ないかく‐じょうほうちょうさしつ〔‐ジヤウホウテウサシツ〕【内閣情報調査室】
内閣情報調査室
内閣情報調査室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:09 UTC 版)
社美彌子(やしろ みやこ) 演 - 仲間由紀恵(S13-1〜) 経歴:東京大学 → 警察庁入庁 → 警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第二課 → 警察庁長官官房国際課 → 内閣官房内閣情報調査室総務部門主幹 → 警視庁総務部広報課課長 → 内閣情報官 階級は警視正。優秀な美人キャリア。内閣官房内閣情報調査室総務部門主幹として出向していたが、ロシア人スパイ・ヤロポロクの亡命騒ぎに端を発した連続殺人事件の黒幕として内閣情報調査室長が逮捕されたことに伴い、総務部広報課に人事異動した(S13-1)。亘が広報課に配属された際に直属の上司となったが、亘が自身の身辺調査を行なっていることを明かしたため彼の提案を飲む形で、亘を特命係に異動させるよう峯秋に根回しを依頼した(S15-1)。 スパイの協力者を「国賊」と言い切り毅然とした態度を見せる一方、ヤロポロクと密かに関係を持ち「マリア」という娘までもうけており、内閣情報調査室から脅迫を受ける(S16-10)など度々混乱を引き起こしている。警察上層部から「女狐」と揶揄されている通り、警察上層部から密通疑惑をかけられた際には強姦を主張し追及をかわすしたたかさを見せた一方(S15-最終話)、ヤロポロクの死を知った際には人目を忍んで号泣するなど、ヤロポロクを本気で愛していた様子が窺える。 「私の趣味ではない」と苦言を呈しながらも、右京の捜査能力を評価している人物の一人。そのため、必要とあれば、度々特命係に捜査の依頼を出して動かす事もある(劇場版IV)。また、東京大学出身であり、世代が違えど右京と同じ恩師に師事していた。大学時代は将棋部に所属していた(S15-18)。峯秋とも警察庁時代から親交があり、秘密裏の調査依頼や相談事をし合う間柄。警察組織における女性進出を推し進めており、有望な女性職員たちによる定例会 を開催しているほか、衣笠に出雲の捜査一課への異動を打診したこともある(S19-1)。 国家公安委員長の鑓鞍兵衛とも繋がりがあるようであり、内閣官房長官の鶴田翁助による人事にて内閣情報官のポストが与えられ、その鶴田が自身の不祥事により失脚すると、内閣の閣僚等の政府関係者から一度は社の人事は白紙にすべきだとの意見が出ていたが、社が事前に鑓鞍を味方に付けており、彼が政府関係者を説得して抑えさせて貰う形で手助けを受け、そのまま内閣情報官に就任した(S20-3)。 平時はクールな女性官僚として描かれどの様な場面でも表情を出すことは少ないが前述のヤロポロクの死を知った際には号泣したり、愛娘のマリアとのメッセージアプリには絵文字が多用されている(S20-19)。また亘との関係が警察各所にて流布された際には怒り気味でマリアや亘を追及している。娘や自身の家族のことになると感情的になる場面がある。
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