナイトと共にコーラス入りし、妹クローソー揺れる心諭しそして彼女の戦いとジュノーンの封印見届ける(「時が来れば産みます」との言葉を残したのはこのときである)。この際ラキシス真の姿見たモラード・カーバイトは、後にラキシス言葉をムグミカから解き明かされラキシスが「5つの星の物語」の語り部であり、詩女同様に星団人々からすれば規格外の力を持っているのだと明かされる。 2992年、左翼大隊反乱を起こすも、アマテラス不在の中フロートテンプルを守り通しアマテラス助けるべくヤクト・グリーンデーモンの起動スイッチ入れボォスに送り出している。帰還したアマテラスL.E.D.ドラゴン(すえぞう)の赤いドラゴンドロップを分け合い、後の次元放浪でもその共振2人結びつける道標となる。 3010年、ブラック3によるフロートテンプル襲撃事件時はボスヤスフォートの狙い一つラキシスにあることを察したスペクターによって前もって隠される3030年には魔導大戦静観決め込むアマテラス腹を立て宮殿をかじる等の暴挙出た挙句、ちゃあことワスチャの助言(「ラキシスに”2人でどこか行こうよ”って言うんですよ」)を受けたアマテラス説得により機嫌直す。 3031年、北部ミグノシア・ベラ国にGTMスライダーレディオス・ソープの妻「ファナ」として現れる特務曹長として任命されソープ業務整備大隊ベテラン勢でさえ驚く有能さサポート。さらにファティマならではの能力でツラック隊のバーガ・ハリKKチューニング緊急事態には介入できるよう密かにシステム掌握していた。非力(笑)少女懸命にコンテナ押してミノグシアのために尽くす姿は星団中に放映され世論ベラ国寄り大きく動かすとともにどこかのムッツリスケベ少年メンタル大きく削いだ最終決戦となるベラ国攻防戦ではいざとなれば騎士としてGTM駆る腹積もりでダブル・アライメントスーツで前線向かい最終局面デムザンバラ特攻の際はナルミバーガ・ハリ遠隔操作するという離れ業不意打ち回避させてアイシャ到着まで貴重な時間稼いだ。ツラック隊と枢軸連合軍戦い終結した後は、一旦ソープ別れ、バイズビズとクニャジコーワを伴い、ナカカラへ向かった。 3037年、ナカカラ・クルル王国にて「ショウメ」と出会い、彼女をしばらく保護することになる。言葉を失うほどむごい有様となったツバンツヒを護衛にシャルデファー市街遊んでいたところ、かつて2977年にバランシェ邸で出会ったダイ・グ・フィルモアと再会、そのあまりにも大きな悩みを解く手伝いをする。数日後沼沢地散策中にショウメ」を狙ってきたサタンとの戦い巻き込まれ、さらにタイカ宇宙の神の争いにまで関わることになるが、神に対しても「私たち世界へ干渉全力阻止する」と毅然と立ち向かったこの際MGPによるバスターランチャー三連射という荒業遠隔制御するとともにヘッドライナーによる照準までも完璧にサポートし、超帝國剣聖オージェをして「姫様GTMコントロール想像超える」と震撼させた)。事件の解決後、ポーターの手によって神に関する記憶消されたが、スペクターから報告聞いたミカド思うところある様子を見せた。 3239年、A.K.D.のカラミティ侵攻擱座したK.O.G.と共にカラミティ爆発巻き込まれ消息を絶つ爆発衝撃時空の狭間落ち込み、K.O.G.と共に様々な時空次元放浪する7777年、フォーチュンにてアマテラス再会し結婚する。その放浪中には1945年地球出現第二次世界大戦ベルリン攻防戦にK.O.G.と共に参加しその後に『フール・フォー・ザ・シティ』のソーニャ・カーリン出会い2187年まで滞在していたという設定になっているスペック戦闘∞・MH制御∞・演算∞・耐久∞・精神∞・クリアランスOUTタイプ45. クローソー(Clotho/Klotho) 「運命の3女神」の一人ファティマとしての能力ラキシスをも凌ぎ史上最強のものがバランシェにより与えられている。しかし姉2人同様ダムゲート・コントロールを施されておらず、MHに乗ることを極度に恐れる。アマテラスラキシスを殺すという希望の糸を絶ち切る役目として作られたことを察していたからである。その戦闘力は超帝國騎士をも上回る。 2988年にラキシス同時に完成し軟禁されていたユーバー・バラダ邸から逃亡する(ダムゲート・コントロールが施されていると脱走有り得ない)。彼女の窮地助けたコーラス23世(サード)に未来コーラス26世(シックス)を見出しレディオス・ソープやボード・ビュラード、ランドアンド・スパコーンらミラージュ騎士助力形式的にコーラス3世嫁ぐことで引き取られる翌年、コーラス・ハグーダ間に戦争勃発。彼女は未来を予見恐れていたが、姉ラキシスに諭され、ソープにより完成されたものの始動拒んでいた王専用MH・ジュノーン(後期型エンゲージSR.3)を説得し起動させる。アトキでの最終決戦ではコーラス23世の駆るジュノーンに搭乗ブーレイ傭兵騎士団一員としてハグーダに加勢していたフィルモア帝国ノイエ・シルチス騎士ラルゴ・ケンタウリのMH・サイレン奇襲によりコーラス3世絶命するが、ジュノーン自身コーラス23世への報い願い聞き入れ運命悲しみのなかで一度だけその力を発揮し単独サイレン撃破その後永い眠りにつく。SR.4に改修されたジュノーンと共に封印され、A.K.D.がジュノー星に侵攻した3960年、コーラス25世の命を受けた黒騎士グラード・シドミアンの手で、コーラス26世に託されるべく密林隠されるスペック戦闘3A・MH制御VA演算VA耐久3A精神A・クリアランスFFタイプ∞(睡眠中)、休眠前はタイプS 46. MAXIMUM未完成) バランシェ晩年理論のみの作品星団歴初のシバレースだが、ファティマとしての能力併せ持つ。そのプログラムはミース・シルバー・バランシェに受け継がれ、彼女の卵子組み込まれてダグラス・カイエンの精子結合され誕生、後の剣聖マキシマム・ハルトフォラス(マキシ)となる。成長後は自ら「バランシェ・ファティマ46番」とも名乗りアウクソーを「母様ミース同じく母様」)」、カレンを姪、クーンを「大お母様」と呼ぶ。

※この「クローム・バランシェ作(故人)」の解説は、「ファティマ (ファイブスター物語)」の解説の一部です。
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