イヌ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/13 03:16 UTC 版)
人間社会との関わり
元来は、住居の見張り(番犬)、次いで狩猟の補佐などのために家畜化されたと考えられるが、現在は、都市部を中心に主として愛玩用に、住居のまばらな地方の戸建て住居等では番犬として飼われている。長い年月をかけて交配が試みられ、ダックスフンド、トイ・プードル、ブルドッグなど、用途に応じたさまざまな品種が開発されてきた。19世紀に生まれたケネルクラブによって、外形、気質などにより犬種の人為的な選別が進んだが、20世紀以降に生まれた新犬種の多くは、見た目だけのために作られたものが多い。イヌは人間によって最も人為的改良をくわえられた動物であると言え、「シェイプシフター」(変身動物)と呼ぶ研究者がいるように、小さなチワワから大型のセント・バーナードまで、幅広いサイズと形態をもつに至った。
飼い主の有無などによる犬の状態の分類
犬と飼い主との関係の有無などを基準に分類すると、おおむね以下のような状態の犬がいる。
- 飼い犬: 飼い主がいる状態の犬。
- 迷い犬: 飼い主とはぐれた犬。飼い主の側も犬の側も、望んでいるのに互いを見つけられなくなっている状態。
- 捨て犬: 飼い主に捨てられた犬[44]。飼い主が(なんらかの理由で)飼育することを放棄した犬。
- 野良犬: 飼い主がいなくなり、人家の周りをうろついて残飯などを食って生きている犬[45]。
- 野犬 : 一般には、人から離れて山野に住み着くようになり、鳥獣を捕食するようになった野生化した犬[45]。月日がたつうちに住宅街などからも離れて、行動範囲を主に野原や森や山などに移し、自力で鳥や小動物などを捕えて食べて生きている。野犬生活が長引くと、荒々しい性格になってゆく。野犬の親犬から生まれ、人とまったく交流がない状態で成犬となった個体は「飼い犬」的な性質はほぼ無く、人に対して強い警戒心や敵対心を抱き、人に慣れさせるのが難しい。オーストラリア大陸のディンゴなども世代を重ねた野犬の一種である。
- 保護犬 : さまざまな事情で「施設」に保護されている犬[46]。たとえば捨て犬、迷い犬、野良犬、野犬、さらにはブリーダーが飼いきれなくなり(野良犬や野犬にならぬよう)意図的に保護団体に引き渡した犬などが保護犬となる[46]。新たな飼い主(=里親)となることを望む者が名乗り出て諸条件を満たしていれば、引き取られてゆく。だが、保護の状態や期間は「施設」の種類により異なっている。日本の保健所などに保護されている犬は、一定の期間を過ぎても里親、引き受け手が現れないと殺処分されてしまう。
人間による犬の利用法や関係
イヌは、下記のような形で人間に使役犬として訓練され、あるいは人間と関わってきた。
- 家畜の群れの誘導や監視。羊飼いや牛飼いなどが口笛や声で与える指示に沿って、ヒツジやウシなどの群れなどの周囲を走り回ったり吠えて誘導する。(コーギー、ボーダーコリー、オールド・イングリッシュ・シープドッグなど)
- 荷物を運ぶ(犬ぞりは現代でも使われて人々に広く知られているが、昔は小さめの荷車を引かせることもあった。)
- 人間の住居などを見張り、野獣や不審者の接近・侵入を防ぐ
- 愛玩動物(ペット)、コンパニオン・アニマル(伴侶動物)として飼育される
- 愛玩犬愛玩用小型犬種(トイドッグ)
- 伴侶犬
- TVのCMやドラマなどで視覚的にかわいがられる。あるいは「癒し」の提供。ペットフードのイメージ提供。
- タレント犬、モデル犬、
- 病院、監獄などの各種施設で、患者などの心理面のケア。(セラピー犬)
- 体の不自由な人を助ける(主にラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバーなど)
- すぐれた嗅覚を活かし何かを探す、探知する、あるいは追跡する
- 狩猟での獲物の存在の探知、追跡。鳥が猟銃で撃たれ草むらなどに落ち見つかりにくい時の発見。猟犬(鳥猟犬、獣猟犬)(犬種はセッター、ポインターなど)。けものに遭遇した時には威嚇したり直接咬みつくこともある。
