主人公とその仲間たち
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「+ANIMA」の記事における「主人公とその仲間たち」の解説
クーロ 11歳。カラスの+アニマ。ハスキー程度なら持ち上げて一緒に飛べる。生まれながらの+アニマであり、親がいないため教会で育てられた。相手が+アニマかどうかが分かる。つかみどころのない性格で、元気いっぱいでとても明るい。何も考えていなさそうだが、状況をごまかすため、しれっと嘘をつくちゃっかりさん。相手の言うことを尊重するためか、出て行くと言われれば止めないという素直な性格。かなりの食いしん坊で、かなりの量を食べる。特にリンゴは大好物で気絶しても放さない。黒い羽は『死の使い』として不吉な存在とされるため、偏見に良く遭う。ただし本人は気にしていない模様。アニマの印が両肩にあり、肩が隠れる服を着ない上、+アニマの力を頻繁に使うためばれる。一緒に旅をする+アニマを探して旅をしている。 ハスキー 10歳。魚の+アニマ。人魚のように自由に水の中を泳げる。水中呼吸可能。そのためほぼ毎日、魚を獲るため水の中に潜っている。一見すると女性のような顔立ちをしているが男の子とのこと。女嫌いで、女に間違えられることを極端に嫌がる。性格はクールそうに見えるが頭に血が上りやすい。また、かなりの意地っ張り。武器はどさくさに紛れて盗ってきた棒で通称『クーロおしおき棒』(よくクーロをポンポコ叩いているため)。棒術を習ったことがあり、(冷静になれば)強い。宝石類が好きで、けっこうな目利き。大事なものは親から貰ったサファイアのピアス。礼儀作法もしっかりしているため、ナナは上流階級の出身だと思っている。ちなみにハスキーは偽名。 センリ 15歳。クマの+アニマ。右腕に+アニマの印があり右腕を熊の手に変えられる。結構怪力。髪に青いビーズをつけていることからキムウンクルと思われる。左目に眼帯をしており、左のおなかに大きな傷跡が残っている。無口であまりしゃべらない。というよりボケっとしている。そのことを仲間から心配されている。クーロとは違った意味でつかみどころが無い。すぐに+アニマの力で解決しようとする節があるので、周りからよく止められる。血を飲むのが好き。昔は、大きなキャラバンで食事係をしていたらしい。そのため料理が得意。蛇も美味しく調理が可能。大事なものは本であり、各地でその本で押し花をしている。何かを探して旅をしている…らしい。 ナナ=アルバ 10歳。コウモリの+アニマ。空を飛び、超音波を発したり、聞くこともできる(エコーロケーション可)。超音波だけではなく、遠くの小さな音も聞くことができる。また、超音波で人を昏倒させることも可能。かなりの高性能だが、本人は+アニマであることが好きではなく、使いたがらない。女の子らしくおしゃれには気を使っているが、背中から首にかけてあるアニマの印は、「目指すべきファッションと違う」とのこと(ハード系ではなく、リボンやフリルなどの、いかにも女の子という格好が好き)。針仕事が得意で、古着をリメイクして しょっちゅう服装を変える。酒癖の悪い父親に夜の森で追われ、殺されかけた時に+アニマになった。そのためコウモリの+アニマなのに夜の森はトラウマになっている。夢は玉の輿に乗ることらしい。
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主人公とその仲間たち
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主人公 ふるさとタウンに住む普通の少年。名前と必殺技名(実際にはクリティカルヒットが出たときの掛け声)はプレイヤーが決める。デフォルト名はそれぞれコルム、「コルムのじひぶかいいちげき」。マカマカ博士の狂気に満ちた実験の副産物によりミジンコに姿を変えられてしまった両親を元の姿に戻すべく旅に出る。 前世は3億年前に栄えていたシャバシャバ族のシャルム王子。氷属性の技を主に使う他、ダメージが相手の防御力・耐性に左右されない剣を使用する変身技や、自分より弱い敵を一撃で倒す強力な変身技を使用することができる。ある程度だが補助技も使用可能。 武器は剣および斧、防具はジャンパー。 攻撃・守備ともに平均以上だが、バグにより物語が進むに連れて防御力が一桁に下がってしまうという被害を受けることになるが、主人公のため基本的にパーティーから外す事ができずバグの結果苦戦するケースもある(後述の『守備力バグ』参照)。 説明書のキャラクター紹介や、オープニングの夕食時では何かと喋っているが、それ以降は一切喋らない。変装していたシンシアに対しては「へ?」と戸惑いの声を発していたものの、基本的に「……」や「!!!」、「???」などの記号でのみ表現される。 グロッキー(戦闘不能)になった時のメッセージは「○○(主人公名)はもうたたかえない…」。 