くる病とは? わかりやすく解説

くる‐びょう〔‐ビヤウ〕【××僂病】

読み方:くるびょう

ビタミンD欠乏日光に当たることの少ないのが主な原因で、骨の形成不良となり、脊椎四肢骨などの曲が小児病気グリソン病成人の場合骨軟化症という。

「佝僂病」に似た言葉

くる病(クルビョウ)

骨の発育に異常が起こ病気で、原因ビタミン不足やカルシウムの不足、又、紫外線(日光)不足等です。

くる病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 04:00 UTC 版)

くる病(くるびょう、: Rachitis、佝僂病、痀瘻病)とは、ビタミンD欠乏や、何らかの代謝異常によって発症した、の石灰化障害である。典型的な病態は乳幼児の骨格異常で、小児期の病態を「くる病(rickets)」、骨端線閉鎖が完了した後の病態を「骨軟化症osteomalacia)」と呼び、区別する[1]。語源はギリシャ語の背骨を意味する rhakhis に由来する。


注釈

  1. ^ 逆に、乳幼児は紫外線による害も受け易く、また、皮膚の色が黒色でない場合には、短時間の日射でも充分なビタミンDが生成する強さの紫外線に相当する場合もある。肌の色と紫外線の感受性については、フィッツパトリックのスキンタイプも参照の事。
  2. ^ 詳しくは、ビタミンD#生合成を参照の事。
  3. ^ 日本では妊婦の骨軟化症に対しては、塩化カルシウム製剤、乳酸カルシウム製剤などが用いられる場合がある。

出典

  1. ^ a b 加藤 茂明:ビタミンD依存性くる病の分子遺伝学」『日本内科学会雑誌』 Vol.91 (2002) No.4 p.158-1160, doi:10.2169/naika.91.1158
  2. ^ 長澤和也, 上野大輔「日本産魚類に寄生するエラジラミ科カイアシ類の目録(1936-2019年)」『広島大学総合博物館研究報告』第11号、広島大学総合博物館、2019年12月、 97-107頁、 doi:10.15027/48829ISSN 1884-4243NAID 120006813429
  3. ^ 中野 昭一 編集 『病態生理・生化学・栄養 <普及版> 図説・病気の成立ちとからだ I』 p.209 医歯薬出版 2001年9月1日発行 ISBN 4-263-70267-0
  4. ^ a b c d 土山 秀夫(編)『病理学 総論』 p.177 医歯薬出版 1983年7月1日発行
  5. ^ 中野 昭一 編集 『病態生理・生化学・栄養 <普及版> 図説・病気の成立ちとからだ I』 p.209 医歯薬出版 2001年9月1日発行 ISBN 4-263-70267-0
  6. ^ 井出正道、小串信夫、朝田芳信、長期歯科的管理を行ったX連鎖性低リン血症性くる病の1例」『小児歯科学雑誌』 2012年 50巻 4号 p.313-319, 日本小児歯科学会、doi:10.11411/jspd.50.4_313
  7. ^ 道上敏美「2.X染色体性低リン血症性骨軟化症」『日本内科学会雑誌』第96巻第4号、日本内科学会、2007年、 725-730頁。
  8. ^ a b c 清野佳紀「4.ビタミンD代謝異常」『日本内科学会雑誌』第82巻第12号、日本内科学会、1993年、 1937-1942頁、 doi:10.2169/naika.82.1937
  9. ^ 山内貴敬、大湾一郎、吉川朝昭、金谷文則、中性リンの大量投与が著効した成人発症型低リン血症性骨軟化症の1例」『整形外科と災害外科』 2001年 50巻 1号 p.255-259, 西日本整形・災害外科学会、doi:10.5035/nishiseisai.50.255
  10. ^ 副甲状腺・Ca代謝」『日本内分泌学会雑誌』 Vol.89 (2013) No. Suppl.Update p.52-57, doi:10.1507/endocrine.89.Suppl.Update_52
  11. ^ a b 未熟児くる病について」『整形外科と災害外科』 Vol.34 (1985-1986) No.2 p.721-723, doi:10.5035/nishiseisai.34.721
  12. ^ 抗てんかん剤長期服用におけるくる病発症要因と治療に関する研究」『てんかん研究』 Vol.5 (1987) No.2 p.84-91, doi:10.3805/jjes.5.84
  13. ^ 横山純好、松井忠孝、小松幹夫ほか、「抗てんかん剤長期服薬児におけるくる病について」『脳と発達』 Vol.16 (1984) No.6 p.463-469, doi:10.11251/ojjscn1969.16.463
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  17. ^ 依藤亨:日本人正常新生児にはビタミンD欠乏症が高頻度に見られ、母乳栄養児で特に改善が遅れる 京都大学
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  20. ^ 奥山和男:新生児医療の変遷と今後の展望」『昭和医学会雑誌』 Vol.56 (1996) No.5 P485-496
  21. ^ 絹田恵子、金澤秀美、田中弘之ほか、「アトピー性皮膚炎に合併したビタミンD欠乏性くる病」『日本小児科学会雑誌』 102巻 2号, p.141-144, 1998-02-01, NAID 10005654927
  22. ^ 新規受託項目 25-ヒドロキシビタミン D”. 2020年10月28日閲覧。
  23. ^ ビタミン D 欠乏性くる病・低カルシウム血症の診断の手引き”. 2020年10月28日閲覧。


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