主人公とその協力者
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「復讐教室 (漫画)」の記事における「主人公とその協力者」の解説
藤沢 彩菜(ふじさわ あやな) 本作の主人公。クラス中から暴行や恐喝をはじめ、あらゆるイジメに遭っていた女子生徒。そんなある朝、通学途中の横断歩道で何者かに背中を押され、交通事故に見舞われる。幸い3週間程度の入院で済んだものの、それを機にクラス全員への復讐を決意し、憎い者たちを不幸のどん底に陥れていく。 父親が会社経営者で生活自体は裕福。温室育ちのため、自己中心的な思考や行動が目立つが心優しい一面も持っており、小学生の頃、一緒にお祭りに行けなかった美穂のために露店の食べ物を買いに走ったり、中学2年には常盤蓮を保健室に連れて行き介抱している。また、北浦亮から好意を抱かれ告白されたこともあっただけでなく、いじめがエスカレートしてしまうまでは、美穂を始め結子、恵美、梨乃等と仲の良い友人が何人もいたりと学校内における人間関係は悪くなかった。一方、父親からは高圧的で傲岸不遜な振る舞いも相まって愛されていないと感じており、苦手意識を持っているばかりか家でも進んでコミュニケーションを取ろうともしなかった。母親との関係も、母親の保身や世間体ばかり考える態度もあってか、いじめの事件がエスカレートするにつれて拗れていってしまう。 物語が進むにつれて凄惨ないじめと悲劇を体験したこともあり、翔太に無責任な対応を見せたり殺しかねない行動をおこなう残忍さを見せ、復讐対象者の死についても、次第に心を痛めなくなる冷酷な人物になっていった。 終盤では、いじめの主犯格や黒幕を殺害して他の復讐対象者を探している時に翔太に無責任な対応をしたことが仇となり、現れた狂気の翔太に追いかけ回されて高い所から転落し、その後、意識不明の状態が続いている。 小説ではいきさつが異なり、いじめで精神的に追い詰められ自殺願望を抱くが、クラス全員を破滅に追い込むことを最後の生きる糧にする、というプロローグとなっている。また、終盤で妊娠が発覚している。漫画とは異なり全てのクラスメイトに復讐(復讐したつもりとしたこともある)を果たし、漫画同様最後に翔太によって高い所から転落させられ死亡することになるが、こちらは自業自得と割り切っており対象の範囲は定かではないが心の中で謝罪していた。 野村 藍(のむら あい) 彩菜の1人目の協力者であり、作中最後の死亡者。 クラス内で浮いていた地味な女子生徒。彩菜へのいじめが始まり、加速するまでは自身が無視される等のいじめに遭っていた。瀬尾の件以降、彩菜のことを慕うようになり、率先して協力するまでに至る。彩菜の調べによるとアニメが好きなようで、それを活用して彩菜の復讐に役立てたこともある。 彩菜の復讐は積極的に協力しているものの、次第に独断で復讐に対して口を挟んだり行動する場面が目立つようになっていき、彩菜との関係にも亀裂が生じていく。普段は目立たないが、しっかり化粧やお洒落をすれば、何も知らない男子からはかなりモテる様子。 吉永 翔太(よしなが しょうた) 彩菜の2人目の協力者。長身だが、非常に臆病な男子生徒で他者から強く問い詰められるとすぐにオドオドしてしまうが、一度感情的になったら、不良生徒も恐れる殺気を放つばかりか凶器で相手を傷つけることも躊躇わなくなる凶暴さもある。彩菜が酷いいじめを受けていた時も、見て見ぬふりを決め込んでいた。一方で、自身も不良男子と思しき生徒からいじめられていた描写もあり、酷い時は生活費をカツアゲされた事もあった。窃盗癖があり、その場面を彩菜に写真に撮られたうえで見咎められてしまう。そして「復讐の手助け」を強要されて以降、藍と並ぶ実行役となる。その反面、藍と比べると彩菜からは自身の失態が原因で、厳しく責められたり汚れ役を押し付けられることもあった。 彩菜に復讐を強要されていく内に精神の均衡を崩していき、自分が追い詰められた時に彩菜に無責任な対応を取られたことや、復讐対象者が翔太を挑発するような行動を行ったことでその復讐対象者を殺害し、彩菜の策で監禁される。その後は何者かに助けてもらい、狂人と化した状態で彩菜の前に現れ襲い掛かり、彩菜が高い所から転落する原因を作った。最後は隔離病棟に入院することになる。 家は貧乏で、祖母の年金で妹達と共に暮らしている。窃盗癖も家族にプレゼントを贈りたいと思うが故の行動である。中学卒業後は、アルバイトをしながら定時制の高校に通う予定だった。
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主人公とその協力者
