なき‐ごえ〔‐ごゑ〕【泣(き)声/鳴(き)声】
泣き声
泣き声
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 07:52 UTC 版)
乳児は単一の声しか発していないわけではなく、その形態には3つの種類が認められる。1つ目は基本的な泣き方で、泣く・泣き止むのパターンを伴う規則的な泣き方である。ここではまず短めの間隔をあけて泣き始め、次に吸気によって短い高音の笛音を鳴らす。その後、短い休止を挟んで次の泣き方に移る。空腹がこの泣き方を起こす代表的な刺激である。 怒り泣きは基本的な泣き方によく似ているが、さらに余分な空気が発声時に押し出されることで、大声で突発的な泣き声となる。この泣き方は、基本の泣き方と同じ時系列に特徴付けられるが、様々な位相成分の長さの違いによって区別される。 3つ目の泣き方は痛み泣きで、他の2パターンとは異なり、前兆となる静かな泣き声を伴わない。痛み泣きでは大声で泣いた後にしばらく息が止まる。ほとんどの成人は、乳児の怒り泣きと痛み泣きを弁別することができる。 親はたいてい自分の子供の泣き声と他の子供の泣き声の聞き分けにも長けている。2009年の研究で、赤ん坊は両親の声の抑揚をまねていることが明らかになった。
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「泣き声」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の声は笑い声とも泣き声ともつかないものだった
- 弱々しい泣き声
- 赤ん坊の泣き声が急にやんだ
- ワーワーいう大きな泣き声が聞こえた。
- 泣き声を聞いた時、私は部屋から駆け出した。
- 私は、弟の泣き声を聞きます。
- 病気の子どもの痛ましい泣き声を聞くのは我々には耐えられなかった。
- 「ぶたないで」と彼女は泣き声で言った.
- 彼女の声は泣き声になっていた.
- 赤ん坊の泣き声が耳にさわって原稿がはかどらなかった.
- 痛そうな泣き声を出す
- あの男はじきに泣き声を出す
- 「命ばかりはお助けを」と泣き声で言った
- 不明瞭な泣き声
- 私は子供の泣き声が大嫌いだ
- 突然、大きい泣き声を発する
- 泣き声をあげる、カラス、ミヤマガラスあるいはワタリガラスの特性
- 赤ん坊の泣き声
- 人の泣き声
- 泣き声をたてて回る
泣き声と同じ種類の言葉
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