ガールフレンド ふるさとタウンに住む主人公の恋人。主人公と同じく名前はプレイヤーが決める。デフォルト名はエル。主人公とラブラブ(死語)で、きゅうのすけという九官鳥を伝書鳩代わりにして主人公と手紙のやり取りをしている。 前世は3億年前に栄えていたニャバニャバ族のレミア姫。回復や戦闘補助の技をメインに使える他、炎を用いた攻撃技も使用できる。 飛行機事故で行方不明となった父親と主人公を追ってきたのだが、どのようにして追ってこられたのかは謎のままである。 武器は新体操で使うリボンで、グループ攻撃が可能な物もある。防具はドレスで、あることをすると「ぱわぁどドレス」という強力な防具が手に入るが、これの効果も序盤においてはバランスを崩壊させる可能性があるレベルである(更に強力なIIがある町で売られているが、その価格故に終盤にならないと入手できない)。主人公同様、守備力バグが発生する。 クリティカルヒットの掛け声は「わ〜い、ラッキー!」、グロッキーになった時のメッセージは「○○(ヒロイン名)はもうだめ…」。 ジョニー 常にダンボール箱を身に付け世界を放浪するナイスガイ。 前世は放浪の哲学者キラクデス。序盤では貴重な回復技を使うことができるが、バグにより移動中は使用できないため本来の力を発揮できない。 武器は投げナイフで、武器によってはグループ攻撃が可能な物もある。防具は箱。防御コマンドの代わりに指定した仲間を敵の攻撃からかばうコマンドがある。加入当初は頼りになるが、全能力が低めで前世技も他のキャラの劣化版が多く、最弱キャラ。防具こそ終盤に高性能なものが手に入るが、守備力バグが発生する。 バグか仕様かは不明だが、正規の方法では最強武器「手裏剣ナイフ」を入手することができない。 クリティカルヒットの掛け声は「フッ、あいてがわるかったな!」、グロッキーになった時のメッセージは「ジョニーはボロクズになった…」。 マサ 世界一の板前を目指して修行の旅を続ける江戸っ子オヤジ。しかし主人公達にご馳走してくれた手料理はエビフライと思われるものやウインナーと思われるものばかりで、とても世界一の板前を目指す男の手料理ではなかった。 前世は流浪の侍「狂四郎」。物理属性の大ダメージを与える技を使えるが、終盤では通常攻撃の方がダメージが大きくなる。 武器は包丁で、特殊な攻撃方法は無く敵一体を対象とした物ばかりだが、その分攻撃力は高い。ただし中盤辺りから刀の名前を付けた包丁が登場し、終盤では本当に刀を持って戦う事になる。防具はステテコ。 クリティカルヒットの掛け声は「どんなもんでい!」、グロッキーになった時のメッセージは「マサはもえつきた…」。 ウルウルボーイ ウルウルマンの息子で、ウルウル星の王子。名前の通り常に泣いている。ゲーム中では表示文字数の関係もあり、名前は「ウルウルB」となっている。 前世は奥さん(ウルウルクイーン)に完全に頭が上がらないカカア天下のウルウルキング、電撃攻撃を中心に多彩な変身技を使うことができる。しかしレベルアップによって習得するフィールドバリアは物理属性魔法以外の攻撃を完全に遮断するためゲームバランスを崩壊させている。 武器はグローブ、防具はズボン。防御コマンドの代わりに1グループに火属性ダメージを与えるシュパパ光線(表記は「シュパパ」)が使えるが、シュパパ光線は自らの体力を若干消費する上に威力も低いため活用できる場面は限られる。バグのせいで全員の中で唯一、移動中に前世技が使えない(後述の『変身不可バグ』参照)。 クリティカルヒットの掛け声は「たしかなてごたえです!!」、グロッキーになった時のメッセージは「ウルウルボーイはホシになった…」。 ミッチー スケバン。実は男なのだが、とある事情で女になっている。 前世は看護婦のナスターシャ。看護婦だけあって、戦闘中は回復系のスペシャリストとして活躍する。味方では唯一戦闘不能になったキャラを復活させる技を使うことができる。 武器はスケバンらしくヨーヨー、防具はセーラー服。ララという女性に恋する。 クリティカルヒットの掛け声は「テメーらゆるさねぇ〜!」、グロッキーになった時のメッセージは「ミッチーはたてなくなった…」。 シンシア 美しさの概念が通常と逆の南国の島で育った最も美しい王女(つまり物凄く醜い顔の王女である)。 前世は島一番のスモウレスラー千代の姫。使用できる技はマサの技と性能が似たものが多いが、シンシアは補助系も使用可能。 見た目どおり攻撃力はゲーム中最強クラスだが、武器が装備できないので最終的にはマサに劣る。防具は腰みのだが、肌の露出度が高いため防御力が低い傾向にある。 クリティカルヒットの掛け声は「どすこ〜い!!」、グロッキーになった時のメッセージは「シンシアはもうやくたたず…」。 マイケル モンテシカゴを取り仕切るギャングのリーダー。 前世は同じくモンテシカゴのギャングのリーダー「ビトー・コルネオーレ」。銃を使用する技のほか、強さに関係なくザコ敵を一撃で倒す「ひっさつショット」、確実に戦闘から離脱できる「ひきあげ」といった特殊な技が使える。 武器は銃で、物によっては敵全体を攻撃できるものもある。防具はスーツ。最強の武器は上記の全体攻撃の物であり使い勝手の良い分、終盤では変身技を使う必要が無くなっていく。 クリティカルヒットの掛け声は「うんのわるいヤツだ…」、グロッキーになった時のメッセージは「マイケルはたたなくなった…」。
