主人公とその周辺
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安住浩一(あずみ こういち) 本作の主人公。年齢制限によりプロ棋士の夢を諦めカラオケ店でバイトする日々だったが、将棋熱が再燃。プロ編入を目指す。対局中に好手がひらめいた際、笑いを堪えるとも泣きを耐えるともつかない下手くそなポーカーフェイスを現すクセがある。 土屋貴志(つちや たかし) 安住と同じく元奨励会三段。根暗で後ろ向きな性格だが、自身は「その感情こそが自分の将棋を作り上げた」と考えている。奨励会退会後は親の経営する工場に勤務。退会後も将棋をやめられず、将棋道場で素人相手に憂さ晴らしをする日々だったが、安住との再会を機に前に進むことを決意、プロ編入を目指す。 森麻衣(もり まい) 俳優志望で棋士好きの女性。同じカラオケ店で働く安住に将棋を指すきっかけとなる一言を与えた。妹がいるが、将棋に全く興味がなく話が合わない。 高木(たかぎ) 安住の通う将棋道場の常連でアマ二段。安住らがアマ大会に参戦する前年には全国大会に駒を進めたりと相当の実力の持ち主で、アマ大会の常連出場者にも顔が利く。 片桐豊(かたぎり ゆたか) アマ最強と目される人物で(アマ王匠・アマ名人・支部名人の三冠)段位はアマ六段、実力はプロ相手に5割の勝率を上げるレベル。東大卒のエリートサラリーマンだが、父親の説得で将棋棋士の道を諦めたことを後悔している。プロ編入を目指す。 大津新(おおつ あらた) 元奨励会三段。奨励会員全員参加のトーナメントで優勝するなどプロ入り確実と評されていたが、この先何十年と将棋を指し続ける自分をイメージできなかったという理由から17歳で突如退会、後に医者となる。安住とは奨励会で一度だけ対局しており完勝している。気まぐれで出場したアマ竜皇戦で全国大会に駒を進め、予選リーグで安住と当たる。対局後、安住を本物の将棋バカと評した。 川井正和(かわい まさかず) 中学生。生身の人間と指す機会に乏しく、対戦アプリ『将棋ロワイヤル』や将棋ソフトによって強くなり、戦局を(ソフトの)評価値に換算しながらの指し回しなど、独特の棋風を培った。実戦での比較対象がいなかったため、自分にプロ棋士を目指す資格があるかを知りたいがためにアマ竜皇戦に出場、全国大会では片桐を破る金星を挙げ、決勝進出を果たす。地方(福島)在住で父子家庭という事情もあり、奨励会に入ることには消極的。
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主人公とその周辺
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「王様の耳はオコノミミ」の記事における「主人公とその周辺」の解説
虎ノ宮キイチ(このみや) 主人公。お好み焼きの声が聞ける特殊な耳(正確には絶対領域に1歩足を踏み入れられる能力)をもった新潟県のお好み焼き職人。お好み焼き屋を亡くなった両親に代わって、経営している。ちなみに阪神ファンである。米をつかった新潟風で勝負する。頭はあまりよくない。語尾に「~ヤ」をつけて喋る。 全国大会には21世紀枠代表として参加。多くの強敵たちを退け、Aブロックを勝ち進む。ブロック決勝では一度は同点になるも、乃藍の辞退により勝利。決勝戦に進出した。決勝ではお好み焼きの楽しさをみんなに伝えるため、誰でも作れる究極の「形」のお好み焼きを作り、宮坂や新垣と互角の評価を得る。5月5日生まれ。 虎ノ宮くるみ(このみや) キイチの妹。お好み焼きのことばかり考え、お好み焼きしか作れない兄を疎ましく思っていたが、のちに一番のよき理解者となる。 遠藤ロミオ キイチの友人。美味しいものに目がなく、同時にかなりの大食い。毎日キイチの店にミツルと共にかよっていた。生まれてから1度も胸焼けしたことがないと言う、驚異の胃袋の持ち主。賞味期限が切れた牛乳を「のむヨーグルト」と言って平気で飲む。クラスのみんな曰く「ゲテモノ食い」。成績はキイチと同じぐらい。ものすごい嗅覚も持ち合わせている。12月14日生まれ。 浅井ミツル キイチの友人。性格はクール。暴走しがちなロミオとキイチのよきストッパー役でもある。永遠の突っ込み役。 女性の扱いには意外と慣れているらしく、モテる。9月20日生まれ。 上杉沙和(うえすぎ さわ) キイチ達の同級生。委員長で周りから一目置かれている、心優しき少女。人の気持ちを察することは得意。ルックスがいい故に男に声をかけられる事もあるが、本人はキイチのことが好きらしい。気が動転すると突如喋り口調が新潟弁になる。6月30日生まれ。
