silo
「silo」とは・「silo」の意味
「silo」は、一般的に穀物や飼料を保存するための塔状の建物を指す言葉である。また、広義には、一つの部門や組織が他から独立して機能する状態を指すビジネス用語としても使われる。具体的には、情報やリソースが組織内の他の部分と共有されず、一つの部門やチーム内で閉じてしまう状況を指す。「silo」の発音・読み方
「silo」の発音は、IPA表記では /ˈsaɪloʊ/ となる。これをカタカナにすると「サイロウ」となる。日本人が発音する際には「サイロ」となる。「silo」の定義を英語で解説
A 'silo' is a tall, cylindrical structure that is used for storing grain or animal feed. In a broader context, 'silo' is also used as a business term to describe a situation where a department or organization operates independently of others. Specifically, it refers to a situation where information or resources are not shared with other parts of the organization, but are kept within one department or team.「silo」の類語
「silo」の類語としては、「granary」や「storehouse」がある。これらはいずれも穀物や飼料を保存するための建物を指す言葉である。ビジネス用語としての「silo」の類語は「compartmentalization」で、これは組織内の情報やリソースが部門間で共有されず、各部門が独立して機能する状況を指す。「silo」に関連する用語・表現
「silo」に関連する用語としては、「silo mentality」や「silo effect」がある。「silo mentality」は、組織内の一部が他の部分と情報を共有せずに独立して行動する傾向を指す。一方、「silo effect」は、このような「silo mentality」が組織全体に及ぼす影響を指す。「silo」の例文
以下に「silo」を使用した例文を10個提示する。 1. The farmer stores his grain in a silo.(農夫は穀物をサイロに保存する)2. The company is trying to break down the silos that exist between different departments.(その会社は、異なる部門間に存在するサイロを壊そうとしている)
3. Silo mentality can hinder communication and collaboration within an organization.(サイロメンタリティは組織内のコミュニケーションと協力を妨げることがある)
4. The silo effect can lead to inefficiencies and missed opportunities.(サイロ効果は非効率や見逃した機会を引き起こすことがある)
5. The company is suffering from a silo mentality, with each department working independently.(その会社は各部門が独立して働くサイロメンタリティに苦しんでいる)
6. The silos on the farm are filled with corn.(農場のサイロはトウモロコシでいっぱいだ)
7. The organization is working to eliminate silos and encourage cross-departmental collaboration.(その組織はサイロを排除し、部門間の協力を奨励するために努力している)
8. The silo effect can lead to a lack of understanding and cooperation between departments.(サイロ効果は部門間の理解と協力の欠如を引き起こすことがある)
9. The company's silo mentality is preventing it from achieving its full potential.(その会社のサイロメンタリティが、その可能性を最大限に引き出すことを妨げている)
10. The silos on the farm are an iconic part of the landscape.(農場のサイロは風景の象徴的な部分である)
サイロ【CIRO】
サイロ【silo】
サイロ
サイロはサイレージに調整するための"容器"のこと。さて、サイレージとは、刈り取った作物を乳酸菌の作用で発酵させたもので、サイロに漬け込んで密封しておくと、ふつう3ヵ月ほどでサイレージになります。日本では、青刈り作物のほとんどは、このサイレージ用に利用されています。サイロにも、さまざまな種類があります。牧場の風景として真っ先にイメージする、あの塔のようなかたちをしたタワーサイロは、実は現在ほとんど使われていません。主流となっているのは、バンカーサイロと呼ばれるものなのです。仕組みは簡単で、ビニールシートなどで密封するというもの。地上と半地下式があります。あるいは、もっと簡単なものに、スタックサイロがあります。これは、平坦な場所にビニールシートを敷き、この上に刈り取った牧草を積み上げて、さらにその上にビニールシートを覆い、土砂などで密封します。一方、ラップサイロと呼ばれるものは、気密性のあるフィルムで材料を包むというものです。牧場へ行くと、 これを幾つも積み上げている風景を見ることができるでしょう。 |
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バンカーサイロ | スタックサイロ |
<ミルククラブ情報誌'95 WINTER vol.18より> |
【サイロ】(さいろ)
Silo.