- 食材の探知犬。高級食材のトリュフを探すための専用犬、ポルチーニ茸を探すための専用犬などがいる。特定の食材の匂いを覚えており、場所を見つけ(食材を食べないで)飼い主に知らせるような訓練を受ける。
- 麻薬探知犬(世界的にはビーグルが多く、他にジャーマン・シェパード、ラブラドルレトリバー。ビーグルが選ばれる理由としては、犬の中でも優れた嗅覚を有しているから(小さいのでかわいらしく、旅客にとっての印象も良い。)。日本では主にジャーマン・シェパードとラブラドルレトリバー)。
- 警察犬。容疑者や被害者が身につけていたものや足跡の匂いなどを追跡する。(ジャーマン・シェパード・ドッグ、ドーベルマンなど)。容疑者を見つけた場合に、容疑者が逃亡しようとしたり襲ってくる場合は腕などに咬みつく訓練も受けている。
- 遭難者の発見・救助。建物倒壊、雪崩、海洋遭難などが発生した時に活躍する(災害救助犬 海難救助犬)。
- 爆発物探知犬。DVD探知犬
- 戦闘犬(攻撃犬とも称される)
- 対戦車犬(ソビエト軍がナチスドイツ戦車軍の対抗策としたが自軍にも被害を及ぼし失敗)
- 馬車の護衛として馬と共に併走する(グレート・デーン、ダルメシアンなど)
- 食用:犬食(チャウチャウ、ヌロンイなど)。なお、現代日本では犬をみだりに食べることや、食べるために殺すことは法律違反である[47]。
- 中国、朝鮮半島、スイス、フィリピン、アフリカ、一部の北米原住民など
イヌの飼育・管理
飼育に関連する法規
たいていの国に、動物の飼育に関する法規があり、イヌの飼育をする場合もそれを遵守しつつ行うことが求められる。
たとえば日本の場合は1973年(昭和48年)からは「動物の愛護及び管理に関する法律」を遵守しつつ飼育することが求められている。同法で「動物」と書いてある部分に「イヌ」も当てはまる。以下に特に重要な条項を挙げるが、イヌを飼育する場合もこれらすべての条項を守ることが求められている。イヌを飼育する場合は、以下で「動物」とある部分を「イヌ」と読みかえて、それを遵守するように努めることになる。
- 第二条 動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。
- 2 何人も、動物を取り扱う場合には、その飼養又は保管の目的の達成に支障を及ぼさない範囲で、適切な給餌及び給水、必要な健康の管理並びにその動物の種類、習性等を考慮した飼養又は保管を行うための環境の確保を行わなければならない。
- 第七条 動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者として動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、生活環境の保全上の支障を生じさせ、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。
- 2 動物の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有する動物に起因する感染性の疾病について正しい知識を持ち、その予防のために必要な注意を払うように努めなければならない。
- 3 動物の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有する動物の逸走を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。
- 4 動物の所有者は、その所有する動物の飼養又は保管の目的等を達する上で支障を及ぼさない範囲で、できる限り、当該動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(以下「終生飼養」という。)に努めなければならない。
- 5 動物の所有者は、その所有する動物がみだりに繁殖して適正に飼養することが困難とならないよう、繁殖に関する適切な措置を講ずるよう努めなければならない。