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主人公とその周辺
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「METAL WOLF CHAOS」の記事における「主人公とその周辺」の解説
マイケル・ウィルソン・Jr.(Michael Wilson Jr.) 本作の主人公であり、第47代アメリカ合衆国大統領、通称大統領。作中の台詞から、大統領としてはかなり若い方である。 アメリカ軍時代に世界各地の紛争に参加しており、その功績からメダルオブオナーを授与されている。また、家族をテロで失ったことから、テロに対して強い憎しみを抱いており、テロに屈しない信念を持つ。 熱いハートと高い知性を合わせ持つが、猪突猛進な性格であるためにしばしば無茶な行動をとる。しかし、自身の「大統領魂」で不可能を可能にしていく。 口癖はLet's party!!と、「何故なら私は、アメリカ合衆国大統領だからだ!」(これはシーンによって、英語での表現が異なる場合がある)。バースト攻撃時にはHow do you like me now!!と叫ぶ。 彼の父親(『NINJA BLADE』のエージェント/マイケル・ウィルソン)もアメリカ合衆国大統領であり、ホワイトハウスの前に像が飾られている。 NINJA BLADEの設定に合わせてJr.が付けられた。 本作は数々の事情で日本国外での発売は行われていないが、大統領の活躍は広く知られており、「海外のゲームサイトが選ぶ投票したいゲームの政治家」では見事第1位を獲得した。 ジョディ・クロフォード(Jody Crawford) 大統領補佐官であり、メタルウルフのオペレーター。ペンシルバニア大学政治学部首席卒業というエリートである。 ユーモアや皮肉に富んだ発言が多く、本作の魅力の一つとなっているが、危険な発言を思わせる強烈なジョークを話す場合も多く、大統領・副大統領にも及ぶ存在感を持つ。 ちなみに、作戦立案も担当するが、作戦名も独特なネーミングを付けている。 ピーター・マクドナルド(Peter MacDonald) アメリカのニュース専門局DNN(Digital News Network)のニュース記者。リチャード率いるクーデター政府の「政府政策推進部」の声明に則り、メタルウルフを反逆者として非難している。 戦場に度々現れてはメタルウルフに対する批判的な報道をするため、マイケルとジョディからは煙たがられている。また、「ペンは銃よりも強し」という決め台詞がある。 しかし、マイケルが形勢を盛り返すと手のひらを返したように彼寄りの報道をし始める。 ちなみに、彼の乗る報道ヘリはステージ中で中継する形で存在しており、攻撃することができる。ただし非常に硬く、撃墜しても脱出して再びヘリに乗ってくるしぶとさを見せる。 ジョン・スミス(John Smith) 各戦場で名を馳せた元「伝説的傭兵」。平時にコックとして賑わせていたが、今回のクーデターに際して大統領側のレジスタンスのリーダーを務める。彼らレジスタンスの行動は大統領も察知している。とある作戦では大統領とコンタクトを取り、戦闘における鉄則をアドバイスする。
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主人公とその周辺
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むら 演:岡田茉莉子 長女。原作の一つである『その人』のヒロイン。 るい 演:藤村志保 次女。 雪(ゆき) 演:栗原小巻 三女。原作の一つである『逢魔の辻』のヒロイン。 永井采女(ながい うねめ) 演:芦田伸介 姉妹の兄。 釘宮伊織(くぎみや いおり) 演:井上孝雄 むらの夫。 神保又七郎(じんぼ またしちろう) 演:勝部演之 るいの夫で会津藩士。 三沢半之丞(みさわ はんのじょう) 演:山口崇 雪の夫。 お艶(おえん) 演:丹阿弥谷津子 采女の妾。 青江金五郎(あおえ きんごろう) (小杉晋一郎→青江金五郎) 演:山崎努 原作の一つである『逢魔の辻』の主人公。 三沢平左衛門(みさわ へいざえもん) 演:志村喬 金五郎の父で、半之丞の養父。 佐伯昌平(さえき しょうへい) (滝碌太郎→佐伯昌平) 演:中村嘉津雄 半之丞の弟。