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主人公とその仲間たち
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アベル 本作の主人公。「キングオブストリートファイター」の称号を持つ。拳銃を手に、攫われた娘イリアを救うべく敵地へ赴く。その先々でこの世の物とは思えない怪異に遭遇していく。 マリア アベルの妻。魔王の生贄として攫われ、殺されてしまう。亡き後も、娘のイリアを救うべく、妖精の姿となってアベルのサポートにあたる。 イリア アベルの娘。ベイヤーにマリアと共に誘拐される。彼女を助け出す事が、この物語の目的である。 エリア イリアが飼っている猫。イリアらと共に攫われており、これが終盤の伏線となっている。
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主人公とその仲間たち
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「装甲騎兵ボトムズ」の記事における「主人公とその仲間たち」の解説
キリコ・キュービィー 声 - 郷田ほづみ 本編の主人公。 ギルガメス暦2326年7月7日生まれ。ギルガメス軍の「メルキア方面軍」曹長。一時は第24メルキア方面軍戦略機甲兵団・特殊任務班X-1(通称「レッドショルダー」)にも所属していた。生まれながらの孤高のパーフェクトソルジャー(PS)でありワイズマンの後継者である異能者。 キリコが極秘作戦の最中、偶然フィアナと出会い、心の暗闇に光をあてられたところから物語が始まる。 詳細は「キリコ・キュービィー」を参照 フィアナ / ファンタム・レディ 声 - 弥永和子 / 梨羽雪子(第3話) 本編のヒロイン。キリコの恋人であり、彼が愛した唯一の女性。ギルガメス軍が創ったPSの1人。年齢不明。「ファンタム・レディ」はウドのバトリング選手や住民たちによる呼称であり、組織や軍からは「プロト・ワン」「素体(そたい)」などと呼ばれ、キリコは数度目の遭遇時から「フィアナ」と呼ぶようになる。名の意味は「火」「炎」(Fire)の女性形で、主題歌「炎のさだめ」とOVA『赫奕たる異端』最終回予告の文言はこれに由来する。 ギルガメス、バララントを通じて初のPSとして誕生したが、教育を施される前の「空白の状態」でキリコと出会ったため、キリコの存在が刷り込まれ、彼を慕うようになる。秘密結社に強奪された後、PSとしてのレクチャーを受け、ブルーティッシュドッグでの戦いはウドの住民からは「死神」と恐れられたが、ウドの街でキリコと再会して、秘密結社との間に軋みが生じ始める。 PSに不要な感情である「愛」を持ったため戦闘を忌避するようになりPSとして欠陥品とされてしまい、クメン編において抹殺命令が出された事や、秘密結社の監視役セルジュ・ボローの死をきっかけに、以降キリコと行動を共にし、苦難を乗り越えながら伴侶となり、共に生き抜くことを決意して乗り切っていくが、サンサ編で、PSと同等かそれ以上の力を見せるキリコもまたPSではないか?という疑いも持ち始める。 テレビ本編中にはなかったが、後に「PSの寿命は2年間」という設定が『赫奕たる異端』制作時に付加されている。テレビ本編では第1話から最終話ラストシーンまでに約2年が経過しており、この時点でほぼ寿命を迎えていたことになる。 ブールーズ・ゴウト 声 - 富田耕生 ギルガメス暦2294年1月2日生まれ。ウドの街でキリコが知り合ったブローカーでかつ、バトリングのマッチメーカー。金になりそうなことなら何でも商売にする守銭奴だが、本質は人が良く人情家である。最初はキリコの腕を見込んでバトリングの選手にするつもりだったが、ウド治安警察とキリコの抗争に巻き込まれてキリコに肩入れしていき、最終的には街の崩壊によってウドでの商売を畳む羽目になる。その後、クメン王国の傭兵部隊基地アッセンブルEX-10に武器類を納入する商売を手がけて成功。傭兵としてアッセンブルEX-10に入ったキリコを助ける。クメン内乱末期の大混乱もしぶとく生き延び、結局コールドスリープの時まで、キリコには最後の最後まで付き合うことになった。キリコとは損得抜きの良き仲間であり、父親的な存在でもある。