国際畜犬連盟とは? わかりやすく解説

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こくさい‐ちくけんれんめい【国際畜犬連盟】

読み方:こくさいちくけんれんめい

畜犬団体国際組織優れた健康・体力・能力備えた純血種の飼育・推進およびそのための情報交換目的とし、344種が登録されている。1911年にドイツ・フランスなど5か国で設立95か国の畜犬団体加盟本部ベルギートゥアンFCI(Fédération Cynologique Internationale)。


国際畜犬連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 13:38 UTC 版)

国際畜犬連盟(こくさいちくけんれんめい、フランス語: Fédération Cynologique Internationale、略称:FCI)は、畜犬団体(ケネルクラブなど)の国際的な統括団体。本拠地はベルギーのトゥアン(Thuin)。

連盟の設立目的は、主に優れた健康状態や体力的機能、機能に応じた優秀な能力をもつ純粋種の畜犬及び推進、及びそのための情報交換などである。現在加盟国及び地域は80。全部で335種を数える犬種はそれぞれの国が担当しており、それぞれの担当国は種の定義を決めている。FCIはその翻訳と更新を担当。定義と国際基準は英語フランス語スペイン語ドイツ語の4カ国語で発行される。審査はその基準に基づき行われる。

歴史

国際畜犬連盟(FCI)は、1911年ドイツオーストリアベルギーフランスオランダの5カ国で設立された。一度、第一次世界大戦で消滅した後、フランス及びベルギーの畜犬連盟が再度FCIを再開させた。

日本は加盟国のひとつであり、公益法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の正式加盟は1979年昭和54年)である。JKCは、FCIのアジア地区代表メンバーとなっており、すなわち日本がアジア地区における代表国となっている[1]

イベント

FCIは加盟国で行われた品評会とコンテストの結果の報告を受け、各加盟国に連絡する。また、FCI自身が開催する世界選手権も、品評会アジリティー・トライアル(障害競技)、オビーディエンス(服従競技)、視覚ハウンド競走、狩猟野外競技など、いくつかのカテゴリーで行われている[2][3]

脚注

  1. ^ 社団法人ジャパンケネルクラブの事業内容について 現:一般社団法人ジャパンケネルクラブ、2010年7月16日 閲覧
  2. ^ FCI 同伴犬訓練試験規程(2019年一部規程変更を伴い改めて施行) 現:一般社団法人ジャパンケネルクラブ、2019年8月28日時点によるアーカイブ 閲覧
  3. ^ FCI 国際作業犬試験規程集(2019年規程改正を伴い改めて施行) 現:一般社団法人ジャパンケネルクラブ、2019年8月28日時点によるアーカイブ 閲覧

関連項目

外部リンク



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