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主人公とその周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:35 UTC 版)
金田 正太郎(かねだ しょうたろう) 演 - 内藤正一(テレビドラマ)、池松壮亮(映画) 声 - 高橋和枝(第1作)、山田栄子(第2作)、田中秀幸(FX)、折笠愛(FXにおける少年時代)、くまいもとこ(第4作)、齋藤智美(ガオ!) 本作品の主人公の少年探偵。快活で、機敏な行動力と大人顔負けの推理力と発想で事件を解決する。自動車を運転し、拳銃の名手であり、ジェット戦闘機に乗り込んだり、ヘリコプターの操縦や潜水作業などをも率先してこなす。鉄人事件以前から少年探偵として名を馳せ、警視庁にも出入りして捜査に協力する。鉄人事件以後は鉄人28号操縦者として、悪に戦いを挑んでいく。洋風の円形をした邸宅に一人で生活している。普段はブレザーと半ズボン、そしてネクタイを締めている。初期の愛車はクーペタイプのアルファ・ロメオ ディスコ・ボランテ(英語版)。重馬敬著の小説版では緑色のトライアンフTR3Aを使用。 アニメ第3作では生年月日が1950年3月25日(ただし、少年時代の回想では1974年に採用された74式戦車が度々出ている)とされ、成人(アニメ第1作の正太郎が成長した姿)として登場。とある事件で関わったことが切っ掛けで出逢った榊財団の社長令嬢で女性科学者の榊陽子と結婚し、長男・正人(第3作の主人公)をもうけたとされている。 映画『白昼の残月』では、母違いの同名の兄、ショウタロウが登場。 正太郎の名前が「ショタコン」という少年愛を意味する語源となったという説がある。当該項目を参照。 敷島(しきしま)博士 演 - 美川洋一郎(テレビドラマ) 声 - 矢田稔(第1作)、金内吉男(第2作)、牛山茂(第4作)、山本兼平(ガオ!) 鉄人28号を開発した科学者。普段は穏やかな性格で冷静沈着であり大学教授のような面持ちであるが、銃を持って行動したり、爆破作業も得意である。正太郎にとって模範的な父親のような存在で、自身も正太郎を息子のように思っている。 太平洋戦争時、軍の命令で鉄人計画に加わり鉄人28号を開発していた。爆撃後生き残り、近くの島に渡り隠れ住み、戦後の鉄人事件を知って極秘裏に帰国した。帰国後独自に鉄人事件を追っていたが、正太郎と出会ってからは良き協力者として助言や鉄人の修理、科学犯罪の分析にと多岐にわたって活動を共にする。正太郎を実の息子のように思っていると大塚に語ったこともある。また、鉄人開発者として自身が事件の標的になることも多かった。既婚者で、息子の「鉄男」は正太郎の友人でもある。 アニメ第2作では娘の牧子(ニックネームはマッキー)(声 - 滝沢久美子)がいて、正太郎のガールフレンド。 実写版では、娘のみよ子、兄の敷島技師と敷島技師の妻が登場するが実写版オリジナルの人物である。逆に敷島博士の父親と思われる敷島老人が原作の序盤で登場するが原作のみでいずれのテレビ版にも登場しない。 下の名前はアニメ第2作では大次郎、他のアニメと原作では隆、実写版では俊夫となっている。 アニメ版第4作では金田博士や鉄人を妄信している節があり、時折、狂気的とも言える言動を見せることもあった。しかし、その敷島博士さえもが太陽爆弾に怯え、鉄人を葬ろうとした時、物語は終幕へと動き出した。 大塚(おおつか)署長 演 - 有木山太(テレビドラマ)、柄本明(映画) 声 - 富田耕生(第1、2作)、稲葉実(第4作)、松山鷹志(ガオ!) 警察官として敏腕であるが推理力では少年探偵の正太郎にかなわず、正太郎とはホームズとワトソンを髣髴とさせる関係でもある。正太郎にとっては父親ではなく親戚のおじさんのような存在だが、署長は正太郎を息子のように大事に思っている。既婚者で子供はいないが、妻の加代子はかなりの美人である。 