キリコやバニラは「とっつぁん」(後にキリコは名前呼びする)、ココナは「おやっさん」と呼ぶ。 キリコが元レッドショルダーでは無いかという疑いをウド編初期から持っており、そしてサンサでは、そのレッドショルダーだった過去を引きずり、苛まれるキリコの様子をフィアナと共に憂いていた。 恰幅の良い体形で、基本的に自分から積極的に荒事に関わることはなく「商人」のスタンスを崩さないが、いざという時はそれなり以上に戦うことのできる度胸や技量を持っている。クエント編ではワイズマンの後継者に選ばれた(振りをした)キリコの暴走を止めようと秘密結社から脱走する時に隠れた戦闘能力を見せている。OVA『ビッグバトル』では旧知の相手チェロキーのやり方に不満を覚えながらも、ココナ、バニラと共にバトリングに挑むキリコを援護する。 小説『孤影再び』の時代ではバニラの商売の相談役となり、悠々自適の隠居生活を送るが、続く『幻影篇』でも、キリコが自分達の手の届かない存在になっている事も漠然と感じていた。 ココナ 声 - 川浪葉子 ギルガメス暦2328年3月8日生まれ。ウドの街で“たかり”をして身銭を得る戦災孤児の浮浪少女で、「キリコのマネージャー」を自称し、彼を巡ってゴウトらと行動を共にする。テレビシリーズ初登場時16歳。ウド編では、暴走族に拉致されかけて散々な目に遭う事もあったが、その時に暴走族に襲撃情報を売った事にはキリコが逆手に採ったり、キリコを見捨てようとするゴウトやバニラを何度も説得してキリコを助けるなど、重要な働きをした。クメン編ではバーの歌姫もこなすが、『機甲猟兵メロウリンク』の小説版によれば「たのまれグッバイ」以外の歌唱力はからっきしであるとのこと(アニメでは16話にてたのまれグッバイを歌った後「もう一曲歌うから~」と言っており、他の歌も歌える模様)。 気が強いが少々涙もろい一面もある。キリコに気があったが、クメンでのバニラの愛のメッセージを聞いたきっかけでバニラの気持ちに応えるようになり、最初は嫉妬の対象だったフィアナのキリコとの関係をサンサで見て身を引き、むしろ彼らの力になろうとする。 『ザ・ラスト・レッドショルダー』のラストでは、キリコが孤独に流離っている夢を見たり、「クエント」や「ビッグバトル」ではフィアナを救う為に身体を張り、女同士という事もあり、フィアナの事をある意味3人の中で一番気遣う面を見せている。 小説『孤影再び』の時代にはバニラと結婚し、三男三女をもうけている。 バニラ・バートラー 声 - 千葉繁 ギルガメス暦2323年9月30日生まれ。ココナ同様、ゴウトと行動を共にする一行のムードメーカーともいえる陽気な男で、元メルキア軍人の闇商人。ウドの街ではゴウトと共に、キリコを使って一儲けをたくらんでいたが、一緒に行動していくうちにキリコを支援するだけではなく、損得感情無しの男の友情で結ばれるようになる(親しみを込めて「キリコちゃん」と呼ぶことがある)。百年戦争時は軍の優秀なヘリパイロットで、ウド編でも治安警察のヘリを強奪して乗り回していた他、クメンで経営していたバーを焼かれた後には、一時EX-10のヘリのパイロットとして参戦し、クエント編ではそのパイロットの腕前を、小型宇宙艇を奪取した時にも発揮しており、『ビッグバトル』でもヘリを操縦してキリコをサポートする。 クメンでは「キリコに判りやすいように」という意味合いもあって、経営するバーの名前を、ファンタムレディーから採って「ファンタムクラブ」(キリコと3人以外はフィアナがそう呼ばれていた事も知らない意味もあって)という名前でゴウトと共同経営する。ファンタムクラブはEX-10の荒くれ兵士達の憩いの場となっており、収入も非常に高かったが、店を焼かれた後には再び軍隊に入る事を決意し、その際ココナに「戦争に集って生きるのは飽きた、ウジ虫よりは腐った肉の方がマシ」という彼なりの信念と哲学も見せている。 小説『孤影再び』の時代ではクメン産の食料品を扱う商売により成功し、交易都市グルフェーの名士となっていたが、そこでも流れ着いたキリコに協力する事となる。 ル・シャッコ 声 - 政宗一成 ギルガメス暦2318年5月12日生まれ。巨漢のクエント人傭兵(キリコが始めて出逢ったクエント人でもある)で、クメン王国内戦時にキリコと共に戦った戦友。寡黙で信義に篤い性格。大柄なクエント人専用のAT、ベルゼルガを駆る。ポタリア、キデーラと共にアッセンブルEX-10では一番の腕利き兵士で、キリコも加えた4人でEX-10最強ATチームを結成した。 カン・ユーの命令に背いたキリコに同調して助ける中で次第に友情で結ばれていく。クメン編終盤では傭兵契約を優先してキリコ達から離れ、一時はカン・ユーを助けるものの、ラストではその卑劣な振る舞いにとうとう堪忍袋の緒が切れて彼を排除し、キリコ達を救った。 