- 6 動物の所有者は、その所有する動物が自己の所有に係るものであることを明らかにするための措置として環境大臣が定めるものを講ずるように努めなければならない。
屋外飼育と屋内飼育
イヌの一般家庭における飼育は、大きく分けると屋外飼育と屋内飼育がある。
発展途上国などでは法規がそもそも整備されていなかったり法規があってもそれが守られていなくて、「イヌを飼っている」と言ってもエサだけ与えて綱や鎖でつないだりケージに入れることもしないで そのイヌが勝手に近所や街中を歩きまわっている場合もあるが、先進国では通常はそうしたことを禁止する法律が制定されている。日本では動物愛護法に「(3)動物(=イヌ)の逸走を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない」とあるように、屋外飼育であれ屋内飼育であれ、自分が飼うイヌが敷地の外に逃げ出して戻ってこなくなる事態は防がなければならない。(そのために、綱や鎖につないだり、ケージ(檻)に入れたり、フェンスで囲ったり、屋内に飼って出入り口のドアを閉めたりする。)
- 屋外飼育
屋外飼育は庭や玄関や軒下などの屋外に住まわせる方法。たとえば次のような方法がある。
- 小ぶりの犬小屋を設置し、首輪と鎖や綱などで行動範囲を限定する方法。
- かなり大きな「犬小屋」(犬を飼うための小屋なので定義上「犬小屋」だが、人も暮らせるほどの大きさの「小屋」)を設置し、その中で暮らさせ、食事や排せつもその中でさせる方法
- 自宅敷地(庭)の一部を高い柵(フェンス)などで囲い、その中限定で一種の「放し飼い」にする方法(あまり多くはないが、広い敷地を所有する人などがまれにとる方法)。設置する犬小屋はさまざまなサイズがありうる。
- 屋内飼育
屋内飼育は家の中に住まわせる。近年では「犬用トイレ」というものがペットショップなどで販売されており、これにより屋内飼育が容易になった。たとえば次のような方法がある。 屋内でイヌが眠る場所としては、イヌ専用のマットやクッション類を置き「イヌのベッド」とする方法、特に何もおかずカーペットやソファの上などで自由に眠らせる方法、飼い主のベッドの足元などで眠らせる、などの方法がある。また室内に、さらにケージ(柵)を設けて、就寝時などには行動範囲を制限させる飼い方も行われている。
- 注意点
- 公園や河川敷など、囲われた所有地以外で飼い犬のリードを外して放し飼いにする者も少なくないが、たとえ短時間であろうともこれは条例違反であり、罰金刑が課せられることもあり得る。
- 千葉県市川市市議会は2009年9月11日条例改正を可決し、2010年4月から路上などの犬の糞の放置や不始末に過料2,000円を科すとした[52]。
- 近年[いつ?]精神疾患を罹患する犬が増加している。その理由として、屋内飼育が増え、人間との距離が接近して攻撃行動、常同障害[注釈 6]、分離不安などにかかりやすい環境[53]、インターネット普及による飼い主の認知能力向上が指摘されている(武内ゆかり准教授・東京大学大学院獣医動物行動学研究室)。また、犬の大脳皮質コントロールが人間より脆弱で、気分が神経伝達物質の影響を受けやすいとされる(和田秀樹・精神科医)[54]。加えて、過体重の犬は食事制限をしている犬に比べて寿命が平均で1.3年短いことが明らかとなっており、去勢によって過体重や肥満のリスクが3倍高くなることがコペンハーゲン大学の研究で明らかにされている[55][注釈 7]。
- イヌは愛玩動物として飼育されている数が多い分、人間による虐待、虐殺により、命を落とすものや、捨て犬として不法に遺棄されるもの、あるいは飼い主やその家族の身勝手無責任な理由によって保健所に送られるものも少なくない。例年、非常に数多くのイヌや猫たちが、全国の保健所施設で殺処分されている(2006年度で犬86,000頭余)。特定の動物の遺棄や虐待は動物愛護法で処罰されることがある。