穀物・野菜・飼料などの粒体や、小麦粉などの粉末を一時的に貯蔵しておくための倉庫・容器。
限られた資材を有効活用するため、応力外皮構造に近い円筒形で設計されるのが一般的。
巨大な塔のようなものが有名だが、古くは固い地盤に竪穴を掘る場合もある。
軍事でも同様に固い竪穴を掘り、要塞化されたサイロが用いられる事がある。
これは弾道ミサイルの格納庫兼発射台として利用されることが一般的。
サイロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 14:15 UTC 版)
サイロ(埋蔵穽[1]、英: silo)は、工業原料や農産物、飼料など各種物資の能率的な集配と貯蔵のためバラ積み方式の容器(サイロ槽)を用いた倉庫[2]。
農業用では米・小麦・とうもろこし・大豆等の農産物、家畜の飼料を蔵置・収蔵する。
工場等では、粉体・粒体製品を出荷・包装(フレコンや紙袋等に充填)するまで一時的に貯蔵するタンクをサイロと称することがある。
本記事では農業用サイロについて詳述する。
構造
大きく施設型と可搬型の2形態に分類される。施設型サイロは、さらに塔型サイロ(タワーサイロ等)、水平型サイロ(バンカーサイロ等)、(半)地下型サイロ(地下角型サイロ等)に分類される。石、煉瓦、コンクリート、金属等で作られ、牧草やとうもろこし等の飼料作物などが貯蔵される。可般型のサイロには、ロールベール等に代表されるラップサイロ、食品製造粕等の流通に主に用いられるトランスバッグ等のバッグサイロ、専用機械による高密度の詰め込みが可能なチューブサイロや、地上に材料を堆積させシートで被覆するスタックサイロ等がある。飼料作物に付着する乳酸菌の作用により飼料を嫌気的条件下で発酵させることで、pHを下げカビ等による腐敗を防ぎ、長期間の保存を可能にする。サイロにて保存された飼料作物のことを一般的にサイレージと称する。
利用
主に北ヨーロッパ、アメリカ五大湖沿岸、北海道など酪農地帯や、穀倉地帯において多く見られる。
日本最古のサイロは、小岩井農場にある一号サイロ(1907年、国の登録有形文化財)で、木製としては、北海道安平町早来にあるサイロ(1930年、町の指定文化財)である[3]。今日の日本においては、塔型サイロは建造費用がかさむこと、サイレージを造る際に大きな労力を要すること、高水分の牧草を大量に詰め込んだ際の強度不足からなる倒壊事故が頻発したこと等から、使用頻度が減少している。それに代わり、牧草の保存用としてはラップフィルムを用いたロールベールラップサイロが広く普及している。
収穫地・輸出入地・工場等の、食用や食品加工用等の米・玉蜀黍・小麦・大豆等を貯蔵するサイロは、1本あたり500トンから1500トンのものが多く見受けられ、数本から十数本が連続した形態で建設されることが多い。日本では、原料用の穀物は大半が外国からの貨物であり、搬出入の設備(ベルトコンベア等)の他、輸入に当たっては植物検疫上 燻蒸を行う必要もあることから、そのための配管を備えているサイロも多い。
木製として日本最古のサイロ(安平町、2015年に解体)
事故
サイロの構造的事故には、基礎構造の破壊、内圧による破壊、粉塵爆発などの事故がある[2]。
また、発酵や微生物の酸素消費により、サイロ内が酸欠状態になり、サイレージの貯蔵や搬出作業中に窒息する事故がしばしば発生している[4]。
比喩表現
貯蔵庫としてのサイロは、穀物の腐敗を防ぐため気密性に優れる。ここから転じて、組織間の情報共有や風通しが悪くなり、組織運営が非効率な様を「サイロ型」と表現する[5]。またそうなることをサイロ化とも言う。
脚注
注釈・出典
関連項目
- カントリーエレベーター
- 全農サイロ - サイロ・倉庫事業を主力事業内容とする日本の倉庫会社の一つ。
- 動物のお医者さん - 飼料のサイレージのため、菱沼一家総出でサイロ内の飼料を踏む(怪しい宗教儀式風にカリカチュアされた)描写がある。
- 思い出のマーニー - 作中に廃屋のサイロが登場する。
- 赤いサイロ - 日本の北海道北見市に本拠を置く製菓業者、清月が製造・販売するチーズケーキ。商品名はサイロに因む。
外部リンク
サイロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/30 03:26 UTC 版)
「アメリカ陸軍将来コマンド」の記事における「サイロ」の解説
ミリー陸軍参謀総長は、将来コマンドが学ぶために積極的にコミュニティに働きかけていること、またジョン・マケイン上院議員による調達プロセスに対する率直な批判は将来コマンドにとって役に立っていると述べた(7分30秒)。2018年8月24日の記者会見でミレーは、将来コマンドの兵士たちは、テック・ハブの文民と並んで仕事をするために、制服を着用しないでオースティンに溶け込んでいると述べた (6分20秒)。 国防総省では、5つの分野を監督するため、国防副長官(DSD)とともに、国防長官室(OSD)の調達兵站技術局が軍需品供給プロセスを担任している。その一つが調達兵站技術部(ALT)であり、国防長官(USD)に監督される 。 (DSDとUSDは各階層で大統領に奉仕している。国防調達大学(DAU)は陸軍の調達専門官も訓練する。 2016年、研究開発技術本部(RDECOM)は、軍需品コマンドに対して、航空・ミサイル、電子機器及び戦車のライフサイクル管理本部(LCMC)を制定するように提案した。それらは、それぞれAMRDEC、 CERDEC 、TARDEC 、となり、その3つの機能を3個のセンターに集約した。 ライフサイクル管理(2004年策定) は、将来コマンドが焦点としている近代化のためというよりは、作戦統制(OPCON)の後方支援機能のために作られた。
※この「サイロ」の解説は、「アメリカ陸軍将来コマンド」の解説の一部です。
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