内戦終結後はクエント星に戻っており、クエント編で再登場しキリコと行動を共にし、その中でキリコが神の子である事に加え、密かにクエントとアストラギウス銀河を支配してきた神ワイズマンの事を知っていく。クエント星消滅後は、数少ないクエント人の生き残りとなっていたが、OVA『幻影篇』では、クエント星消滅の際、双子星だったヌルゲラント星にクエント人全員が転送されていた。OVA『ビッグバトル』にもゴウト達と共に登場し、キリコを支援する。 2010年リリースのOVA『幻影篇』にも登場。直近登場作品から32年の月日が劇中経過しているが、寿命が平均200歳を越えることもある長命種族であるため、髪型と服装が変わった以外さして加齢した様子や容貌の変化もなく、キリコゆかりの地を巡るバニラ、ココナと再会するだけではなく、クエントの頃のように、キリコと共にヌルゲラントで戦い、中枢に潜むワイズマンに肉迫していく。
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主人公とその仲間たち
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「彼岸島の登場人物」の記事における「主人公とその仲間たち」の解説
宮本 明(みやもと あきら) 演:石黒英雄(映画)、白石隼也(テレビドラマ) 身長:175.3cm 体重:62.3kg 特技:独り言 好きなこと:物語を作ること 嫌いなもの:ケンちゃんとユキの関係 武器:日本刀 本作の主人公。商店街の宮本青果店の店長の息子。2年前に行方不明になった兄を捜すため高校卒業後、友人達や青山冷と共に彼岸島へ赴く。彼岸島に来る以前は両親(特に母親)から、自分自身を兄の篤と比較されていたため、篤のことを尊敬しつつも妬んでいた。 兄を発見した後、兄や友人らと共に脱出不可能と言われる島を脱出するべく吸血鬼達と戦っていたが、吸血鬼ウイルスに感染した友を自らの手で殺したことで、目的が島の脱出から吸血鬼の頭領である雅の打倒に変化した。作中当初は非力だったが、師匠の下による長期間の修行の末、鋭い目付きはそのままで、髪や髭が伸び、人間の中では群を抜いた戦闘能力や動体視力、集中力を得た。 主に日本刀を使用し、特に強敵との戦闘で使用する居合は絶大な切れ味を持つ。刀の切れ味も強敵との戦いの中で磨かれ、最初は手も足も出なかった雅を鉄扇ごと斬り裂いている。腕力も非常に高く、大人の男を片手で数メートルほど放り投げたり、重い青龍刀も片手で軽々と振るっている。【最後の47日間】では身の丈をゆうに超えるパイプを連射して投げたり、ギロチンの刃を猛烈に回転させて竜巻を起こすほどになっている。力のみならず反射神経も常人のそれを超越しており、襲い来る蚊の大群を片っ端から切り裂いたり、四方から一斉に放たれた矢をその場から動かずに回避したり刀で切り裂いたり丸太で防ぐなどして無効化できる。耐久力、回復力も非常に高く、落下してくる大量の岩に押しつぶされたり、数十メートルを超える邪鬼に叩き潰されても流血程度で済むうえ、数分もすれば戦闘に支障がないレベルにまで回復する。 非常に豊かな想像力を持っており、彼岸島に来る前は次々とあらゆる状況を想定し組み立てるその能力を、漫画家の夢(絵の才能が無かったため断念、途中で小説家に)と合わせて友達に褒められていた一方、裸のユキ等の妄想に悩まされていた。その想像力は最初に吸血鬼に襲われた時から人並みはずれた状況把握能力・推理能力として発揮されており、彼岸島に来てからも戦術考察力として遺憾なく活用されている。 また、強敵相手との戦いを楽しむ傾向もあり、斧神や姑獲鳥のように仇敵となった相手であろうと、正々堂々と戦い勝利した後では相手を友として敬意を払う武人のような精神を有している。また、宿敵である雅からも非常に高く評価されており、自分の配下として勧誘されたこともある。 【最後の47日間】では雅との戦いでの傷がまだ癒えておらずリハビリ中だった。 西山が吸血鬼に捕らわれた事を知った忍者から「行くな」と忠告されるも、それを制止し救出に向かう。救出に成功するが一時的に忍者から西山同様愛想を尽かされるも機転で絆を取り戻す。 師匠の死後は人間軍をリーダーとして指揮している。最後の蚊の施設で雅と対峙するが、隊長の裏切りで深い穴に落とされてしまう。そこで邪鬼の椿と対峙し激闘の末に倒すも、亮介を失ってしまう。椿との戦いでボロボロながら、崖を登り雅の元へたどり着くも、既に体力は限界で敵わず雅によって右腕を切り落され敗れてしまう。 【48日後…】では日本壊滅から半年後に雅を追って、本土に戻った。 雅に斬られた右腕には、それを不憫に思った隊長が鍛刀し、製作したL字型の刀を仕込んだ義手(着脱可能)を装着している。序盤では片足を引きずっていたりと怪我の後遺症が残っていたが、彼岸島の地獄を生き抜いた力と経験と覚悟によりこれまで以上の強さを見せる。