- 離島などで野生化した野犬の存在は、野猫や人為的に持ち込まれたマングースとともに、絶滅が危惧される小動物や陸地に営巣する鳥類にとって、大きな脅威となっている。鳥獣保護法においては、野犬は狂犬病の感染防止と特定鳥獣の保護の観点からハンターによる銃・わな猟での狩猟対象となっているものの、飼い犬や野良犬との厳密な区別が極めて難しい為に、極端な大規模集団となった野犬群を自治体などからの依頼で猟友会が駆除する場合を除き、積極的に野犬を狩猟対象とするハンターは殆ど居らず、対策は可能な限り野犬を発生させない=飼い主に最後まで責任を持って飼育させる以外には無い。
自宅に加えて犬の飼育に活用できる施設
愛犬の健康のために、(リードをはずして)走り回る場所を提供するドッグランの設置も増えてきている。飼い主が旅先に飼い犬を(やむなく)連れてゆくことができない場合にイヌを預かってくれるサービスも増えている。また愛犬と旅行中に一緒に泊まれるペンションやホテルなども増えている。
最近では、愛犬と飲食できるドッグカフェ、愛犬を癒すためのドッグセラピーもある。最近では、多くの施設でルールを細かく設定しているのにも拘らず、犬、飼い主同士のトラブルも少なくなくない。そのため、これらの施設を利用する前に安全上のきまりやルールを、飼い主自身で確認しておくことが大切である[56]。
イヌに与えないほうがよい食べ物
「動物の愛護及び管理に関する法律」の第七条に「動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者として動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性などに応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努める」とあり、イヌの健康(や安全)の保持にも努めるべきであり、イヌの健康を害するようなものを与えないようにしなければならない。
イヌの健康に影響を与える食べ物については、それが良い影響なのか悪い影響なのかを問わず、科学的にすべてが解明されているわけではない。現在、健康によい、もしくは無害とされている食べ物でも、将来的に悪影響が判明したり長期的な調査によって長期間の摂取が好ましくないとされたりする可能性がある。 以下に挙げる物は健康への悪影響が判明している食べ物であり、これらのものを好んで食べるイヌもいるため、飼い主が与えない、もしくは、拾い食いさせないように注意されている。
- チョコレート
- ネギ類(ネギ、タマネギ、ニンニク、ニラなど)
- これは、ネギ類に含まれる成分(アリルプロピルジスルファイドなど)がイヌの赤血球を溶かし、貧血を起こすためである(タマネギ中毒)。ネコも同様である。[要出典]
- 鶏の骨
- 噛み砕いた際にササクレ状に割れるため飲み込んで消化管穿孔の原因になることがあるため、生の鶏を与える際は飼い主が注意深く観察することは大事。特に加熱されたものは更に骨が硬くなり危険[要出典]。
- 牛乳
- キシリトール
- インスリンの過剰分泌による低血糖や肝障害を引き起こす。人とは異なり犬に対しては、キシリトールはインスリンを分泌させる力が強いため、血糖を異常に低下させてしまう。血糖低下による、意識低下、脱力、昏睡、痙攣、肝障害が起こる可能性がある。[要出典]
- キシリトールを0.1g/kg以上(体重10kgの犬で1g)摂取してしまった場合には要治療であるとの報告がある[58]。
- 埼玉県獣医師会では、犬にキシリトールを食べさせないように、中毒を起こした場合はすぐに獣医師の診察を受けるよう注意を呼び掛けている[59]。
- 厚生労働省の資料によると104週間の高濃度投与で肝臓への影響が確認できるが、単回投与における毒性は極めて低いとされる[60]。
- アボカド
- たけのこ
- ブドウ(葡萄)(生ブドウ及び干しブドウ)
- 腎尿細管壊死を起こす可能性がある。
犬の嫌いな言葉