正太郎以上に感情の起伏が激しく、大いに泣き・笑い・怒るのであるが、常に冗談や場を和ませる笑いを振りまき、ムードメーカーでもある。行動派であり上官として部下の信頼も厚い。警官としても人間的に正義感溢れる好人物。 初期は「大塚」という苗字は付いておらず劇中でも「署長」とだけ呼ばれていた。アニメ第2作では茂という名前がある。 村雨 健次(むらさめ けんじ) 演 - 川喜多雄二(テレビドラマ)、高岡蒼佑(映画) 声 - 久野四郎→安藤敏夫(第1作)、幹本雄之(第4作)、山本兼平(ガオ!) 正太郎のライバルとして登場。ギャングの一味であり、初期は鉄人をめぐっての対立があったのだが、途中から味方となる。また正太郎ほどではないがロボットの操縦にも長けている。 アニメ第1作では以前から正太郎たちの味方という設定になっており、正太郎、大塚署長、敷島博士に次ぐ主要キャラクターとして最終話まで活躍する。やくざ口調で会話する点が特徴。 アニメ第4作では銃を使わない主義であるため、ナイフを武器としている。こちらでも主要キャラクターとして最終話まで活躍する。 なお、アニメ第4作や漫画『奪還計画』では、「不死身の村雨」を名乗ることがある。 村雨 竜作(むらさめ りゅうさく) 演 - 河野弘(テレビドラマ) 声 - 若本規夫(第4作)、山本兼平(ガオ!) 村雨一家のボス。村雨健次の兄。ギャング団の頭目として名が通っており、慕って手下がついてくるようである。 敷島一家の家に強盗に入った時、ロボット強盗団に横から奪われ、しかもロボット26号の攻撃で部下の辰が殺されたことから仇討ちを決意する。 後に28号のリモコンを巡ってPX団と正太郎らが戦っているところに介入、PX団の持つリモコンを奪うもその時にPX団に撃たれ瀕死の重傷を負う。そして自分の死を悟った竜作はリモコンを持って車に乗り鉄人に対し特攻し、自らの命を犠牲にして鉄人を海に落とした。 アニメ第1作では、暴走して東京で暴れる鉄人のどさくさに紛れて銀行を強盗するも、脱出する際に鉄人の攻撃に巻き込まれ、瓦礫の下敷きとなって死亡する。 アニメ第4作では、特攻隊の生き残り(特攻崩れ)で復員後、世間の脱戦後の波に乗りあぐねたという設定がつけられた。鉄人事件に巻き込まれ、原作同様に鉄人に対して特攻して果てた。なお、その時の車は、ダイハツ・ミゼットとなっている。 さとうふみやのお気に入りのキャラであり、『鉄人奪還作戦』ではカラーページにも登場したり、投げナイフで正太郎を助けるなど出番がかなり多い(その反面、健次の出番は少なめ)。 映画『白昼の残月』ではショウタロウとは特攻隊の同期であったことが語られた。同作では最後まで生存している。 村雨一家 村雨兄弟を中心に構成される犯罪集団。都内を中心に押し込み強盗などや密輸取引まで行っているが、無駄な血は流さず、身内の義理堅さは古いタイプのヤクザ映画のそれである。また、仕事に合わせて手下の構成も変わるために、詳しい規模や構成は不明。村雨兄弟は実の兄弟で、義理の弟分として「辰」がおり、彼が鉄人に殺されたことから鉄人事件の渦中へ関わっていくことになる。 敵対する正太郎に対して「敵ながらも好意に値する」感情を持っているようで、何度となく正太郎に手を貸したり共闘したりもした。頭目である竜作の死後は、弟の健次が頭目的位置に就いて組織運営は行われたようだが、正太郎に肩入れした代償に取引相手の犯罪組織に「裏切り」のレッテルを貼られ襲撃を受けたりもした。 その後は、大塚署長の説得で健次が警察に協力してニコポンスキーを追いつめたりもしたが、次第に漫画の中では出番が無くなり、存在もうやむやになったままである。 辰(たつ) 演 - 山内修(テレビドラマ) 声 - 関智一(第4作) 村雨一家の配下。敷島邸を襲撃した際、白覆面の男が造ったロボット鉄人26号に襲われて死亡。彼の死は、村雨一家を鉄人事件に巻き込ませることになる。アニメ第4作では起動直後の鉄人28号に握り潰されて死亡した。 なお、アニメ版と原作でキャラのデザインが変わっている人物でもある。 実写版では設定はそのままで村雨三兄弟の末弟・村雨辰五郎というオリジナルキャラに置き換えられている。 源公(げんこう) 村雨一家の配下。捕まった健次を保釈させるために保釈金集めに奔走する。 金田(かねだ)博士 演 - 阿部寛(映画) 声 - 池田勝(第2作)、飯塚昭三(第4作) 金田正太郎の父親。