そり犬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:57 UTC 版)
エスキモー犬、樺太犬、シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート、サモエドなど、体重45kg前後の犬がそり犬として用いられる。エスキモー犬(Eskimo dog)は北極地方でそり犬として用いられる犬の総称である。特にアラスカン・マラミュート、シベリアン・ハスキー、サモエド、グリーンランド・ドッグ、カナディアン・エスキモー・ドッグが含まれるが、雑種化して特定の品種を示せない場合に特にこの語が用いられる。 そり犬1頭が牽くことのできる荷物の重量の目安は、そり犬自身の体重である。これを基に計算すると、10頭牽きの犬ぞりはおよそ400- 500kg程度の荷物を運ぶことができる。 犬の繋ぎ方は大きく2通りある。右の画像のように犬を縦列に繋ぐ方法をタンデムタイプ、犬を一頭ずつ直接そりに繋ぐ方法をファンタイプと言う。 1991年には世界で「環境保護に関する南極条約議定書」が採択され、その「附属書II」により、南極大陸への犬の持ち込みは禁止されている。
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