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「絶望 -青い果実の散花-」の記事における「主人公とその協力者」の解説
勝沼 紳一(かつぬま しんいち) 主人公。勝沼財閥の代表。先の少女集団誘拐殺人の首謀者で、絞首刑を受けた亡霊。 本編では表示されないが、冷笑をたたえた全裸の美青年の姿で現れる。 古手川が用意した茂の肉体を使い、ゲームを始める。 古手川 厳三郎(こてがわ ごんさぶろう) 紳一に仕えていた執事。紳一とともに絞首刑となり、先に蘇ってゲームの下準備をしていた。 頭部全体がねじれ、追いすがる亡霊の姿で現れる。紳一が誘い込んだ少女たちの前に現れ、その姿を見せつけ気絶させる役割も担当(ほぼ全ての少女に有効)。 少女を捕らえるため、および個別エンドに到達するためのヒントは彼から聞くことができる。 主への忠誠心は厚く、また上記のとおり作中での貢献度は他の2人とは比べ物にならないがこのゲームは紳一の意志よりもむしろ古手川の思惑で成り立っている。紳一の復活以前にすでに茂の体で少女を陵辱し、相手を自我崩壊させていることがほのめかされている。 椎名 直人(しいな なおと) 紳一の側近。先の事件で紳一をかばい、警官隊の銃撃によって射殺された。 顔面を変形させた古手川や木戸と違い、全身に銃創を受けた血まみれの姿で現れる。 忠誠心は厚いが、「少女が絶滅しても、紳一様さえいれば満足できる人」と古参ファンが絶賛した前作ほどの忠誠心はない。 木戸 大門(きど だいもん) 紳一の側近。逮捕後に脱走したものの失敗して射殺された。 ヤクザの風体だった前作とはまったく違い、頭部を横に引き伸ばした怪しげな紳士の風体で現れる。 力技の強引な陵辱を繰り返す前作とは違い、力技に加えて変態的な奉仕をさせたり相手の体を愛でたり性格が変わっている。 古手川と直人の尋常ではない忠誠心に比べると、人並みの忠誠心しかない。 なお、ノベルス版では生前の職業が紳一の会社の経営者から専属ボディガードに変更されている。 草陰 茂(くさかげ しげる) 「聖セリーヌ学園」旧校舎に住み着いていた浮浪者。 事故で植物状態になっていたところを古手川によって紳一の仮の体として確保される。彼自身もゆがんだ性欲の持ち主で、過去に少女を旧校舎に連れ込んで乱暴した前科があるらしい。
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主人公とその協力者
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「ウォッチドッグス」の記事における「主人公とその協力者」の解説
エイデン・ピアース Aiden Pearce(日本語版声優:森川智之) 本作の主人公。優れたハッキング能力を持つ。北アイルランド・ベルファスト出身のアイルランド系アメリカ人。39歳。 粗暴な父親と心優しい母親の間に生まれ、父親から逃げるように母と妹とともにシカゴへ移住。家族を守るために幼い頃から戦い方や銃の扱い方を学び、やがて裏社会での様々な仕事を請け負うフィクサーとなる。ハッカーのダミアン・ブレンクスと知り合い、ハッキング技術を教わり、仕事上のパートナーとなる。 ゲーム開始の11ヶ月前、ダミアンと共にマーロットホテルでフィクサーの仕事をした際、謎の映像を目にする。その後、何者かによる報復が原因で当時6歳の姪のレナ・ピアース(Lena Violet Pearce)を死なせてしまったことで、報復の首謀者を突き止めレナの死の真実を暴くために戦うことを決意する。 レナの死の一件から人を傷つけるような犯罪自体を憎んでおり、ctOSの犯罪予測システムに介入して自身とは関係のない犯罪なども阻止していることで、街の人々からはビジランテ(自警団)として認識されている。敵対する者には容赦のない姿勢を取るが、協力者や家族に対しては優しく接する一面を見せる(ただし、家族に対しては家の中に隠しカメラを仕込んで監視するなど度が過ぎている部分もある)。 フィクサーとしての行動時はキャップをかぶり、スカーフを口元に巻くことが多い。戦闘能力にも秀でており、サイレンサー付きの特殊部隊用1911や折り畳み式の特殊警棒の他、様々な武器を操る。 モーテルや各地に存在する改造コンテナをセーフハウス(隠れ家)としフィクサー活動を行っている。 本作の3年後を舞台としたウォッチドッグス2にもサイドミッションに僅かに登場(詳細はこちら)。さらに本作の27年後を描いたウォッチドッグス レギオンにもシーズンパスにおいてプレイアブルキャラとして登場。66歳という高齢になっているものの、その身体能力やハッキング技術は未だに衰えていない。 