主人公とその分身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/16 09:46 UTC 版)
原純子(はら すみこ) この物語の主人公。長身で茶髪のロングヘアが印象的な中学2年生の少女(物語のほぼ全体を通じて、「原」もしくは「原さん」と名字のみで呼ばれ、父との会話を除けば名前の「純子」で呼ばれることはない)。両親に放置され、夏休みの登校日以来長い間自宅に引きこもって外に出てこなかったが、ある日突然登校してくる。クラスでは「他の世界から地球観光にやってきた旅人」と自称し、しばしば小事件を引き起こす。そのため彼女の言動を嫌悪する同級生からはイジメを受けるが、本人は全く歯牙にもかけていない(ように見える)。しかしその一方で周囲の人々に対する洞察力が優れており、他人の心の痛みには敏感である。幼少期のある事件から深いトラウマを負っており、それが具現化した「隅っこにいる小さな女の子」を見ることがある。 オデッセイ 原だけが唯一交信することができる(というより、彼女の妄想中の人物である)「地球への旅行者を見守る存在」。白衣にメガネの心理カウンセラー風の男性にも見える。周囲との軋轢に悩む原と対話しさまざまな助言を与える。
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