圧倒的な強さから本土の生き残りの人間たちの間で「救世主」と噂され、一方で吸血鬼から「片腕の悪魔」と恐れられる。 日本のどこかにいる雅を殺すことだけを目標としており、人助けに興味はないと断言していた。しかし、本土で出会った健太にかつての仲間達の面影を見たり翔と友達になったり、勝次達と行動するようになってからは仲間を救出するために危険な場所に行こうとするなど徐々に意識に変化が出ている。 勝次が東都ドームの武道大会の優勝賞品として捕らえられた際には、救出するために自ら吸血鬼に扮して出場する。変装の際に狐の仮面を被っていたことから吸血鬼達からは「キツネ」と呼ばれ最初は罵倒されていたが、圧倒的な強さで徐々に吸血鬼達を魅了し、姑獲鳥との戦いでは人間であることがバレても彼を庇う者が出るほどだった。 ゲームでは髪の毛や髭が伸びたりすることはなく、服の色も違う(原作では茶色のスラックスに青いジャンパーで、ゲームでは青いジーンズに赤いジャンパー)。 劇場版では昔から剣道をやっていた事になっている。 テレビドラマ版では宮本食堂の店長の息子になっている。 名前のモデルは任天堂のゲームクリエイター宮本茂から。 斉藤ケン(さいとう ケン) 演:弓削智久(映画)、遠藤雄弥(テレビドラマ) 身長:177.5cm 体重:67kg (手引書より) 特技:包丁さばき 好きなこと:ギターを弾くこと 嫌いなこと:仲間に隠し事をされること 武器:バット 明の幼馴染みで長髪に口髭を生やしている。皆からは「ケンちゃん」、篤からは「ケン坊」と呼ばれる。実家は商店街の魚屋。4歳の頃に父と兄の翔一(しょういち)を事故で失っており、母親が再婚を繰り返していた。そのため家に居場所が無く、明達との交流が大きな支えになっており、特に両親と不仲だった明とは境遇が似ていたことから大きな信頼を寄せられていた。彼岸島にやって来た一行の中では最年長であり、仲間内で最も腕っぷしと発言力が強く、兄貴分としてリーダーシップをとっていた。武器は金属バットや大きな包丁で、仲間内では修行後の明に次いで戦闘力は高い。 元々は明達と共に東京に行こうとしていたが、高校卒業間近に現在の父親から愛車ジミヘン号を貰い、実家の魚屋を継ぐことにした。グラサン野郎との戦いでは率先して作戦を立て、最初に致命傷を負わせた。グラサン野郎退治後は冷から彼岸島のことと篤がいるかもしれないという話を聞き、高校卒業後に卒業旅行と称して多数の同級生に声をかけて仲間と共に彼岸島に行く。 彼岸島に到着する直前に吸血鬼達の襲撃に遭い、仲間ともども捕らえられた際には自身が囮になり、明達の脱出のきっかけを作った。後に救出された際にはやせ細っていて弱っていたが、一命は取り留めていた。 病院の集落を制圧した日の夜、雅の策謀により邪鬼が襲撃し、仲間達と離れ離れになった。その後、攫われたユキの情報を求めて山中に小屋を立て、近くに大量に罠を張り何十人もの吸血鬼達を倒していた。温泉の集落制圧後に明達がケンちゃんの居場所を突き止めるが、加藤の発言によりユキを救出するまでは明達と会わないことにした。その直後にユキの居場所を突き止めるが、吸血鬼達の戦いと逃亡の末、皮肉にも直前に投げていた吸血鬼の首から出た血が自分の目に入ってしまい、吸血鬼化してしまう。その後は吸血鬼であることがバレないように口元を隠して明達と行動し、吸血鬼化したことで飛躍的に力が上昇したが、血を吸いたいという欲求には抗えず加藤の擦り傷から出た血が原因で衝動的に加藤を襲ってしまい、吸血鬼であることがバレてしまう。直後に拘束され明に殺されそうになるが、ユキを救出するまでは殺さないで欲しいと懇願し、明と決闘することになる。決闘の末に明を追い詰めるが、明を殺すことはできず決闘中でも武器を落とすことを考えていたことを見抜かれる。その後は和解し、ユキの救出のために単身で要塞寺に入り込む。しかし、雅が要塞寺に来ており、ユキと一緒に地下牢に捕らわれた上に、自らユキの血を吸ってしまう苦しみを味わうことになる。しかし、ユキを死なせまいと自ら心臓を抉り出して自決する。そのまま死亡したかと思われたが、ユキに危機が迫る直前に息を吹き返し、彼女を連れて脱出する。ユキの救出には成功するも、自身は瀕死の重傷を負い、そのまま力尽きた。享年20。命日は5月12日。 ゲームでは、彼岸島(逆神島)の病院から脱出する際に、救急車を強奪して明達と一緒に脱出するという勇敢な一面を見せる。 坂下ユキ(さかした ユキ) 演:瀧本美織(2010年版映画)、山下リオ(テレビドラマ1期)、桜井美南(2016年版映画、テレビドラマ2期) 身長:157cm 体重:39kg (手引書より) 特技:ピアノ、弓道 好きなこと:商店街のみんなと遊ぶこと 苦手なこと:のけ者にされること 明の幼馴染みでショートカットヘアが特徴の女。高校卒業後は東京の大学に行く予定だった。高校卒業後、明と共に彼岸島に行く。ケンちゃんと付き合っているが、明にも恋心を抱いている。