Fネーム・ファティマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:05 UTC 版)
「ファティマ (ファイブスター物語)」の記事における「Fネーム・ファティマ」の解説
星団歴7777年以後の惑星フォーチュン生まれのファティマ。Fネームの「エフワン」は「Filial Generation(雑種)1世代目」、または「交配種1世代目」という意味。つまり「ファティマと人類間の子供」。生殖能力のないファティマが子供を産むことはありえないとされていたが、星団歴7777年以後惑星フォーチュンにてバランシェ・ファティマばかりかモラード、ミース、クープらの銘入りファティマの他、工場製銘無しも含めた全てのファティマたちから子供が生まれている(第16巻268ページ)。 詳細は定かではないものの、彼女らは素粒子や空間エネルギーの運動記録、「モナーク・セイクレッド」等、宇宙に偏在する情報を数学的に辿って自らの肉体を三次元体として構成しているようで、先先~マーター・マーターを代表として、ときに遺伝情報に全く含まれない、両親、とくにファティマ側が大事にしていた人々の面影を残していることがある。 いずれの面においても能力がとてつもないことから、アマテラスは彼女らに50番以降のミラージュ・ナンバーを与えている。加えて、親世代のファティマ同様に特定騎士をマスターとしながら、ときには別の騎士の命令に従い、ともにGTMを操ることもあるという。 長きに渡りサタン達が求めてきた「物理と精神の世界を超えた」先にある未来の可能性であり、ジョーカー宇宙における人類の進化の次の過程でもある。 聖聖~ホーリー・ホーリー Fネーム・ファティマ=エフワン―ゼロワン。イエッタの子供。アマテラスとラキシスが最も信頼を寄せるファティマ。剣聖級の戦闘能力を持つ。というのも、ログナーの顔と戦闘能力をほぼ引き継いでいるためである。だが性格面はイエッタのものを継いでおり、ログナー似ゆえの目つきの悪さからは想像できないことだが非常に従順で穏やかにして争いを好まない。ラキシスの娘カレンと仲が良く、赤子のカレンの面倒をよく見ている。 スペック…戦闘5A・GTM制御5A・演算4A・耐久2A・精神3A 零零~ゼロ・ゼロ Fネーム・ファティマ=エフワン―ゼロツー。令令謝の子供。姿は令令謝と瓜二つ。かつて令令謝とパートナーであったナオの明朗さを受け継いでおり、ファティマとしては珍しく気さくで人付き合いもよい。しかし、たまに令令謝のエキセントリックな気質が現れることがあり、マーター・マーターを手下のように使って奇怪なことをしている。 スペック…戦闘4A・GTM制御3A・演算4A・耐久2A・精神5A 先先~マーター・マーター Fネーム・ファティマ=エフワン―ゼロスリー。ヒュートランの子供。「ガーランド能力」を持ちレディ・スペクターの検診やモラードの助手も務める。自分で作った次元航行船「ザ・ウィル・スペンサード」で過去のジョーカー星団に顔を出している。スタント遊星攻防戦でいきなり現れヴィーキュルたちを蹴散らして去っている。本人曰く、「ヒュートランお母様が一番大切にしていたお方」の姿と性格を色濃く受け継いでいる。剣聖ヴェイデリ・コーダンテの資質も引き継いでおり、戦闘力はとてつもなく高い一方、従順度も歴代ファティマと比べてとてつもなく高く、更にヒュートランの動物の言葉を解する能力も引き継いでいる事からそれが殺人や破壊活動でもない限り誰の言うことも(犬猫の願い事ですら)簡単に聞いてしまうため、新型フロート・テンプル「ナスティナース・テンプル」の人々は彼女の接近に際しては最大限の警戒を行っている。 スペック…戦闘3A・GTM制御3A・演算4A・耐久2A・精神5A 織織~オリ・オリ カナハの子供。シアン夫人の「AFスライダー」の才を受け継いでおり、タワーのスーツの一部を作っている。 他にも「文文~ルーン・ルーン」「藍藍~ストラ・ストラ」「引引~リード・リード」等がいる。
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