ニコル "ニッキー" アン・ピアース Nicole "Nicky" Anne Pearce(日本語版声優:本田貴子) エイデン・ピアースの妹であり、レナ・ピアースと10歳のジャクソン・ピアース(Jackson "Jacks" Kent Pearce)の母親。シングルマザー。34歳。イベントプランナーを勤めている。 エイデンがビジランテであることは知らないものの、危険に飛び込んでいく様子を見せる兄のことをいつも心配している。ストーリー中盤でダミアンによって誘拐され、エイデンに調査の協力を強いるための人質として利用される。T・ボーンの支援を受けたエイデンによって救出された後、危険から逃れるためにジャクソンと共にシカゴを離れる。 ジョルディ・チン Jordi Chin(日本語版声優:山野井仁) レナを殺した犯人を探す為にエイデンが雇ったフィクサー。赤シャツにグレーのスーツを着た中国系アメリカ人、身長185cm。 スマートな口調のエイデンに対し、よくジョークを飛ばすので軽い印象を受ける人物だが、モラルと金は区別して考える根っからのビジネスマン、金さえ払えばどんな仕事でもこなす上に証拠隠滅も抜かりない、優れた計画性と実行力でフィクサーでも名高い人物。裏社会から表社会まで様々な方面に顔が利き、エイデンに様々な武器や情報を提供するが過小評価されてしまい、少々不満に思っている。 P-9mmやサプレッサー付き1911など様々な武器を扱い、その他サプレッサー付きのSVDやSR-25など、主人公が手に出来ない武器も扱う、武器を持たず拘束された際にクレジットカードで敵を殺害したり戦闘能力はかなり高い。仕事を円滑に進めるために個人的なコネを使ってエイデンを手助けしたり、マンションの住人を拘束して狙撃場所を確保したりと良くも悪くも手段を選ばない。とあるサイドクエストのプライバシー侵害では、彼の仕事の一部が垣間見れる。スーツに拘りがあるらしく仕事中は時折黒い皮手袋をしている。 続編であるウォッチドッグス2のストーリーDLC『ヒューマン・コンディション』にも登場。(詳細はこちら)。 クララ・ライル Clara "BadBoy17" Lille(日本語版声優:宮島依里) ハッカー集団「デッドセック」(DedSec)のメンバー。28歳。カナダ・ケベック州出身。本業はタトゥーアーティスト。エイデンの協力者。ゲーム開始前から「BadBoy17」という名で本名を隠してエイデンに接触し、優れたハッキング技術を駆使してあらゆる情報を収集し様々な手掛りを提供していた。実はラッキー・クインによってマーロットホテルに侵入したエイデンとダミアンの身元を特定するために雇われたハッカーだったが、その「仕事」が遠因となりエイデンの姪レナを死なせてしまったことを悔やみ、贖罪のためにエイデンに接触。レナの墓前に献花もしていた。 彼女の出身地ケベックは、このウォッチドッグスを開発したUbisoft Montrealの所在地でもある。 レイモンド "T・ボーン" ケニー Raymond "T-Bone Grady" Eugene Kenney(日本語版声優:山路和弘) 天才ハッカー兼システムエンジニア。52歳。ブルーム社に雇われctOS(Central Operating System)のシステムを開発したが、ctOSを悪用しようと目論むブルームの企みに気づき、内部告発する直前で会社を追い出された。ブルームとctOSの危険性を訴えるために2003年にアメリカ北東部を停電させる大規模事故を起こし(モデルは2003年北アメリカ大停電)、現在はブルームや警察から追われる身となっている。芸術家として遠隔操作が可能なオブジェ兼無人兵器を作製している。変わり者ではあるが正義感に厚く、自らが起こした停電によって犠牲となった11人の被害者の名前を今でも覚えている。追加シナリオ「Bad Blood」では主人公を務める(後述)。 トビアス・フルーワー Tobias Frewer(日本語版声優:高戸靖広) かつてT・ボーンとともにctOS開発を担当していた元ブルーム社員のホームレス。シカゴを拠点に活動するハッカーグループごとブルームにスカウトされた経歴を持つ。ガラクタを集めてツールを販売している。被害妄想が激しく、精神安定剤の類の薬を多く服用しており、人間不信なため人目やネットワークを避けて暮らしている。 シーラ・ビリングス 追加シナリオ「Bad Blood」に登場するシカゴ市警察の刑事。正義感溢れる善良な警官だが同僚に恵まれず、身分を隠して接触したT・ボーンを「謎の男さん」と呼び様々な仕事を依頼してくる。
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