主人公とその同僚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:49 UTC 版)
日々野鮎美(ひびの あゆみ) 27歳の会社員。防犯設備の開発やコンサルティングを行う会社の経理課勤務。体重48.5kg 。5年ほど前から山ガールブームにのって登山を始めるが、次第に単独で登山をするようになる。年齢を気にして「山ガール」と呼ばれるのを嫌い、「単独登山女子」と自称する。人見知りで、会社の先輩から登山に誘われたとき、内心は嬉しいのに断ったことがある(第4話)。会社の休憩時間に筋トレをしたり、金曜日にはカーボ・ローディングをするなどしている。登山レベルは夏の北アルプスをテント泊縦走できるレベル。夭逝した父に似て自分に体力がないのを自覚しており、困難が予想される登山には綿密な計画を練って臨んでいる。小学生の時からババ抜きをすると人格が変わる。 小松原鯉子(こまつばら こいこ) 職場の先輩。29歳。第4話から登場。京都出身。関西弁で、登山に興味を持ち、鮎美の存在を気にかける。鮎美と鎌倉で偶然出会い、一緒に鎌倉アルプスを歩いたこと(第18話)をきっかけに一緒に低山ハイキングをするようになる。性格は明るく陽気で強がりな面があり、鮎美にとって気の許せる仲間だが、押しが強すぎて困ることもある。婚活に励んでいるが、今のところ芳しい結果は得られていない。第27話で主任に昇進する。 瀧サヨリ(たき サヨリ)→瀧本サヨリ(たきもと サヨリ) 職場の後輩。派遣社員。24歳。体重50kg 。第27話から登場。普段は無口で能面のように表情に乏しいが、同行者が登山を甘く見て危険を冒した時は本気で怒る。高校時代は山岳部で、同じ部活内で3人の男子と付き合った経験がある(三股ではなく付き合っていた時期は別々)。冬の北アルプスを縦走した経験があり、小松原に誘われて参加した高尾山レクリエーションでは自身の登山経験を披露した。第41話で人力車夫と電撃結婚をして鮎美たちを驚かせ、第79話で夫と共に長野県に移住することにした。その後も鮎美との交流を続け、登山に誘っている。今は北アルプスの山小屋で住み込みのアルバイトをしている。 鰐壁大器(わにかべ だいき) 会社の2代目社長。42歳。独身。制服を廃止し、女子トイレにパウダールームを備え付け、会議室にバーカウンターを設置し、小松原を経理課の主任に抜擢するなど、鮎美たちの職場環境に大きな変化をもたらしている。 蛭村直樹(ひるむら なおき) 職場の同僚。33歳。三児の父。入社以来、15年間現場一筋だったが、若社長に代替わりしてからは未経験の経理課に異動になる。同僚の鮎美たちに誘われて一緒に登山を経験するが、第70話で大阪副支店長に抜擢されて鮎美たちとの職場を去る。 浜栗藍(はまぐり あい) 会社の新入社員。25歳。第127話(連載時)から登場。ふわキラ女子。広報課として採用され、どの人にも愛想がよくて、仕事に積極的に取り組んでしっかりとこなす頼りがいのある新人。前に勤めていた出版社で担当した経験から得た薬膳のレシピを鮎美に教え、鮎美と小松原ともすぐに打ち解ける。
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