2021年犬の情報サイトINUNAVIが全国の犬の飼い主672人に「愛犬の表情や態度について」のアンケート調査を実施。「苦手な言葉や嫌いな単語はある?」という質問に「ある」と回答した人は49.1%という結果となり、1位は「お風呂」2位は「病院・先生・お医者さん」3位は「お散歩」という結果に[62]。
人気の犬種
- 1990年代以来のペットブームの中、イヌは高い注目を集めてきている。人気犬種は時代によって変わるが、1990-2000年代に話題を呼んだ犬種としては、シベリアン・ハスキー、ゴールデン・レトリバー、ウェルシュ・コーギー、ブルテリア、ダルメシアン、チワワなどが挙げられる。ブームに比例してドッグウェア(犬に着せる服)も様々な多様化したブランドが進出し、これもまたブームとなっている。
- チャールズ・シュルツの漫画『ピーナッツ』の「スヌーピー(ビーグル)」、佐々木倫子の漫画『動物のお医者さん』の「チョビ(シベリアン・ハスキー)」、ディズニー映画『101』によるダルメシアン、アイフルのテレビCMに出演した「くぅ〜ちゃん(チワワ)」など、テレビ・映画・漫画などの影響で、期せずしてブームとなった犬種もある。
ペット犬の名前
ペットとしての名前は、2018年に行われたオスメス問わずのランキングによれば「ココ」「モモ」「マロン」の順に多い[63]。
犬が触られて嬉しい場所
2022年トリミングサロンStar seaが運営する犬の情報サイトドッグフードベストわんが全国の愛犬家100人に「愛犬が触られて1番喜ぶ場所は?」というアンケートを行ったところ1位「お腹」2位「頭」3位「背中」となった[64]
ブリーダー
さまざまな犬種ごとのイヌを繁殖させて販売する業者をイヌのブリーダーといい、各ブリーダーの犬舎を、しばしば「ケンネル」や「ケネル」とも呼ぶ(英語 kennel から)。犬種の管理などを行う蓄犬団体は「ケネルクラブ」と称す。各国にケネルクラブがあり、日本にも社団法人ジャパンケネルクラブがある。
近年高まるペットブームの中、一部の業者によって人気品種の乱繁殖が行われている。日本ブリーダー協会は近親交配の結果、先天的障害を持つ犬が増加していると警告している。生まれながら障害を発症している犬は処分されることが多い。国はこうした障害犬の増加を受け、動物管理法を改正し悪質業者を処分できるようになった。しかし、結局のところ消費者の意識が変わらなければ障害犬を産む乱繁殖をとめることは難しい。
犬の鳴き声のオノマトペ
日本語
犬の鳴き声を、現代日本では、一般的に「わんわん(ワンワン)」「きゃんきゃん(キャンキャン)」などの擬音語(オノマトペ、声喩)で表されるのが普通である。そのため、これらの語を元にして犬のことを「ワンちゃん」「わんこ(ワンコ)」「わん公(ワン公)」などとも俗称する。なお、日本語では擬音語が発達しており、他にも「ぐるるる(グルルル)」「うぉーん(ウォーン)」「くーん(クーン)」「きゃいーん(キャイーン)」など、犬の感情の機微を捉えようとする多様な表現が生み出されている。
歴史的には「ひよひよ」「べうべう」などと書いて「ビョウビョウ」(研究者によっては「びよびよ」と表現[65][要ページ番号])と発音していた期間が長く、狂言の台詞などにその名残を見て取れる。江戸時代になって「わんわん(ワンワン)」が現われ、しばらくの間は従来語と共存していた[65][要ページ番号]。
日本語以外
英語では bow-wow (仮名転写[以下同様]:バウワウ)、bark (バーク)、howl (ハウ)など、ロシア語では Гав-гав (ガフガフ)、中国語では「汪汪(ワンワン)」と鳴くとされる。
歴史に名を残した犬
人間との共生が最も古い動物故に多くの犬たちが名犬とされてきた。 ノンフィクションの分野でも、忠犬ハチ公や南極物語などのように、実在した犬にまつわるエピソードや芸術作品などが数多く存在。 (以下の犬たち以外にも名を残したのも多くいる。)
- 50年頃?(垂仁天皇87年) 足往(あゆき) - 名前が記録に残る日本最古の犬。むじなを殺して出て来た勾玉が献上された。(日本書紀・垂仁天皇の条)