戦中に鉄人28号の設計製造に着手、その工程途中で連合国の爆撃で研究は灰になったが、鉄人28号の設計の完成度を諦めきれずに、戦後の1955年秋に完成させる。 連載時には存在しなかったキャラクターで、後付けで単行本(カッパコミックス第4巻)に描き加えられた。 アニメ第4作では、戦争中に鉄人計画をまかされた天才科学者で、不乱拳博士も認める人物であった。バギュームの可能性に気がつき研究をしていたが、ビッグファイア博士の謀略で鉄人の根幹の動力を太陽爆弾として完成させてしまい、鉄人28号を闇に葬ろうとしていた。実際、鉄人28号を単なる兵器として製作したわけではなく、道具としての可能性、未来を築く力を見ていた。鉄人封印の際、連合軍の爆撃と共に死去。遺骨は敷島博士が復員した際に持ち帰られたようである。南方の島には住人の手で作られた墓がある(人柄が判る描写でもある)。 映画版では、父の金田正五郎によって軍事用ロボットとして設計された鉄人を平和利用のために改良し鉄人28号を完成させた。 『白昼の残月』では、京都に妾が存在していたことになっている。この妾との間にショウタロウが生まれ、後に養子という形で金田家に迎えている。 敷島 鉄男(しきしま てつお) 声 - 根谷美智子(第4作)、知桐京子(第5作) 敷島博士の一人息子。正太郎の数少ない同世代の友人。 敷島夫人 声 - 谷育子(第2作)、島本須美(第4作) 敷島博士の妻。アニメ第2作では歌子という名前がある。
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主人公とその周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:30 UTC 版)
アーナス 声:M・A・O 本作の主人公。教皇庁の聖騎士(エージェント)。女性。 『夜の君』が斃された際に降り注いだ『青き血』に触れてしまい半妖となって以来、不老かつ吸血体質となる。数世紀を生き続けて自分の名前も忘れるほどに精神を衰弱させていたが、教皇庁に囚われたことがきっかけで自分の名前を思い出し、教兄(ブラザ-)の手引きによって教皇庁の聖騎士となる。 数世紀を生き続け疎まれたが故に、不老の半妖という自らの存在を憎んでいる。 リュリーティスとは学生時代に護衛対象として接触し、当初は任務の都合上友人として振る舞っていたが徐々に心惹かれてゆく。ある時リュリーティスに自身が半妖であることを知られてしまうが、それでもなお半妖である彼女を否定しなかったリュリーティスと親友となった。それ故ルースワール島で彼女が生け贄の聖女に選ばれたことに苦悩し続けることとなる。 好物はチョコレートで、吸血衝動を抑制する効力も持ち合わせているために定期的に摂取している。 主な武器は自らの血で生成される魔剣。また、依代を用いて使い魔を召喚し、戦力として使役する。 次第に事実が次第に明らかになる中、彼女がなにを選択したかによって物語と彼女自身の結末が変わってゆく。 続編である2では「夜の君を倒した伝説の半妖」として半ば伝説的に語られるが、行方不明となっている。 武器チェンジ 『血の奉納』により次第に解放される武装。「剣」「短剣」「銃」「戦鎚」の4つ。それらに加え、終盤の選択肢次第で最強武器『血剣ヨルド』が追加される。解放後は十字ボタンでいつでも変更可能。 リュリーティス/ヨルドの巫女 声:五十嵐裕美 教皇庁の司祭であり、本作のヒロイン。愛称は“リュリュ”。 アーナスとは学生時代以来の親友。初代聖女の血筋であり強力な力を有したため、ルースワール島到着後に教皇庁により当代の『聖女』に選ばれる。 聖女になると誓った翌日からは、ホテル「エンデ」のカフェでウェイトレスの仕事を始めている。ウェイトレス姿の際は彼女のことを「アーナス様」と呼ぶ。 ベッドメイクや掃除などホテルでの仕事はそつなくこなしているが、基本的に何もない場所で頻繁に転ぶほどのドジっ娘体質のトラブルメーカー。料理の腕前も絶望的で、彼女自慢のカップケーキは食べた従魔が昇天し、邪妖の戦争ごっこで手榴弾として扱われる始末。 性格はおっとりしているようで、その実は非常に頑固で意固地。『聖女』としての使命に殉じようとしており、危険を冒してまで彼女を使命から救おうとするアーナスに複雑な感情を抱いている。