気の強い性格であり、危険故に自分を置いてけぼりにする明やケンちゃんの反対を押し切り、無理矢理同行したりする。弓道の経験があり、戦闘では主に弓を使って遠距離から吸血鬼を仕留めることを得意とする。 グラサン野郎との戦いでは直前に手を怪我していたため、隠れていたにもかかわらず執拗に狙われた。 病院の集落を制圧した日の夜、雅との一騎討ちに向かう明の嘘に対し、信じた振りをして見送る。雅の罠によって村の襲撃が行われた際、吸血鬼達に捕らえられた。その後、吸血鬼になったケンちゃんが助けに来るが、雅によって2人まとめて囚われてしまい、さらに雅の罠でケンちゃんに血を吸われてしまう事態になってしまうが、ケンちゃんの命と引き換えに脱出に成功し、明たちの元に戻る事ができた。 【最後の47日間】では更に弓道の腕に磨きがかかり、一人で複数の吸血鬼を撃退したり西山との連携で太郎の祖父を倒したりと人間軍に大きく貢献した。また、明にアタックをしかける紅葉と衝突する様子が見られた。 【48日後…】では邪鬼になっており、皮肉にも明を苦しめてしまう(ユキ(邪鬼)も参照)。 西山と恋仲になり、本土にいる救世主の噂を聞き、西山とともに本土に渡るが、直後に吸血鬼に襲われ感染してしまう。吸血鬼化しても彼女なりの抵抗があったのか、人間の血を飲むのは頑なに拒み続けた。しかし、程なくして邪鬼となってしまい、完全に邪鬼化する前に西山に自分との絆を利用して「邪鬼使い」となり、どんな手を使ってものし上がって皆を見返して欲しいと告げた。 ゲームでは霊鬼(後述)に捕らえられたり、病院で服を脱いだ所で気絶し、明に見られたりと散々な目に遭っている。 テレビドラマ版では原作と違い明を君付けで呼んでいる。 西山 徹(にしやま とおる) 演:足立理(映画)、阿部翔平(テレビドラマ) 身長:172.1cm 体重:59.5kg (手引書より) 特技:記憶 好きなこと:料理 嫌いなこと:喧嘩 武器:ダイナマイト、器用 明の幼馴染みでメガネをかけた少年。日本で1、2を争う大学に合格するなど頭脳明晰であり、記憶力も優れる。実家は商店街の文房具屋。高校卒業後に明と共に彼岸島に行く。文房具屋という理由で非常に物持ちが良く、彼が持っていた道具がきかっけで窮地を脱することが多い。さらに何故か味噌も常備しており、戦いの終わりに彼が振舞う豚汁は仲間内で非常に評判が良い。また、手先も非常に器用であり、ダイナマイトやロケット弾、さらに火炎放射器など吸血鬼を一掃できる兵器をいくつも開発した。また、不測の事態で仲間達が散り散りになった際も、明や師匠に代わり人間側の指揮を取るなど、抵抗組織のメンバーの間でも信頼されている。 水上の集落で明達が蛇の邪鬼によって危機に瀕していた際は、ロケット弾を駆使して抵抗組織のメンバーの指揮を取り明達を助けた。 【最後の47日間】では蚊の養成所を襲撃するための火炎放射器を自作するなど、相変わらず技術面において貢献している。蚊の第一育成所の殲滅直後にユキによく似た吸血鬼である月島奈々と恋仲になり、第二育成所の居場所がわかる地図を貰おうと彼女の集落に行くが、途中で吸血鬼に捕まってしまう。西山自身は明に救出されるものの西山を見捨てようとしてた抵抗組織のメンバーからその行為を咎められ仲違いしかけるが、明の懇願により寄りを取り戻した。 【48日後…】では吸血鬼化しており、雅の名前を騙って大阪の吸血鬼のボスとなっていた。外見も大きく変わっており、自ら顔を焚き火の中に入れたことによって顔の右半分が焼けただれ、髪が長くなって前部分が白灰色になっている。 彼岸島での戦いの後、ユキと結ばれ、他の生き残り達と共にひっそりと暮らしていた。ある時、本土にいるという救世主の噂を聞き、明が本土にいると考えユキと共に本土に渡るが、吸血鬼の集団に襲われ吸血鬼化する。しかし、吸血鬼化した後も人間を襲うことが出来ず、ユキも守ることが出来ないで無力感を抱いていた最中、ユキの邪鬼化に直面してしまう。うちひしがれる西山にユキは邪鬼使いとして自らを使って吸血鬼としてのし上がって欲しい頼み、その言伝どおり雅の顔がほとんど知られていない大阪にて邪鬼使いの力と自ら雅と名乗ったことにより、大阪の吸血鬼のボスとなった。 アジトとしていた通天閣で明と再会する。一度は明に共闘を持ちかけられるが、これを拒否してユキ(邪鬼)を使役して対峙する。激戦の末にユキが斬られた事で勝負は決着し、西山自身は落ちてきた通天閣の下敷きとなり身動きが取れなくなる。その後、彼岸島で明と離れ離れになった後の上記の経緯を話し、助からない事を悟ってユキと共に斬首するよう懇願し、明に高校時代の思い出の写真を形見として渡した後に斬首されてユキと共に死亡した。明は吸血鬼化してからもユキを守ろうと奮闘していたことを知り、西山を敵ではなく友の一人として讃えた。 ゲームでは名前が「正一(しょういち)」となっている。