- 587年 名前不明(白犬)- 記録に残る日本最古の忠犬(日本書紀・崇峻天皇の条)。物部守屋の家来・捕鳥部万の飼い犬。朝敵として晒される主人の遺骸を餓死するまで護り、朝廷に自分と主人を墓に葬らせた。
- 1700年代
- 1880年代
- 1900年代
- 1900年 ニッパー(フォックス・テリア) - 円盤式蓄音器の発明者エミール・ベルリナーが感動した以前の飼い主の声に耳を傾ける肖像画を商標登録し、現在でも日本ビクターなどで使われている(His Master's Voice, HMV の商号はこれによる)。詳細は「ニッパー (犬)」を参照
- 1902年 名前不明 - ロシアの生理学者イワン・パブロフ博士の飼い犬で、条件反射の実験に使われ、以降、「パブロフの犬」といえば条件反射のことを指すようになる。
- 1923年 ボビー(コリー種) - 米国インディアナ州で飼い主とはぐれ、6か月でおよそ4000kmを歩き、離れた飼い主の住むオレゴン州まで戻ってきた。
- 1900年 ニッパー(フォックス・テリア) - 円盤式蓄音器の発明者エミール・ベルリナーが感動した以前の飼い主の声に耳を傾ける肖像画を商標登録し、現在でも日本ビクターなどで使われている(His Master's Voice, HMV の商号はこれによる)。
- 1930年代
- 1940年代
- ブロンディ(ジャーマン・シェパード・ドッグ) - ナチスドイツの総統ヒトラーの愛犬。1945年ベルリンの防空壕で主人と運命をともにした。
- チップス(雑種) - 第二次世界大戦中数々の勇敢な行為により、アメリカ陸軍から二つの勲章を授与された。
- 1950年代
- 1980年代
- 2000年代
犬を主題とした作品・キャラクターなど
犬は、マスコットや、漫画など現代的フィクションのキャラクターなどとしても頻繁に登場する。
子犬を鼻先からアップで撮影した「The Dog」シリーズをはじめとして、「じゃがいぬくん」、「しばわんこ」、「お茶犬」、「アフロ犬」、「豆しば」など、イヌをモチーフとする最近のデザインやキャラクター物は、枚挙にいとまがない。
犬がテーマとなった、あるいは、犬を主要なキャラクターとする映像作品・文学作品などについては、イヌを主題とする作品一覧、Category:架空の犬を参照。
名前にイヌを持つ生物
生物の名、特に植物の名で、イヌが付くものも多い。イヌの特徴などに似ていることによるものもあるが、多くの場合、イヌが付かないものに比べて、より有用性が低かったり、使えなかったりすることを意味する(派生語も参照のこと)。
犬の登場する諺・故事成語
古代より、犬と人は生活していたため、慣用句に多く使われる。一方で、「〇〇の犬」「負け犬」などの悪い意味で使われる場合が古今東西において多い。 [66][67]
五十音順に並べる。
- 赤犬が狐追う
- 一犬影に吠ゆれば万犬声に吠ゆ
- 一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う
- 一犬吠形百犬吠聲 - 王符『潜夫論』賢難
- 〇〇の犬
- 犬一代に狸一匹
- 犬が西向きゃ尾は東
- 犬が星見る
- 犬腹(いぬっぱら)
- 犬に肴の番
- 犬になっても大家の犬
- 犬になるなら大所の犬になれ
- 犬にも食わせず棚にも置かず
- 犬に論語/犬に念仏猫に経
- 犬の川端歩き(犬川)/犬の子の徒歩き
- 犬の糞で敵を討つ
- 犬の遠吠え/負け犬の遠吠え
- 犬の蚤の噛み当て
- 犬は三日の恩を三年忘れず
- 犬骨折って鷹の餌食/犬骨折って鷹に捕らる
- 犬も歩けば棒に当たる
- 犬も頼めば糞食わず
- 犬も朋輩、鷹も朋輩
- 犬を喜ばせる
- 飢えた犬は棒を恐れず
- 兎を見て犬を放つ
- 内は犬の皮、外は虎の皮
- 粤犬(えっけん)雪に吠ゆ
- 粤犬吠雪/越犬吠雪
- 大犬は子犬を責め、子犬は糞を責める
- 尾を振る犬は打てず/尾を振る犬は叩かれず
- 飼い犬に手を噛まれる
- 垣堅くして犬入らず
- 画虎類狗/画虎成狗/描虎類狗
- 食いつく犬は吠えつかぬ
- 狗緇(くし)衣に吠ゆ
- 狗吠緇衣