ヨルドの巫女 夢の世界(ヨルドの祭壇)でのリュリーティス。リュリーティスの姿を取っているが本人では無く、その本体は別の場所にあると示唆される。本人が語るところによれば、それまでの人生と本来の名はヨルドの巫女となった際に捨てたという。 「夢の世界では嘘がつけない」という仕組みのため、リュリーティスの本音を代弁することも。リュリーティスが目覚めてしまうとヨルドの巫女も一時的に消失するという制約がある。 『血の奉納』によりアーナスの戦闘をサポート。また、数々の質問によりアーナスの真意や現状認識を確認する。ヨルドの巫女との会話でリュリーティスの友好度が変化し、エンディングも変化する。 サイモン 声:てらそままさき 教皇庁に協力するホテル「エンデ」の支配人兼カフェのマスター。教皇庁とアーナスの繋ぎ役でサポート役。「依頼」全般を取り扱っている。アーナスのことは「お嬢様」と呼ぶ。 落ち着いていながら陰のある謎めいた雰囲気の男性。少しばかり心配性なのが欠点。元教皇庁の聖騎士であったが、護衛対象であった聖女候補の少女が失踪したことからその任を降りた過去を持つ。 エンデの関係者では一番の常識人。謎解きが好きで過去の事件や教皇庁検閲済みの不完全な資料をもとに真相を探ろうとしており、アーナスに助言や協力を求める。 静寂を好み、音楽を愛する。ゆえに年中口喧嘩ばかりの有角とロイドを疎ましく感じており、リュリーティスのことも若干苦手にしている。 有角教授(あるかどきょうじゅ) 声:松岡禎丞 ホテル「エンデ」の来訪者。一見好青年に見えるが、胡散臭い言動が目立つうえ、妖魔研究者を自称しており、研究対象としてアーナスを追い回したり、しきりに助手に迎えようと誘いを掛けている。だが、その手口や執拗さは正にストーカー。女性の扱いには不慣れで女心をまるで理解しておらず、ロイドからも女性経験が皆無であることを一瞬で見抜かれた。 かなりの変人で危ない発言もあるが妖魔研究を専門とするだけあって、邪妖を元に戻す方法を知っていたり妖魔の種類や性質についての造詣が深い。研究のため邪妖の徘徊する危険な場所に出入りしており、夜間に邪妖をやり過ごして行動する術にも卓越しているが、ヘタレなためピンチに陥ると直ぐに冷静さを失う。彼の正体については終盤にアーナスが個人的な推察を述べるものの、真相は謎。 世界が滅びることは特に気にしておらず、とっくに終わりを迎えているはずの腐った世界を聖女の生贄で延命して何の意味があるのかと、生贄や教皇庁のやり方に疑問を投げかけている。 ロイド 声:日野聡 エンデの宿泊客である行商人。長身で軽薄かつ胡散臭い雰囲気の男。 ロイドと有角のどちらか一人が教皇庁の派遣した助っ人なのだが、全く同じタイミングで現れ自分が「本物」と主張してお互いに譲らず犬猿の仲。 アーナスにとってはどちらも胡散臭くクセが強いため頼みにできないが、有角は情報面、ロイドは物資面でサポートする。ことにロイドに依頼すると可能な「交易」は島で入手不能な唯一の依り代を得る手段。 妖魔や教皇庁にも詳しい一方、邪妖も取引の対象に入れるほどの拝金主義者で守銭奴だが、それゆえに教授同様夜間でも邪妖をやり過ごして行動する術を心得ている。教授よりも肝が据わっていて要領がいいものの、軽薄な言動・行動で周囲から思わぬ反感を買って酷い目に遭わされることも多い。また、利己的な目的からアーナスを依頼という形で散々利用してボロ儲け(その一方で派手に散財している)して彼女を度々呆れさせている。 眼鏡男子という共通項はあるが性格的には対照的な有角教授とは、前述の問題に加え、嗜好の違いもあり年中口論になる。 女誑しの遊び人といった雰囲気の男だがどこか裏のある、読めない一面をのぞかせることもある。 彼の正体も終盤にアーナスが推察を述べるものの謎。よって、どちらが本当の協力者であったかも不明である。 黒猫 アーナス、リュリーティスに纏わり付く謎多き存在。 ホテル内、夜時間のフィールド、ヨルドの祭壇などどこにでも出入り自在で神出鬼没。 ストーリーの幕間で時折教皇と会話している様子が描かれ、また一部の従魔からは相当の実力者であることが示唆されている。 物を呑み込む悪い癖があり、アーナスを度々引っ張り回しては困らせる。 正体に関しては後述。
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