また、妹がおり明に「ロリコン西山」と呼ばれている。将来の夢は医者で、医大に進学する予定だった。なお、なぜ名前の「正一」ではなく「西山」と呼ばれているのかは、ゲームにて明らかになる。 加藤(かとう) 演:半田晶他(映画)、森岡龍(映画デラックス)、勝信(テレビドラマ) 身長:168cm 体重:58kg (手引書より) 特技:隠れんぼ 好きなこと:美女ウォッチング、トイレ 嫌いなこと:体を張ること 明の幼馴染みで糸目が特徴。本名は三村 政和(みむら まさかず)だが、ケンちゃん(志村けん)とよく行動しているので、加藤(加藤茶)と呼ばれており、本名で呼ばれたことは一度もない。実家は商店街の写真屋で、商店街の外れにあるプレハブ小屋も所有している。その為「加藤」と呼ばれる前のあだ名は「写真屋」であった。仲間うちではムードメーカーだが、気弱でおっちょこちょいで足手まといになることが多い。しかし、誤って肥溜めに落ち、吸血鬼の襲撃の難を逃れたり、木に引っ掛かり身動きが取れなくなったところを子供の吸血鬼達に襲われても生存しているなど、悪運が強くどこか憎めないところもある。メグミという彼女がいるが、彼女と一緒にいるにも関わらず他の女に見とれるなどだらしない性格をしており、彼女から制裁を受けていた。下着はブリーフ派。 高校卒業間近に自身のプレハブ小屋でユキの進学祝いのパーティーを開いた。その後、メグミと一緒に喫茶店にいる時に遠くにいた青山冷に目が行き彼女の後を追うが、同行していた男(グラサン野郎)に気付かれて殺されそうになる。しかし、この時牙が見えたことを明達に伝え、ケンちゃんの誘いでグラサン野郎との戦いに巻き込まれる。 明達と共に彼岸島に訪れた際には何度も危機に陥るものの、運よく捕まらずに済んでいた。 【最後の47日間】では西山が製作したワイヤーを武器に戦い、吸血鬼一匹なら難なく倒せるほどの実力を身につける他、抵抗組織のメンバーと共に襲撃作戦に参加する様子が見られた。最後の蚊の育成所の殲滅に失敗した際には、刺し違える覚悟で雅に挑もうとしたが西山に制止された。 【48日後…】では西山の回想にのみ登場。紅葉と恋仲になり、紅葉と片時も離れたくないという理由で本土には渡らなかった。 劇場版では肥満体形になっている。 テレビドラマ版では彼岸島に向かう船に乗らず逃げ去ってしまい、原作と違って早々に戦線離脱してしまった。以降、一切出番は無いが、放送終了後のニコニコ動画での特番で主演の半田晶他がそのことについて触れていた。 ポン 演:森脇史登(映画)、西井幸人(テレビドラマ) 身長:155cm 体重:47kg (手引書より) 特技:物々交換 好きなこと:明の作った物語を聞くこと 嫌いなこと:脇の下をくすぐられること 本名不明。明の幼馴染みで友人達の中でも特に童顔。実家は商店街の玩具店で、兄は警察官。明の作る物語の大ファンである。過去に不良に苛められていた所を、篤に救ってもらったことがある。気が弱く、彼岸島へ向かうことには躊躇していたがケンちゃんの脅しと仲間を死なせたくないという気持ちから嫌々ながらも同行する。 高校卒業後、明達共に彼岸島に行くが上陸直前に全員が捕まった際、役立たず呼ばわりされた上に正気を失った仲間の裏切りにより仲間を信頼できなくなり、全員で脱出後、加藤を蹴飛ばし一人で逃亡する。しばらく消息不明だったが、抵抗組織のアジトの古寺にて、亡者の姿になって明と再開を果たした。彼によると、逃亡後吸血鬼に捕まり、雅に吸血鬼にされ、さらに無理矢理邪鬼にされそうになるが、「亡者」になったため、捨てられたらしい。 再会した当初は明を憎悪し、亡者の体を明にぶつけたりして彼を吸血鬼に感染させようとするが、ボロボロになってまで自分に付き合ってくれた事で正気を取り戻し、明の物語を語り合うまでに友情が回復するが、二度と人間に戻れないとすでに理解していて「人間としての死」を望み、明に自分を殺して欲しいと嘆願。覚悟を決めた明に、持ってきた自分の兄の拳銃と弾丸を手渡してから、彼によって丸太で殺害される。メインキャラクターの中では、最初の犠牲者。 劇場版では原作と同様に仲間の裏切りに遭い、その後吸血鬼と化すところまでは同様だが、原作と違い亡者にはならず、明達への怒りから雅達の一味に加わり、明達の説得も聞き入る事なく彼らを襲うが、最後は仲間達の目の前で篤に刀で頭を貫かれるという原作よりも悲壮な最期を遂げた。 テレビドラマ版では脱出の際に西山と行動を共にするが、西山がポンを蹴飛ばし、一人で逃亡しようとした事から喧嘩別れをし、その際に負った手傷により道中で吸血鬼に襲われ吸血鬼化。そのまま行くあてもなく亡者と化した。原作と違い雅と対面することなく生涯を終えた。なお、明が作る物語を原作として漫画を描いていた(画風は原作者の松本光司のものと酷似)。
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