- 狗頭角を生ず
- 狗頭生角
- 狗尾続貂
- 暗がりの犬の糞
- 鶏犬の声相聞こゆ
- 鶏犬も寧(やすら)かならず
- 鶏犬不寧
- 鶏鳴狗盗
- 桀の犬尭に吠ゆ
- 桀犬吠尭
- 犬猿の仲/犬と猿/犬と猫
- 犬牙相制す
- 犬馬の心
- 犬馬の年/犬馬の齢
- 犬馬の養い
- 犬馬の労を取る
- 犬羊の質
- 狡兎死して走狗烹(に)らる - 司馬遷『史記』「越王句踐 世家」
- 狡兎死 走狗烹
- 狡兎走狗
- 狡兎死して良狗烹(に)らる。- 司馬遷『史記』「(韓信)淮陰侯 列伝」→ 韓信、范蠡
- 狡兎死 良狗烹
- 狡兎良狗
- 米食った犬が叩かれず、糠食った犬が叩かれる/笊(ざる)舐めた犬が科かぶる
- 蜀犬(しょっけん)日に吠ゆ
- 蜀犬吠日
- 姑への怒りに犬のわき腹を蹴る[68]
- 棄犬(すていぬ)に握り飯
- 跖狗吠尭
- 喪家の狗
- 鼠窃狗盗
- 打落水狗/水に落ちた犬は打て
- 本来の諺は「不打落水狗」(水に落ちた犬は打つな)であり、これを打落水狗としたのは魯迅の過激発言である。日本や韓国では、魯迅の発言の方が有名な諺になっている。
- 泥車瓦狗
- 陶犬瓦鶏
- 唐犬額
- 夏の風邪は犬もひかぬ
- 夏の蕎麦は犬も食わぬ
- 白衣蒼狗/蒼狗白衣
- 飛鷹走狗
- 夫婦喧嘩は犬も食わぬ
- 吠える犬は噛まぬ
- 煩悩の犬追えども去らず
- 邑犬群吠
- 鷹犬之才
- 羊頭狗肉/羊頭を懸げて狗肉を売る
- 楊布之犬
- 狼心狗肺
- 驢鳴犬吠/驢鳴狗吠
- 淮南之犬
- 犬去りて、豚来たる
その他イヌについて
![]() | この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 11月1日が犬の日として、社団法人ペットフード協会によって定められた。
- 行動学からの詳細な議論については、(データとしては古くなってしまうが)コンラート・ローレンツの『人イヌに会う』(至文堂)を参照するとよい。
- 犬はしっぽを右に振って喜びを、左へ振って警戒を表現するという説がある[69]。
- 作家太宰治は極度の犬嫌いだったらしく、犬に対する心情(恐怖)を短編「畜犬談」において痛ましくもユーモラスに記している。
- 犬は走る人などを見ると追いかける習性がある。犬が追いかけてきたとき、走って逃げるのは逆効果である。また、犬は階段の上り下りが苦手なので、近くに階段があれば、階段に逃げ込むとよい。
- 犬の事を沖縄弁ではいんぐゎと呼ぶ。
- アイヌ民族に対する差別用語とされ、近年では2021年(令和3年)3月12日放送の日本テレビの情報番組『スッキリ』で、グループのhulu配信のアイヌ民族のドキュメンタリー作品を紹介した際、出演者のひとりが「
あ、犬 」と発言し、日本政府(内閣官房)や北海道アイヌ協会、北海道のネット局である札幌テレビを始め各所からの抗議を受け、同年4月9日には放送倫理・番組向上機構 (BPO) が放送倫理違反の疑いがあるとして審議を開始[70]、同年7月21日に放送倫理違反があったとする意見書を公表した[71][72]。
注釈
- ^ 既知の有力説の一つを記載。異説多数あり。
- ^ 代表的生物につき、大幅な省略をあえて行わず分類区分を表記する。もっとも、これでもかなりの省略はしており、全容ではないことを書き添えておく。
- ^ 分類学上、未整理の分類群(タクソン)。以下同様。
- ^ 顎口上綱の下位で相克関係にある。
- ^ この行為は恐怖を感じた時にも行なう場合がある。
- ^ 同じ行動を過度に繰り返す症状。自分の尻尾を追うようにぐるぐる回るなど。
- ^ この論文は、学術誌「プリベンティブ・ベテリナリー・メディスン(Preventive Veterinary Medicine)」に掲載されている。
- ^ 母乳中の乳糖の割合は、イヌで3.1%、ウシで4.7%、人間ではさらに高く6.1 - 6.8%も含んでいる。
出典
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