オー‐エス‐ディー【OSD】
OSD

Open Source Definition
略称:OSD
ソフトウェアがオープンソースであるためには、どのような条件を満たすべきかを定義した文書。Debian GNU/Linuxの開発者らが中心となって作成したDebian Free Software GuidelineからDebian固有の記述を除いて、Open Source Initiative(OSI)によって作成された。
内容は主に、再配布の自由、ソースコードの公開、派生ソフトウェアへのオープンソースの継承、作者のソースコードの完全性(すべてのパッチファイルを添付したソースコードの提供)、個人やグループおよび利用分野に対する差別の禁止、ライセンスの自動的な再分与、特定の製品に限定したライセンスの禁止、ほかのソフトウェアに対する同一ライセンス強要の禁止、技術的中立性などからなっている。
OSDに適合していることがOSIによって確認されたオープンソースライセンスには、「OSI認証」マークの使用が認められる。
関連見出し
Debian GNU/Linux
Debian Free Software Guideline
関連URL
The Open Source Definition(原文)(http://www.opensource.org/docs/definition_plain.php)
オープンソースの定義(http://www.opensource.jp/osd/osd-japanese.html)
OSI Certification Mark and Program(http://www.opensource.org/docs/certification_mark.php)

OSD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/26 23:10 UTC 版)
OSDとは主に以下の用語を示す三文字略語である。
情報技術
- オブジェクト・ストレージ・デバイス
- オンスクリーン・ディスプレイ(On-screen display)。接続先のテレビやディスプレイにプログラムデータ、位置情報、設定データを表示するビデオ・カセット・レコーダ(VCR)やDVDプレーヤーなど映像機器が持つ機能。
- OneSpace Designer。CoCreate Modelingの旧名(別名、OneSpace Designer Modeler、SolidDesigner)。PTCの製品。
- オペレーティングシステムの自動展開(Operating system deployment) - オペレーティングシステムをコンピュータにインストール、展開(デプロイメント)する際にディスク・イメージ(ISO 9660イメージなど)または「無人インストレーション」("unattended installation")・「サイレント・インストレーション」("Silent installation")を利用するテクノロジー。多くのベンダーがシステム管理者の管理コスト低減のために採用している。例えばMicrosoft WindowsならばMicrosoft Deployment Toolkit(MDT)[1]、またはWindows 自動インストール キット(Windows Automated Installation Kit, WAIK)[2][3]を利用することでWindowsを組織内のコンピュータに自動展開できる(WAIKは内部でWinPEを使用している)。またFLOSSなOSでも同様のものがあり、LinuxディストリビューションのDebianではDebianインストーラ(またそれをコードベースとしているUbuntuのUbiquity)でPreseed(プレシード)と呼ばれる自動展開機構を採用している。このPreseedはTFTP等を利用したネットワークベースのため、オペレーティングシステムの完全自動展開が可能である(すなわち「仮OS」という形でディスクの先頭にOSを導入することなく、また導入作業に人手を介する操作はごく最小限となる)[4]。
- オープンソースの定義(Open Source Definition)。ソフトウェアライセンスがオープンソースか否かの決定に用いられる指針。
自然科学
- オーシャン・サイエンス・ディスカッションズ(Ocean Science Discussions)。雑誌『オーシャン・サイエンス』の議論ならびに査読セクション。
- 最適形状設計(Optimal shape design)。最適制御理論の分野の一部。
- オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter Disease)。主に10代の少年に発生する脛骨粗面の成長板炎症。
政府機関
- アメリカ国防長官府(Office of the Secretary of Defense)。アメリカ合衆国国防長官の主要スタッフ。
- 海外測地総局(Overseas Surveys Directorate)。1984年から1991年の間に存在したイギリスの植民地、保護領の測地、地図作成を担う中央官庁。
その他
- スウェーデンにあるオーレ・エステルスン空港(Åre Östersund Airport)ならびにそのIATA空港コード。
- オクラホマろう学校(Oklahoma School for the Deaf)。ろう者または難聴者学生のためのK-12(12年生)レジデンシャル・スクール。
- ワン・ショット・ディール。フランク・ザッパ没後の2008年にリリースされたライブ・アルバム。
脚注
- ^ “Microsoft Deployment Toolkit”. Microsoft. technet.microsoft.com. 2011年9月11日閲覧。
- ^ “Windows Automated Installation Kit (Windows AIK)”. Microsoft. technet.microsoft.com. 2011年9月11日閲覧。
- ^ “ベータ版 Windows 7 の Windows 自動インストール キット”. Microsoft. technet.microsoft.com. 2011年9月11日閲覧。
- ^ “Preseeding d-i”. Debian. wiki.debian.org (2010年9月30日). 2011年9月11日閲覧。
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OSD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 21:42 UTC 版)
「一人称視点 (遠隔操縦)」の記事における「OSD」の解説
OSD(On-screen display:オンスクリーン・ディスプレイ)という、映像信号に付加的な情報を合成できる装置を用いる事がある。 FPV用カメラと送信機の間に接続する。 GPSモジュールと合わせるとFPV映像に、FPVマシンの緯度・経度、速度、高度、進行方位などを合成表示できる。
※この「OSD」の解説は、「一人称視点 (遠隔操縦)」の解説の一部です。
「OSD」を含む「一人称視点 (遠隔操縦)」の記事については、「一人称視点 (遠隔操縦)」の概要を参照ください。
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